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第2章 2 ルイとアイ
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ルイの復讐が終わり、2人は、丘の上の夜景の見れるところに、行った。
「アイ。俺はひどい人間だと思う。血の違った家族を傷つけた。復讐に関しては、後悔はないけど、もう普通でなくなった。
オオカミに噛ませている時、正直辛かった。でも、シルビアが、あの森でと考えるとやっぱり実行しないといけなかった。」
「うん。」
「これからは、ルビアとホワイティ公爵のために働くつもりだ。」
「うん。」
「アイ。好きだ。俺と一生一緒に居てほしい。」
「はい。私も好きです。」
2人は抱きしめあった。
アイは、ルイに打ち明けたいと思った。
いや打ち明けないといけない。
「ルイ。私のこと聞いてくれる?」
「ああ。話くれるの?無理にはいいよ。」
「私のこと知ってほしい。」
アイは話し始めた。
「アイは、伯爵令嬢であった。アイが10歳の時、父が病気亡くなり、その後、母は、再婚したの。
成長期になって、大人の体になってきたら、
義父が、やらしい目で見るようになってきた。
そして、
母がいないと、服の上から触るようになってきたの。
私の初めてを奪われることになったの。それから毎日、、、」
「、、、」
「母にバレて、義父は、私から誘ってきたと言ったの。母はそれを信じて、わたしを追い出したの。
そこでアリス様にあって、侍女として雇ってもらったの。」
「そうだったんだね。大変だったね。アイ。
俺は怖かった?結構、抱きしめてしまったけど、、、」
「ううん。ルイは大丈夫だった。安心するの。」
「良かった。触っちゃだめかな?」
「いいよ。」
「可愛いアイ。」
キスをした。
アイは、真っ赤になった。
「キスは初めてなの。」
「嬉しいよ。アイが真っ赤になるなんてね。そんな姿見たことないから、俺だけにしてな。」
「はい。」
「やばいね。もっとしたらダメ?」
「いいよ。」
「アイはしたくない?」
「私もしたい。ルイなら、大丈夫だから。」
長いキスをし、その後深いキス。舌を絡めて、キスだけで、2人が繋がるようなキス。
アイが離れようとすると、ルイは逃さなかった。
「苦しっ」
「笑」
「鼻で息してよ。」
「アイの全てをほしいと思ってるから、準備ができたら、教えてほしい。」
「どうやって?」
「どうやってかな?毎日キスはするからね。楽しみだよ。」
意地悪なルイ。それが可愛かった。
その後、すぐに役所に行き、籍をいれて、夫婦になった。
ルビア様には、報告したら、
「お兄ちゃん。私のために今までいろいろありがとう。私は今すごく幸せなの。だから、お兄ちゃんも幸せになってね。」
「アイさん。お兄ちゃんのことよろしくお願いします。」
泣いて喜んでくれた。
こんな日がくるなんて、思ってもなかった。シルビアに祝ってもらえるなんて。
「アイ。俺はひどい人間だと思う。血の違った家族を傷つけた。復讐に関しては、後悔はないけど、もう普通でなくなった。
オオカミに噛ませている時、正直辛かった。でも、シルビアが、あの森でと考えるとやっぱり実行しないといけなかった。」
「うん。」
「これからは、ルビアとホワイティ公爵のために働くつもりだ。」
「うん。」
「アイ。好きだ。俺と一生一緒に居てほしい。」
「はい。私も好きです。」
2人は抱きしめあった。
アイは、ルイに打ち明けたいと思った。
いや打ち明けないといけない。
「ルイ。私のこと聞いてくれる?」
「ああ。話くれるの?無理にはいいよ。」
「私のこと知ってほしい。」
アイは話し始めた。
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成長期になって、大人の体になってきたら、
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そして、
母がいないと、服の上から触るようになってきたの。
私の初めてを奪われることになったの。それから毎日、、、」
「、、、」
「母にバレて、義父は、私から誘ってきたと言ったの。母はそれを信じて、わたしを追い出したの。
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「そうだったんだね。大変だったね。アイ。
俺は怖かった?結構、抱きしめてしまったけど、、、」
「ううん。ルイは大丈夫だった。安心するの。」
「良かった。触っちゃだめかな?」
「いいよ。」
「可愛いアイ。」
キスをした。
アイは、真っ赤になった。
「キスは初めてなの。」
「嬉しいよ。アイが真っ赤になるなんてね。そんな姿見たことないから、俺だけにしてな。」
「はい。」
「やばいね。もっとしたらダメ?」
「いいよ。」
「アイはしたくない?」
「私もしたい。ルイなら、大丈夫だから。」
長いキスをし、その後深いキス。舌を絡めて、キスだけで、2人が繋がるようなキス。
アイが離れようとすると、ルイは逃さなかった。
「苦しっ」
「笑」
「鼻で息してよ。」
「アイの全てをほしいと思ってるから、準備ができたら、教えてほしい。」
「どうやって?」
「どうやってかな?毎日キスはするからね。楽しみだよ。」
意地悪なルイ。それが可愛かった。
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ルビア様には、報告したら、
「お兄ちゃん。私のために今までいろいろありがとう。私は今すごく幸せなの。だから、お兄ちゃんも幸せになってね。」
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こんな日がくるなんて、思ってもなかった。シルビアに祝ってもらえるなんて。
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