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9◆夏休みの日記
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夏休み一週間経過。
俺の身体は着実にエッチになっている。
そして、外に一歩も出ていない。
トムは本当に俺を外に出さないつもりみたいで、何気に玄関みたら俺の靴が隠されていた。
その時、そっと背後にトムが忍び寄ってきて……。
「逃さないよ?」
「に、逃げないから不穏なオーラをしまえ」
トムが……なんか、笑顔なのに目が仄暗くてヤンデレみたいだった。
すぐに手を繋がれて、寝室で抱き潰されてしまったよ。
逃げようとなんてしてないのにな。
夏休み二週間経過。
トムの俺のこと好き好き状態が煮詰まってきてる気がする。
俺もトムのことが大好きで堪らないけど……。
あぁ、トム大好きだ!
夏休み三週間経過。
好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き。
夏休み最終日前日。
トムが俺の全てだ。
トムのことしか考えられない。
俺とトムは恋人になり、両親に久しぶりに会った。
……母さんから、「私達結婚するの♡」と言われてトムの父さんがデレデレしていたな。
父さんはトムと俺が恋人なのを知っている。
だけど、母さんだけは俺達が恋人だと知らない。
まぁ、たとえ知られても父さんがなんとかするだろう。
だって、父子揃って俺達母子を狙っていたんだから……。
夏休みの日記には、ありきたりなことを書いた。
トムとゲーム三昧だったとか、一緒に料理したとか……毎日エッチなことしかしなかったから、バレないような嘘を書いたんだ。
日記を提出後の先生からの一言は、「仲良しだね!」だったよ。
完
俺の身体は着実にエッチになっている。
そして、外に一歩も出ていない。
トムは本当に俺を外に出さないつもりみたいで、何気に玄関みたら俺の靴が隠されていた。
その時、そっと背後にトムが忍び寄ってきて……。
「逃さないよ?」
「に、逃げないから不穏なオーラをしまえ」
トムが……なんか、笑顔なのに目が仄暗くてヤンデレみたいだった。
すぐに手を繋がれて、寝室で抱き潰されてしまったよ。
逃げようとなんてしてないのにな。
夏休み二週間経過。
トムの俺のこと好き好き状態が煮詰まってきてる気がする。
俺もトムのことが大好きで堪らないけど……。
あぁ、トム大好きだ!
夏休み三週間経過。
好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き。
夏休み最終日前日。
トムが俺の全てだ。
トムのことしか考えられない。
俺とトムは恋人になり、両親に久しぶりに会った。
……母さんから、「私達結婚するの♡」と言われてトムの父さんがデレデレしていたな。
父さんはトムと俺が恋人なのを知っている。
だけど、母さんだけは俺達が恋人だと知らない。
まぁ、たとえ知られても父さんがなんとかするだろう。
だって、父子揃って俺達母子を狙っていたんだから……。
夏休みの日記には、ありきたりなことを書いた。
トムとゲーム三昧だったとか、一緒に料理したとか……毎日エッチなことしかしなかったから、バレないような嘘を書いたんだ。
日記を提出後の先生からの一言は、「仲良しだね!」だったよ。
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