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第四話
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目が覚めたら、まったく覚えのない部屋だった。
すごく可愛い部屋だ。
ベッドは天蓋付きで、リボンとフリルだらけで、シーツやカバーもピンクでフリフリ。
セリーヌはそういう可愛いものに触ったことがなかったから、なんて可愛いんだろうと見惚れていた。
自分が着ている服もやっぱりフリフリだった。どうして、こんな?と思い始めたら、ノックの音がした。
「どうぞ」
「気分はどうだ?セリー」
ルイ・セダールだった。セリーヌはお祖母様以外に呼ばれたことのない愛称を呼ばれて、ポロポロ涙が出てきた。
そのついでとばかり、今までのつらかったことを懸命に話した。
誰かに聞いてもらいたかったのだ。
「うんうん。つらかったな」
ルイは優しくセリーヌの頭を撫でた。
セリーヌは自殺しようとしたばかりなのだ。ルイは決意していた。目を離さない、と。
いつ気が変わって、同じことをするかわからない。
そのために、まず、大問題らしい容姿について、解決せねばならない。
ルイにはわからない。今のままのセリーヌの何が悪いのか。
けれど、セリーヌは自殺するほど苦しんでいるのだ。
「セリー、私のことはルイでもルーでも好きに呼んでほしい。そして君が望むなら、姿を変える魔法をかけよう。月が出たら元に戻るのだけど」
セリーヌは驚いた。
「そんなことできますか?」
「あぁ、わりと簡単な魔法だよ」
セリーヌの目が輝いた。
「お願いします」
ルイは簡単と言った通り、すぐに魔法をかけてみせた。
鏡を探すセリーヌに、こちらだよ、と案内する。
セリーヌは鏡を見て、床に座り込んでしまった。
そこにいたのは絶世の美少女だった。
明るい金色の髪に青空のような明るい瞳。
鼻筋がすっと通り、透き通る白い肌。
背中の傷を見たら、跡はまったくない、
「すごいわ!ルイ!」
すごく可愛い部屋だ。
ベッドは天蓋付きで、リボンとフリルだらけで、シーツやカバーもピンクでフリフリ。
セリーヌはそういう可愛いものに触ったことがなかったから、なんて可愛いんだろうと見惚れていた。
自分が着ている服もやっぱりフリフリだった。どうして、こんな?と思い始めたら、ノックの音がした。
「どうぞ」
「気分はどうだ?セリー」
ルイ・セダールだった。セリーヌはお祖母様以外に呼ばれたことのない愛称を呼ばれて、ポロポロ涙が出てきた。
そのついでとばかり、今までのつらかったことを懸命に話した。
誰かに聞いてもらいたかったのだ。
「うんうん。つらかったな」
ルイは優しくセリーヌの頭を撫でた。
セリーヌは自殺しようとしたばかりなのだ。ルイは決意していた。目を離さない、と。
いつ気が変わって、同じことをするかわからない。
そのために、まず、大問題らしい容姿について、解決せねばならない。
ルイにはわからない。今のままのセリーヌの何が悪いのか。
けれど、セリーヌは自殺するほど苦しんでいるのだ。
「セリー、私のことはルイでもルーでも好きに呼んでほしい。そして君が望むなら、姿を変える魔法をかけよう。月が出たら元に戻るのだけど」
セリーヌは驚いた。
「そんなことできますか?」
「あぁ、わりと簡単な魔法だよ」
セリーヌの目が輝いた。
「お願いします」
ルイは簡単と言った通り、すぐに魔法をかけてみせた。
鏡を探すセリーヌに、こちらだよ、と案内する。
セリーヌは鏡を見て、床に座り込んでしまった。
そこにいたのは絶世の美少女だった。
明るい金色の髪に青空のような明るい瞳。
鼻筋がすっと通り、透き通る白い肌。
背中の傷を見たら、跡はまったくない、
「すごいわ!ルイ!」
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