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礼美の部屋
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礼美「お姉様、御兄様……私達に出来ることはないのですか?」
由美「そうね……でも、お母様は心配しないでと言っていたのよ?それを私達が何かしたとこで治るものではないからね……」
雅也「俺も由美と同じだ……」
私は、やっぱり何も出来ないのだと思ったらいきなり涙が落ちた。
由美「どうしたの!?」
礼美「……っ。何か何も出来ないて思ったら……」
雅也「本当に礼美は……」
それから私は、涙を拭いて泣くのを止めた。
由美「お母様の前では明るく振る舞いましょ?」
礼美「はい……っ。」
雅也「そうだな。それじゃぁ俺は部屋に戻って寝るわ。明日、仕事場に連絡しないといけねぇし。」
由美「そうね……私もしなきゃ!」
礼美「…ありがとうございます。お姉様、御兄様……」
-バタン-
礼美「ふう……」
由美「やっぱり心配ね……どうしたらいいかしら?雅也……」
雅也「礼美はあんなんだからな……お母様も嘘までついてくれてんだ……本当の事は言わない方がいいだろう。」
由美「……そうね。」
-翌日-
由美「おはようございます。お母様、今日でしたよね?」
順子「ええ。午後からね……2人ともお願いね……。」
由・雅「はい……。」
順子「礼美も……2人の言う事ちゃんと聞いてね?」
礼美「……分かってます……もう子供ではないんですから……お母様も早く治して戻って来てください。」
順子「ええ。ありがとう……。」
執事「奥様、お車がお付きです。」
順子「わかったわ……じゃあ、行ってきます。」
そして、お母様は治療と手術のために大学病院へ入院した。
私は、見送りが辛かったが……堪えた…。
由美「そうね……でも、お母様は心配しないでと言っていたのよ?それを私達が何かしたとこで治るものではないからね……」
雅也「俺も由美と同じだ……」
私は、やっぱり何も出来ないのだと思ったらいきなり涙が落ちた。
由美「どうしたの!?」
礼美「……っ。何か何も出来ないて思ったら……」
雅也「本当に礼美は……」
それから私は、涙を拭いて泣くのを止めた。
由美「お母様の前では明るく振る舞いましょ?」
礼美「はい……っ。」
雅也「そうだな。それじゃぁ俺は部屋に戻って寝るわ。明日、仕事場に連絡しないといけねぇし。」
由美「そうね……私もしなきゃ!」
礼美「…ありがとうございます。お姉様、御兄様……」
-バタン-
礼美「ふう……」
由美「やっぱり心配ね……どうしたらいいかしら?雅也……」
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由美「……そうね。」
-翌日-
由美「おはようございます。お母様、今日でしたよね?」
順子「ええ。午後からね……2人ともお願いね……。」
由・雅「はい……。」
順子「礼美も……2人の言う事ちゃんと聞いてね?」
礼美「……分かってます……もう子供ではないんですから……お母様も早く治して戻って来てください。」
順子「ええ。ありがとう……。」
執事「奥様、お車がお付きです。」
順子「わかったわ……じゃあ、行ってきます。」
そして、お母様は治療と手術のために大学病院へ入院した。
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