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取引と契約
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流石に突拍子も無さ過ぎて、尊はその言葉を受け入れるのに数分の時間を要した。
当然だ。誰が死を悟った後に更に働いてくれなどと言われると思う? まして、世界を救うなんて規模の大きすぎる仕事を。
「……事情はわかりませんが。それを、僕に出来ると思うんですか?」
「出来ます。いえ、貴方にしか出来ないのです。世界にいる大勢の《特殊職業従事者エクストラ》。その中でも、このタイミングで・・・・・・・・お亡く・・・なりになられた・・・・・・・貴方にしか」
《特殊職業従事者エクストラ》。
創作でよく騙られる、俄かには信じがたい伝説じみた様々な職業群。
忍者。侍。陰陽師。魔術師。ヴァンパイアハンター。エクソシスト。シャーマン。探索者。
彼らは、現実に存在する・・・・・・・。創作の要素でもなんでもなく。異能の力を伴って・・・・・・・・生まれ落ちる、世界の異端分子として。
尊も陰陽師である以上、勿論《特殊職業従事者エクストラ》と呼ばれるのに不足はない。しかし、たかだか一個人に世界を救えなどという大言を良く吐けたものだとも思いもする。
確かに陰陽師として妖を退治していることも、妖を放置すれば何十年後かに世界が滅ぶかもしれないのだから広義的に言えば世界を救う事になるのかも知れない。
あらゆる《特殊職業従事者エクストラ》は何らかの形で、世界の滅びを回避する事に貢献していると言ってもいい。
が、それにしたって自分一人でどうにかしているわけではないのだ。負担を世界に合計千人いるとされる《特殊職業従事者エクストラ》達で等分して、ようやく世界を一つ保っている程度。
子供でも判る。個人が抱くには規模が大きすぎる願望ねがい──それが、世界を救うという事だ。
「到底、僕に出来る規模の話ではないと思いますが……やる理由も、ないですし」
「ごもっともです。ですから理由なら、私が用意しました」
「用意?」
「はい。正確に言うならば、用意したのは契約──それを達成した暁には、貴方を蘇らせるという契約を」
再び、耳を疑う。それは輪廻転生の断りに反する、絶対の禁忌だと尊は認めていたからだ。神だからと、捻じ曲げていい道理であるはずが無い。
「無理を言っているというのはわかります。それでも、どうか首を縦に振っていただきたく……」
「わかりました」
尊が言葉を重ねる形で食い気味に言葉を返した。女神がその決断の早さにか、驚きに目を見開く。
「出来るか、はわかりませんが……蘇生が本当なのなら、僕に断る道はない」
「……そうでしたね。確か、貴方の家は……いえ、今はいい事です。引き受けていただけるという事で、此方の事情を説明させていただきたく思います。よろしいですか?」
問題ありません、と尊が返答し、女神が小さく頷いた。
「まず、どうして私達の世界が危機に陥ってしまったのか。私達の世界は、貴方がた日本人がファンタジー世界と聞いて夢想するような、魔法が存在し様々な種族が共に生を謳歌する、豊かなものでした。しかしある時、その世界に後に魔王と呼ばれる事となる恐ろしい力を秘めた存在が生まれ出てしまったのです」
そこまで聞いて、尊はその魔王とやらをどうにかしてくれというのが女神の願いだろうか、と推測した。しかし、彼にとっては不運な事に話がそこで終わることはなかった。
「魔王は蛮族と呼ばれる人に仇なす亜人種を傘下へと取り込み、人の文明を、文化を破壊していきました。やがて、人間達は後一歩で滅亡するという所まで追い込まれてしまったのです。神としてそれを看過するわけにはいかなかった私は、ある決断をしました。貴方の世界から死者の魂を借り受け、その魂に《神器》と呼ばれる途轍もない力を秘めたアイテムを授け私の世界に転生させる事で、魔王を打ち滅ぼしてもらう、決断を」
そこで俗に言う、異世界転生が行われたわけだ。
だが、尊は得心がいかず首を傾げる。
事件が起き、神は適切に対処をした、と言える。ならば、そこにどうして自分の存在が関わってくるのか?
「私達神が送った《転生者》達は総勢三十人。神が所有していた《神器》の全てを惜しみなく放出した結果の人数でした。《神器》の力は彼らの手によって遺憾無く発揮され、やがて魔王は彼らの一人によって倒される事になりました。私達も胸を撫で下ろす思いでした。ですが──話は、此処でめでたしとは成らなかったのです」
「大きな力を持った《転生者》が異世界で幅を利かせ始めた……そんな所ですか」
女神が目を伏せて小さく頷く。
仕方の無い事だと思う。ただでさえ、現代は鬱屈した感情が空気に混在するような負の世界だ。そこに住んでいた人間が、強大な力を得て人よりも明確に優れた存在になり、さらにとうとう目的まで損なわれてしまっては、それはなんだってするだろう。第二の魔王にすらなるかもしれない。
「《転生者》達は、魔王のいなくなった世界で傍若無人を働き始めました。魔王によって滅んだ文化を自分の好きなように手を加え、力を振りかざして人々を屈服させ、気に入らないものはなんだって排除するような。勿論、全員ではありません。ですが、大多数の《転生者》が自らの欲望の赴くまま、世界を蹂躙し始めたのです。対応しようにも、《神器》は彼らに与えた分で最早私達の手元には無く──」
「──《神器》なんてなくても強い魂が必要になった。《特殊職業従事者エクストラ》の魂が」
チートのような力に、恐らく唯一抗える存在。その存在がチートレベルに強力な者が。
そして、そのタイミングで、尊が死んだのだ。
神達にとっては幸運だっただろう。本来なら《特殊職業従事者エクストラ》は、そう簡単に死んだりするものじゃないのだから。
「《特殊職業従事者エクストラ》は強力ですが、その中でも取り分け強い存在でなくては神の力には対抗できません。だから、貴方で無くてはならないのです。春野家次期当主・・・・・・・。その名門の血の力を余す所なく全て受け継いだ、貴方でなくては」
尊は自分にかけられる期待の大きさから逃れるように、少し目を逸らした。
先祖代々脈々と受け継がれ、世代ごとに洗礼を重ねてきた力だ。信頼していないわけではない。が、どうしても神という言葉の響きが、彼を萎縮させた。神の力に対抗できるのか。やるしかないにせよ、それは彼にとって今後とも付きまとう悩みに違いなかった。
「つまり、僕の任務は……《転生者》から、《神器》を取り上げる、という事でいいんですか」
「はい。彼らが力を失いさえすれば、人々は自らの育を取り戻す筈です。輸入された間違った文化も、時とともに失われていくでしょう。世界は在るべき姿に還ります」
尊が小さく、息を吐く。
色々な感慨も悩みも、この瞬間だけは頭から消しとばし──ただ、覚悟だけを完了する。
「《神器》とは比べるべくもない些細な助力ではありますが、私の代わりに貴方を補佐してくれる天使のリズベットと、希望する貴方の現世での所持品を授けたいと思います。リズベットとは彼方あちらで合流してもらうことになります。希望するものは今お申し付けください」
「でしたら、僕が直前の依頼で持っていたものを」
「……いいのですか? 貴方の所持品と認められていればいいのですから、家にある何かでも構いませんが」
「準備は怠らないので、どんな依頼にも常に全力で迎える装備を持ち合わせていますから」
女神が愚問だったようですね、と小さく肩を竦めた。
「──それでは、お願いします。世界と、そこに住まう人々の為に」
「……何より、僕自身の為に」
そう、これは取り引きなのだ。
降って湧いた、人生を取り戻す好機。
絶対に取り逃がす訳にはいかない。
女神が手で空中に円を描くと、そこから鈍色の光が零れだす。
「ご武運を」
下げた頭と共に発せられた激励を聴きながら、尊は光の中へと身を投げた。
当然だ。誰が死を悟った後に更に働いてくれなどと言われると思う? まして、世界を救うなんて規模の大きすぎる仕事を。
「……事情はわかりませんが。それを、僕に出来ると思うんですか?」
「出来ます。いえ、貴方にしか出来ないのです。世界にいる大勢の《特殊職業従事者エクストラ》。その中でも、このタイミングで・・・・・・・・お亡く・・・なりになられた・・・・・・・貴方にしか」
《特殊職業従事者エクストラ》。
創作でよく騙られる、俄かには信じがたい伝説じみた様々な職業群。
忍者。侍。陰陽師。魔術師。ヴァンパイアハンター。エクソシスト。シャーマン。探索者。
彼らは、現実に存在する・・・・・・・。創作の要素でもなんでもなく。異能の力を伴って・・・・・・・・生まれ落ちる、世界の異端分子として。
尊も陰陽師である以上、勿論《特殊職業従事者エクストラ》と呼ばれるのに不足はない。しかし、たかだか一個人に世界を救えなどという大言を良く吐けたものだとも思いもする。
確かに陰陽師として妖を退治していることも、妖を放置すれば何十年後かに世界が滅ぶかもしれないのだから広義的に言えば世界を救う事になるのかも知れない。
あらゆる《特殊職業従事者エクストラ》は何らかの形で、世界の滅びを回避する事に貢献していると言ってもいい。
が、それにしたって自分一人でどうにかしているわけではないのだ。負担を世界に合計千人いるとされる《特殊職業従事者エクストラ》達で等分して、ようやく世界を一つ保っている程度。
子供でも判る。個人が抱くには規模が大きすぎる願望ねがい──それが、世界を救うという事だ。
「到底、僕に出来る規模の話ではないと思いますが……やる理由も、ないですし」
「ごもっともです。ですから理由なら、私が用意しました」
「用意?」
「はい。正確に言うならば、用意したのは契約──それを達成した暁には、貴方を蘇らせるという契約を」
再び、耳を疑う。それは輪廻転生の断りに反する、絶対の禁忌だと尊は認めていたからだ。神だからと、捻じ曲げていい道理であるはずが無い。
「無理を言っているというのはわかります。それでも、どうか首を縦に振っていただきたく……」
「わかりました」
尊が言葉を重ねる形で食い気味に言葉を返した。女神がその決断の早さにか、驚きに目を見開く。
「出来るか、はわかりませんが……蘇生が本当なのなら、僕に断る道はない」
「……そうでしたね。確か、貴方の家は……いえ、今はいい事です。引き受けていただけるという事で、此方の事情を説明させていただきたく思います。よろしいですか?」
問題ありません、と尊が返答し、女神が小さく頷いた。
「まず、どうして私達の世界が危機に陥ってしまったのか。私達の世界は、貴方がた日本人がファンタジー世界と聞いて夢想するような、魔法が存在し様々な種族が共に生を謳歌する、豊かなものでした。しかしある時、その世界に後に魔王と呼ばれる事となる恐ろしい力を秘めた存在が生まれ出てしまったのです」
そこまで聞いて、尊はその魔王とやらをどうにかしてくれというのが女神の願いだろうか、と推測した。しかし、彼にとっては不運な事に話がそこで終わることはなかった。
「魔王は蛮族と呼ばれる人に仇なす亜人種を傘下へと取り込み、人の文明を、文化を破壊していきました。やがて、人間達は後一歩で滅亡するという所まで追い込まれてしまったのです。神としてそれを看過するわけにはいかなかった私は、ある決断をしました。貴方の世界から死者の魂を借り受け、その魂に《神器》と呼ばれる途轍もない力を秘めたアイテムを授け私の世界に転生させる事で、魔王を打ち滅ぼしてもらう、決断を」
そこで俗に言う、異世界転生が行われたわけだ。
だが、尊は得心がいかず首を傾げる。
事件が起き、神は適切に対処をした、と言える。ならば、そこにどうして自分の存在が関わってくるのか?
「私達神が送った《転生者》達は総勢三十人。神が所有していた《神器》の全てを惜しみなく放出した結果の人数でした。《神器》の力は彼らの手によって遺憾無く発揮され、やがて魔王は彼らの一人によって倒される事になりました。私達も胸を撫で下ろす思いでした。ですが──話は、此処でめでたしとは成らなかったのです」
「大きな力を持った《転生者》が異世界で幅を利かせ始めた……そんな所ですか」
女神が目を伏せて小さく頷く。
仕方の無い事だと思う。ただでさえ、現代は鬱屈した感情が空気に混在するような負の世界だ。そこに住んでいた人間が、強大な力を得て人よりも明確に優れた存在になり、さらにとうとう目的まで損なわれてしまっては、それはなんだってするだろう。第二の魔王にすらなるかもしれない。
「《転生者》達は、魔王のいなくなった世界で傍若無人を働き始めました。魔王によって滅んだ文化を自分の好きなように手を加え、力を振りかざして人々を屈服させ、気に入らないものはなんだって排除するような。勿論、全員ではありません。ですが、大多数の《転生者》が自らの欲望の赴くまま、世界を蹂躙し始めたのです。対応しようにも、《神器》は彼らに与えた分で最早私達の手元には無く──」
「──《神器》なんてなくても強い魂が必要になった。《特殊職業従事者エクストラ》の魂が」
チートのような力に、恐らく唯一抗える存在。その存在がチートレベルに強力な者が。
そして、そのタイミングで、尊が死んだのだ。
神達にとっては幸運だっただろう。本来なら《特殊職業従事者エクストラ》は、そう簡単に死んだりするものじゃないのだから。
「《特殊職業従事者エクストラ》は強力ですが、その中でも取り分け強い存在でなくては神の力には対抗できません。だから、貴方で無くてはならないのです。春野家次期当主・・・・・・・。その名門の血の力を余す所なく全て受け継いだ、貴方でなくては」
尊は自分にかけられる期待の大きさから逃れるように、少し目を逸らした。
先祖代々脈々と受け継がれ、世代ごとに洗礼を重ねてきた力だ。信頼していないわけではない。が、どうしても神という言葉の響きが、彼を萎縮させた。神の力に対抗できるのか。やるしかないにせよ、それは彼にとって今後とも付きまとう悩みに違いなかった。
「つまり、僕の任務は……《転生者》から、《神器》を取り上げる、という事でいいんですか」
「はい。彼らが力を失いさえすれば、人々は自らの育を取り戻す筈です。輸入された間違った文化も、時とともに失われていくでしょう。世界は在るべき姿に還ります」
尊が小さく、息を吐く。
色々な感慨も悩みも、この瞬間だけは頭から消しとばし──ただ、覚悟だけを完了する。
「《神器》とは比べるべくもない些細な助力ではありますが、私の代わりに貴方を補佐してくれる天使のリズベットと、希望する貴方の現世での所持品を授けたいと思います。リズベットとは彼方あちらで合流してもらうことになります。希望するものは今お申し付けください」
「でしたら、僕が直前の依頼で持っていたものを」
「……いいのですか? 貴方の所持品と認められていればいいのですから、家にある何かでも構いませんが」
「準備は怠らないので、どんな依頼にも常に全力で迎える装備を持ち合わせていますから」
女神が愚問だったようですね、と小さく肩を竦めた。
「──それでは、お願いします。世界と、そこに住まう人々の為に」
「……何より、僕自身の為に」
そう、これは取り引きなのだ。
降って湧いた、人生を取り戻す好機。
絶対に取り逃がす訳にはいかない。
女神が手で空中に円を描くと、そこから鈍色の光が零れだす。
「ご武運を」
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