世界を救え?うるせぇバーカ!! 〜転生して勇者になれと言われたが命が惜しかったので断った結果〜

 俺は死んだ、筈だった。

「さぁ勇者よ! 魔王を打ち果たし世界を救うのです!!」

 高らかに天使が謳う。
 神に与えられたチートでもって、異世界で魔王を打ち果たさんとする勇者となれと。
 だけど、俺は。
 若神子 蒼士は。
 ──そんなことをするのは。真っ平御免だった。

「うるせぇバーカ!! 絶対にお前らの言う通りにはしてやらねえぞ!!!」

 勇者。
 英雄といえば聞こえはいいが、その実態は顔も知らない人間に命ごと使い潰される、クソみたいな仕事だ。
 どうして一度死んでまで、命を懸けてそんなことをやってやらなくちゃならない。どこにそんな道理がある?

 チートを手にした高校生が、ドラゴンや美少女戦士と共に、自分のしたいように二度目の人生を謳歌する!
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,189 位 / 192,189件 ファンタジー 44,592 位 / 44,592件

あなたにおすすめの小説

召喚師学園の落ちこぼれ、追放されたので隠していた力を解放して更に上の学園で無双する。今更戻れだって?ふざけるな。俺はここで最強に君臨するんだ

夜分長文
ファンタジー
「うちの学園には君のような落ちこぼれは必要ないのですよ。分かりますよね?」 魔術学園の落ちこぼれであるレイスは、突如担任教師から追放宣告を受けてしまう。理由は単純で、レイスが召喚魔法を使えないから。もう一つはレイス本人が嫌いだから。  『だが――白状するとレイスは召喚魔法が使える』  『今まであえて使ってこなかっただけなのだ』 レイスは目立ちたくないから能力を隠していただけで実際のステータスは全て一般の召喚師より遥かに高い。次の学園では追放されないよう、本気を出してトップにまで成り上がろうと決意したレイスは、転校先の学園で無双しまくる。 噂を聞いたレイスを追放した担任は連れ戻そうと多額の金貨を持って学園に訪れるが……結果はお察し。

「枝分かれ」する未来が少し見えるので、時どき合流する面白パーティーのふりをして、主人公たちをちょっと助けようと思う

初枝れんげ@出版『追放嬉しい』『孤児院』
ファンタジー
カタニ・カノユキはある日ひょんなことからアーパー女神に絡まれて違う世界へ飛ばされる。その使命とは滅びそうな世界の救済っ・・・・・・! まさか俺が勇者に!? と思ったのもつかの間。主人公たる勇者は他にいた!しかもかわいい女勇者! 彼の役割は、なんと彼ら勇者パーティーに時々遭遇するへっぽこ面白パーティーで、ドジなふりしながら影ながら魔王打倒を支援することらしい! 主人公じゃないんかい! と悪態をつきながらも「ちょっとだけ未来がわかるスキル」を乱用しながら、しゃーなしでカノユキは黒衣をまとって暗躍する。 けれどちょっとやりすぎて、勇者パーティーより有名になってしまったりするのだけども! (異世界転生・転移ではありません)

最強ドラゴンを生贄に召喚された俺。死霊使いで無双する!?

夢・風魔
ファンタジー
生贄となった生物の一部を吸収し、それを能力とする勇者召喚魔法。霊媒体質の御霊霊路(ミタマレイジ)は生贄となった最強のドラゴンの【残り物】を吸収し、鑑定により【死霊使い】となる。 しかし異世界で死霊使いは不吉とされ――厄介者だ――その一言でレイジは追放される。その背後には生贄となったドラゴンが憑りついていた。 ドラゴンを成仏させるべく、途中で出会った女冒険者ソディアと二人旅に出る。 次々と出会う死霊を仲間に加え(させられ)、どんどん増えていくアンデッド軍団。 アンデッド無双。そして規格外の魔力を持ち、魔法禁止令まで発動されるレイジ。 彼らの珍道中はどうなるのやら……。 *小説家になろうでも投稿しております。 *タイトルの「古代竜」というのをわかりやすく「最強ドラゴン」に変更しました。

祖母の家の倉庫が異世界に通じているので異世界間貿易を行うことにしました。

rijisei
ファンタジー
偶然祖母の倉庫の奥に異世界へと通じるドアを見つけてしまった、祖母は他界しており、詳しい事情を教えてくれる人は居ない、自分の目と足で調べていくしかない、中々信じられない機会を無駄にしない為に異世界と現代を行き来奔走しながら、お互いの世界で必要なものを融通し合い、貿易生活をしていく、ご都合主義は当たり前、後付け設定も当たり前、よくある設定ではありますが、軽いです、更新はなるべく頑張ります。1話短めです、2000文字程度にしております、誤字は多めで初投稿で読みにくい部分も多々あるかと思いますがご容赦ください、更新は1日1話はします、多ければ5話ぐらいさくさくとしていきます、そんな興味をそそるようなタイトルを付けてはいないので期待せずに読んでいただけたらと思います、暗い話はないです、時間の無駄になってしまったらご勘弁を

元・聖女様は王子から逃げます ~転生したので、今後こそスローライフを満喫します~

ao_narou
ファンタジー
元日本人の相川翼は、交通事故に遭う直前、聖女としてヴァルグ世界へと召喚されてしまう。 聖女となった翼は、ヴァルグ世界で愛する人と出会い。彼のために魔王を滅するため命を散らすことに……。 翼の魂が輪廻に向かう直前、今度はヘールジオンと言う世界を治める女神ルールシュカによって彼女の魂は、呼び出された。 そして、翼はルールシュカから愛していた人の裏切りを聞かされる。 命を懸けるほどの相手に裏切られていたと知った彼女は、嘆き、悲しみ、涙を流す。 そんな彼女にルールシュカは、自分の世界で幸せになって見返せと告げた。 色々な葛藤を経て、彼女はヘールジオンへと旅立つことになる。お節介で優しい女神に大量のスキルを持たされ、最強の家族の元に――。 小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。

神様!モフモフに囲まれることを希望しましたが自分がモフモフになるなんて聞いてません

縁 遊
ファンタジー
 異世界転生する時に神様に希望はないかと聞かれたので『モフモフに囲まれて暮らしたい』と言いましたけど…。  まさかこんなことになるなんて…。  神様…解釈の違いだと思うのでやり直しを希望します。

黎明の翼 -龍騎士達のアルカディア-

八束ノ大和
ファンタジー
三大国と言われる、王国・帝国・連邦の調和が保たれて幾年月が経過した。 王国の国教である創造神を崇める宗教「ゲネシス」の司教の子どもとして生まれたアルクス。 騎士団に所属する優秀な兄と聖女候補の妹の間で凡庸な自分に悩みながらも研鑽を重ね、友と共に実績を作り上げていく。 だが、彼は事件の影響により辺境へと追放されることとなる。 成長したアルクスは新たな挑戦を目指して世界を旅し、そして人々が幸せに暮らせる楽園を作ることを心に誓う。 この物語は一人の少年が成長し、自分達の楽園を作り出す物語である。 この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベリズム」にも掲載しています。

百花繚乱 〜国の姫から極秘任務を受けた俺のスキルの行くところ〜

幻月日
ファンタジー
ーー時は魔物時代。 魔王を頂点とする闇の群勢が世界中に蔓延る中、勇者という職業は人々にとって希望の光だった。 そんな勇者の一人であるシンは、逃れ行き着いた村で村人たちに魔物を差し向けた勇者だと勘違いされてしまい、滞在中の兵団によってシーラ王国へ送られてしまった。 「勇者、シン。あなたには魔王の城に眠る秘宝、それを盗み出して来て欲しいのです」 唐突にアリス王女に突きつけられたのは、自分のようなランクの勇者に与えられる任務ではなかった。レベル50台の魔物をようやく倒せる勇者にとって、レベル100台がいる魔王の城は未知の領域。 「ーー王女が頼む、その任務。俺が引き受ける」 シンの持つスキルが頼りだと言うアリス王女。快く引き受けたわけではなかったが、シンはアリス王女の頼みを引き受けることになり、魔王の城へ旅立つ。 これは魔物が世界に溢れる時代、シーラ王国の姫に頼まれたのをきっかけに魔王の城を目指す勇者の物語。