マイノリティシリーズ

もつる

文字の大きさ
上 下
12 / 18
ドロップアウトナイト

ドロップアウトナイト 1/2

しおりを挟む
  1

 彼の両膝はすでに痛みすらほとんど感じなくなっていた。
 外では絶えず銃声と爆発音が響き、悲鳴と怒号がそこに交じる。
 死体となった同僚のすぐ横を這いずり、どこか、誰にも見つからない場所へと急いだ。
 その間も、血はとめどなく流れ出てゆく。
 やがて彼は物置に入り込んで、更に部屋の隅へ行った。
 たいした距離を進んでいないはずなのに、息が上がっている。
 が、残された猶予は少ない。休んでいるヒマなど無い。
 彼は懐から手帳と、ナノマシンの注入器を取り出した。
 白紙のページを開き、まずこう記す。

 ファンブル発生時に備えて。

 それから必要な事項を書こうとするが、一言二言で意識が朦朧としてきた。
 血を流しすぎたのだ。
 まだ書かなくてはいけないことはたくさんあるというのに。
 しかし精神力でどうにかできる段階はすでに過ぎていた。眼鏡もどこかで落としてしまっている。
 彼はペンを置き、注入器を持つと、カバーを外した。
 そして残った力を振り絞って、針を己の太腿に刺す。
 ナノマシンが体内に入っていくと、急速に意識が遠のいていくのを感じた。

 まだだ。だめだ。

 けれどナノマシンは肉体のダメージの深刻さを的確に診断していた。
 休眠状態へと強制的に移行し、彼は長い眠りにつく。
 精神に「ファンブル」が起こらないことを祈って。


 目を覚まして真っ先に感じたのは、周囲の埃臭さだった。
 大きく息を吸おうとして、乾いた喉が貼りつくような感触で咳き込む。
 勢いで上体を起こしたその時、全身から埃がぶわっと舞った。

 埃が積もるほど眠っていたのか?

 改めて自分の有様を確かめる。おびただしい量の血が付着した、ボロボロのスーツを身に着けていた。とくに両膝部分の損傷は酷く、乾いた血液が膝を曲げる度にパリパリと鳴る。
 服とは裏腹に、外傷は無かった。というよりも眠っている間に完治したのだろう。
 体に問題はない。むしろ五感が研ぎ澄まされ、全身が軽やかだ。筋肉の萎縮が無いのは妙だがありがたい。
 一方で精神は問題ありだった。
 彼は己の記憶の欠如に気づく。自分の名前すらわからなかった。
 ただ、ここがどこで、自分がどんな仕事をしていたのかは覚えている。

 妙な感覚だ。

 立ち上がって埃を払うと、自分が寝転がっていた所に一冊の手帳と、ひとつの注射器めいた器具が落ちているのに気づく。
 器具は空っぽで、おそらく自分は命を繋ぐためにこの中身を注射したのだろう。
 そう思いながら続けて手帳を開いた。
 紛れもない自分の筆跡で、意味がわからない数式や覚えの無い専門用語だらけのメモがびっしりと書かれている。
 すると、趣の異なる書きかけのメモにさしかかった。
 そこには「ファンブル発生時に備えて」の見出しと「S.P.T.A.」という言葉。それに「オリヴィア・オクチャブリーナのところへ」と書いてある。
 知らない、いや、忘れてしまった名前だった。
 だが今後の身の振り方を考える指標になる。
 彼は手帳を持ち、物置を出ていった。


 夢の21世紀財団。

 それが自分の属していた法人で、この建物を所有する団体であった。
 けれどその夢は崩れ去ってしまったようだ。
 施設内のいたるところにある研究室や実験スペースは無数の弾痕と血痕、亀裂で本来の役割を失い、床には瓦礫と白骨死体と、ロボットの残骸が転がっている。
 研究室の一部は見覚えがあったが、彼はまず職員寮に向かう。
 割り当てられた自室は爆撃でも受けたのか、クローゼットを巻き込んで半分崩壊していた。
 床に散乱した私服は雨風と紫外線に晒されて状態が悪化していたものの、今着ているスーツよりはマシだ。
 着替えに際し、彼は手帳とその他の所持品を机に置く。
 そこで、机の下にスマートフォンに似た端末が落ちているのを見とめた。
 端末を拾って調べる。側面には「S.P.T.A.」とあった。
 卓上に置きっぱなしの太陽光充電式モバイルバッテリーにそれを接続してから、彼は電源を入れてみる。
 すると、小さな振動のあとにコードが流れ、やがて黒い画面に同心円状の青白いアイコンが表示された。

「お久しぶりです」端末が言った。「まさか年単位でコンタクトが取れないとは予想しかしていませんでしたよ」
「……きみは……AIか。おれを知ってるのか?」
「……なるほど、記憶を失ってしまわれているようですね」
「なにがあった?」
「あなたの身に起こったことは存じかねますが、外界で起こったことならば」

 端末はそう答え、続ける。

「人々は「毒電波」と呼んでいましたね。それがある日突然、世界中のAIを狂わせたのです。アシストロボットや自律型土木マシン、軍用のメックトルーパーなど、ありとあらゆる人工知能が思考回路を汚染され、人間を駆除するようになった……。わたくしと同類のAI端末も、何台も自我が失われました」
「じゃあなんできみは無事なんだ? 自我が失われてるようには見えんぞ」
「毒電波が発せられたちょうどその時、あなたは調子を崩したわたくしを再起動していたのです。電源を切ってから再び入るまでに……ネットに接続されるまでに少々時間がかかりまして……それで、難を逃れたのです」
「なるほどな」

 彼は端末を机に起き、

「……服を着替えてもいいかな? すこし気持ち悪い」

 と問う。

「ええ。どうぞ」

 AI端末の言葉に、彼は礼を言って服を脱いだ。
 状態の良いものを選びながら、彼はまた訊く。

「記憶を失う前のおれはきみをなんて呼んでた?」
「アドバイザーと。わたくしの製品名、スーパー・ポータブル・テクニカル・アドバイザーS.P.T.A.からとったと言っていましたよ」
「テクニカルアドバイザーね……」
「わたくしの中には人間のさまざまな技術、知識がインストールされています。たとえばあなたが雪山で遭難していたとしても、わたくしを所持していれば適切な生存術をお教えできます。とはいえ、実際に体を動かすのはあなたですが」
「仕事のサポートもしてくれてた?」
「時には。ですがあなたはだいたいのことはお一人でこなしていましたね」
「そうか……」

 呟くように答えて、彼は手帳を開く。
 自分の筆跡で書かれた数式を見ても、それが何を表しているのかわからない。どこがわからないのかすらわからない。
 改めて実感した。
 自分は、自分の仕事に必要な知識も技術も失っていることを。
 着替え終わって、彼は財布から運転免許証を取り出し、名を確認する。
 が、それが自分の名前という感覚が湧いてこなかった。
 そしてダッフルバッグに使えそうな道具を詰め込み、彼は手帳とアドバイザーを手に取る。

「崩壊しているのはこの施設だけではありませんよ?」
「わかってるさ。だけど行かなきゃならん」
「どちらへ?」
「オリヴィア・オクチャブリーナのところさ」


 彼は廃墟となった財団の施設を出て、外の空気を吸った。沈黙と植物が支配する大都会の冷たく澄んだ空気を。
 何度か深呼吸をして、歩き出す。車かバイクがあればよかったのだが、動かせる状態の車両は見つからなかった。

「――オリヴィア・オクチャブリーナ氏は、夢の21世紀財団の上級職員だった女性です」

 アドバイザーが言う。

「その人となりは文字通りの才色兼備。博愛精神と、高貴な心を持つ方でしたよ」
「だから彼女を頼ることにしたのか」
「はい。彼女は今――」アドバイザーはまた画面に地図を表示する。「自分の邸宅の周囲にヘイブンを築いているようですね。それから定期的に生存者への呼びかけを行っています。この情報も、彼女のゲリラ配信で得たものです」
「……彼女のところに行けば、おれの記憶喪失も治るだろうか」
「記憶喪失といっても原因はさまざまです」
「……ファンブルという現象に心当たりは? 野球やTRPGじゃないぞ」
「なるほど。あなたはナノマシンを体内に注射した。その副作用が――」

 アドバイザーの言葉の途中で、彼はよからぬ気配を感じた。
 次の瞬間、銃声が響く。
 紙一重で銃弾を避けた。

「何者だ!」

 銃撃の方を見ると、三人の兵士がこちらへ向かっていた。

「敵対機械、メックトルーパーです」

 アドバイザーが言うと、彼はダッフルバッグを投げ捨ててナイフを抜いた。
 メックトルーパー隊のカービンがまた火を噴く。
 彼は弾道を見切って躱し、瓦礫を縦にしながら近づく。
 相手の死角に回り込み、跳んで敵兵の背後を取った。
 振り向かれる前に、ナイフがメックトルーパーの首筋を斬る。
 頭が背中側に垂れて、その兵は挙動を見出した。
 続けて二体目に蹴りを浴びせ倒す。
 この隙に三体目を相手取った。ナイフのグリップエンドで銃を跳ね上げ、がら空きになった胴に拳を叩き込む。
 が、相手のボディーアーマーは想定以上に強靭で、大したダメージにはならなかった。
 今度はこちらが打撃を喰らい、よろめく。
 ここで二体目が掴みかかってきた。
 彼は咄嗟にナイフを逆手に持ち、メックトルーパーの脇腹を突き刺す。
 これは効いたみたいだ。
 二体目は剥がれ落ちてまた倒れ込む。
 急いでナイフを抜き、逆手のまま三体目の兵を斬りつけた。
 斬撃は空振りに終わるが、その勢いを使って回し蹴りを放ち、敵兵をふっ飛ばす。
 壁面に叩きつけられたメックトルーパーは激しい破壊音を立てて動かなくなった。
 最後に、首筋を斬った一体目の頭部を引きちぎり、メックトルーパー隊を全滅させる。
 引っ張った際の力が強すぎたのか、彼の手にはヘルメットだけが握ってあった。
 地面には脱げたバラクラバと、機械骨格を露出させたロボットの首が転がっている。
 無機質な眼差しを受けて、彼は眉をひそめると再びダッフルバッグを持ち上げた。
 しかしまだよからぬ気配は漂っている。
 視線を感じ、そちらを向いてみると、廃墟の上で一人の男が自分を見下ろしていた。
 気品の漂う身なりをしていたが、その目は真っ赤に輝いている。異様な気迫をまとった怪人であった。

「……あんた誰だ?」

 彼は問うが、怪人は薄ら笑いを答え代わりに、翻って姿を消す。
 気配が遠ざかり、再び静寂が彼を包み込んだ。


 日が暮れるのとほぼ同時に、彼は財団の施設跡とオリヴィア・オクチャブリーナ邸の中間ほどの地点まで来ることができた。
 疲れはあまり感じないが、アドバイザーの進言もあり、今日はここで休むことにする。
 そこは道路からすこし奥に行った森林地帯で、近くに川も流れていた。
 彼はアドバイザーと共に火を熾し、木の実や山菜を採り、飲み水を確保したのち魚を捕らえて食べる。
 味付けもなにもしていない、最低限の料理だった。

「さて……いただきます」

 一口食べてみて彼はその美味に驚く。
 二口、三口と食べて、かつて母の焼いてくれた魚と同じ味をしていることに気づいた。
 山菜や木の実も、ただの栄養補給ではないおいしさだ。
 あっという間に食べ終えて、彼は合掌する。
 するとアドバイザーが言った。

「ご満足いただけたようですね」
「満足どころじゃないさ……。ものすごく美味かった。……ありえないくらいにな」
「ナノマシンの作用です。あなたの記憶から味を引き出し、擬似的な旨味を感じさせたといったところでしょうか」
「便利だな」
「味覚障害の補完やストレスの軽減、偏食の矯正を想定したものです。それと、満腹中枢に作用することで過食あるいは拒食の防止効果も」
「すばらしい効果だよ。……ファンブルがなければ最高だったんだけどな」
「まだまだ試作段階でしたからね。ですがかなり完成に近づいていましたよ」
「……どうやらおれは相当運が悪いみたいだ」

 苦笑いを浮かべると、木の幹に背中を預けてしばらく星空を見上げた。
 やがて眠気が訪れる。ナノマシンで超人化してもこのあたりは避けられないみたいだ。
 彼は焚き火を消すとトレンチコートを脱ぎ、掛け布団代わりにした。そしてダッフルバッグの枕で眠りにつく。


 ナノマシンのお蔭なのか、彼は途中で目を覚ますことも変な夢を見ることもなく朝までぐっすりと眠れた。
 だが爽やかな朝とは程遠い。
 遠くで銃声が聞こえて、それが目覚まし代わりとなったのだ。

 昨日の今日でいったいなんなんだ。

 そう思うや否や、すぐ近くで爆発音が轟き、彼は飛び起きる。

「なんなんだよ昨日の今日で!」

 慌ててコートを着直し、道路を見た。
 黒煙の柱を突っ切って、一台のトラックが目の前を走り去る。
 トラックは数台の護衛らしき車両を伴っていた。
 それを追って、数台の軍用車両めいた車が現れる。
 彼の目は紛うことなく捉えた。トラック側には人間、追跡車にはメックトルーパーが乗っている。

 助けねば。

 彼は反射的に思い、次の瞬間には駆け出していた。


 その脚力はすさまじく、自分でも驚いているうちに車に追いつく。
 メックトルーパーがこちらに気づくと同時に、彼は跳んだ。
 続けて先日の敵から鹵獲したカービンを撃つ。
 銃撃はまず運転する兵を射抜き、車を失速させた。
 落下の衝撃で後席のトルーパーを踏み潰し、残った敵兵も蹴散らす。
 それから車を奪い、人間側のトラックに加勢した。
 アクセルを踏み抜き、遅れを取り戻すと同時に敵対機械の車両に体当たりを喰らわす。
 さらに車を押し付け、ガードレールまで追い込んだ。
 ガリガリと激しい音と共に火花が散る。
 やがてガードレールの切れ目に至り、敵車両は森の中へ突っ込んで木に正面衝突した。
 彼はハンドルを切り、トラックの前に回っていた敵車両へ急ぐ。
 敵の車両は二台いた。
 近い方を攻めるか、と思った次の瞬間、トラックの護衛車が無反動砲を持ち出す。
 メックトルーパーもグレネードランチャーを構えていたが、無反動砲のほうが速かった。
 ロケット擲弾がメックトルーパーごと車を爆砕し、トラックは大きな弧を描いて爆炎を避けてゆく。
 爆発を避けた敵車両は、こちらに近づいていた。
 彼は車から車へ飛び移り、ナイフでメックトルーパーの延髄を突き刺す。
 急所を破壊した感触があった。
 が、いきなりコントロールを失ったことで、車は急ハンドルに対応しきれず横転する。
 彼は他のトルーパーと共にクラッシュに巻き込まれたが、慌ててジャンプし逃げた。
 アスファルトの上を何度もバウンドし、ガラクタに変貌して車は敵兵もろとも沈黙する。
 追われていた車両部隊は停止し、中から人々が出てきた。
 彼は人々に取り囲まれ、すこし警戒しながら両手を上げる。
 だが、武装こそしているものの人々は銃口をこちらに向けてはいなかった。

「……よかれと思って……」

 苦し紛れに言い訳すると、トラックから一人の男が降りてくる。
 屈強な体躯と精悍な顔つきの人物で、この男がリーダー格だというのは察しがついた。
 男はこちらの顔を見るや否や、何かに気づいたような顔をしてみせる。

「まさかきみは……生きていたのか……?」
「……おれをご存知で……? もしや財団職員――」
「ああ。ランベール・アル・アサドだよ。きみとは以前、一度だけだが義肢の改良の件で協力を――」

 ランベールの言葉を遮るように、彼は掌をかざした。

「……おれは……死にかけの体にナノマシンを注射した。そしたらファンブルが……」
「……そうだったのか……」ランベールはそれだけで全てを理解してくれたようだ。「自分の名前はわかるか?」
「一応は。だけど、実感がなくて……」
「……気の毒にな」
「だから、記憶を取り戻す手がかりになるかと思って、オリヴィア・オクチャブリーナ氏のところへ向かってる」

 その名を口にすると、ランベールはまたはっとした表情になる。

「俺たちも彼女のところから来た。物資調達隊なんだ」
「――なるほどな。どうりで……」
「よければ乗ってくといい」ランベールは言った。「グレゴリー、席を確保してやってくれ」
「わかりました」
「ああ、その前に」と彼は来た道を指差す。「荷物の回収を。野宿してたもんで……」


 かくして、ダッフルバッグと共に調達隊のところまで戻った彼は、グレゴリーの車に乗せてもらう。
 礼を言って席に座ると、まもなく車列を組んで「オリヴィア領」へと出発した。
 道中、皆静かだったが空気に緊張が漂っているような様子は無い。
 すると、グレゴリーが口を開いた。

「僕はグレゴリー。あんたは? なんて呼べばいい?」
「……そうだな……」

 本来ならば本名を名乗るべきところだが、彼はためらった。記憶も、自分の取り柄だったものも失った己が、その名を使うのは不適だと感じていたのだ。
 だから、彼はこう名乗った。

落伍者フェイルアと呼んでくれ」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい

白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。 私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。 「あの人、私が

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

エロ・ファンタジー

フルーツパフェ
大衆娯楽
 物事は上手くいかない。  それは異世界でも同じこと。  夢と好奇心に溢れる異世界の少女達は、恥辱に塗れた現実を味わうことになる。

小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話

矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」 「あら、いいのかしら」 夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……? 微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。 ※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。 ※小説家になろうでも同内容で投稿しています。 ※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。

勝負に勝ったので委員長におっぱいを見せてもらった

矢木羽研
青春
優等生の委員長と「勝ったほうが言うことを聞く」という賭けをしたので、「おっぱい見せて」と頼んでみたら……青春寸止めストーリー。

13歳女子は男友達のためヌードモデルになる

矢木羽研
青春
写真が趣味の男の子への「プレゼント」として、自らを被写体にする女の子の決意。「脱ぐ」までの過程の描写に力を入れました。裸体描写を含むのでR15にしましたが、性的な接触はありません。

令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました

フルーツパフェ
大衆娯楽
 とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。  曰く、全校生徒はパンツを履くこと。  生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?  史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。

処理中です...