76 / 145
サツキ公国編
第76話 どーも、神に愛されし男です
しおりを挟む
前書き
前回のあらすじ
主人公 鍛錬に勤しむ
本文
どーも、鍛錬していたオッサンです。
「おい!ネイレス、ここは安全じゃなかったのか!?」
「安全だった、もう過去のことです!」
「言い争いはいいから、早く馬車に乗りなさい!!逃げるわよ!」
ちくしょーが!何で法国の奴らがここまで来んだよ!
襲撃に会う前のこと。
俺は女王様の素振りを観察していた。何か参考になるかもしれない。何か得るものがあればと思っていた矢先。ユリさんが音を拾う。複数の足音、鎧の音、馬の足音、馬車の音。聴覚に優れているユリさんだからこそ拾えた僅かな音。
「2人とも、鍛錬を中止して。何かが近づいてくる。私が確認してくるから2人は荷を何とかして!」
「分かりました、早急に取り掛かります」
俺と女王様で天幕や風呂などマジックバックに放り込む。すぐ出発出来るように馬車の用意もする。ユリさんが戻ってくるまでに支度が整えた。
「ケンさん、中規模の軍隊がこちらに接近しているわ」
「はあ?どうしてこの道を?」
「分からない、例のもので確認出来るかしら?」
ユリさんが言っているのはスマホのことだろう。俺は木の枝の上に飛び降り、スマホで偵察する。あの紋章...
冒頭に戻る。
「この馬車を素通りしてくれると思う?」
「分からない、でも彼らにこの馬車を知られると取り上げられるかもしれないわ」
「そうですね。この馬車の運用方法は多岐に渡るほど素晴らしいものです。殺してでも奪い取るに違いありません」
「こっちは鍛錬でくたくたなのに...緊急事態だ。悪いが呼び捨てにさせてもらう。ネイレスは馬車の中に、ユリは馬車の上から弓で狙撃。俺はゴーレムに魔力を込めてゴーレムの操作をする」
「分かったわ」
「分かりました」
返事と共に行動を開始する。ユリさんが馬車の上に軽やかに飛び降り、ネイレスは馬車の中に。俺はゴーレムに魔力を込めながら馬車を動かす。この道は、ネイレスだけしか知らなかったのでは?裏切ったか?
「ケンさん!先行隊がこちらに気付いたわ!」
「ユリ!いけるよな?」
「任せなさい」
ユリが矢を放ち、先行隊を潰す。どーせ、追われる立場だ。やれる時にやらないと、俺たちが死ぬ。この馬車には、キサラ法国が嫌うエルフとサツキ公国の女王が乗っている。最悪なのはネイレスの魔力がほぼ残っていないこと。
「ネイレス、俺のマジックバックからMPポーションが入っている!飲んでおけ!いざという時に魔力解放で敵の足止めをしてもらうからな」
御者席の後ろの窓を開け、ネイレスにマジックバックを投げ渡す。裏切りの可能性は低いと判断してのこと。大体、自分が死ぬかもしれないような事なんてしないだろう。
「分かりました!タイミングはお二人にお任せします」
「しっかり休んでおけよ?あと、殺すことに戸惑うな。生き残りたいなら役目を果たせ」
「はい」
魔力の消費を増やし馬車の速度を上げる。さすがにこの速度だとユリの弓での攻撃は無理か。振り落とされてしまうからな。一旦馬車の中に戻ってもらう。
「ユリ、龍眼化。それと敵の強さの判別を任せる。弱かったら迎え撃つ」
「分かったわ」
ユリが馬車の窓から身を乗り出し確認してもらう。馬ゴーレムがどのくらい早く走れるか分からないが、可能な限り速度を上げる。後は、搭載されているハンドルで方向を変えながら突き進む。
「ネイレス、道案内よろしく!」
「おそらく、私が好んでいく道の情報が漏れている可能性がありますので違うルートになりますがよろしいですか?」
「構わない。お前がそう判断したのであれば、俺たちはそれに従って馬車を走らせる」
「畏まりました。では、左に曲がってください。細いですが、昔使われていた外道があります!」
「ガッテン!2人とも振り落とされるなよ?」
ハンドルを左に回すと馬ゴーレムが左に曲がると同時に馬車が遠心力に従って大きく揺れる。その際に、イタァッ!という声が馬車の中から聞こえた。
「ケンさん、もっと丁寧に曲がれなかったの!?」
「仕方ねーだろ!スピード調整が難しいんだから、このままの勢いで曲がるしかなかったんだよ!」
「ユリ、落ち着いて!ぷふ、頭をぶつけて怒るのは分かるけど、今はそんな場合では無いわ」
「ネイレス!今、笑ったわね!」
「そんなことどーでもいいから、敵の強さを教えてくれ!」
「ケンさん...覚えておきなさいよ。敵の軍隊の中に一際大きい魔力があったわ。帝国で見かけた神官長と同等よ」
「マジかよ?イカれた神官長と同等ていうのはマズイな。ネイレス、心当たりあるか?」
「私が女王に即位した時からしつこく言い寄ってくる神官長がいました。光の神官長です。自分に酔っていてる男。恐らく、その方だと思われます」
「ナルシストの上にストーカー野郎かよ。それで、どんな感じに狂っているだ?」
「神に愛されし美男子と言っておりました。吐き気がします」
「ヤバい、そいつはヤバいな。完全にイカれてやがる!」
「キサラ法国にまともな人はいないのかしら?」
「いないだろ?たぶん。そのナルシスト野郎の特徴…はいいや。攻撃手段はなんだ?」
「私は知りません。城にいたメイドに手を出している事しか知りません。気持ち悪い男です」
攻撃手段が分からないと対策が出来ない。光、ヒカリ、ひかり…俺の知識にもない。光と言ったら回復のイメージが強いし、後は光線くらいか?
「ケンさん!右に!」
ユリの声に反射的にバンドルを右に切る。間一髪光のビームを避ける事が出来た。光のビームヤバい。地面が焼けているじゃん!
「ユリ、避けて進路を変えさせてくるかもしれない。馬車の後ろだけでいいから魔力障壁の展開を頼む!」
「任せて!」
ユリさんが魔力障壁を展開した瞬間、もう一度光のビームが飛んできて衝突する。障壁は破られず塞ぎきる。なるべく魔力を温存したいから光のビームが来る時だけ障壁を展開してもらう。
「遠距離攻撃が出来るのがユリさんだけ...俺は操縦で手が離せない。ネイレスに魔力解放をしてもらうか?いや、まだ早いか。考えろ、俺。何かあるはず」
考えろ、切り札はある。ただそれは、本当にヤバい時だけ。まだ使う必要性を感じない。どうする?
後書き
次回 爆弾樽
前回のあらすじ
主人公 鍛錬に勤しむ
本文
どーも、鍛錬していたオッサンです。
「おい!ネイレス、ここは安全じゃなかったのか!?」
「安全だった、もう過去のことです!」
「言い争いはいいから、早く馬車に乗りなさい!!逃げるわよ!」
ちくしょーが!何で法国の奴らがここまで来んだよ!
襲撃に会う前のこと。
俺は女王様の素振りを観察していた。何か参考になるかもしれない。何か得るものがあればと思っていた矢先。ユリさんが音を拾う。複数の足音、鎧の音、馬の足音、馬車の音。聴覚に優れているユリさんだからこそ拾えた僅かな音。
「2人とも、鍛錬を中止して。何かが近づいてくる。私が確認してくるから2人は荷を何とかして!」
「分かりました、早急に取り掛かります」
俺と女王様で天幕や風呂などマジックバックに放り込む。すぐ出発出来るように馬車の用意もする。ユリさんが戻ってくるまでに支度が整えた。
「ケンさん、中規模の軍隊がこちらに接近しているわ」
「はあ?どうしてこの道を?」
「分からない、例のもので確認出来るかしら?」
ユリさんが言っているのはスマホのことだろう。俺は木の枝の上に飛び降り、スマホで偵察する。あの紋章...
冒頭に戻る。
「この馬車を素通りしてくれると思う?」
「分からない、でも彼らにこの馬車を知られると取り上げられるかもしれないわ」
「そうですね。この馬車の運用方法は多岐に渡るほど素晴らしいものです。殺してでも奪い取るに違いありません」
「こっちは鍛錬でくたくたなのに...緊急事態だ。悪いが呼び捨てにさせてもらう。ネイレスは馬車の中に、ユリは馬車の上から弓で狙撃。俺はゴーレムに魔力を込めてゴーレムの操作をする」
「分かったわ」
「分かりました」
返事と共に行動を開始する。ユリさんが馬車の上に軽やかに飛び降り、ネイレスは馬車の中に。俺はゴーレムに魔力を込めながら馬車を動かす。この道は、ネイレスだけしか知らなかったのでは?裏切ったか?
「ケンさん!先行隊がこちらに気付いたわ!」
「ユリ!いけるよな?」
「任せなさい」
ユリが矢を放ち、先行隊を潰す。どーせ、追われる立場だ。やれる時にやらないと、俺たちが死ぬ。この馬車には、キサラ法国が嫌うエルフとサツキ公国の女王が乗っている。最悪なのはネイレスの魔力がほぼ残っていないこと。
「ネイレス、俺のマジックバックからMPポーションが入っている!飲んでおけ!いざという時に魔力解放で敵の足止めをしてもらうからな」
御者席の後ろの窓を開け、ネイレスにマジックバックを投げ渡す。裏切りの可能性は低いと判断してのこと。大体、自分が死ぬかもしれないような事なんてしないだろう。
「分かりました!タイミングはお二人にお任せします」
「しっかり休んでおけよ?あと、殺すことに戸惑うな。生き残りたいなら役目を果たせ」
「はい」
魔力の消費を増やし馬車の速度を上げる。さすがにこの速度だとユリの弓での攻撃は無理か。振り落とされてしまうからな。一旦馬車の中に戻ってもらう。
「ユリ、龍眼化。それと敵の強さの判別を任せる。弱かったら迎え撃つ」
「分かったわ」
ユリが馬車の窓から身を乗り出し確認してもらう。馬ゴーレムがどのくらい早く走れるか分からないが、可能な限り速度を上げる。後は、搭載されているハンドルで方向を変えながら突き進む。
「ネイレス、道案内よろしく!」
「おそらく、私が好んでいく道の情報が漏れている可能性がありますので違うルートになりますがよろしいですか?」
「構わない。お前がそう判断したのであれば、俺たちはそれに従って馬車を走らせる」
「畏まりました。では、左に曲がってください。細いですが、昔使われていた外道があります!」
「ガッテン!2人とも振り落とされるなよ?」
ハンドルを左に回すと馬ゴーレムが左に曲がると同時に馬車が遠心力に従って大きく揺れる。その際に、イタァッ!という声が馬車の中から聞こえた。
「ケンさん、もっと丁寧に曲がれなかったの!?」
「仕方ねーだろ!スピード調整が難しいんだから、このままの勢いで曲がるしかなかったんだよ!」
「ユリ、落ち着いて!ぷふ、頭をぶつけて怒るのは分かるけど、今はそんな場合では無いわ」
「ネイレス!今、笑ったわね!」
「そんなことどーでもいいから、敵の強さを教えてくれ!」
「ケンさん...覚えておきなさいよ。敵の軍隊の中に一際大きい魔力があったわ。帝国で見かけた神官長と同等よ」
「マジかよ?イカれた神官長と同等ていうのはマズイな。ネイレス、心当たりあるか?」
「私が女王に即位した時からしつこく言い寄ってくる神官長がいました。光の神官長です。自分に酔っていてる男。恐らく、その方だと思われます」
「ナルシストの上にストーカー野郎かよ。それで、どんな感じに狂っているだ?」
「神に愛されし美男子と言っておりました。吐き気がします」
「ヤバい、そいつはヤバいな。完全にイカれてやがる!」
「キサラ法国にまともな人はいないのかしら?」
「いないだろ?たぶん。そのナルシスト野郎の特徴…はいいや。攻撃手段はなんだ?」
「私は知りません。城にいたメイドに手を出している事しか知りません。気持ち悪い男です」
攻撃手段が分からないと対策が出来ない。光、ヒカリ、ひかり…俺の知識にもない。光と言ったら回復のイメージが強いし、後は光線くらいか?
「ケンさん!右に!」
ユリの声に反射的にバンドルを右に切る。間一髪光のビームを避ける事が出来た。光のビームヤバい。地面が焼けているじゃん!
「ユリ、避けて進路を変えさせてくるかもしれない。馬車の後ろだけでいいから魔力障壁の展開を頼む!」
「任せて!」
ユリさんが魔力障壁を展開した瞬間、もう一度光のビームが飛んできて衝突する。障壁は破られず塞ぎきる。なるべく魔力を温存したいから光のビームが来る時だけ障壁を展開してもらう。
「遠距離攻撃が出来るのがユリさんだけ...俺は操縦で手が離せない。ネイレスに魔力解放をしてもらうか?いや、まだ早いか。考えろ、俺。何かあるはず」
考えろ、切り札はある。ただそれは、本当にヤバい時だけ。まだ使う必要性を感じない。どうする?
後書き
次回 爆弾樽
0
お気に入りに追加
1,061
あなたにおすすめの小説
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
人間不信の異世界転移者
遊暮
ファンタジー
「俺には……友情も愛情も信じられないんだよ」
両親を殺害した少年は翌日、クラスメイト達と共に異世界へ召喚される。
一人抜け出した少年は、どこか壊れた少女達を仲間に加えながら世界を巡っていく。
異世界で一人の狂人は何を求め、何を成すのか。
それはたとえ、神であろうと分からない――
*感想、アドバイス等大歓迎!
*12/26 プロローグを改稿しました
基本一人称
文字数一話あたり約2000~5000文字
ステータス、スキル制
現在は不定期更新です
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる