32【完結】今日は、私の結婚式。幸せになれると思ったのに、、、

訪問

侯爵では、伯爵の突然の訪問に警戒した。

お父様と私が対応した。

「カサンドラどうゆうことだ！！」と部屋に入るなり怒鳴られた。

「？」

「伯爵、、突然やってきて、そんな対応がありますか？おかえりなってもらえますか？急な話のようなので、こちらもわざわざ都合をつけたのですから、、、」

「すまない。」

「カルバンの籍を侯爵からなぜ今頃になって抜いたのか？」

「え？お父様？」

「いや。何もしていない。カサンドラとカノンの籍を入れてから戸籍は何もしていない。」



「そうですか。侯爵家では何もしていません。」

そこに使用人がやってきた。

「旦那様、カルバン様からの手紙が、今届きました。」

手紙の中を見ると、、、
お父様がびっくりしていて、手紙を渡された。

「何これ！」

「伯爵。なぜ。今までカルバンを婿養子にしなかったのですか？」

「え？」


「うちは籍をそのままにしてあった。だが、伯爵は婿養子にしなかった。」

「いや。最近する予定で、役所に行ったら、、籍がなくなっていた。」

「なぜ今なのかわかりかねますが？」

「それは、、子供が生まれてしばらくしてからと、、、」

「意味がわからない。普通子供が生まれるまでにするでしょう。カルバンは承知だったのか？」

「ああ。待ってくれると。」

「そう。籍を抜いたのは、カルバン自身だ。」

「え？」

手紙を渡した。

「父上、私は全てを間違っていました。
カルキアーナと真実の愛だと信じていましたが、そーでなかった。
私は、伯爵家に利用されていた。

私は、貴族を捨てます。
今までありがとうございました」

と書いてあった。

「これは、、、」


「そーゆうことですな。
お前たちが何を考えていたのかカルバンが気がついたんだろう。
子供が生まれる前に籍を入れるのが普通だからな。
カルキアーナは、カインズ様にいいよっていた噂は聞いたからな。カルバンも聞いたんだろ？
生まれた子がカルバンに似ていないということもな。」

「そんな、、、」

「まあ。よかったではないか。これで、カルキアーナは、カインズ様にアプローチできるな。」

「それは、、、」

「振られて、カルバンで収めようとしたのか。もううちとは関係ない。」

伯爵は顔色を変えて、カサンドラを睨んで、

「カサンドラ。戻って実務しろ。」

「おっしゃる意味がわかりませんが？なぜ私が？」

「お前しかいないだろ？実務をやれる者がいない。」

「カルバンに全て任せていたのですか？」

「もちろんだ。」

「わかりました。伯爵、実務を全て持ってきてください。関連書類を全て持ってきてください。」

「お前がこちらに来い。」
図々しくなぜ私が通わないいけないわけ？
もうあなたとは私は関係ないのに、、、


「それはできません。私は侯爵家を当主です。伯爵邸で、仕事はできませんよ。
それができないなら、私はお断りします。
ご自分で、、、」


「わかった。持ってくる。」

「きちんと整理をして持って来てくださいね。」

「うるさい」

お義父様が心配そうに見ていたけど、、

「大丈夫ですわ。」