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2◆愛してるから【セレス視点
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僕は魔術師だけど、ただの魔術師ではない。
昔は類稀なる圧倒的魔術のセンスと魔力量から賢者様とかって崇められたこともある。
けれど、僕はそれがうっとおしくて仕方なかった。
【皆の思い描く僕】を押し付けられて、【本当の僕】を【貴方はそんな人じゃない】と否定されて……。
はっきり言って迷惑していた。
僕はさまざまな魔術を知りたくて、知識を求めていた。
だから、26歳で禁忌の魔術の存在を知り、それに手を出した。
それは不老不死の魔術。
人の一生では僕の欲望を満たすには足りないからね。
魔術は成功した。
なので、僕の年齢は26歳で止まっている。
代償として、僕のいた国が闇に飲まれて滅亡しちゃった。
成功の代償は大きかったけれど、僕は特に気にならなかったよ。
むしろ、せいせいしたぐらい。
僕はある日、街でノヴィをみかけた。
お忍びで婚約者とデートをしている様子だった。
僕は楽しそうに笑うノヴィを見て一目惚れしたから、ノヴィを欲しいと思ったんだ。
……だから、ノヴィの両親と婚約者に暗示をかけたんだよ。
魔術で遠隔からそうするのは僕からしたら難しくない。
婚約者は、【男のノヴィよりやっぱり女の子がいい】と思わせた。
家族は、【婚約者に婚約破棄されるなんてノヴィは家の面汚し】と思わせた。
だからノヴィは、愛し合っていたはずの男に婚約破棄をされて、実の家族から罵られて着の身着のまま家を追い出されたんだ。
あぁ、なんて可哀想なノヴィ、僕の愛しい人。
ノヴィが嘆き悲しんでいる時に僕はノヴィの前に現れて、優しく救いの手を差し伸べる。
救いの手のようにみえる、悪魔の手を差し伸べる。
ノヴィが真実を知っていたら、この手を取ることはなかったかもしれない。
絶対に真実なんて教えないつもりだけどね。
だって、ノヴィを手に入れるためにやったことなんだから……。
ノヴィは僕に感謝なんてしてくれて、本当に可愛い人だよね。
君の悲しみも苦しみも、全部僕が元凶で、僕のせいで負った心の傷なのに……。
何も知らない君はただ僕に感謝をしてくれる。
もしも君が全てを知ったなら、君は僕にどんな眼差しを向けるのだろうか?
真実を知っても、僕に感謝の感情を向けられるだろうか?
それとも……。
でも大丈夫。
仮に真実を知られたとしても、真実なんて僕が記憶から消してあげるから……。
ノヴィ、僕から逃がさないよ。
ちなみに、僕達が国から離れるまで暗示は継続中だ。
追っ手がきたら困るからね。
暗示が解けたら、さぞや慌てるだろうなぁ……ふふふ。
「あぁっ……んっ…はっ!ああっ」
ノヴィは僕の気持ちを受け入れようとはしてくれないけれど、身体だけならいいよとこういう行為を受け入れてくれてる。
だから、僕は身体から落とすことにしているんだ。
ギシッギシッとベッドを軋ませ、ノヴィの身体を組み敷く。
キスしながらノヴィの尻穴を僕の勃起したイチモツでガンガン責めてやる。
可愛く乱れるノヴィの身体にキスマークをつけるのが僕の楽しみの一つだ。
昔は類稀なる圧倒的魔術のセンスと魔力量から賢者様とかって崇められたこともある。
けれど、僕はそれがうっとおしくて仕方なかった。
【皆の思い描く僕】を押し付けられて、【本当の僕】を【貴方はそんな人じゃない】と否定されて……。
はっきり言って迷惑していた。
僕はさまざまな魔術を知りたくて、知識を求めていた。
だから、26歳で禁忌の魔術の存在を知り、それに手を出した。
それは不老不死の魔術。
人の一生では僕の欲望を満たすには足りないからね。
魔術は成功した。
なので、僕の年齢は26歳で止まっている。
代償として、僕のいた国が闇に飲まれて滅亡しちゃった。
成功の代償は大きかったけれど、僕は特に気にならなかったよ。
むしろ、せいせいしたぐらい。
僕はある日、街でノヴィをみかけた。
お忍びで婚約者とデートをしている様子だった。
僕は楽しそうに笑うノヴィを見て一目惚れしたから、ノヴィを欲しいと思ったんだ。
……だから、ノヴィの両親と婚約者に暗示をかけたんだよ。
魔術で遠隔からそうするのは僕からしたら難しくない。
婚約者は、【男のノヴィよりやっぱり女の子がいい】と思わせた。
家族は、【婚約者に婚約破棄されるなんてノヴィは家の面汚し】と思わせた。
だからノヴィは、愛し合っていたはずの男に婚約破棄をされて、実の家族から罵られて着の身着のまま家を追い出されたんだ。
あぁ、なんて可哀想なノヴィ、僕の愛しい人。
ノヴィが嘆き悲しんでいる時に僕はノヴィの前に現れて、優しく救いの手を差し伸べる。
救いの手のようにみえる、悪魔の手を差し伸べる。
ノヴィが真実を知っていたら、この手を取ることはなかったかもしれない。
絶対に真実なんて教えないつもりだけどね。
だって、ノヴィを手に入れるためにやったことなんだから……。
ノヴィは僕に感謝なんてしてくれて、本当に可愛い人だよね。
君の悲しみも苦しみも、全部僕が元凶で、僕のせいで負った心の傷なのに……。
何も知らない君はただ僕に感謝をしてくれる。
もしも君が全てを知ったなら、君は僕にどんな眼差しを向けるのだろうか?
真実を知っても、僕に感謝の感情を向けられるだろうか?
それとも……。
でも大丈夫。
仮に真実を知られたとしても、真実なんて僕が記憶から消してあげるから……。
ノヴィ、僕から逃がさないよ。
ちなみに、僕達が国から離れるまで暗示は継続中だ。
追っ手がきたら困るからね。
暗示が解けたら、さぞや慌てるだろうなぁ……ふふふ。
「あぁっ……んっ…はっ!ああっ」
ノヴィは僕の気持ちを受け入れようとはしてくれないけれど、身体だけならいいよとこういう行為を受け入れてくれてる。
だから、僕は身体から落とすことにしているんだ。
ギシッギシッとベッドを軋ませ、ノヴィの身体を組み敷く。
キスしながらノヴィの尻穴を僕の勃起したイチモツでガンガン責めてやる。
可愛く乱れるノヴィの身体にキスマークをつけるのが僕の楽しみの一つだ。
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