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家に送って貰った。

「挨拶して行くわ。」

「お母さん。ただいま。霧矢くんがきてる」

「お邪魔します」

「昨日はすみませんでした。」

「いいのよ。先生から電話もらって、霧矢が言ってくれたみたいで、、ありがとうね。」

「卒業式の日に、籍を入れたいと思っています。それで一緒に住みたいと考えています。」

「霧矢。良かったな。瑞希のことよろしくね。」

「はい。」


二人は、両親にも認めて貰った。

専門学校の試験も無事通過。

残り少ない高校生活を楽しむだけだった。

瑞希が大学に行かない事を噂された。
それだけじゃなかった。

仲良くしてる子に
「ねえ?瑞希、光輝と付き合ってるの?」

「え?」

「光輝が、言ってるよ。」

「はあ?まさか。」

「瑞希は光輝のこと、ゾッコンで、やっぱり瑞希を幸せにできるのは俺だけだ。と言ってるよ。」

「意味わかんない。」

「でも、瑞希は、光輝の事好きだったよね?」

「ん、、、まぁ。
今は好きじゃないよ。昔の話。」

「最近、よくこの話を聞くから、注意したほうがいいかも。」とアドバイスをもらった。



次の日、
「瑞希ちょっといい?」
光輝の周りによくいる子達から呼び出された。

「なに?」

「私たちの光輝を取らないで!
あんた、ちょっと可愛いからと言って、いい気になるな。」

と言って、叩かれた。

瑞希は叩き返した。
「事実をきちんと知らないくせに、噂で、言うのはおかしい。
私は、光輝と付き合ってない。」

「はあ?
光輝が言ってるよ。
瑞希が好きって、アピールしてきて、瑞希の体目的だって、、、」

「で?私たち、仲良くしてる?見たことがある?」

「ない、、」

「その噂は嘘よ。」

「その証拠は?」

「私には、付き合ってる人がいる」

「嘘をつくな。」


「でもさ、なんで私のことを友達でもないあなた達に言わないといけないの?」

また叩かれた、、、

「その噂が本当か?自分できちんと調べたら?もういいよね?」



「瑞希!」
「愛ちゃん。」 

「大丈夫?」
「うん。叩かれた。。」
「え?」


「なんか、私が光輝と付き合ってるって、、」
「なんで、霧矢さんと付き合ってるんでしょ?」

「うん。」
愛ちゃんは、私の親友。
愛ちゃんだけは、私が自然と付き合える。

それでも、詳しくは話をしていない。
でも、付き合ってることは言ってある。愛ちゃんもあまり聞いてこないから、、、

「とにかく冷やそう。」

「うん。ありがとう。」
保健室に行き、保冷剤を借りた。




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