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第四章 世界中が敵
第230話 チーム編成
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「なんたってあそこにはS級モンスターしかいねえからなぁ。」
「S級だけ!?」
「そうだ。
だから、S級冒険者の鍛錬の場でもある。
といっても、生息域の浅い場所までしか行かねえけどな。」
「S級冒険者はみんな行ってるんですか?」
「昔は行ってたらしいけどな。
今は【龍化】持ってる俺みてえな奴がいないと行けねえ。」
「ということは、別の大陸?」
「大陸というか島だな。
ドラゴン種だけが生息する島なんだ。」
「そんなところによく鍛錬に行くわね…。」
「S級になると、同じS級のモンスターを倒さねえとレベルを上げるのが厳しくなる。
他の生息域のように奥地まで行かないとS級と戦えないとなると、かなり大変だ。
その島は浅いところにS級がいるうえに、ドラゴンは群れねえ。
島に行きさえすれば、単体のS級モンスターと戦える。
S級の鍛錬にはピッタリだろ?」
「たしかに…。」
「イシュメルさん、バハムートの素材は扱ったことがあるんですか?」
「いや、バハムートはヴァンパイアロードより討伐難易度が高いと言われているからな。
倒された話を聞いたこともない。」
「え?!
じゃあ、なんでバハムートを素材として指定するんですか?」
「ドラゴンの素材が必要なんだよ。
お前らの戦う相手を考えると、雑魚のドラゴンじゃダメだろ。
だから一番強いドラゴン、倒してこいよ。」
「で、でた…。
その軽いノリ…。」
「おいおい。
どうせボスモンスター全員倒すんだろ?」
「ま、まあそうですけどね。」
「もう1体はどんなボスモンスターですか?」
「ああ、もう1体はな、不死鳥。
フェニックスだ。」
「フェニックス…。」
「フェニックスは討伐されたことがあって、素材として扱ったことがある。
おそらく、回復魔法の最上級になるユニークスキルを持ってるぞ。」
「ユニークスキルを…。
今までの配置から考えると、S級魔族がいる可能性が高いですね。」
「そうだな。
相手もお前の【スキルスナッチ】を警戒しているんだろう。
ユニークスキルを奪えることは知らないはずだが…、念には念を入れて、ということか。」
「その時の話ではどんなダメージも一瞬で回復してしまって、とにかく倒すのが大変だったらしい。
とはいえその生息域は鳥モンスターが生息する場所。
鳥モンスターは耐久力低いからな。
それでなんとか倒せたみたいだ。
だがそれはもちろん魔族が現れる前の話だ。
その弱点を補うような魔族が配置されていたら、相当厳しいぞ?」
「でも、倒してこい、って言うんでしょ?」
「ははは!
どうせ倒さなきゃいけねえからな!」
「やるしか…ないですよね。」
「そういうこった!」
「じゃあエスに戻って作戦練ろうぜ。」
ロックたちはファルクに乗り、再びエスへと戻った。
その2日後、ロヴェルたちもエスに合流した。
諸々の処理をかなり急いで、…正確には他の人に押し付けてきたようだ。
全員が集まったところで、今後の方針を話した。
「私たちの装備まで作ってもらえるのかい?」
「はい!
お願いしたら快く引き受けてくれました!
一緒に戦う上で、少しでも戦力は増強しておきたいですからね!」
「…礼を言う。」
ユニークスキルを持つ世界一の鍛冶師に武器や防具を作ってもらえることに、ハンナやアッサールたちは喜びを隠せないようだ。
「ボスモンスターと戦うことは命懸けです。
お礼を言いたいのはこちらですよ。」
「別にあんたたちのために戦うわけじゃないよ?
あんたたちと一緒に戦うことで自分の国や、この世界を救うことになると信じたから、自分の意思で戦うんだ。
もちろん、あんたたちが信じるに値するから覚悟できたんだけどね。」
ハンナの言葉に他のメンバーも同意する。
「ただ、ランとスーは残していきたい。
ボスモンスターがいなくなったとはいえ、大陸にS級の戦力がいなくなるのは不安だからね。
構わないかい?」
「はい。
今ここに住んでいる人たちの安全も大切ですから。」
ランとスーも一緒に戦いたいと粘ったようだが、ハンナが説得したらしい。
「それでですね、ここからは2手に別れたいと思います。
できれば戦力を分散したくないのですが、このままボスモンスターを倒し続けて、相手がどう動いてくるかわかりませんから。」
「ドラゴンのいるノハール島と、フェニックスのいるネソナン山脈、か。」
「…一度ボルドーに戻り、報告をしてきたい。
少し遠回りになるが、ボルドーを経由してネソナン山脈に行ってもらえないか?」
ネソナン山脈はバルキアのある世界最大の大陸を横断する世界一の山脈だ。
生息域の面積としても最大だ。
アッサールの希望を叶えるため、アッサールはネソナン山脈のフェニックス討伐チームになった。
「ボルドーで僕たちがやろうとしていることを説明する機会はもらえるでしょうか?」
「…取りつごう。
…ロックたちについては大事な恩人だと国王にも話してある。
…理解のあるお方だから、心配するな。」
「国王様に…?
やっぱりS級冒険者の皆さんってすごいんですね…。」
ロックたち以外のS級冒険者は当たり前のように国王とコミュニケーションを取っている。
普段一緒に冒険していると感じないが、国にとって最重要人物なのだ。
当然発言力もかなり大きい。
「心強いです!
じゃあ僕もネソナン山脈に行った方がいいですね。」
「俺とロヴェルさんは移動に必要だから別チームになるな。」
「私とミラもロヴェルさんと別チームがいいわね。
回復や補助魔法はそれぞれのチームにいた方がいいから。」
「そうなると、僕とアッサールさんはロヴェルさんと同じチームだね。
人数が均等にならなくなっちゃうから。」
「ボルドーの国王に説明するにも別の国のS級冒険者が一緒なら説得力も上がるね。
私もネソナン山脈にしようか。」
「そうですね!
一緒に説明してもらえたら助かります!」
ということで、チームが決定した。
フェニックス討伐チーム(ネソナン山脈)
・ロヴェル
・ロック
・アッサール
・ハンナ
バハムート討伐チーム(ノハール島)
・ファルク
・ティナ
・ミラ
・デイジー
「S級だけ!?」
「そうだ。
だから、S級冒険者の鍛錬の場でもある。
といっても、生息域の浅い場所までしか行かねえけどな。」
「S級冒険者はみんな行ってるんですか?」
「昔は行ってたらしいけどな。
今は【龍化】持ってる俺みてえな奴がいないと行けねえ。」
「ということは、別の大陸?」
「大陸というか島だな。
ドラゴン種だけが生息する島なんだ。」
「そんなところによく鍛錬に行くわね…。」
「S級になると、同じS級のモンスターを倒さねえとレベルを上げるのが厳しくなる。
他の生息域のように奥地まで行かないとS級と戦えないとなると、かなり大変だ。
その島は浅いところにS級がいるうえに、ドラゴンは群れねえ。
島に行きさえすれば、単体のS級モンスターと戦える。
S級の鍛錬にはピッタリだろ?」
「たしかに…。」
「イシュメルさん、バハムートの素材は扱ったことがあるんですか?」
「いや、バハムートはヴァンパイアロードより討伐難易度が高いと言われているからな。
倒された話を聞いたこともない。」
「え?!
じゃあ、なんでバハムートを素材として指定するんですか?」
「ドラゴンの素材が必要なんだよ。
お前らの戦う相手を考えると、雑魚のドラゴンじゃダメだろ。
だから一番強いドラゴン、倒してこいよ。」
「で、でた…。
その軽いノリ…。」
「おいおい。
どうせボスモンスター全員倒すんだろ?」
「ま、まあそうですけどね。」
「もう1体はどんなボスモンスターですか?」
「ああ、もう1体はな、不死鳥。
フェニックスだ。」
「フェニックス…。」
「フェニックスは討伐されたことがあって、素材として扱ったことがある。
おそらく、回復魔法の最上級になるユニークスキルを持ってるぞ。」
「ユニークスキルを…。
今までの配置から考えると、S級魔族がいる可能性が高いですね。」
「そうだな。
相手もお前の【スキルスナッチ】を警戒しているんだろう。
ユニークスキルを奪えることは知らないはずだが…、念には念を入れて、ということか。」
「その時の話ではどんなダメージも一瞬で回復してしまって、とにかく倒すのが大変だったらしい。
とはいえその生息域は鳥モンスターが生息する場所。
鳥モンスターは耐久力低いからな。
それでなんとか倒せたみたいだ。
だがそれはもちろん魔族が現れる前の話だ。
その弱点を補うような魔族が配置されていたら、相当厳しいぞ?」
「でも、倒してこい、って言うんでしょ?」
「ははは!
どうせ倒さなきゃいけねえからな!」
「やるしか…ないですよね。」
「そういうこった!」
「じゃあエスに戻って作戦練ろうぜ。」
ロックたちはファルクに乗り、再びエスへと戻った。
その2日後、ロヴェルたちもエスに合流した。
諸々の処理をかなり急いで、…正確には他の人に押し付けてきたようだ。
全員が集まったところで、今後の方針を話した。
「私たちの装備まで作ってもらえるのかい?」
「はい!
お願いしたら快く引き受けてくれました!
一緒に戦う上で、少しでも戦力は増強しておきたいですからね!」
「…礼を言う。」
ユニークスキルを持つ世界一の鍛冶師に武器や防具を作ってもらえることに、ハンナやアッサールたちは喜びを隠せないようだ。
「ボスモンスターと戦うことは命懸けです。
お礼を言いたいのはこちらですよ。」
「別にあんたたちのために戦うわけじゃないよ?
あんたたちと一緒に戦うことで自分の国や、この世界を救うことになると信じたから、自分の意思で戦うんだ。
もちろん、あんたたちが信じるに値するから覚悟できたんだけどね。」
ハンナの言葉に他のメンバーも同意する。
「ただ、ランとスーは残していきたい。
ボスモンスターがいなくなったとはいえ、大陸にS級の戦力がいなくなるのは不安だからね。
構わないかい?」
「はい。
今ここに住んでいる人たちの安全も大切ですから。」
ランとスーも一緒に戦いたいと粘ったようだが、ハンナが説得したらしい。
「それでですね、ここからは2手に別れたいと思います。
できれば戦力を分散したくないのですが、このままボスモンスターを倒し続けて、相手がどう動いてくるかわかりませんから。」
「ドラゴンのいるノハール島と、フェニックスのいるネソナン山脈、か。」
「…一度ボルドーに戻り、報告をしてきたい。
少し遠回りになるが、ボルドーを経由してネソナン山脈に行ってもらえないか?」
ネソナン山脈はバルキアのある世界最大の大陸を横断する世界一の山脈だ。
生息域の面積としても最大だ。
アッサールの希望を叶えるため、アッサールはネソナン山脈のフェニックス討伐チームになった。
「ボルドーで僕たちがやろうとしていることを説明する機会はもらえるでしょうか?」
「…取りつごう。
…ロックたちについては大事な恩人だと国王にも話してある。
…理解のあるお方だから、心配するな。」
「国王様に…?
やっぱりS級冒険者の皆さんってすごいんですね…。」
ロックたち以外のS級冒険者は当たり前のように国王とコミュニケーションを取っている。
普段一緒に冒険していると感じないが、国にとって最重要人物なのだ。
当然発言力もかなり大きい。
「心強いです!
じゃあ僕もネソナン山脈に行った方がいいですね。」
「俺とロヴェルさんは移動に必要だから別チームになるな。」
「私とミラもロヴェルさんと別チームがいいわね。
回復や補助魔法はそれぞれのチームにいた方がいいから。」
「そうなると、僕とアッサールさんはロヴェルさんと同じチームだね。
人数が均等にならなくなっちゃうから。」
「ボルドーの国王に説明するにも別の国のS級冒険者が一緒なら説得力も上がるね。
私もネソナン山脈にしようか。」
「そうですね!
一緒に説明してもらえたら助かります!」
ということで、チームが決定した。
フェニックス討伐チーム(ネソナン山脈)
・ロヴェル
・ロック
・アッサール
・ハンナ
バハムート討伐チーム(ノハール島)
・ファルク
・ティナ
・ミラ
・デイジー
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