12 / 14
第012話 別次元の効率
しおりを挟む
成し遂げてしまった。命懸けで。
最強の守護神を獲得してしまったのだ。
出来れば成功の余韻に浸り、名前を付けたいところ。
しかし、他のゴーレムが居るのでまずは安全圏に撤退だ。
「悪いが少しインベントリの中でお休みしてもらうぜ」
「かしこまったでござる!」
変な話し方だ。
安土桃山時代かよ、と思うも気にしない。
俺はツッコミを省き、インベントリにゴーレムを戻した。
それから全力でその場から離脱する。
カルクナールのおかげで、スイスイのスイーの撤退だ。
◇
前に【魔物配合】で利用した草原まで駆け抜けた。
そこまでくれば敵の恐れがないので、落ち着いて作業出来る。
インベントリからゴブオとスラ吉、それにプラチナゴーレムを召喚。
「わぁー、おおきい!」
「オラの何倍だコレー」
「よろしくでござる」
顔合わせをサクッと済ませ、名前を考える。
「なぁ、何か希望の名前はあるか?」
ゴーレムは「ないでござる」と即答する。
それから、「殿の命名に従うでござる」と続けた。
「俺が決めるのか。なら……」
少し悩んで、俺は名前を決める。
「ロックにしよう。お前の名前はロックだ」
「ロックでござるか」
「おう、異議があるなら変更するが」
「とんでもないでござる! 良い名前でござる!」
「ならばロックで決定だな」
名前が決定したところで、今度はステータスの確認だ。
―――――――――――――――――
・名 前:ロック
・種族名:プラチナゴーレム
・ベース:プラチナゴーレム
・性 別:オス
・ランク:A
・レベル:1
・H P:4,800
・筋 力:36
・敏 捷:60
・知 識:12
・魔 力:12
・耐久力:600
―――――――――――――――――
流石はAランク。
最初から脅威のステータスをしている。
特に目立つのが耐久度とHPの高さだ。
「情報通りのステータスだな、ロック。性別も含めて希望通りだ」
「そう言われると拙者、すこぶる嬉しいでござる!」
ロックは配合予定がない。
だから、性別補正の付くオスで良かった。
「質問だけど、【ヘイトアップ】は使えるか?」
「それは何でござる?」
「敵の注意を引き付けるスキルだ。覚えているだろ?」
ロックが「あぁ」と理解する。
「使えるでござる! 拙者の取り柄は守ることでござる!」
そう、こいつは戦闘の防御を一手に引き受ける存在なのだ。
ネットゲームなら『タンク』などと呼ばれるタイプ。
俗に【ヘイトアップ】と呼ばれるスキルで敵の気を自分に向け、防御に特化した強靱な肉体であらゆる攻撃を受けきる。こいつが生きている限り、残りのメンバーは攻撃に専念できるのだ。
「これで全ての駒が揃った」
もはや奴隷の購入費を稼ぐのは容易だ。
ロックを軽く育てた後は、Cランクの敵を乱獲してやる。
敵の攻撃をロックが受けるから、ゴブオとスラ吉も安全だ。
「エルフ美女とのウハウハは目前だ。行くぞ!」
右手を突き上げ、大興奮で草原を歩き出す。
仲間達は「「「おおー!」」」と元気に続いた。
◇
有言実行。
翌日はロックのレベル上げに励んだ。
早朝から休みなく狩りに明け暮れ、ロックのレベルが8になる。
Aランクのモンスターというだけあり、レベルの上昇速度が遅い。
しかし、何の問題もなかった。
―――――――――――――――――
・名 前:ロック
・種族名:プラチナゴーレム
・ベース:プラチナゴーレム
・性 別:オス
・ランク:A
・レベル:8
・H P:9,354
・筋 力:70
・敏 捷:117
・知 識:23
・魔 力:23
・耐久力:1,169
―――――――――――――――――
高ランクだから成長率が凄まじいのだ。
レベル1の時と比較して、防御性能が約2倍である。
更に敏捷もかなりのものだ。もはや我が軍一の俊足である。
文句なしにトップレベルの守護神だ。
◇
さらに翌日。
俺はCランクの敵を討伐するクエストを受注することにした。
「あれ、クエストカードの情報がいつもと違うぞ」
カードを受け取った瞬間に気づく。
―――――――――――――――――
【依頼名】討伐:アリウラネの宿
【内 容】アリウラネの宿に棲息しているモンスターの討伐
【達成率】討伐数:0体
【報 酬】1体につき金貨10枚
【期 限】3日
―――――――――――――――――
まず、いつもと違って【報酬】という項目が増えているのだ。
それだけではなく、【達成率】の表記方法もいつもと違っている。
これまでならば『0/5体』みたいな表記だった。
「Cランク以降のモンスターを対象とする討伐クエストでは、討伐数に制限はございません。大抵の狩場が遠いから往復が困難である上に、C級以上の敵を乱獲出来る冒険者が少ないからです」
困惑する俺に、受付嬢が説明してくれた。
「倒せるだけ倒してから報告すればいいということか」
「その通りです。また、報酬はインベントリに直接振り込みとなります」
「これまでは手渡しだったのに、そこも変わるということか」
「最初は変化に戸惑うかもしれませんが、ご了承下さいませ」
「問題ない。利便性が高まってありがたいだけさ」
狩場と街の往復が最も時間の無駄であった。
それがなくなるというのは、この上なく素晴らしい。
しかも報酬が桁違いだ。1体倒すだけで金貨10枚とはな。
たった100体倒すだけで奴隷のエルフを買うことが出来る。
「テンションが上がって来たぜ!」
リズミカルにスキップしながら、俺は冒険者ギルドを発った。
◇
今回の狩場<アリウラネの宿>は、Cランクの中では割と近い。
徒歩で片道2時間程度の距離である。馬車を使えば20分くらいだ。
当然ながら、俺は馬車を使用した。残っている金を全プッシュだ。
これから大金を稼ぐというのに、端金など気にするものか。
「6時間後にまた戻ってきます。到着してから20分は待機していますが、その間に戻られなかった場合には引き返しますのでご了承下さい」
目的地で俺を下ろした御者が説明する。
説明を終えると、御者は街に戻っていった。
馬車を見送った後、俺はペット達を召喚する。
ゴブオ、スラ吉、ロック。我が三銃士が勢揃いだ。
「さぁ、目の前にある森で暴れるぞ」
「頑張るどー」
「がんばりますぅ!」
「守りは拙者にお任せでござる」
<アリウラネの宿>は<ラウドの森>を彷彿させる大樹の多い森だ。
棲息しているモンスターは様々だが、例外なくCランクである。
ロックが居る以上、もはや怖くない。
「しゅっぱーつ!」
俺達は<アリウラネの宿>に足を踏み入れた。
◇
森の中は薄暗くて気味が悪かった。
視界も悪く、今までであれば奇襲を警戒する。
しかし、今はロックが同行している限り問題ない。
背後から、「キェェェェェック!」とモンスターに襲われても、
攻撃を受けるのは鉄壁の守護神のプラチナゴーレム“ロック”だ。
「む? 何かが拙者を攻撃してきたでござる?」
ロックは圧倒的な余裕をかましていた。
その余裕は虚勢ではない。
耐久度が高すぎて、HPが1しか減っていないのだ。
「敵ですぅ!」
「オラ達の敵だー!」
ロックが攻撃を受けた後、ゴブオとスラ吉が反撃する。
ロックに夢中の敵を、背後から確実に攻め込んで仕留めた。
「これならぼくたちも安全だぁ!」
「ロックはすごいぜー。オラ憧れるダー」
「お二人もお見事でござったよ」
何の苦労をすることもなく、あっさりと勝利する。
「これで金貨10枚か」
今までの苦労が馬鹿らしい稼ぎだ。
この調子なら、数日中にゲットできるぞ。
美女エルフの奴隷を!
「ひゃっほおおおおおおおおおおう!」
今後を妄想し、俺は叫んでしまった。
最強の守護神を獲得してしまったのだ。
出来れば成功の余韻に浸り、名前を付けたいところ。
しかし、他のゴーレムが居るのでまずは安全圏に撤退だ。
「悪いが少しインベントリの中でお休みしてもらうぜ」
「かしこまったでござる!」
変な話し方だ。
安土桃山時代かよ、と思うも気にしない。
俺はツッコミを省き、インベントリにゴーレムを戻した。
それから全力でその場から離脱する。
カルクナールのおかげで、スイスイのスイーの撤退だ。
◇
前に【魔物配合】で利用した草原まで駆け抜けた。
そこまでくれば敵の恐れがないので、落ち着いて作業出来る。
インベントリからゴブオとスラ吉、それにプラチナゴーレムを召喚。
「わぁー、おおきい!」
「オラの何倍だコレー」
「よろしくでござる」
顔合わせをサクッと済ませ、名前を考える。
「なぁ、何か希望の名前はあるか?」
ゴーレムは「ないでござる」と即答する。
それから、「殿の命名に従うでござる」と続けた。
「俺が決めるのか。なら……」
少し悩んで、俺は名前を決める。
「ロックにしよう。お前の名前はロックだ」
「ロックでござるか」
「おう、異議があるなら変更するが」
「とんでもないでござる! 良い名前でござる!」
「ならばロックで決定だな」
名前が決定したところで、今度はステータスの確認だ。
―――――――――――――――――
・名 前:ロック
・種族名:プラチナゴーレム
・ベース:プラチナゴーレム
・性 別:オス
・ランク:A
・レベル:1
・H P:4,800
・筋 力:36
・敏 捷:60
・知 識:12
・魔 力:12
・耐久力:600
―――――――――――――――――
流石はAランク。
最初から脅威のステータスをしている。
特に目立つのが耐久度とHPの高さだ。
「情報通りのステータスだな、ロック。性別も含めて希望通りだ」
「そう言われると拙者、すこぶる嬉しいでござる!」
ロックは配合予定がない。
だから、性別補正の付くオスで良かった。
「質問だけど、【ヘイトアップ】は使えるか?」
「それは何でござる?」
「敵の注意を引き付けるスキルだ。覚えているだろ?」
ロックが「あぁ」と理解する。
「使えるでござる! 拙者の取り柄は守ることでござる!」
そう、こいつは戦闘の防御を一手に引き受ける存在なのだ。
ネットゲームなら『タンク』などと呼ばれるタイプ。
俗に【ヘイトアップ】と呼ばれるスキルで敵の気を自分に向け、防御に特化した強靱な肉体であらゆる攻撃を受けきる。こいつが生きている限り、残りのメンバーは攻撃に専念できるのだ。
「これで全ての駒が揃った」
もはや奴隷の購入費を稼ぐのは容易だ。
ロックを軽く育てた後は、Cランクの敵を乱獲してやる。
敵の攻撃をロックが受けるから、ゴブオとスラ吉も安全だ。
「エルフ美女とのウハウハは目前だ。行くぞ!」
右手を突き上げ、大興奮で草原を歩き出す。
仲間達は「「「おおー!」」」と元気に続いた。
◇
有言実行。
翌日はロックのレベル上げに励んだ。
早朝から休みなく狩りに明け暮れ、ロックのレベルが8になる。
Aランクのモンスターというだけあり、レベルの上昇速度が遅い。
しかし、何の問題もなかった。
―――――――――――――――――
・名 前:ロック
・種族名:プラチナゴーレム
・ベース:プラチナゴーレム
・性 別:オス
・ランク:A
・レベル:8
・H P:9,354
・筋 力:70
・敏 捷:117
・知 識:23
・魔 力:23
・耐久力:1,169
―――――――――――――――――
高ランクだから成長率が凄まじいのだ。
レベル1の時と比較して、防御性能が約2倍である。
更に敏捷もかなりのものだ。もはや我が軍一の俊足である。
文句なしにトップレベルの守護神だ。
◇
さらに翌日。
俺はCランクの敵を討伐するクエストを受注することにした。
「あれ、クエストカードの情報がいつもと違うぞ」
カードを受け取った瞬間に気づく。
―――――――――――――――――
【依頼名】討伐:アリウラネの宿
【内 容】アリウラネの宿に棲息しているモンスターの討伐
【達成率】討伐数:0体
【報 酬】1体につき金貨10枚
【期 限】3日
―――――――――――――――――
まず、いつもと違って【報酬】という項目が増えているのだ。
それだけではなく、【達成率】の表記方法もいつもと違っている。
これまでならば『0/5体』みたいな表記だった。
「Cランク以降のモンスターを対象とする討伐クエストでは、討伐数に制限はございません。大抵の狩場が遠いから往復が困難である上に、C級以上の敵を乱獲出来る冒険者が少ないからです」
困惑する俺に、受付嬢が説明してくれた。
「倒せるだけ倒してから報告すればいいということか」
「その通りです。また、報酬はインベントリに直接振り込みとなります」
「これまでは手渡しだったのに、そこも変わるということか」
「最初は変化に戸惑うかもしれませんが、ご了承下さいませ」
「問題ない。利便性が高まってありがたいだけさ」
狩場と街の往復が最も時間の無駄であった。
それがなくなるというのは、この上なく素晴らしい。
しかも報酬が桁違いだ。1体倒すだけで金貨10枚とはな。
たった100体倒すだけで奴隷のエルフを買うことが出来る。
「テンションが上がって来たぜ!」
リズミカルにスキップしながら、俺は冒険者ギルドを発った。
◇
今回の狩場<アリウラネの宿>は、Cランクの中では割と近い。
徒歩で片道2時間程度の距離である。馬車を使えば20分くらいだ。
当然ながら、俺は馬車を使用した。残っている金を全プッシュだ。
これから大金を稼ぐというのに、端金など気にするものか。
「6時間後にまた戻ってきます。到着してから20分は待機していますが、その間に戻られなかった場合には引き返しますのでご了承下さい」
目的地で俺を下ろした御者が説明する。
説明を終えると、御者は街に戻っていった。
馬車を見送った後、俺はペット達を召喚する。
ゴブオ、スラ吉、ロック。我が三銃士が勢揃いだ。
「さぁ、目の前にある森で暴れるぞ」
「頑張るどー」
「がんばりますぅ!」
「守りは拙者にお任せでござる」
<アリウラネの宿>は<ラウドの森>を彷彿させる大樹の多い森だ。
棲息しているモンスターは様々だが、例外なくCランクである。
ロックが居る以上、もはや怖くない。
「しゅっぱーつ!」
俺達は<アリウラネの宿>に足を踏み入れた。
◇
森の中は薄暗くて気味が悪かった。
視界も悪く、今までであれば奇襲を警戒する。
しかし、今はロックが同行している限り問題ない。
背後から、「キェェェェェック!」とモンスターに襲われても、
攻撃を受けるのは鉄壁の守護神のプラチナゴーレム“ロック”だ。
「む? 何かが拙者を攻撃してきたでござる?」
ロックは圧倒的な余裕をかましていた。
その余裕は虚勢ではない。
耐久度が高すぎて、HPが1しか減っていないのだ。
「敵ですぅ!」
「オラ達の敵だー!」
ロックが攻撃を受けた後、ゴブオとスラ吉が反撃する。
ロックに夢中の敵を、背後から確実に攻め込んで仕留めた。
「これならぼくたちも安全だぁ!」
「ロックはすごいぜー。オラ憧れるダー」
「お二人もお見事でござったよ」
何の苦労をすることもなく、あっさりと勝利する。
「これで金貨10枚か」
今までの苦労が馬鹿らしい稼ぎだ。
この調子なら、数日中にゲットできるぞ。
美女エルフの奴隷を!
「ひゃっほおおおおおおおおおおう!」
今後を妄想し、俺は叫んでしまった。
0
お気に入りに追加
69
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
男女比がおかしい世界に来たのでVtuberになろうかと思う
月乃糸
大衆娯楽
男女比が1:720という世界に転生主人公、都道幸一改め天野大知。 男に生まれたという事で悠々自適な生活を送ろうとしていたが、ふとVtuberを思い出しVtuberになろうと考えだす。 ブラコンの姉妹に囲まれながら楽しく活動!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる