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捻じ曲げられた歴史
第二十一話 商店
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あまりにも濃い一日だった。コウモリを倒し、フレバと戦い、トリアに色々言われ――充実はしているのかもしれないが、もっと楽しいことで満たしたかった。
――流石にクタクタだ。今日はもう寝てしまおう。
「ウズ、寝るよ」
「はーい」
明かりを消し、私とウズはゴロンと寝転がる。それから、寝る前の雑談として、一日の反省を始める。
「ねぇウズ、今日は大変だったね」
「でも、ウズにとってはとってもいい一日でした!」
「――そっか、新しい魔法を覚えたんだもんね」
「そうです!」
子供の成長というのは良いものだ。トリアの話を鵜呑みにすれば……私の魔法に伸び代はほとんどないんだろう。そして、魔法を使えば使うほど私の体は別の誰かのものになる……らしい。魔法を使う度に成長するこの子とは真逆だ。
いやいや、たとえ私の体が朽ちてもその分モエやウズ、タエに想いを繋いでいけば良いんだ。それに、まだ私には時間がたっぷりある。その時が来るまで精一杯戦えばいいだけの話じゃないか。
「再立さんはどうですか?」
「えっ?」
「今日の戦いですよ。」
――トリアとの戦いで、私は自分の無力さを実感した。時間をかければかけるほど、魔法を使えば使うほど、私の戦術はどんどん限られていく。私の魔法は確かに強い。でも、限界を超えるようなことが出来ない。全く新しい技を創ることも出来ない。
でも、そんな愚痴をウズに言っても仕方がない。
「再立さん?」
「あ、えっと……良かったなって思うよ」
「そうですか?なんだか元気がないように見えますよ?」
「ほんと?疲れててそう見えるだけじゃないかな?」
――それにしても、なんでこんな戦いが起こっているんだろうか。単純に人間同士の対立として片付けて良い内容じゃない。何より、改造された生物なんてものを使って人々を制圧するだなんて倫理的におかしい。
いや、それを殺している私が倫理を語るだなんておかしな話なのかもしれない……?
あー!もう!こんなネガティブなこと考えても仕方ないのに!!今はとにかく何も考えずに目の前に出てくる敵を倒して倒して倒しまくればいいの!!最終的に幸せになればそれでいいんだから!!
「……さん?再立さん?」
「――えっ?ウズ?」
「ようやく起きましたよー。いくらなんでも寝すぎです!もうお昼前ですよ?」
あれ、いつの間にか寝ちゃってたのか……?外は既に明るくなってしまっている。うーん……寝た感覚がない。それだけ疲れてたってことか。なんとなく疲れが残ってるような……残ってないような……
「モエとタエは?」
「もう出かけてますよ。今日はみんなそれぞれ好きなことをしようって話になったんです」
そうだったのか。昨日はあまりにも大変だったからな。今日はしっかり羽を伸ばそうかな。
「ウズはどうするの?」
「んーっと……わがままかもしれないですけど、再立さんとお出かけしたいです」
お出かけか。特に行きたい場所とかは無いし……一緒に行くのもアリだな。
「いいよ。行こっか」
「ほんとですか!?やった!ありがとうございます再立さん!」
◇ ◇ ◇
私たちは考えるより先に行動と思って旅館から街に向かって歩き始めた。
「ねぇ、ウズはどこに行きたいの?」
「ウズは食べ歩きしたいです!」
「食べ歩きかぁ……いいね!」
やっぱりウズは食べ盛りの女の子なんだな。というか、私三万エンしか持ってないんだけど……大丈夫なのかな?
そんな不安をよそにウズはぐんぐんと進み、いつの間にか私たちは商店街にやって来ていた。商店街とは言っても現代的なアーケード街ではなく、屋台のような小さな商店が並んでいるだけだ。
「わぁー!あれ美味しそう!あ!あれも!」
ウズは目をキラキラと輝かせながら街中を歩く。私はそれに何とか着いていき、ウズが欲しいというものを片っ端から買っていく。
まずは串に刺さった、肉団子と焼き鳥を融合させたかのような料理。円盤状のひき肉の塊に焼き鳥の甘辛いタレがかかっているものだ。しかし、肉団子と言うにはあまりにも潰れているし、そもそもひき肉で作られているので焼き鳥ではない。私は中年の男性店主さんにこの料理が何かを尋ねてみる。
「ねぇ、これってなんて名前の料理なんですか?」
「あーこれ?これは『潰し串』って名前の料理だよ」
「つ、潰し串?鶏肉要素は?」
「いやいや、魚の潰し串もあるからね。『寿司』みたいなものさ。『寿司』とだけ言っても、マグロの寿司なのか、イカの寿司なのかは分からないだろう?」
「あ、そういうことだったんですか」
なるほど、そう言われると納得出来る。
「でも、なんで潰すんですか?球状にした方が作りやすくないです?」
「うーん、まあ作りやすさで言えばそっちなのかもしれないけど、球状だと火が通らないことがあってね。それを避けるために円盤状にしてるって話だけど……真相はわからない」
へぇ、ちゃんと理由があるものなんだな。料理に関しては疎いから正しいのか間違っているのかも分からないけど。
「じゃあ、これ四本下さい」
「はいよ。三百二十エンね」
「じゃあこれで」
「はいよー。お釣りは九千六百八十エンね」
うっ、割と細かい……この世界にはお札がないので全部硬貨だ。ジャラジャラして面倒ったらありゃしない。
「まいどありー」
「はい、じゃあウズこれ食べな」
「わーい!」
ウズは貰った潰し串をガツガツ食べていく。いい食べっぷりだなぁ……私までたくさん食べてしまいそうだ。
「あー!おでんありますよ!おでん!お寿司もある!天ぷらも!」
「はいはい、急がないの」
私はウズが欲しいと言ったものを優しさでどんどん買っていく。……そして、ウズはそれを例外なく平らげた。
「す、凄いなぁ……これは改物討伐でも活躍してもらわないと」
「頑張ります!!」
ウズは口の周りにタレをつけながらにこやかに笑う。私はそれを拭いて上げる。いやぁ、あまりにも元気に満ち溢れている。新しい魔法も覚えたことだし、期待できそうだな。
口元を拭き終わると、ウズは何かに気づいたように目を見開く。
「あ!再立さん!あそこに何か行列が出来てますよ!」
ウズが指さす方向に目をやると、確かに不思議なまでに長い行列が出来ていた。しかも、列の先には周りの店舗とは少し違う館のような屋台がある。
「食べ物屋さんって感じでは無いと思うけど」
「でもなんだか気になります!」
「――じゃあ行ってみようか」
私とウズは二人揃って行列に並んでみた。行列は二分に一回くらいのペースで進んでいく。この感じだと三十分は待つな。
◇ ◇ ◇
「えっ、ウズってそんなことしてたの?」
「二年くらい前のことですけどね。あの時は大変だったなぁ……」
「というか激動すぎるねウズの人生……」
ウズと雑談をしていると、ようやく自分たちの番が回ってきたようだった。
「次の方どうぞー」
「はーい」
館の中に入ると、何かの契約をするときのように、白い机と椅子が並べられていた。そこには、薄い金髪をした美少女がちょこんと座っていた。私たちは机を挟んで美少女と対面になる格好で座った。
「今日はなにを?」
金髪美少女が聞いた。私はオドオドしながら質問で返す。
「あ、えっと……ここは何のお店なんですかね?」
私の質問に対して美少女は少し間を置いて驚くような仕草を見せた。
「――えっ?知らないで入ったんですか?」
「はい」
「なるほど、そうですか……なら、簡単にご説明いたしましょう。私は幸福魔法使いのシアと申します。わたくしはこのお店で魔法を使い、人々に幸せをもたらすお手伝いをしているのです」
こ、幸福魔法使い?なんだその胡散臭いネーミングは……
「あ、えーっと、それ大丈夫なんですか?」
「もちろん。わたくしの魔法に偽りはありません」
「――せっかく来たしやろうかな。お値段はどのくらいですか?」
「五百エンです」
「意外と安い……じゃあやります」
「分かりました。それで、どんな幸せが欲しいのですか?」
「うーん、勝負運みたいな?」
「――勝負運ですね。それでは先払いで五百エンをいただきますね」
「はいどうぞ」
「では、行きます!!『幸運』!」
――流石にクタクタだ。今日はもう寝てしまおう。
「ウズ、寝るよ」
「はーい」
明かりを消し、私とウズはゴロンと寝転がる。それから、寝る前の雑談として、一日の反省を始める。
「ねぇウズ、今日は大変だったね」
「でも、ウズにとってはとってもいい一日でした!」
「――そっか、新しい魔法を覚えたんだもんね」
「そうです!」
子供の成長というのは良いものだ。トリアの話を鵜呑みにすれば……私の魔法に伸び代はほとんどないんだろう。そして、魔法を使えば使うほど私の体は別の誰かのものになる……らしい。魔法を使う度に成長するこの子とは真逆だ。
いやいや、たとえ私の体が朽ちてもその分モエやウズ、タエに想いを繋いでいけば良いんだ。それに、まだ私には時間がたっぷりある。その時が来るまで精一杯戦えばいいだけの話じゃないか。
「再立さんはどうですか?」
「えっ?」
「今日の戦いですよ。」
――トリアとの戦いで、私は自分の無力さを実感した。時間をかければかけるほど、魔法を使えば使うほど、私の戦術はどんどん限られていく。私の魔法は確かに強い。でも、限界を超えるようなことが出来ない。全く新しい技を創ることも出来ない。
でも、そんな愚痴をウズに言っても仕方がない。
「再立さん?」
「あ、えっと……良かったなって思うよ」
「そうですか?なんだか元気がないように見えますよ?」
「ほんと?疲れててそう見えるだけじゃないかな?」
――それにしても、なんでこんな戦いが起こっているんだろうか。単純に人間同士の対立として片付けて良い内容じゃない。何より、改造された生物なんてものを使って人々を制圧するだなんて倫理的におかしい。
いや、それを殺している私が倫理を語るだなんておかしな話なのかもしれない……?
あー!もう!こんなネガティブなこと考えても仕方ないのに!!今はとにかく何も考えずに目の前に出てくる敵を倒して倒して倒しまくればいいの!!最終的に幸せになればそれでいいんだから!!
「……さん?再立さん?」
「――えっ?ウズ?」
「ようやく起きましたよー。いくらなんでも寝すぎです!もうお昼前ですよ?」
あれ、いつの間にか寝ちゃってたのか……?外は既に明るくなってしまっている。うーん……寝た感覚がない。それだけ疲れてたってことか。なんとなく疲れが残ってるような……残ってないような……
「モエとタエは?」
「もう出かけてますよ。今日はみんなそれぞれ好きなことをしようって話になったんです」
そうだったのか。昨日はあまりにも大変だったからな。今日はしっかり羽を伸ばそうかな。
「ウズはどうするの?」
「んーっと……わがままかもしれないですけど、再立さんとお出かけしたいです」
お出かけか。特に行きたい場所とかは無いし……一緒に行くのもアリだな。
「いいよ。行こっか」
「ほんとですか!?やった!ありがとうございます再立さん!」
◇ ◇ ◇
私たちは考えるより先に行動と思って旅館から街に向かって歩き始めた。
「ねぇ、ウズはどこに行きたいの?」
「ウズは食べ歩きしたいです!」
「食べ歩きかぁ……いいね!」
やっぱりウズは食べ盛りの女の子なんだな。というか、私三万エンしか持ってないんだけど……大丈夫なのかな?
そんな不安をよそにウズはぐんぐんと進み、いつの間にか私たちは商店街にやって来ていた。商店街とは言っても現代的なアーケード街ではなく、屋台のような小さな商店が並んでいるだけだ。
「わぁー!あれ美味しそう!あ!あれも!」
ウズは目をキラキラと輝かせながら街中を歩く。私はそれに何とか着いていき、ウズが欲しいというものを片っ端から買っていく。
まずは串に刺さった、肉団子と焼き鳥を融合させたかのような料理。円盤状のひき肉の塊に焼き鳥の甘辛いタレがかかっているものだ。しかし、肉団子と言うにはあまりにも潰れているし、そもそもひき肉で作られているので焼き鳥ではない。私は中年の男性店主さんにこの料理が何かを尋ねてみる。
「ねぇ、これってなんて名前の料理なんですか?」
「あーこれ?これは『潰し串』って名前の料理だよ」
「つ、潰し串?鶏肉要素は?」
「いやいや、魚の潰し串もあるからね。『寿司』みたいなものさ。『寿司』とだけ言っても、マグロの寿司なのか、イカの寿司なのかは分からないだろう?」
「あ、そういうことだったんですか」
なるほど、そう言われると納得出来る。
「でも、なんで潰すんですか?球状にした方が作りやすくないです?」
「うーん、まあ作りやすさで言えばそっちなのかもしれないけど、球状だと火が通らないことがあってね。それを避けるために円盤状にしてるって話だけど……真相はわからない」
へぇ、ちゃんと理由があるものなんだな。料理に関しては疎いから正しいのか間違っているのかも分からないけど。
「じゃあ、これ四本下さい」
「はいよ。三百二十エンね」
「じゃあこれで」
「はいよー。お釣りは九千六百八十エンね」
うっ、割と細かい……この世界にはお札がないので全部硬貨だ。ジャラジャラして面倒ったらありゃしない。
「まいどありー」
「はい、じゃあウズこれ食べな」
「わーい!」
ウズは貰った潰し串をガツガツ食べていく。いい食べっぷりだなぁ……私までたくさん食べてしまいそうだ。
「あー!おでんありますよ!おでん!お寿司もある!天ぷらも!」
「はいはい、急がないの」
私はウズが欲しいと言ったものを優しさでどんどん買っていく。……そして、ウズはそれを例外なく平らげた。
「す、凄いなぁ……これは改物討伐でも活躍してもらわないと」
「頑張ります!!」
ウズは口の周りにタレをつけながらにこやかに笑う。私はそれを拭いて上げる。いやぁ、あまりにも元気に満ち溢れている。新しい魔法も覚えたことだし、期待できそうだな。
口元を拭き終わると、ウズは何かに気づいたように目を見開く。
「あ!再立さん!あそこに何か行列が出来てますよ!」
ウズが指さす方向に目をやると、確かに不思議なまでに長い行列が出来ていた。しかも、列の先には周りの店舗とは少し違う館のような屋台がある。
「食べ物屋さんって感じでは無いと思うけど」
「でもなんだか気になります!」
「――じゃあ行ってみようか」
私とウズは二人揃って行列に並んでみた。行列は二分に一回くらいのペースで進んでいく。この感じだと三十分は待つな。
◇ ◇ ◇
「えっ、ウズってそんなことしてたの?」
「二年くらい前のことですけどね。あの時は大変だったなぁ……」
「というか激動すぎるねウズの人生……」
ウズと雑談をしていると、ようやく自分たちの番が回ってきたようだった。
「次の方どうぞー」
「はーい」
館の中に入ると、何かの契約をするときのように、白い机と椅子が並べられていた。そこには、薄い金髪をした美少女がちょこんと座っていた。私たちは机を挟んで美少女と対面になる格好で座った。
「今日はなにを?」
金髪美少女が聞いた。私はオドオドしながら質問で返す。
「あ、えっと……ここは何のお店なんですかね?」
私の質問に対して美少女は少し間を置いて驚くような仕草を見せた。
「――えっ?知らないで入ったんですか?」
「はい」
「なるほど、そうですか……なら、簡単にご説明いたしましょう。私は幸福魔法使いのシアと申します。わたくしはこのお店で魔法を使い、人々に幸せをもたらすお手伝いをしているのです」
こ、幸福魔法使い?なんだその胡散臭いネーミングは……
「あ、えーっと、それ大丈夫なんですか?」
「もちろん。わたくしの魔法に偽りはありません」
「――せっかく来たしやろうかな。お値段はどのくらいですか?」
「五百エンです」
「意外と安い……じゃあやります」
「分かりました。それで、どんな幸せが欲しいのですか?」
「うーん、勝負運みたいな?」
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