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BOOK1(後半)

彼女だ…。

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「それで、チャンピョンになって、そのあとどうなったの?」
彼女は言った。
「そうだな…。まずは、気になることからプレイしたんだよ。」
僕は言った。
「ふぅん…。話したいのね…。」
「まぁね…。」
「じゃ、聞いてあげる…。」
「一応、気になることは二つあったんだ…。」
「ブイゼルの子と、孵さなかったタマゴか…。」
「…。」
僕は少しだけ顔を赤らめた。これだけ、僕のことを理解している人間なのかと思うと僕は少しだけ照れる…。
「照れてる場合ではないは…。テルト?トルテ?それともあなたはタルトなの?」
「あぁ、ベビータルトのことね…。それとも、マイクロタルトのことかな?」
「マイクロタルト?よくわからないわ…。」

********************

ポケモンは、どうでもいいようなどうでもよくないようなゲームだった。実際問題、僕と彼女をつないでいるものの集合に、ポケモンみたいな「かわいい」ゲームはもしかしたら含まれる話なのかもしれない…。
「で、あなたの話したかったことって?」
「えっと、まぁ、僕は、えっとと打つと」
「そこまで言わなくていいわ…。」
彼女は先読みしていった…。
「ふむ。そうだね…。」
僕は、結局言いたいことの半分も言えないんだよなと思った…。
「ふぅん。」
彼女は適当に相槌を打つ…。ノートには今日のプレイ記録みたいなものの痕跡が残されている…。
59チェリム→チェリンボをLv25まで
65フワンテ

そこまで打って、僕は気づいた。卵の中身は結果的には、ピンプクだったということに…。
「ふぅん。」彼女は言う…。
「「ブイゼルを欲しがってた子は結局のところ、何をくれた?って問えばいいの?」」
僕は頭が悪いので、結局のところ、ゲームのデータを見ることにした。ゲームのデータを見ると、「覚えてたでしょ?なんで忘れてるふりをしているの?」みたいな内部ツッコミが聞こえた…。僕は、少しばかり、「痴呆」というか、「ぼけている」?あるいは、「短期記憶障害」のようなものにかかっているのだろうか?もしかしたら、そうかもしれない。ブレインフォグ…。僕は別に、脳にもやのようなものがかかっているほどの病状は感じない…。
「ペラップ?ペッチャラ?どうでもいいポケモンでしょ?」
「じゃぁ、逆に言うけど、重要なポケモンって何?パルキアとか、ティアルガみがいな、伝説ポケモンのこと?それでも、君は、「ちがくない?」って首を横にふらないか?」
「まぁ、そういうところはある…。」
「しょうがないわけだ…。」
「「ダイヤ・パール」って面白いゲームだったかな…。」
「…。」

********************

「で、「フワンテ」については、ついに、「禁断の手法」に手を出してしまったわけだね…。」
「まぁ、ベータテスター」だったら、これくらいは、普通なんだよんね…。ゲームボーイ時代の、ミュウの入手方法なんてそもそも、バグらせることから始めるわけだから…。」
「「まぁ、君の言い分もわからないではないけどね…。」
「「やれやれ」…か…。」

********************

今日はでも、「大収穫」だったんじゃないの?アグノム・ユクシー・エムリット…。
「でも、エムリットは、まだ「捕獲」はしてないぜ?」
「だるいゲームだな…。」
「症状がでてるんじゃない?」

********************

「やりようによっては十分楽しめるゲームだと思うけれども…。」
「何?ポケモン?」
「わかる…。はっきり言って、こっちきてってか、まぁ、来る前からポケモン以外にも手を出し始めたもんね……。」
「まぁね…。」
「多少、「ポケまぜ」に関しては、禁断症状レベルに、「ゲーム中毒」になってるのかもしれないな…。」
「なんでそう思うの?」
「だって、ゲームの電源を切っても、誘うメロディみたいなのは聞こえるから…。」
「ふぅん…。」
「活字中毒よりはましじゃない」
「(笑)」

********************

「でも、たとえば、「タイムマシン」で未来に行くみたいなことなのかもしれないよ?」
「何が?」
「いや、「何が?」ってシステム日付をいじることでしょ?ナナカマド博士は「未来日付」のゲットポケモンに関しては認識できないっていう風になってるだけだと思うけれども…。」
「そういうのって、「テスト」して初めて「わかる」ことだよな」
「まぁ、そりゃぁそうだ…。」
「ポケモンを「テスト」だと思い始めたら、なんていうか…な…。」
「全然楽しめない?」
「うーん、なんていうか、今日のプレイというか、要するに、「ポケまぜ」みたいな、「癒し系ゲーム」」
「じゃぁ、ポケモン本体に関しては、「癒し系ゲーム」じゃない?」
「別にそうは言ってないけど、「ナナカマド博士」の「言いなり」と思うのは、それなりに、「癪」ってだけの話じゃない?あぁいうのって、プログラムなのかもしれないけど、まぁ、呼び方はNPCでもなんでもいいけど、それは、公園にいるときに、「おかしさ」を感じたでしょ?」
「まぁねぇ…。」
「でも、まぁ、「つまんない」「テレビ」を見るよりはましかな…。」
「「ついてる」「ついてる」による「ゲット」?」
「要するにさ、プレイスタイルに関しては「こだわり」」過ぎているんだと思うぜ?」
「いや、実際、今日のプレイなんかも難しい難題…。」
「そりゃぁ、「邪道プレーヤー」とか、変な風には思われたくはないからでしょ?ぶっちゃけ、「わかってて」「やってる」ようなところがあったと思うぜ?」
「そうかな?たとえば、チェリムを単に捕まえようとするでしょ?」
「うん。」
「でも、チェリムは「?」って表示されているから、ちゃんと、「見ない」ことには、わからないよな…。」
「うん…。」
「でも、たとえばだけど、「彼女」みたいな人は、「見えてなくても」ちゃんと「わかってる」みたいな、世界というか、やり方みたいなのを好むでしょ?」
「うーん。でも、いろいろな意味で、矛盾が生じると思うぜ…。」
「…。」
「だって、設定とはいえ、「さする」は「ナナカマド博士」の「依頼」は「無茶苦茶無理難題だかから無理なんじゃね?」ってほぼほぼ匙を投げてたわけでしょ?」
「チャンピョンの「さする」はちょっと違うね…。」
「そんなことより、「デジモンゴースト」の「戦いたくない」「狐」と、「切りまくりたい」「刀」が一体にされてしまったとかいう、キャラデザのキメラの方が「問題」じゃない?」
「ほんっと、難しいな…。」
「要するに、「戦えない」狐と「切りまくりたい」「刀」みたいな「心」を「抱えてしまっている」っていうことじゃない?」
「うーん。確かにそうかも…。」

「まずさ、そもそも、「さする」はゲーム空間の中では、「閉じ込め」にあってたわけでしょ?」
「君の言ってることはほんっとによくわからない。だって、ゲーム空間のアバターが、君そのものではないだろ?まぁ確かにゲームをするときには、ゲームのアバターに自分を自己投影するものなのかもしれないけれども…。」
「いや、でも、「ユナイト」の考え方も、ほんっとに「変」だぜ?」
「じゃぁ、なんで、そんなソフトやってんの?」
「わからない。「暇」じゃない状態に、自分をおいておきたい…。」
「ふぅん…。」

********************

「確かに、7000文字適当に打鍵するのも結構大変だな…。」
「そんなのテーマ次第じゃないの?君はまず何が好き?」
「何が好きなんだろうな…?一応、ここには「みかん」とかがあるぜ?」
「どうもありがとう。」
「みかん…。いや、確か、ポケモンにも「みかん」って子がいた気がするけれども…。」
「君の頭の中は「ポケモン」ばっかなのか?」
「うーん、でも、実際には、残念ながら、「そう」なのかもしれなくてね…。」
「あっそう…。」
「大人としては、「少しやばいんじゃないかな…。」と思ってる…。」
「ふぅん。そうなんだ。君ってテーマ変えたい?」
彼が問うた。
「そうかもしれない。でも、そうでないかもしれない…。」
「ふぅん…。」
僕は、テーブルの上の「みかん」を見た。みかんは、なぜか六個あって、それは、僕にはモンスターボールを思わせた。ちょっと、ポケまぜしすぎてるかもしれないな…。
「いいんじゃないか?実家に帰省して、適当に、迷惑かけない範囲で、テレビゲーム…。まぁ、ポケまぜは、タブレット型のゲームだから、厳密にいうと、テレビゲームじゃないのかもしれないけれども…。」
「僕は、ユナイトの世界では、なぜか「ひかり」ばかりを集めようとしてしまうようなんだ…。」
「ふぅん…。」
「そして、こうも思うよ…。人類は、実は「光」というものを求めて、「争い」をしていた?」
「君にとって、「光」とは、果たしてなんだい?」
彼は問う…。
「わからない。もしかしたら、「お米」とか「魚」とかも「光」かもわからない…。でも、実際問題には、ただの「光」とは思えないようなところもあってね…。」
「ふぅん」

光のことを考えるとき、僕は、ゲームキャラの「ヒカリ」ってやつのことを考える…。あのキャラは、所詮はキャラであって、まぁ三次元なのかもしれないけれど、要するに二頭身キャラ。それは、現実とはかけ離れたバーチャル空間だ。
「でもかわいい。」
「だとすると、少し、「おかしく」なるのではないかな…と思ってもいてね…。」
「ふぅん…。」

********************

「で、新年早々から仕事なの?」
彼女は言った。彼女の声は、ちびまる子の姉の声に似ていた。
どうしよっかなぁ…。僕は簡単な気持ちで思った。つまらないテレビ。つまらないクラウドアトラス。いや、クラウドアトラスはそこまでつまらなくはなかったと思う…。
「で、「ドラクエ」の続きみたいな世界について考えないといけないってわけ?」彼女…。
「うーん。別に考えなくてもいいわけではあるのだけれども、君が考えたいのなら、「別にどうぞ。」っていう感じ…。」
「「打ち込む」ことは、「しんどく」はないの?」
「うーん。それは「肉体的に」っていうこと?」
「まぁ、あなたが、そういう風に解釈したいなら、別に、「肉体的」にでも「精神的」にでもなんでもいいのだけれども…。」

********************

「でも、実際のところ、「裸」だとか、「射精」だとかが、「呼び出し」の「トリガー」だったとしたら、あんたも結構しんどくない?」
誰かが言った。
「まぁ、なんというか、そこらへんは、ある程度「きめ」の問題ではあるかな…。」
「ふぅん…。」
それより、僕はどこまで、僕の周りの状況に関して記載していいのだろう?
「知らないけど、ポケモンのプレイ日記についてでも書けば?まぁ、それにしても、「ポケモンのプレイ」が「起動スイッチ」みたいになっているとしたら、以下同文…。ってことなんじゃないかと思うけれども…。そおとも、「完全に自由な状態で文章を作成することはそもそも不可能だ。僕たちは、制約条件下にあることにそもそも合意して生れてきた生き物だからだ…。」みたいな声明というか…。」
「要するに、それって、一種の仮説でしょ?でも、その言ってることって、「この世界」みたいなものは、くそみそみたいなもんだから、いかなる手段を用いても、この「くそみそ」みたいな世界から、なんとかして、「抜けよう」ぜ?みたいなことに過ぎないんじゃないかっていう気がするけど…。」
「半分賛成半分反対だな…。」
「そのセリフ好きだな…。ほんとまじよぉ…。」
「あぁ、好きだね…。好きで何が悪いのかね…。重要なのは、好きなセリフのストック量にしか過ぎないと思うのだがね…。」
誰かが言った。
「お前、性格はもうなんていうか、とぐろ弟そのものだな…。」
「マッチョイズムに傾いたからと言って何かね?」
「まぁ、俺はそれほど筋肉を必要とはしないような、これってでも」
「遺伝的な制約だろ?」
「…。」
「でも、たとえば、プロテインみたいなものをがばがば飲めば、筋肉みたいなものは簡単にまとうことができるとしたら?」
「…。」
「それでも、貴様は逆に戻れる薬みたいなものを求めると思うのだがね…。」
「薄汚い口をとめやがれ…。」か…。これはもうなんていうか、過去のシーンの焼きまわしに過ぎないな…。
「でも、今の君は、そんなものばかりをばらまいている。そうじゃないか…?」
「要するに、クリエイティビティの問題で、なんていうか…。」
「君は、もう未来なんかには興味がないのだよ。誰かと交わることも、誰かを変えて幸せにすることも…。そのことになぜ気づかないのだね?」
「うーん。俺は、はっきり言って、殴りたくもなったりもするんだぜ?」
「というと…。」
「はっきりいって、まぁ、でも、そうでもねぇのかもしれねぇけど…。」
「くわしくはなせよ…。」
「まぁ、結局のところ、日々というものは過ぎていく。そこは、なんというか、制約に当てはまるのかもしれんが…。」
「結局は何も語らない気だな…。」
「というか、そうだぜ…。」
「「語りたくても語らない…。」言っても無駄だからか…。」
「厄介なポケ問題に話題をふったらどうか…?」
「タイムリープをしたさするの話…?それとも、ナナカマド博士のチェックはごまかせないという件について?」
「あぁ、ゲーフリのディレクターとかは、さくっとパスだったのにな…。」
「そこらへんはなんていうか、「きめ」の問題なんじゃないか?」
「システム日付いじる…、裏技だろ?」
「実は、「ムーン」の時に、タイムラインがぐちゃぐちゃになるんじゃねぇかって懸念してたやつだろ?」
「でも、今、もはやタイムラインみたいなやつはぐちゃぐちゃになっていないか?」
「実は、「日本」という国そのものに、いたく「失望」していないか?」
「俺はまぁ、そこまではいかねぇけども…。あいつらはどうかな…?」
「いや、あいつらのせいとかにしている場合ではなくてですね…。」
「ふぅん…。」
「で、何から記載すればいい?エムリット捕獲が、結構大変だったってこと?」
「だから、「マスターボール」使えない病とか、「モンスターボール」こだわり症候群とかが、発病するからでしょ?」
「すぐ、「病名」をつけるのは、やめてくれないか?」
「あの町って、「ポケモンセンター」はあるけど、「病院」はないんだよな…。」
「みんな健康だから、行く必要がないんじゃないの?」

********************

「いや、実際問題として、本当にしんどいと思うぜ?昨日は、「ポケまぜ」みたいなものを、CM感覚かなんだか知らんが、要するに、多少「打鍵」そのものが「たるく」なってきたのかもしれないな…。「タルイタルイ病」とか言ってはいたけども…。」
「慢性的に、「たるさ」を抱えているとしたら、そりゃぁもう立派な精神病みたいなものかもしれないのだからな…。」
「うぅん…。結局、あこがれのキャラというか、要するに、俺は多少とんがってるキャラがかっこいいなとか、あこがれるとか、そういうところがあるんだと俺は思うぜ?まぁ、俺がどこまで、「とんがれる」のかは、俺自身にすらよくはわからなくはあるのだがな…。」
「なるほどね…。」
「でも、たとえば、3Qで、「吸血鬼すぐ死ぬ」みたいなアニメとかも、終わっちゃったでしょ?」
「3Qのアニメは結構を不思議な感じだったな…。」
「で、「見える子ちゃん」の再放送が決定されていると…。」
「でも、結局、「おみくじ」に書いてあったことも、「重要」だったと思うけど?」
「うーん。なんていうか、たとえば、「不良」っぽい人のことをまねて生きようとしても、なんていうか、「承認欲求」っていうか、要するに結局のところ「我」の問題になってくるのかは知れないが…。」
「…。」
「一応、韻を踏んでんだろ?」
「OK。わかった。そういうゲームがやりたいわけだ…。」
「「言葉遊び」なら「海藤」みてぇなやつの方が得意なのかはわからんが…。」
「「システム日付」をいじるみたいな技は邪道なのかな…。」
「さぁ、よくはわからんな…。」
「金曜日にでるポケモンを日付いじれば自由に取れますとか、別にある程度頭が発達してれば、誰でもわかるレトリックだと思うけれども…。まぁ、それでも確かに、「ゲームボーイ」には「日付」を「いじる」術すらもなかったみたいな過去の古い仕様?というかな…。で、さらに、今日は、「エムリット」の「捕獲」に夢中になりすぎて、でも、別にいいだろ?「ディアルガ」をいれなくても、「ゴース」を「育てる」…。まぁ、それは結果的には「無意味」だったのかもしれない。運がものすごく強ければ、「モンスターボール」を「マスターボール」のように…。でも、それですらも、普通のユーザーに言わせれば。少し、というかだいぶずれているのかもしれない…。だって、それって、スーパーボールとか、ヒールボールとか、ダークボールとか、要するに、モンスターボールとマスターボール以外を「否定」することに他ならないわけだから…。」
「それって、「極端」から「極端」にいく、「仙水」型の思考に似ているだろ?」
「いや、「仙水」さんは、「人間界で最強」みたいな「描かれ方」をしてるから…。」
「君は、そんなことよりも、「恥ずかしい」と思う「話」をもっとたくさん「書く」べきではないのかね…。」
納谷六郎の声は言う…。シュミュレーションでも、幻聴でもなんでもいいのではあるが、「幻聴」や「幻覚」みたいなものも、
「それって、結局、「拡張現実」みたいなもんだろ?それとも、単なる脳の誤作動みたいなもんだという説の方を信じたいってことなのかい?」
あれだけ痛い思いをする必要は別にないと思うのだけれども…?

********************

「ポケモンの前にこっちの方が気になって…。」
「ふぅん…。」
彼女は言う。
「でも、ポケまぜとかユナイトも一応こなしはいたんでしょ?」
「まぁね…。」
「それで、何が気になってるの?確かに、オーキド博士は無事現れたみたいだけれども…。」
「うーん。なんていうか、ゲーム攻略のっ指示があいまいで…。」
「確かにね…。エクストラゲームというかここからは、やりたい人はご自由にということだからね。」
「まぁ、そうだよな。たとえば、これで、特定のポケモンのレベルとあげたいだとか、ま、でもこのゲームの醍醐味というか、基本となることは」
「でも、お兄ちゃんは、バトルタワーみたいなのもやってない…。」
「結局、バトル?」
「さんざんやってきたことでしょ?」
「あぁ、NPCを散々倒してきた件について?」
「…。」
「そこは仕様というか、それをやっていかないと、ゲームは、ま、ポケだちとかからなんとかしてもらえば、NPC、ま、あるいは、自分が過去に育ててきたポケモンとかをうまく移行すればか…。ちょっと、フローでもみてみるか…。」
「でも、それは、「彼女」に禁止された行為なんじゃなかったの?」
「…。」

「一応、わからないベースで、リゾートエリアまで歩を進めてみたよ…。外は雪だね…。」
「うむ…。」
「ひとまず大家の許可をなんとか得て暖房をつけることが許されたようだ…。」
「ふぅん…。それじゃきみもつらいね…。」
ある人は言う…。
「いや、全然つらくはないよ…。色違いのカバルドンもゲットしたしね…。」
「ふぅん…。」
「でも、こういうのは、少し「自慢」にならないのか、僕はちょっとだけ気になったりはする…。」
「うん。まぁ、なんていうか、会話は、大体いいことか、やなことの報告みたいな感じにはなるから、どんなにがんばったとしても、自慢か、愚痴にしかならないんじゃないかっていう気もするんだけれども…、」
「報告することが何もない人の場合は?」
「結局、会話が、質問になっちゃう人っていうこと?」
「まぁ、そうかもしれない。」
「わからないことの共有か…。」
「わかることの共有でもいいのかもしれないけれども…。」

********************

「で、結局、今日はどうだったの?」
「まぁ、ぼちぼち、というか、すごいね…。」
「いや、だって、裸だとか、なんだとかにこだわるからじゃん?俺は別にそのままでもいいとは思うけど…。そこに、執着してるわけでしょ…。」
「知らんが…。」
「ただ、テストをやっているっていうだけにすぎないのだと思うのだが…。」
「まぁ、そうかもしんねぇけどよぉ…。」
「どのぐらい、作業するのかとか、目標時間的なものを決めたほうがいいと思うぞ…。」
「うーん。まぁ、そういうのもあんべーよな…。」
「でも、それにしたって、今日は、一歩も家から出なかったのだろう?それでは、いろいろ、」
「ちょ、待てよ?別に、家から出ないかろうが、誰に迷惑をかけているわけじゃねぇだろ?それとも、わぁったよ。明日は、少しくらいは外の様子を見に行くことにする…。」
「わかればいい。」
「わからない。」
「わからないやつはわからなくてもいい。」
「でようとしても、でれない「何か」があったというだけのことだろ?」
「実際問題として、この家には、少なからず、「人間」を「閉じ込める」「術式」が」
「ま、そういうの好きだもんな…。」
「「術式」じゃなくて、「呪縛」じゃね?」
「俺は、そうは思わんぜ?この家の問題点みたいなものはあげたらまぁ、きりがないのかもしれないけど?」
「つーか、まじで、歩いてきた方がいいんじゃねぇかって気がしてきた…。神社に5円玉を放り込むこと…。」
「同調意識か?」
「ちげぇねぇぜ…。ハハハハ…。」
「気づいた!」
「そういえば、ピカチュウは最近「気づいた」というようになったな…。」
「BBCテレビはどうだった?」
「ん、何も…。」
「いいや、違うね。貴様は隠している。」
「なんか、ドラルクみてぇ…。」
「「別に隠してるわけじゃない…。現に裸だしな…。」貴様はそう言いたいのか?」
「吸血鬼とのトークねぇ…。」
「別に、あぁ、でも、あぁいう設定みたいなものもなんかなぁ…。」
「「服を着ていても「タイピング」ぐらいはできる…。」でも、幽助の求めていることは、全然違うことだろ?」
「「幽助」ねぇ…。」
「じゃぁ、君は誰だ?名前すら明かしたくないのか?」吸血鬼が言う…。
「どうしよっかな…。別に、幽助として、考えてやってもいい気もすっけど。別に、そうでなくてもいい。」

「なんか、きつい体勢で打とうとしてない?」
「そもそも、そのために設計されてるわけじゃんないような気がするのだけれども…?」
「たぶん、トレーニングになっちまったんじゃないか?」
「まぁ、そういうところはなくはないのかもしれないのだけれども…。」
「でも、だとしても、君は思うだろ?」
「あぁ、」まぁ、思うね…。基本的に、人間には、「タイピング」を長時間行えるとしても、「限界」みたいなものは。「存在」しているということ…。そんなことは、とっくの昔に気づいていたことだろ?それに、あの会社が求めていたことは、別に、「タイピング」能力そのものじゃなかっただろ?」
「まぁ、確かにそういうところはあるな…。」
「一生懸命「何か」を「タイピング」しました。それ自体は、確かに、「尊い」「労働行為」なのかもしれない。でも、結局のところ、誰かに「読んで」「いただいて」「なんぼ」なんじゃないのか?」
「でも、これは、「無償」で「提供」している…。」
「「富」が「潤沢」にある「証拠」だろ?」
「…。」
「言っとくけど、こんなのは、ただの、「じじい」の、まぁ、「くそじじい」の方が、おまえ好みなのかもしれないけれども、おまえは、「年長者」の「意向」についても、「重んじたい」とどうも思っているようなところがあるからな…。」
「…。」
「でも、いい加減しっかりしたほうがいいぜ?」
「あぁ、わかってる。俺は、たぶん、「問題」みたいなものを、「抱えやすい」「傾向」みたいなものがあるのかもしれない。」
「…。」
「でも、一方で、こうも思うだろ?」
「?」
「そもそも、何の問題も抱えてはいない人間なんて、初めから、「ここ現世」に来てるものなのかな?って…。」

********************

場所変えた。はっきりいって、さっきの場所はサウナ…。まぁ、そういう場所でタイピングできるのかってことも重要だと思うし。ぶっちゃけた話、サウナは、言いすぎで、サウナにはなり切れてはいない…。でも、風呂場で、あんなしんどい、半魚人みたいな体勢で、タイピングしていて、これって、果たして、何の修行なのかな?っていうか、誰も頼んでないんだけど、そんなこと…。みたいな感じで、自分で考えて、ちょっと笑えてしまった…。

「で、なんについて、「話す」の?」
誰かが言った。
「うん。そうだな…。まぁ、なんだっていいんだが…。」
「実は、なんだってよくはないでしょ?」
「いや、俺は、わりとおおらかになんだっていい。」
「「性選択」の話だって、「毒」の話だって、「成長戦略」の話だって、本当になんだっていいんだよ…。」
「…。」
「あと、君に関して、気になることはといえば、「タイピング」が「肉体」的に「しんどいかしんどくないか」ということだけなのだろう?」
僕は、適当に微笑した。苦笑か、微小かで、少し、迷ったが、「微小」という言葉を選ぶことにした。
「よろしい…。まぁ、夜は長い…。それに、7000文字なら、まぁ、それほど、長くはかからないことかもしれないしな…。」
彼は言う…。
「で、どこから始めるのがいいだろうか…。」
「君が始めたいのなら、どこからでも…。何せ、これは、「君にしか書けない」「君だけの」物語なのだから…。」
そういわれると僕は少しだけ照れた。

********************

「なんか「サイケ」な夜だな…。」
「でも、「いい」夜だろ?」
彼は言う。
「まぁ、確かに、外は、静かで人々は、おそらく、大多数の人が、眠りについている…。」
「そういう時間を狙って、君は、「小説」のようなものを紡いでいる?」
「「雪」が降った時に、僕は、まっさきに、「文化的雪かき」っていうフレーズが浮かんだんだ…。」
「…。」
「でも、果たして、「文化的雪かき」っていったい何のことだろうって考えたら、自分でも恥ずかしくなって、少しばかり笑えたのさ…。」
「ふぅん…。」
彼女は少しばかり、つまらなそうにうなづく。
「もう眠い?別に寝たってかまわないんだぜ…。」
「ううん。もう少し、つきあう。別に、それほど眠いわけじゃない…。それより、もう少し、君の話の続きが聞きたいから…。」
「そっか、そっか、それなら、僕は、話を続けてかまわないらしいな…。」
「君はいろいろ抜けているところがるから、本当に気を付けたほうがいいと思う…。別に、悪気があって、忠告をしているというわけではないのだかれども、本当に、抜けているところは、抜けていて、なんていうか、ものすごく、隙だらけで無防備なところがあるから…。(それに、性善説すぎるし…。)」
彼女は言う。
彼女が思ったことが僕にはわかる…。僕は結果的には、人を憎むことができきれない人間なのだ…。彼女はそのことを「性善説」という「言葉」で「たとえ」るのだけれども…。たとえ?これで、日本語としてあっているだろうか…。今一つ確信みたいなものが持てない…。
「いろいろ、混乱して、疲れ果てているのだわ…。別に、ゆっくりしていってかまわないのよ。別に、あなたは、どこでだって、歩をとどめることもできる。もちろん、進むことを選ぶこともできるということなのかもしれないけれども…。」
僕は黙る…。僕の話の続きを話さなければいけない。そのような観念に襲わられる。でも、話すべきことが、何一つとして、浮かばないような気もする…。どうしたらいいのかな?と思う…。
「それが、あなたの「思い癖」みたいになっているのよ…。「どうしたらいいかな?」あなたは、すぐに、「言ったり」」もするでしょ?でも、もしかしたら、それって、あんまりよくないことなのかもしれないわ…。それって、自信が少ない人のセリフだから…。傷ついた?」
「うーん。どうだろうか。僕は、誰かに、批判されたとしても、そこから、何を改善して、次につなげていけるか考えていける人間だと思うから、そういうコメントでも、別段自分自身を変えていけるんだと思う…。人によっては、「そういうコメント」は「うれしく」さえ思うのかもしれないけれども…僕は」
「待って。だから、あなたのそういうところなんだってば…。」
「自重するよ…。」
「そうね。わかればよろしい。」彼女は満足げに言った…。
ところで、僕が話したいことっていったいどこにあったのだったっけ?
「あなたは、はっきり言って、わけのわからない「数値目標」みたいなものに、とりつかれているのよ。まぁ、そうでもしなければ、こんな世の中では、むしろ、「生きて」いきづらいのかもは、わからないけれども、もう少し、うまくやっていったっていいようにも思えなくはないわね…。」彼女は言う…。
「ふぅん…。で、そのやり方って?」
「あなたは、本当に、ばかねぇ。そういう風に、「ばかねぇ、ばかねぇ」って言われながら、育ってきたんでしょ?だから、私にも、「ばかねぇ」というセリフを求めてしまう。」
「…。」
「あなたは、別に、「で、そのやり方って?」みたく、三下みたいな感じで、無知ぶらなくたっていいの。知性が高いのはむしろあなたなんだから、あなたには、別段、私に聞かなくたって、もう解決方法みたいなものの目途がたっているのよ?そうじゃなくって?」
「まぁ、確かにな…。君に、聞く話じゃなかったのかもしれない…。」
「そうね。質問は、私がするの…。あなたは、質問に答える側じゃなくちゃならない…。わかるわよね?あなたなら…。」
「まぁ、そうかもしれない。かといって」
「ほらね。すぐ、自分にできないことにフォーカスして、先回りして、できない言い訳みたいなものを拾おうとするでしょ?でも、そいう考え方じゃ、先生も大変なんじゃなくって?」
「どうだろうな…。」僕は思った。でも、なんていっていいものだかよくわからなくなって、半分口をつぐんだ…。

********************

「一応、スパイダーマンは見たぜ?」
「てか、「マークスマン」じゃなかったの?」
「映画館に早くつけたのだし、見たかったのは、「それ」だろ?」
「まぁ、そうかもしんねぇ…。」
「「マークスマン」はぶっちゃけ、「ドンパチ」もんだろ?」
「…。」
「俺的には、別にどっちでもよかったって気もするけど…。」
「いいや。よくないね。あの、映画館は、もう、「「待ち」とか、やめてください。」っていう構成になってただろ?」
「あぁ、俺がいなくなってからね…。」
「うむ。」
「別に、「君」一人のせいじゃない…。「映画館」は「映画館」で「いろいろ」考えているのだと思うよ…。」
「そういう意味では、今日の、「スパイダーマン」みたいなコンテンツは、「成功例」だったのかもしれないな…。」
「うーん。でも、「密集具合」がどうとか、「余分」なことまでも「考え」なければならないのではないかという気もするのだが…。」
「「街」はとっくに、「コ□ナ」「前」の状態に、「戻り」つつあるということなんじゃないのか?」
「「コルトン」はちょっと「特殊」なんだよな…。あそこだけ、「発券機」の「リプレース」を蹴ってっしな…。」
「でも、その判断って、「いい」判断だったと思わない?」
「まぁ、それは、あるかもしれない。あの、新しい、「発券機」ってなんか、「いまひとつ」って感じがある…。」
「内容はどうだったんだい?」
「あぁ、「スパイダーマン」?」
「…。」
「ぶっちゃけた話、もっと違った形で、ちゃんとみたかったのかもしれない…。」
「それも、「友達」と…、か…。」
「うーん。まぁ、別に、「友達」なしでもみれなくもないし、今日は両手に花って感じだったし(笑)」
「あそ…。」
「ま、特に何もないといえば何もないけど…。」
「でも、スパイダーマンの見方は少し変だったかもしれない…?」
「何?どんなところが?」
「俺、「キスシーン」とか、見ても、あまり何も感じないんだよね…。」
「へぇ、「キルア」人格みたいなこと?」
「「おさえこんでる」って感じじゃ名じゃなかった?」
「何?体が「反応」しないように「おさえ」こんでいるってこと?」
「「スパイダーマン」って教材か何かだと思う?」
「「大衆映画」でしょ?別に、「教材」と考えている人は、「そう」なのかはしれないけれども…。」
「でも、映画館を出た後、あの「指輪」みたいなものを探していたでしょ?」
「あぁ、探すよね…。「指輪」は…。」
「「だって、その方が「面白い」し…、」か…。まったく懲りないね…。君も…。」
「というか、こちとら、「抑え続けられる「毎日」なんだぜ?」」
「みんな、ある程度の「閉塞感」は「感じている」ものなんじゃないかな?」
「まぁ、そうかもしれないけれども、「映画」とか、「文化」っていう言い方が、「広い」のかもしれないけれども、そういうもんんが、ある程度の、「受け皿」にならないと…。」
「…。」
「スパイダーマンは、結果的には、「焼きまわし」と「使いまわし」と、「編集」でできててた「映画」だったと思うぜ?新キャラとか、別に出てこなかっただろ?あえて、いえば、あの、リザードマンなのかもしれないけれども…。」
「うーん。まぁ、今回の「スパイダーマン」の醍醐味というか」
「あぁ、あの、東洋人の友人キャラが、指輪を使って、別のスパイダーマンを呼び出すあたりね…。」
「「マルチバース」とかが、「テーマ」になっていたと思うけど…?」
「そうかな?テーマは「記憶」だと思う…。だって、スパイダーマンは、はじめ、「自分のことをスパイダーマンだと思っている人間の数を減らすためにドクターストレンジのもとに相談しに行くんだぜ?」」
「それで、別の「宇宙」に飛ばされる…か…。」
「なんていうか、俺的には、結局、「おばさん」みたいな「犠牲」がつきもので、過去のどのスパイダーマンでも結局「犠牲者」は出てきたって話なだけだと思うのだけれども…。」
「さめきってんな…。」
「重要なのは「悪役」だろう…。」
「うーん。なんていうか、俺は、「聞き違い」が「激しい」…。」
「…。」
「実は、「聞き違い」はあまり「しては」いないのかもしれない…。あるいは、俺向けに、天みたいなものが「聞き違い」をさせているのかもしれない…。でも、そうだとしても、スパイダーマンは、超能力を与えらている、敵(?)キャラを「治療」という言い方で「相体」しているんだよな…。」
「あれって、やっぱり、何かしらの「思考実験」みたいなものだったと思う…?」
「そうかもしれない…。でも、たとえば、あの、「サンダーマン」も、「サンドマン」も会社で労働していて、「事故」にあったというエピソードは「同じ」だったりするだろ?」
「「労災」ね…。」
「あいつらって「被害者」なのかな?なんか謎じゃね?」
「謎だと思うよ…。人によっては、「超能力」みたいな「特殊能力」は「普通」に「欲しがったり」すらするもんな…。」
「進化に関する「研究」的な「着眼点」が「入って」いなかった?」
「「エネル」とか「我愛羅」みたいな、「ジャンプ」漫画の「敵役」のことを考えてはいたのだけれども…。」
「でも、作品は、ちゃんと、「ヴェノム」からの、「ドクターストレンジ」で閉じるでしょ?」
「あぁ、エンディング曲を挟んだうえでの…。」
「そういうのって、全部「計算」づくでできていると思う?」
「あぁ、ある程度はそうだと思うよ…。」
「次のドクターストレンジがいつなのか、ちょっと調べてみよっか?」
「異議なし!」
僕は適当に、ブラウザを立ち上げて、検索子を走らせてみた。ドクターストレンジの公開日を知らせるニュースサイトはすぐに見つかった…。結果は5月4日だった…。
「そこらへんぐらいまでは、「生き延びなさいよ」…ってことじゃない?」
僕は苦笑する…。
「まぁ、そうかもしれない…。でも違うかもしれない…。」
「あなたは、「ばか」だから…。」
「…。」
「だって、映画の公開日が、「2023年の5月4日だったらとか、平気で考え出すでしょ?」」
「まぁ、確かに、「5月4日」としか、描いてなくて、僕の感が正しければ、これは、今年の話だ…。」
そういうと、彼女は黙った…。僕は時として、人を黙させる…。人は、それを「息苦しさ」と呼ぶのかもしれないけれども…。

********************

「スパイダーマンは結局のところ「復讐」の「話」だったのだと思うぜ?」
「あぁ、初代スパイダーマンが、若いスパイダーマンが、グリーンゴブリン役の俳優に一撃をいれようとするのを制止する件に関して?」
「あぁ、そこは、まぁ、俺もそう思ったのかも…。」
「でも、なんていうか、ドクターストレンジは、時空間魔術かなんかで、簡単に「敵キャラ」みたいなのを「昇華」なのかはよくわからんけど、まぁ、そういうのが、好きなら、「昇天」でも」
「あ、でも、やっぱり「謎」のシーンは残るよね?だって、あの、「紫」の空間から「人型」の「光」が出てきたでしょ?あれって「何」を意味していたと思うの?」
「でも、そこまで、話を進めるとしたら、そもそも、今回の「スパイダーマン」だけでは「話」は「閉じれない」と思うのだけれども?」
「というと?」

僕はそこで、友達への「メール」を「参照」した…。僕は「友達」を「必要」としていたのかもしれない…。強がっていたのかもしれないけれども…。たぶん、そうだ…。

「わからないな…。」
「何が?」
「「エターナルズ」と今回の「スパイダーマン」との間の「連関エンティティ」が…。」
「「連関エンティティ」と来たか…。ということは、君は「データサイエンティスト」として、この映画に「挑む」ということになるのかね?」
「実は、「重要なこと」を「極力」「言わない」ように「配慮」していないに「過ぎなくない」か?人型の、光が上空に、たくさん描かれていたからといって、それが、「神」だとでも言いたいのか?結局のところ、もったいつけたいだけなんじゃないのか?」
「あぁ、もったいつけるね…。この映画のコンセプトは、かなり、「神」がかっていると思うよ。だから、ちゃんと多くの人に「受け入れられる」形になっているんじゃないのかい?もっとも、君は、「大衆映画」だな…。みたいな感じで、「笑う」のかもしれないけれども…。」
「…。」

********************

「衝撃のシーンは、「ドクターストレンジ」の「重力操作」で」
「ま、言いたいことはわかる…。」
「あとは、「見ればわかる…。」の世界だと?」
「まぁ、そういうところは、致し方ないんじゃない?終始、SF映画の話になっちゃってるのかもしれないけれども…。」
「でも、そんなこと言ったら、「マトリックスレザレクション」だって、「必須」「映画」だと思うけど…?」
「「あの日」か…。」
「違和感じゃないけど、「悪役」というか「敵キャラ」みたいな奴が、「セリフ」を言おうとすると、「思い出せなくなる」みたいな「微妙」な「間」ができる「シーン」があったでしょ?」
「うん…。」
「あれって重要なことを示唆していたと思わない?」
「というと…。」
「はっきり言って、今の君は、「友人」の「助け」を「必要」としていると思うよ?結果的には、君は「見ている」ようで、「何も」「見ていない」し、「聞いている」ようで、「何も」「聞いて」はいないのだから…。」
「…。」
「まぁ、そこまでいくと「言いすぎる」と思う…。」
「でも、あの映画は、「ファミリー」向けなのかもしれないけれども、例えば、「子ども」とかには、「普通」に「情報量」が「多い」「映画」として、「作られている」のかもしれない…。」
「「女」「子ども」の「心配」ねぇ…。」
「「男性」としては、それが「普通」だと思うのだけれども…。」
「うーん、まぁ、わからなくもないけれども、映画というものは、なんていうか「そういうもの」なんだよ。「二時間」の「コンテンツ」を「不特定多数」の「多人数」で「ずっと」「見る」という「形式」そのものがすでに「疑い」というか」
「まぁ、「家」で「倍速」で見れたりする「世の中」でもあったりもするしな…。」
「なぁ、よみでも、天でもなんでもいいのだが、俺がもしも、「近視」じゃなくて」
「それは「自分」で「考えること」かもしれないぜ?」
「無茶苦茶に目がよくなる薬か…。」
「だとして、求めると思うけれども?」
「なぜなら、きみは、「さみしがりやだから」…か…。」

********************

そのあと、俺は、CM的に「ポケまぜ」をやった。このゲームはこのゲームですごいゲームなのかもしれない…。つむつむとか、パズドラとか似たようなゲームはほかにもたくさんあるのかもしれないけれども…。

「ポケモンの「呪縛」みたいなものを受けていると君は感じる?」
「うーん、なんというか、そのことを「呪縛」ととらえるかどうかという問題に過ぎないと思うのだけれども?」
僕は時として、「サトシ」のように考える…。
「日本は、「多様性」の国」だから、「ヒーロー」みたいなものが、仮にいたとしても、別に、それが、「一人」とか、「一作品」とか、でも、「漫画」とか「ゲーム」とか、まぁ、「オリンピック」選手みたいなものの方が、「ヒーロー」というか、「肉体的な」「単純な」「物理的パワー」でもこれだって、あってるかわかんないよ…。だって、「才能」とか「役割」みたいなのって、ほんと「人それぞれ」だと思うから…。それに、俺は、人間には、みなそれぞれ、等しく、「与えられた、「役目」とか「才能」みたいなものが、「わかれていて」そういうのは、ていうかなんで「俺」にからむわけ?」
「別にからんではいない…。ただ、なんとなくな…。でも、からんでいるのかな…。だとしたら、悪いことしてるのかもしれないけど…。」
「君は悪いことをするのが好きなのか?」
「いや、俺は、別に…。」
「…。」
「でも、「本当の」「俺」みたいなやつは、何考えているんだかわからないというか、でも、そういうのは、「俺」の「妄想」なのかもしれない…。俺は、人を「不安」がらせたいわけではないんだ…。困らせたいわけでも、「困惑」させたいわけでもない…。でも、実は、誰かを「どきどき」させたり「はらはら」させたりすることも、、もしかしたら、「好き」なのかもしれなくてね…。」
「ふぅん…。君って、誰かといっしょに「スリル」みたいなものを感じたいんでしょ?」
「そうかもしれないし、そうでないかもしれい。」
「はっきりしないやつだなぁ…。もう…。」
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