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転移
第5話 どーも、情報共有です
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前書き
前回のあらすじ
主人公 エルフとメシを食べる
本文
どーも、昔から小説の考察してひとりでスマホ眺めながら笑っていたオッサンです。
マジックバックに入っていた紅茶の葉と容器をユリさんに渡し淹れてもらう。
「いただきます。おおー、美味しい。紅茶を淹れるの上手ですね」
「幼少期から自分で飲み物を用意していましたので、紅茶に関しては自信があります」
「へぇー、俺がいた世界では容器に入った飲み物を買うことが多かったな。この世界は一から全部、自分でやらないといけない訳か」
「ケンさんのいた世界はなんだか高度な文明な気がします。この世界は私から見たらとても残酷ですよ」
「ふーん、残酷ね...確かに残酷な世界だよね。モンスターに襲われるし、家族を売るなんてとてもじゃないけど常軌を逸しているよ。エルフ族だけじゃなく人族もきっと口べらしとか多い気がする」
「人族については浅い知識しかないので断定出来ませんが、とても強欲な種族と聞いております。ケンさんは私を見てなんとも思わないのですか?人族からしたらエルフ族は美形に見えると奴隷商人が話しており、とても価値が高いと言ってました」
「うーん、なんとも思わないかな」
「なんか、それはそれで少し残念な気持ちになります」
「あはははは、俺はどちらかというと君の知識に興味がある。知識を深めれば深めるほど面白くなる。知らないことを知りたい。それに、ユリさんはエルフ族の王族もしくは貴族というやつでしょ?」
「よく分かりましたね。元第二王女でした」
「はぁー、やっぱり。仕方ない、旅は道連れと言うし...ひとつ聞きたいことがあるんだけどいい?」
「はい、構いません。助けて頂いた身であります、なんでもお答えします」
「今信用出来る者はいる?」
「ひとりを除いておりません。そのひとりは、ケンさんですけど。ふふふふふ」
「優しさは時に邪魔な存在だから返答次第で対応変えるつもりだったけど、あらかじめ伝えておくね。俺は優しいだけの奴が大嫌い、俺に偽善をするな。それだけ」
「分かっております。そういう人なのは初対面の時に感じておりましたし、私自身この世界の全てものが憎く思えてしまって...」
「そうか、まあお互いある意味生まれ変わったわけだしこれからよろしく頼むよ」
「そうですね、こちらこそよろしくお願いします」
「これスマホなんだけど...いや明日説明するよ。そろそろ寝て明日に備えよう」
「はい、スマホについて明日教えてください。私が先に寝て良いですか?」
「ああ、疲れていると思うしゆっくり休んで。6時間後このスマホが音を鳴らしてくれるから安心して寝て」
「分かりました、よろしくお願いします。それから...おやすみなさい」
「おやすみ」
俺は周囲の警戒に、ユリさんは檻に入って睡眠をとる。
「元第二王女か...王族も大変だな。今日は色々あって疲れたが初日みたくMP切れで意識を失うわけにはいかない。MPを確認しつつ魔法の鍛錬と身体を鍛えるか」
腹筋、背筋、腕立て伏せ、スクワットを100回ずつと剣の素振りを力が続く限りやるか。あとは魔法の鍛錬だな。地道にやるしかない。
トレーニングしていると時間が過ぎるのが早い。もう交代の時間か。
「おーい、そろそろ起きろー。交代だぞー」
「はい、起きてます。昨日洗濯したものは乾いてますか?」
「えーと、乾いているよ。洗濯もの取り込んでくれる?俺は朝飯の用意しとくから。あ、顔も洗っておいで」
「はい、分かりました、ありがとうございます」
魔法で水を何度も使用して昨晩の食器を洗っておいた樽に再度水を張る。今日の朝食は、堅パンとポタージュ。魔法で沸騰した水を生成し粉末状のポタージュを溶かして容器に入れる。大量に買っておいて良かった。
「美味しい。このスープ濃厚な味で身体が温まります。これもケンさんの世界の食べ物なんですか?」
「そうだね、お湯で溶かすだけで出来上がり。とても簡単で美味しいでしょ」
「本当にケンさんの世界は食文化からこの世界と比較しても高いですね」
「この世界についてあまりにも知らないから返答しかねるが、便利な世の中だったな。そろそろ俺は寝るよ、おやすみ」
ユリさんを起こす前に身体を拭いておいたから大丈夫だと思うけど、念のため生活魔法のクリーンを唱えてから寝よう。
ふぁー、おはよう。眠い、まだ寝てたい。筋肉痛がヤバい。
「おはようございます。ケンさん」
「ああ、おはよう。警戒ありがとう、異常はなかった?」
「はい、今のところは特に異常はありません」
「そうか、ユリさんもポタージュ飲む?」
「いいのですか?貴重なものなのでは?」
「早めに処理したいから食べてくれるとありがたい。これ残りあげるよ」
粉末状のポタージュが入っている袋25枚とマジックバック(容量 大)を渡す。ついでにマジックバック(容量 中)の中に入っている物を仕分けする為外にぶちまける。
「あの奴隷商人、結構溜め込んでるな。ポタージュ食べ終わったらユリさんが必要だと思う物をバックにしまっておいて。残りは俺が預かるよ。お金は2等分でよろしく」
「ありがとうございます、これだけの物があるならしばらく街に行かなくて良さそうですね。ケンさん知ってました?マジックバックの中は品質によりますが劣化を防いでくれます。このバックはかなりの品物なので保存が効きます」
「へえー、便利だね。たまにこうやって確認しないと中身忘れそう」
「そうですね、定期的に荷物のチェックをしましょう」
遅い朝食をとった後、仕分け作業をする。
宝石の類いは半分ずつわけて、服は性別に合うようわけ...あとは適当に分けて最後に武具を確認する。
「この奴隷商人は戦争でもやるつもりだったのか?魔法の道具とかも沢山あるし...とにかく武器や防具は必要なものだけ装備してあとはしまっておこう」
「そうですね、奴隷商人は何か悪巧みしていた可能性がありますね」
「だよなー、怪しいよな。ユリさんは人族の国とかあまり知らないんだよね?」
「はい、私が立ち寄った場所は交易都市と奴隷商人が話してました。交易都市を出て進んだ先が王都らしいです」
「交易都市も王都もやりたくないな。出来れば小さい街がいい」
「でも地理に詳しくない私たちが無事に他の街に辿り着けるでしょうか?幸い変装のネックレスがありますのでエルフ族とバレずに済みそうなので交易都市に行きませんか?」
「うーん、森の中で生活は中々厳しいからなー。検問さえ通り抜ければなんとかなるか...」
「そうですね、私の存在は少数しか知りません。交易都市で情報集めてすぐに別の街か国に向かいましょう」
「分かった、そうしようか。ただ、もう少し戦闘経験やスキルを獲得してからにしたい。いいかな?」
「はい、それでかまいません。スマホについて知りたかったですし」
「今後の方針は、とりあえず戦闘経験を積んでレベルアップとスキル強化及び獲得だな。メモ帳に保存して...。はい、スマホ」
ユリさんにスマホを渡して操作の仕方を教え、自分を鑑定してもらう。
鑑定結果:
◆名前 ユリ
◆種族 エルフ
◆性別 女
◆年齢 19
◆Lv 5
◆HP 100
◆MP 500
◆スキル
生活魔法 精霊魔法(水・風) 身体能力向上 隠密 索敵 弓使い
「おおー、いつの間にか隠密と索敵がスキルに追加されてるんじゃない?」
「い、いえ。私、鑑定自体初めてなので...少し驚いてます。聞いた限りだと、このスマホの能力は公にしない方が良いかと思います」
「やっぱり?なら、俺とユリさんだけの秘密にしておこうか。スマホの機能についてはまだ解明していないけど、これがないと今後苦労するから必ず俺が大事に持っておくよ」
それからスキルの習得についてお互いの知識を絞り、実体験を元に考察したこと話し合ってスキルの習得を目指す。
「私も治癒を覚えたいので、今日は一日魔法の鍛錬にします」
「了解、俺は剣の訓練と身体能力向上の強化を目指して頑張るよ。昼飯は、適当に食べてて。ついでに周囲を索敵してモンスターがいたら戦ってくるよ」
「あ、あの!索敵と戦闘は、私もついていっていいですか?」
「別に良いよ、ユリさんが治癒を習得するまで筋トレと素振りして待ってるよ」
お互い訓練を開始する。
後書き
次回 戦闘
前回のあらすじ
主人公 エルフとメシを食べる
本文
どーも、昔から小説の考察してひとりでスマホ眺めながら笑っていたオッサンです。
マジックバックに入っていた紅茶の葉と容器をユリさんに渡し淹れてもらう。
「いただきます。おおー、美味しい。紅茶を淹れるの上手ですね」
「幼少期から自分で飲み物を用意していましたので、紅茶に関しては自信があります」
「へぇー、俺がいた世界では容器に入った飲み物を買うことが多かったな。この世界は一から全部、自分でやらないといけない訳か」
「ケンさんのいた世界はなんだか高度な文明な気がします。この世界は私から見たらとても残酷ですよ」
「ふーん、残酷ね...確かに残酷な世界だよね。モンスターに襲われるし、家族を売るなんてとてもじゃないけど常軌を逸しているよ。エルフ族だけじゃなく人族もきっと口べらしとか多い気がする」
「人族については浅い知識しかないので断定出来ませんが、とても強欲な種族と聞いております。ケンさんは私を見てなんとも思わないのですか?人族からしたらエルフ族は美形に見えると奴隷商人が話しており、とても価値が高いと言ってました」
「うーん、なんとも思わないかな」
「なんか、それはそれで少し残念な気持ちになります」
「あはははは、俺はどちらかというと君の知識に興味がある。知識を深めれば深めるほど面白くなる。知らないことを知りたい。それに、ユリさんはエルフ族の王族もしくは貴族というやつでしょ?」
「よく分かりましたね。元第二王女でした」
「はぁー、やっぱり。仕方ない、旅は道連れと言うし...ひとつ聞きたいことがあるんだけどいい?」
「はい、構いません。助けて頂いた身であります、なんでもお答えします」
「今信用出来る者はいる?」
「ひとりを除いておりません。そのひとりは、ケンさんですけど。ふふふふふ」
「優しさは時に邪魔な存在だから返答次第で対応変えるつもりだったけど、あらかじめ伝えておくね。俺は優しいだけの奴が大嫌い、俺に偽善をするな。それだけ」
「分かっております。そういう人なのは初対面の時に感じておりましたし、私自身この世界の全てものが憎く思えてしまって...」
「そうか、まあお互いある意味生まれ変わったわけだしこれからよろしく頼むよ」
「そうですね、こちらこそよろしくお願いします」
「これスマホなんだけど...いや明日説明するよ。そろそろ寝て明日に備えよう」
「はい、スマホについて明日教えてください。私が先に寝て良いですか?」
「ああ、疲れていると思うしゆっくり休んで。6時間後このスマホが音を鳴らしてくれるから安心して寝て」
「分かりました、よろしくお願いします。それから...おやすみなさい」
「おやすみ」
俺は周囲の警戒に、ユリさんは檻に入って睡眠をとる。
「元第二王女か...王族も大変だな。今日は色々あって疲れたが初日みたくMP切れで意識を失うわけにはいかない。MPを確認しつつ魔法の鍛錬と身体を鍛えるか」
腹筋、背筋、腕立て伏せ、スクワットを100回ずつと剣の素振りを力が続く限りやるか。あとは魔法の鍛錬だな。地道にやるしかない。
トレーニングしていると時間が過ぎるのが早い。もう交代の時間か。
「おーい、そろそろ起きろー。交代だぞー」
「はい、起きてます。昨日洗濯したものは乾いてますか?」
「えーと、乾いているよ。洗濯もの取り込んでくれる?俺は朝飯の用意しとくから。あ、顔も洗っておいで」
「はい、分かりました、ありがとうございます」
魔法で水を何度も使用して昨晩の食器を洗っておいた樽に再度水を張る。今日の朝食は、堅パンとポタージュ。魔法で沸騰した水を生成し粉末状のポタージュを溶かして容器に入れる。大量に買っておいて良かった。
「美味しい。このスープ濃厚な味で身体が温まります。これもケンさんの世界の食べ物なんですか?」
「そうだね、お湯で溶かすだけで出来上がり。とても簡単で美味しいでしょ」
「本当にケンさんの世界は食文化からこの世界と比較しても高いですね」
「この世界についてあまりにも知らないから返答しかねるが、便利な世の中だったな。そろそろ俺は寝るよ、おやすみ」
ユリさんを起こす前に身体を拭いておいたから大丈夫だと思うけど、念のため生活魔法のクリーンを唱えてから寝よう。
ふぁー、おはよう。眠い、まだ寝てたい。筋肉痛がヤバい。
「おはようございます。ケンさん」
「ああ、おはよう。警戒ありがとう、異常はなかった?」
「はい、今のところは特に異常はありません」
「そうか、ユリさんもポタージュ飲む?」
「いいのですか?貴重なものなのでは?」
「早めに処理したいから食べてくれるとありがたい。これ残りあげるよ」
粉末状のポタージュが入っている袋25枚とマジックバック(容量 大)を渡す。ついでにマジックバック(容量 中)の中に入っている物を仕分けする為外にぶちまける。
「あの奴隷商人、結構溜め込んでるな。ポタージュ食べ終わったらユリさんが必要だと思う物をバックにしまっておいて。残りは俺が預かるよ。お金は2等分でよろしく」
「ありがとうございます、これだけの物があるならしばらく街に行かなくて良さそうですね。ケンさん知ってました?マジックバックの中は品質によりますが劣化を防いでくれます。このバックはかなりの品物なので保存が効きます」
「へえー、便利だね。たまにこうやって確認しないと中身忘れそう」
「そうですね、定期的に荷物のチェックをしましょう」
遅い朝食をとった後、仕分け作業をする。
宝石の類いは半分ずつわけて、服は性別に合うようわけ...あとは適当に分けて最後に武具を確認する。
「この奴隷商人は戦争でもやるつもりだったのか?魔法の道具とかも沢山あるし...とにかく武器や防具は必要なものだけ装備してあとはしまっておこう」
「そうですね、奴隷商人は何か悪巧みしていた可能性がありますね」
「だよなー、怪しいよな。ユリさんは人族の国とかあまり知らないんだよね?」
「はい、私が立ち寄った場所は交易都市と奴隷商人が話してました。交易都市を出て進んだ先が王都らしいです」
「交易都市も王都もやりたくないな。出来れば小さい街がいい」
「でも地理に詳しくない私たちが無事に他の街に辿り着けるでしょうか?幸い変装のネックレスがありますのでエルフ族とバレずに済みそうなので交易都市に行きませんか?」
「うーん、森の中で生活は中々厳しいからなー。検問さえ通り抜ければなんとかなるか...」
「そうですね、私の存在は少数しか知りません。交易都市で情報集めてすぐに別の街か国に向かいましょう」
「分かった、そうしようか。ただ、もう少し戦闘経験やスキルを獲得してからにしたい。いいかな?」
「はい、それでかまいません。スマホについて知りたかったですし」
「今後の方針は、とりあえず戦闘経験を積んでレベルアップとスキル強化及び獲得だな。メモ帳に保存して...。はい、スマホ」
ユリさんにスマホを渡して操作の仕方を教え、自分を鑑定してもらう。
鑑定結果:
◆名前 ユリ
◆種族 エルフ
◆性別 女
◆年齢 19
◆Lv 5
◆HP 100
◆MP 500
◆スキル
生活魔法 精霊魔法(水・風) 身体能力向上 隠密 索敵 弓使い
「おおー、いつの間にか隠密と索敵がスキルに追加されてるんじゃない?」
「い、いえ。私、鑑定自体初めてなので...少し驚いてます。聞いた限りだと、このスマホの能力は公にしない方が良いかと思います」
「やっぱり?なら、俺とユリさんだけの秘密にしておこうか。スマホの機能についてはまだ解明していないけど、これがないと今後苦労するから必ず俺が大事に持っておくよ」
それからスキルの習得についてお互いの知識を絞り、実体験を元に考察したこと話し合ってスキルの習得を目指す。
「私も治癒を覚えたいので、今日は一日魔法の鍛錬にします」
「了解、俺は剣の訓練と身体能力向上の強化を目指して頑張るよ。昼飯は、適当に食べてて。ついでに周囲を索敵してモンスターがいたら戦ってくるよ」
「あ、あの!索敵と戦闘は、私もついていっていいですか?」
「別に良いよ、ユリさんが治癒を習得するまで筋トレと素振りして待ってるよ」
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