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012 ランク補正の真骨頂
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ゴブリンはネネイを押し倒し、馬乗りになった。
「ゴブゥ!」
更に、右の拳をネネイに向かって振り下ろす。
ネネイは咄嗟に腕を上げて、籠手でガードした。
先日、リーネに教わったダメージ仕様で考えてみる。
たしかゴブリンは攻撃力と防御力の両方が高くても5前後。
一方、ネネイの攻撃力と防御力はどちらも15。
ネネイは攻撃と防御の両面において、ランクが1段階上がる。
デフォルトの防御ランクがFだから、Eになるわけだ。
そして、ゴブリンに攻撃ランクはF。
つまり――。
「あうー……って、痛くないなの!?」
大したダメージにはならない。
ランク差によって、ダメージが大きく軽減された。
籠手で防いでいるから、同ランクでも大差ないダメージだったはず。
それがランク補正込みだと、ノーダメージと言えるだろう。
「ネネイ! 反撃だ!」
「はいなの!」
俺に声に反応して、ネネイが反撃する。
マウントを取られている状態では、流石に剣を振れない。
ネネイは右手に剣を持ったまま、左手でゴブリンの脇腹を殴った。
可愛らしいネネイの左フックが炸裂する。
「ゴヴォ!!!!!!!」
ゴブリンが凄まじい勢いで横に吹っ飛んだ。
まるで助走を付けて蹴られたサッカーボールのよう。
「ゴヴォッッッ!」
背中から木に激突して、胃液と血の混ざったものを吐くゴブリン。
前回の死闘とは違い、可愛いワンパンでこの始末。
ランク差補正、やばすぎだろ。
「ネネイ、トドメを!」
「任せてなの!」
ネネイは起き上がり、ゴブリンに突っ込む。
今度はこけることなく、木の剣を振り抜いた。
剣はとても木製とは思えない切れ味で、ゴブリンをスパッと斬る。
ゴブリンは絶命し、光となって、朕ランスに吸収された。
◇
今日はネネイと共に狩りをした。
ネネイが敵を倒した場合、敵レベルの1割に相当するCPが入る。
下限が1ポイントなので、ゴブリンやスライムのレベルは10すらないが、ネネイがそれらの敵を倒す度に1ポイントが加算された。
流石に、ネネイに任せきりだと、1日ではCPを貯めきれない。
だから、時折自分でも倒しつつ、ネネイの戦いを見守った。
「これなら1人でも問題なさそうだな」
「ふふーんなの! ネネイ、強いなの!」
「おう、ネネイは強いぞ」
「えへへなの」
10回程度の戦いを見た結果、余裕だと判断した。
馬乗りになられるなど、窮地に見える場面はあるが、ランク差補正が大きい。
多少の劣勢は、ランク差補正の前では無力で、ケロッとひっくり返せる。
だから、ネネイを1人で戦わせても問題ない。
「子供をもっと増やすのもアリかもなぁ」
ネネイの戦いを見ていて、そう思った。
たくさんの子供を作って狩りに行かせれば、自分でCPを稼がなくて済む。
獲得CPの下限が1だから、敵をゴブリンやスライムのような雑魚に絞り、最低限の強さで乱獲すれば効率的だ。
そして、俺はコクーンに引きこもり、外見と内面の両方に秀でた嫁達を侍らせ、ハーレムを満喫する。
想像すると、めちゃくちゃ良いように思えてくる。
最初は軽く思っただけだが、気がつくと真面目に計算していた。
ネネイレベルの子供を1人こしらえるのに必要なCPは、生殖で100、育成で1000、装備で100の合計1200だ。
コクーンでイチャコラする方が大事だから最低限の働きしかしていないが、その気になれば日に600は貯められる。
そう考えた場合、2日に1回はネネイと同じ強さの子供が誕生するわけだ。
ここまで考えた時、今度は面倒くさくなってきた。
我ながら思う。流石は元ニートだな、と。忍耐力が皆無だ。
「おとーさんが壊れちゃったなの! ぶつぶつ呪文を唱えているなの!」
いつの間にやら、ネネイが俺の回りをクルクル走り回っていた。
大変なの、大変なの、と連呼している。
お前の方が大変だろ、と思いクスクスと笑った。
「帰るか」
「帰るなの!」
ネネイが「はいなの!」と手を差し出してくる。
手を繋ぎたいのだろう。
俺は「おう」と言い、ネネイの要望に応えた。
「ぐふふなのー」
嬉しさから変な笑い方をしているネネイと共に、コクーンに帰還した。
◇
コクーンに戻ると、今日はエリスを侍らせた。
ネネイの前でも気にせず誘ってきた。よほど飢えているようだ。
わずか1日リーネと過ごしただけでこの飢えようは……調教の賜物だな。
「カイト、リーネにも、こんなことをさせているの?」
いつもの如く、エリスは、ベッドサイドで座る俺に尽くしていた。
俺の前で跪き、色々と頑張っている。
俺はそれを、汚い笑みをこびりつかせて眺めていた。
「いいや、リーネには違うご奉仕をしてもらっているよ」
「そう」
「どうした? 気にくわないのか?」
「逆。他の女と違うと知って、安心した」
「適材適所ってやつさ」
手招きするようなジェスチャーをエリスに見せる。
それだけで、エリスは俺の望む動きを行った。
服を脱ぎ、俺の太ももの上に腰を下ろし、四肢を絡めてくる。
両脚で腰をガッチリとロックし、両腕は頭の後ろでクロスさせてきた。
そして、淫らな音を立てながら、何度も何度も舌を絡めてくる。
クチュクチュとかチュパチュパと言った音が、俺の感度を高めた。
◇
エリスと楽しんだ後は、CPの使用に取りかかる。
今回は久しぶりに〈解放モード〉で嫁を増やすつもりだ。
新しい嫁が欲しくなってきたし、何より、もっとハーレム感を味わいたい。
2人以上の嫁と同時にイチャイチャしたいのだ。
「今後は嫉妬の頻度が増えるぜ?」
「私ばっかり選びたくなるよう、もっと頑張る」
地下へ行く前、エリスとそんな会話を行った。
「人間にエルフときたら、次はいよいよ獣人でもいっちゃうかぁ」
独り言を呟きながら、地下を徘徊する。
侍らす嫁を選ぶことほど楽しいものはない。
特にこの世界の嫁は、バリエーションに富んでいて悩ましい。
ひとえに獣人といっても、犬、猫、狐、狼、その他、実に様々だ。
どの嫁も甲乙付け難いから、あみだくじでも作って決めようかな。
「とりあえず先にスキルの発動だけ行っておくか」
……と、スキルを発動しようとして、問題が起きた。
「あれ? 発動しないぞ?」
CPが100あるのに、ユニークスキル〈解放モード〉が発動しないぞ。
「ゴブゥ!」
更に、右の拳をネネイに向かって振り下ろす。
ネネイは咄嗟に腕を上げて、籠手でガードした。
先日、リーネに教わったダメージ仕様で考えてみる。
たしかゴブリンは攻撃力と防御力の両方が高くても5前後。
一方、ネネイの攻撃力と防御力はどちらも15。
ネネイは攻撃と防御の両面において、ランクが1段階上がる。
デフォルトの防御ランクがFだから、Eになるわけだ。
そして、ゴブリンに攻撃ランクはF。
つまり――。
「あうー……って、痛くないなの!?」
大したダメージにはならない。
ランク差によって、ダメージが大きく軽減された。
籠手で防いでいるから、同ランクでも大差ないダメージだったはず。
それがランク補正込みだと、ノーダメージと言えるだろう。
「ネネイ! 反撃だ!」
「はいなの!」
俺に声に反応して、ネネイが反撃する。
マウントを取られている状態では、流石に剣を振れない。
ネネイは右手に剣を持ったまま、左手でゴブリンの脇腹を殴った。
可愛らしいネネイの左フックが炸裂する。
「ゴヴォ!!!!!!!」
ゴブリンが凄まじい勢いで横に吹っ飛んだ。
まるで助走を付けて蹴られたサッカーボールのよう。
「ゴヴォッッッ!」
背中から木に激突して、胃液と血の混ざったものを吐くゴブリン。
前回の死闘とは違い、可愛いワンパンでこの始末。
ランク差補正、やばすぎだろ。
「ネネイ、トドメを!」
「任せてなの!」
ネネイは起き上がり、ゴブリンに突っ込む。
今度はこけることなく、木の剣を振り抜いた。
剣はとても木製とは思えない切れ味で、ゴブリンをスパッと斬る。
ゴブリンは絶命し、光となって、朕ランスに吸収された。
◇
今日はネネイと共に狩りをした。
ネネイが敵を倒した場合、敵レベルの1割に相当するCPが入る。
下限が1ポイントなので、ゴブリンやスライムのレベルは10すらないが、ネネイがそれらの敵を倒す度に1ポイントが加算された。
流石に、ネネイに任せきりだと、1日ではCPを貯めきれない。
だから、時折自分でも倒しつつ、ネネイの戦いを見守った。
「これなら1人でも問題なさそうだな」
「ふふーんなの! ネネイ、強いなの!」
「おう、ネネイは強いぞ」
「えへへなの」
10回程度の戦いを見た結果、余裕だと判断した。
馬乗りになられるなど、窮地に見える場面はあるが、ランク差補正が大きい。
多少の劣勢は、ランク差補正の前では無力で、ケロッとひっくり返せる。
だから、ネネイを1人で戦わせても問題ない。
「子供をもっと増やすのもアリかもなぁ」
ネネイの戦いを見ていて、そう思った。
たくさんの子供を作って狩りに行かせれば、自分でCPを稼がなくて済む。
獲得CPの下限が1だから、敵をゴブリンやスライムのような雑魚に絞り、最低限の強さで乱獲すれば効率的だ。
そして、俺はコクーンに引きこもり、外見と内面の両方に秀でた嫁達を侍らせ、ハーレムを満喫する。
想像すると、めちゃくちゃ良いように思えてくる。
最初は軽く思っただけだが、気がつくと真面目に計算していた。
ネネイレベルの子供を1人こしらえるのに必要なCPは、生殖で100、育成で1000、装備で100の合計1200だ。
コクーンでイチャコラする方が大事だから最低限の働きしかしていないが、その気になれば日に600は貯められる。
そう考えた場合、2日に1回はネネイと同じ強さの子供が誕生するわけだ。
ここまで考えた時、今度は面倒くさくなってきた。
我ながら思う。流石は元ニートだな、と。忍耐力が皆無だ。
「おとーさんが壊れちゃったなの! ぶつぶつ呪文を唱えているなの!」
いつの間にやら、ネネイが俺の回りをクルクル走り回っていた。
大変なの、大変なの、と連呼している。
お前の方が大変だろ、と思いクスクスと笑った。
「帰るか」
「帰るなの!」
ネネイが「はいなの!」と手を差し出してくる。
手を繋ぎたいのだろう。
俺は「おう」と言い、ネネイの要望に応えた。
「ぐふふなのー」
嬉しさから変な笑い方をしているネネイと共に、コクーンに帰還した。
◇
コクーンに戻ると、今日はエリスを侍らせた。
ネネイの前でも気にせず誘ってきた。よほど飢えているようだ。
わずか1日リーネと過ごしただけでこの飢えようは……調教の賜物だな。
「カイト、リーネにも、こんなことをさせているの?」
いつもの如く、エリスは、ベッドサイドで座る俺に尽くしていた。
俺の前で跪き、色々と頑張っている。
俺はそれを、汚い笑みをこびりつかせて眺めていた。
「いいや、リーネには違うご奉仕をしてもらっているよ」
「そう」
「どうした? 気にくわないのか?」
「逆。他の女と違うと知って、安心した」
「適材適所ってやつさ」
手招きするようなジェスチャーをエリスに見せる。
それだけで、エリスは俺の望む動きを行った。
服を脱ぎ、俺の太ももの上に腰を下ろし、四肢を絡めてくる。
両脚で腰をガッチリとロックし、両腕は頭の後ろでクロスさせてきた。
そして、淫らな音を立てながら、何度も何度も舌を絡めてくる。
クチュクチュとかチュパチュパと言った音が、俺の感度を高めた。
◇
エリスと楽しんだ後は、CPの使用に取りかかる。
今回は久しぶりに〈解放モード〉で嫁を増やすつもりだ。
新しい嫁が欲しくなってきたし、何より、もっとハーレム感を味わいたい。
2人以上の嫁と同時にイチャイチャしたいのだ。
「今後は嫉妬の頻度が増えるぜ?」
「私ばっかり選びたくなるよう、もっと頑張る」
地下へ行く前、エリスとそんな会話を行った。
「人間にエルフときたら、次はいよいよ獣人でもいっちゃうかぁ」
独り言を呟きながら、地下を徘徊する。
侍らす嫁を選ぶことほど楽しいものはない。
特にこの世界の嫁は、バリエーションに富んでいて悩ましい。
ひとえに獣人といっても、犬、猫、狐、狼、その他、実に様々だ。
どの嫁も甲乙付け難いから、あみだくじでも作って決めようかな。
「とりあえず先にスキルの発動だけ行っておくか」
……と、スキルを発動しようとして、問題が起きた。
「あれ? 発動しないぞ?」
CPが100あるのに、ユニークスキル〈解放モード〉が発動しないぞ。
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