12 / 12
第012話 最強の前兆⑦
しおりを挟む
ボスを倒したことで満足した俺達は、速やかに<フォーリン大監獄>を離脱した。ダンジョンを出ると、特に寄り道することもなくホームタウンの<マンダリン>を目指す。
「ねーねー!」
帰りの道中で、ヘレナが言ってきた。
「今後も一緒に活動しない!?」
このように言われた場合、大体の人間は以下のように答える。
「どうして一緒がいいの?」
「なんでそんな風に思ったの?」
「俺達に寄生しようとはいい度胸だな」
「見ず知らずの人と今後も一緒というのは……」
この4通りが鉄板だろう。
しかし、俺と眼鏡岡は違っていた。
「もちろんでござる!」
「喜んで! 今後もよろしく!」
即答、即断、即決。
満場一致で全力の承諾。
「わお! 思ったよりもあっさりOKしてくれたね!」
「ヘレナ氏の頼みなら拙者犬にだってなるでござるよ!」
眼鏡岡が「ワォーン」と吼える。
ヘレナは「いやいや」と苦笑い。
俺も苦笑いを浮かべていたが、気持ちは分かる。
これほどの美女ならば、よほど性悪だったとしても気にしない。
なのにヘレナは性悪ではないときた。最高だ。最高すぎる。
しかし、「美女だから当然さ」などとは口が裂けても言えない。
「ヘレナのサポートは俺達も助かるからな。それに、俺の子守をしてくれるのもありがたい。眼鏡岡は前衛で敵を引き付ける性質上、どうしてもこちらには目が行かないから」
だから戦闘面での貢献度を褒めた。
偽りのない賞賛だから、素直に言葉が出てくる。
ヘレナは「そう言ってもらえると嬉しいよ」と頬を緩める。
それから、ニコッと笑ってこう言った。
「今後は仲間としてよろしくね!」
俺と眼鏡岡は「よろしく!」と叫ぶのであった。
◇
街に戻ると、冒険者ギルドでクエスト達成の報告をした。
「ボスモンスターの討伐、おめでとうございます」
受付嬢のリリアが拍手をくれる。
それと同時に、多額の報酬が振り込まれた。
これまでの数十倍に相当する額で、文字通り桁違いだ。
「これで装備を新調出来るでござるな!」
「ますます強くなってしまうぜ」
「マサトもヤスヒコも頼もしいねぇー!」
俺達はひとしきり盛り上がると、装備の新調に向かった。
◇
武器屋と防具屋で装備を新調する。
これまで装備していた物を売り、新たな物を買う。
「ヘレナ、質問いいかい?」
購入する武器を選びながらヘレナに尋ねる。
彼女は「ホイホイサー」と軽い調子で返してきた。
「レア度がBランク以上の装備はどこで手に入れられるの?」
街の武具屋にはレア度Cまでの品しかない。
Cの上にはB、A、Sと続くはずなのに。
「B以上の武器は宝箱かドロップだよー」
普通の人間なら「なんだそれ?」と驚くはず。
しかし、ネットゲームで鍛えられていた俺達は違った。
「なるほど。ドロップもあるのか」
「宝箱も見たことがないでござるな」
あっさりと適用する。
そこに疑問の余地はなかった。
「私達のレベルだと無縁だねー。宝箱やドロップはもっと強力なダンジョンになってからだもん」
「そっかそっか」
いずれは自力で装備を発掘する必要があるわけだ。
まぁ、今のところはまるで無縁だからどうでもいいな。
「それじゃ、俺は“アルマジロスタッフ”を購入するよ」
アルマジロスタッフは、先端がアルマジロの形をした杖だ。
見た目は女向けの可愛らしい感じだが、効果は申し分ない。
===============
【武器名】アルマジロスタッフ
【レア度】C
【性 能】
├MP:23
├物理攻撃力:6
└魔法攻撃力:25
===============
これまでの武器から大幅な成長となる。
「拙者も同じ物を買うでござる!」
眼鏡岡が便乗してくる。
俺は「勘弁しろよ」と苦笑いで言った。
「野郎同士でこんなに可愛い武器のお揃いとか嫌だぜ」
「ぐぬぬ……。ならばクリスタルロッドにするでござる」
クリスタルロッドもC級の武器である。
アルマジロスタッフと比較すると、やや物理攻撃よりだ。
物理攻撃力が高い分、MPと魔法攻撃力が低い。
===============
【武器名】クリスタルロッド
【レア度】C
【性 能】
├MP:20
├物理攻撃力:11
└魔法攻撃力:21
===============
俺達が装備を新調する一方、ヘレナは武器を買わなかった。
「ヘレナも新調したらいいのに」
「私はしばらくお金を貯めたいんだよねー」
ヘレナが「だから今日はパス!」と手を合わせる。
強化できるのに強化しなくてすまんな、といった意味だろう。
「別にかまわないけど、お金を貯めてどうするの?」
「うーん、今のところは未定! 家を買うのもいいし、はたまた、ひたすらだらけて過ごすのもいい! 貯まったお金を見てあれこれ妄想するのが好きなんだよねー」
俺は「なるほど」と納得した。
自分がそうすることはないけれど、気持ちは理解できる。
話が終わった後は、防具屋で防具を新調した。
武器と違って防具はお揃いだ。ステルス化できるから。
嬉しい誤算は「私もそれ買うー!」とヘレナが便乗したこと。
おかげで、3人揃って同じ防具となった。
===============
【防具名】ラクリマクラリカ
【レア度】C
【性 能】
├HP:28
├物理防御力:19
└魔法防御力:19
===============
名前から見た目が想像出来ない防具だ。
だから、購入した後にステルス化を解除してみた。
「なんだこれ」
「肩パッド……でござるか?」
「ださーい!」
世紀末の不良が付けそうなトゲトゲの肩パッドだ。
これが『ラクリマクラリカ』という防具らしい。
当然ながら、秒速で再度のステルス化するのであった。
「装備の新調でべらぼうに強くなったな」
「そうでござるな」
ステータスの伸び具合がえげつない。
俺でさえHPが4,200もあるのだ。眼鏡岡に至っては1万を突破していやがる。攻撃力の伸びも同様に凄まじい。眼鏡岡の魔法攻撃力は、これまでの俺より高いのだ。ちなみに、今の俺の魔法攻撃力は1,125である。
流石はレア度Cの強力装備だ。
今日の稼ぎを全て吸い尽くすだけの価値はある。
「今後の予定だけど、しばらくは<フォーリン大監獄>でレベルを上げながら金を稼いで、少し貯まったら新たなダンジョンに挑戦するってことでいいかな?」
装備の新調が終わり、酒場に向かう道中の会話だ。
俺が提案すると、他の2人は渋ることなく承諾した。
だから、俺は「じゃあそういうことで」と話を締めくくる。
「ところで、2人って休みの日は何してるの?」
酒場に入ると、ヘレナが尋ねてきた。
俺と眼鏡岡は互いを見た後、返答に窮する。
数秒の沈黙を経て、俺が代表して答えた。
「俺達、この世界に来てから休んだことないんだよね」
そう、今日まで一度も休んでいないのだ。
狩りがあまりにも楽しいから、毎日狩りに明け暮れていた。
異世界サイコーッと叫びながらスキルをぶっ放していたわけだ。
「それ! たまに云うよね“この世界”って! それも気になってたの!」
ヘレナが突っ込んでくる。
俺達はますます返答に窮した。
真実を話しても信じて貰えるとは思えないからだ。
逆の立場なら俺は信じない。絶対に。与太だと思う。
だから、「信じないと思うけど」と前置きをしてから話す。
「実は俺達――」
ありのままを話した。
地球という惑星の日本という国に住んでいたこと。
ある日突然、気がつくとこの世界に転移していたこと。
ゲーム脳を活かしたおかげでかなり快適であること。
「――とまぁそんなわけさ」
話し終えた時、俺の表情は暗かった。
眼鏡岡も同様の表情をしている。
絶対に変人と思われたに違いないからだ。
しかし、ヘレナの反応は俺達の予想と違っていた。
「わお! ちょー凄いじゃん! マサトとヤスヒコのぶっとんだステータス振りとかも納得だよー! あと、只野氏とか眼鏡岡とかいう呼び方も! へぇー地球って星があるんだ! 行ってみたいなー日本に!」
俺達は口を揃えて言った。
「日本はクソだ」
「日本はクソでござる」
これほど素晴らしい世界から日本に行きたい?
ハハ、馬鹿も休み休み言いなさいってなものだ。
俺達の即答に、ヘレナは圧倒されるのであった。
――――――――――――――――――
■現時点でのステータス
===============
【名 前】マサト
【年 齢】17
【種 族】人間
【レベル】11
【筋 力】5
【敏 捷】5
【健 康】15
【魔 力】45
【H P】4,200
【M P】10,350
【攻撃力】
├物理攻撃力:30
└魔法攻撃力:1,125
【防御力】
├物理防御力:285
└魔法防御力:285
【装備】
├武器:アルマジロスタッフ
└防具:ラクリマクラリカ
【スキル】
└ラカリフサの裁き:20
===============
【名 前】ヤスヒコ
【年 齢】17
【種 族】人間
【レベル】11
【筋 力】5
【敏 捷】5
【健 康】45
【魔 力】15
【H P】12,600
【M P】3,000
【攻撃力】
├物理攻撃力:55
└魔法攻撃力:315
【防御力】
├物理防御力:855
└魔法防御力:855
【装備】
├武器:クリスタルロッド
└防具:ラクリマクラリカ
【スキル】
├ヘイトアップ:10
├リジェネ:5
└ヒーリング:5
===============
【名 前】ヘレナ
【年 齢】17
【種 族】人間
【レベル】14
【筋 力】17
【敏 捷】16
【健 康】31
【魔 力】21
【H P】8,680
【M P】840
【攻撃力】
├物理攻撃力:119
└魔法攻撃力:63
【防御力】
├物理防御力:589
└魔法防御力:589
【装備】
├武器:シルビアダガー
└防具:ラクリマクラリカ
【スキル】
├エレメンタルマジック:10
├サブロゲーション(CT):8
└サブロゲーション(MP):8
===============
「ねーねー!」
帰りの道中で、ヘレナが言ってきた。
「今後も一緒に活動しない!?」
このように言われた場合、大体の人間は以下のように答える。
「どうして一緒がいいの?」
「なんでそんな風に思ったの?」
「俺達に寄生しようとはいい度胸だな」
「見ず知らずの人と今後も一緒というのは……」
この4通りが鉄板だろう。
しかし、俺と眼鏡岡は違っていた。
「もちろんでござる!」
「喜んで! 今後もよろしく!」
即答、即断、即決。
満場一致で全力の承諾。
「わお! 思ったよりもあっさりOKしてくれたね!」
「ヘレナ氏の頼みなら拙者犬にだってなるでござるよ!」
眼鏡岡が「ワォーン」と吼える。
ヘレナは「いやいや」と苦笑い。
俺も苦笑いを浮かべていたが、気持ちは分かる。
これほどの美女ならば、よほど性悪だったとしても気にしない。
なのにヘレナは性悪ではないときた。最高だ。最高すぎる。
しかし、「美女だから当然さ」などとは口が裂けても言えない。
「ヘレナのサポートは俺達も助かるからな。それに、俺の子守をしてくれるのもありがたい。眼鏡岡は前衛で敵を引き付ける性質上、どうしてもこちらには目が行かないから」
だから戦闘面での貢献度を褒めた。
偽りのない賞賛だから、素直に言葉が出てくる。
ヘレナは「そう言ってもらえると嬉しいよ」と頬を緩める。
それから、ニコッと笑ってこう言った。
「今後は仲間としてよろしくね!」
俺と眼鏡岡は「よろしく!」と叫ぶのであった。
◇
街に戻ると、冒険者ギルドでクエスト達成の報告をした。
「ボスモンスターの討伐、おめでとうございます」
受付嬢のリリアが拍手をくれる。
それと同時に、多額の報酬が振り込まれた。
これまでの数十倍に相当する額で、文字通り桁違いだ。
「これで装備を新調出来るでござるな!」
「ますます強くなってしまうぜ」
「マサトもヤスヒコも頼もしいねぇー!」
俺達はひとしきり盛り上がると、装備の新調に向かった。
◇
武器屋と防具屋で装備を新調する。
これまで装備していた物を売り、新たな物を買う。
「ヘレナ、質問いいかい?」
購入する武器を選びながらヘレナに尋ねる。
彼女は「ホイホイサー」と軽い調子で返してきた。
「レア度がBランク以上の装備はどこで手に入れられるの?」
街の武具屋にはレア度Cまでの品しかない。
Cの上にはB、A、Sと続くはずなのに。
「B以上の武器は宝箱かドロップだよー」
普通の人間なら「なんだそれ?」と驚くはず。
しかし、ネットゲームで鍛えられていた俺達は違った。
「なるほど。ドロップもあるのか」
「宝箱も見たことがないでござるな」
あっさりと適用する。
そこに疑問の余地はなかった。
「私達のレベルだと無縁だねー。宝箱やドロップはもっと強力なダンジョンになってからだもん」
「そっかそっか」
いずれは自力で装備を発掘する必要があるわけだ。
まぁ、今のところはまるで無縁だからどうでもいいな。
「それじゃ、俺は“アルマジロスタッフ”を購入するよ」
アルマジロスタッフは、先端がアルマジロの形をした杖だ。
見た目は女向けの可愛らしい感じだが、効果は申し分ない。
===============
【武器名】アルマジロスタッフ
【レア度】C
【性 能】
├MP:23
├物理攻撃力:6
└魔法攻撃力:25
===============
これまでの武器から大幅な成長となる。
「拙者も同じ物を買うでござる!」
眼鏡岡が便乗してくる。
俺は「勘弁しろよ」と苦笑いで言った。
「野郎同士でこんなに可愛い武器のお揃いとか嫌だぜ」
「ぐぬぬ……。ならばクリスタルロッドにするでござる」
クリスタルロッドもC級の武器である。
アルマジロスタッフと比較すると、やや物理攻撃よりだ。
物理攻撃力が高い分、MPと魔法攻撃力が低い。
===============
【武器名】クリスタルロッド
【レア度】C
【性 能】
├MP:20
├物理攻撃力:11
└魔法攻撃力:21
===============
俺達が装備を新調する一方、ヘレナは武器を買わなかった。
「ヘレナも新調したらいいのに」
「私はしばらくお金を貯めたいんだよねー」
ヘレナが「だから今日はパス!」と手を合わせる。
強化できるのに強化しなくてすまんな、といった意味だろう。
「別にかまわないけど、お金を貯めてどうするの?」
「うーん、今のところは未定! 家を買うのもいいし、はたまた、ひたすらだらけて過ごすのもいい! 貯まったお金を見てあれこれ妄想するのが好きなんだよねー」
俺は「なるほど」と納得した。
自分がそうすることはないけれど、気持ちは理解できる。
話が終わった後は、防具屋で防具を新調した。
武器と違って防具はお揃いだ。ステルス化できるから。
嬉しい誤算は「私もそれ買うー!」とヘレナが便乗したこと。
おかげで、3人揃って同じ防具となった。
===============
【防具名】ラクリマクラリカ
【レア度】C
【性 能】
├HP:28
├物理防御力:19
└魔法防御力:19
===============
名前から見た目が想像出来ない防具だ。
だから、購入した後にステルス化を解除してみた。
「なんだこれ」
「肩パッド……でござるか?」
「ださーい!」
世紀末の不良が付けそうなトゲトゲの肩パッドだ。
これが『ラクリマクラリカ』という防具らしい。
当然ながら、秒速で再度のステルス化するのであった。
「装備の新調でべらぼうに強くなったな」
「そうでござるな」
ステータスの伸び具合がえげつない。
俺でさえHPが4,200もあるのだ。眼鏡岡に至っては1万を突破していやがる。攻撃力の伸びも同様に凄まじい。眼鏡岡の魔法攻撃力は、これまでの俺より高いのだ。ちなみに、今の俺の魔法攻撃力は1,125である。
流石はレア度Cの強力装備だ。
今日の稼ぎを全て吸い尽くすだけの価値はある。
「今後の予定だけど、しばらくは<フォーリン大監獄>でレベルを上げながら金を稼いで、少し貯まったら新たなダンジョンに挑戦するってことでいいかな?」
装備の新調が終わり、酒場に向かう道中の会話だ。
俺が提案すると、他の2人は渋ることなく承諾した。
だから、俺は「じゃあそういうことで」と話を締めくくる。
「ところで、2人って休みの日は何してるの?」
酒場に入ると、ヘレナが尋ねてきた。
俺と眼鏡岡は互いを見た後、返答に窮する。
数秒の沈黙を経て、俺が代表して答えた。
「俺達、この世界に来てから休んだことないんだよね」
そう、今日まで一度も休んでいないのだ。
狩りがあまりにも楽しいから、毎日狩りに明け暮れていた。
異世界サイコーッと叫びながらスキルをぶっ放していたわけだ。
「それ! たまに云うよね“この世界”って! それも気になってたの!」
ヘレナが突っ込んでくる。
俺達はますます返答に窮した。
真実を話しても信じて貰えるとは思えないからだ。
逆の立場なら俺は信じない。絶対に。与太だと思う。
だから、「信じないと思うけど」と前置きをしてから話す。
「実は俺達――」
ありのままを話した。
地球という惑星の日本という国に住んでいたこと。
ある日突然、気がつくとこの世界に転移していたこと。
ゲーム脳を活かしたおかげでかなり快適であること。
「――とまぁそんなわけさ」
話し終えた時、俺の表情は暗かった。
眼鏡岡も同様の表情をしている。
絶対に変人と思われたに違いないからだ。
しかし、ヘレナの反応は俺達の予想と違っていた。
「わお! ちょー凄いじゃん! マサトとヤスヒコのぶっとんだステータス振りとかも納得だよー! あと、只野氏とか眼鏡岡とかいう呼び方も! へぇー地球って星があるんだ! 行ってみたいなー日本に!」
俺達は口を揃えて言った。
「日本はクソだ」
「日本はクソでござる」
これほど素晴らしい世界から日本に行きたい?
ハハ、馬鹿も休み休み言いなさいってなものだ。
俺達の即答に、ヘレナは圧倒されるのであった。
――――――――――――――――――
■現時点でのステータス
===============
【名 前】マサト
【年 齢】17
【種 族】人間
【レベル】11
【筋 力】5
【敏 捷】5
【健 康】15
【魔 力】45
【H P】4,200
【M P】10,350
【攻撃力】
├物理攻撃力:30
└魔法攻撃力:1,125
【防御力】
├物理防御力:285
└魔法防御力:285
【装備】
├武器:アルマジロスタッフ
└防具:ラクリマクラリカ
【スキル】
└ラカリフサの裁き:20
===============
【名 前】ヤスヒコ
【年 齢】17
【種 族】人間
【レベル】11
【筋 力】5
【敏 捷】5
【健 康】45
【魔 力】15
【H P】12,600
【M P】3,000
【攻撃力】
├物理攻撃力:55
└魔法攻撃力:315
【防御力】
├物理防御力:855
└魔法防御力:855
【装備】
├武器:クリスタルロッド
└防具:ラクリマクラリカ
【スキル】
├ヘイトアップ:10
├リジェネ:5
└ヒーリング:5
===============
【名 前】ヘレナ
【年 齢】17
【種 族】人間
【レベル】14
【筋 力】17
【敏 捷】16
【健 康】31
【魔 力】21
【H P】8,680
【M P】840
【攻撃力】
├物理攻撃力:119
└魔法攻撃力:63
【防御力】
├物理防御力:589
└魔法防御力:589
【装備】
├武器:シルビアダガー
└防具:ラクリマクラリカ
【スキル】
├エレメンタルマジック:10
├サブロゲーション(CT):8
└サブロゲーション(MP):8
===============
0
お気に入りに追加
32
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
最強執事の恩返し~大魔王を倒して100年ぶりに戻ってきたら世話になっていた侯爵家が没落していました。恩返しのため復興させます~
榊与一
ファンタジー
異世界転生した日本人、大和猛(やまとたける)。
彼は異世界エデンで、コーガス侯爵家によって拾われタケル・コーガスとして育てられる。
それまでの孤独な人生で何も持つ事の出来なかった彼にとって、コーガス家は生まれて初めて手に入れた家であり家族だった。
その家を守るために転生時のチート能力で魔王を退け。
そしてその裏にいる大魔王を倒すため、タケルは魔界に乗り込んだ。
――それから100年。
遂にタケルは大魔王を討伐する事に成功する。
そして彼はエデンへと帰還した。
「さあ、帰ろう」
だが余りに時間が立ちすぎていた為に、タケルの事を覚えている者はいない。
それでも彼は満足していた。
何故なら、コーガス家を守れたからだ。
そう思っていたのだが……
「コーガス家が没落!?そんな馬鹿な!?」
これは世界を救った勇者が、かつて自分を拾い温かく育ててくれた没落した侯爵家をチートな能力で再興させる物語である。
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
*****************************
***毎日更新しています。よろしくお願いいたします。***
*****************************
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる