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1章
01年目ー7月 02 会うもの達 続き
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マナブ:「さて、弓張の展望台に到着です。」
マナミ:「はあ~はあ~空中飛行魔法キツ~はあ~」
マナブ:「えっ!そうですか、僕は、大丈夫ですが。」
マナブは、ブラックの缶コーヒーを自販機で買って飲んでいた。
マナミ:「あっ~ずるい~」
マナブ:「マナミさんは、オレンジでいいんですよね。もう、ありますんで、ずるくないでしょ。はい、どうぞ。」
マナミ:「えへへへ」
マナブ:「1本130円です。」
マナミ:「えっ!お金とるの~」
マナブ:「冗談です。いいですよ、勇者のお兄さんのもらいものです。」
マナミ:「あっ、お姉さんの彼氏さん~酒屋さんの跡取りさんだったけ~」
マナブ:「よく覚えてますね。」
マナミ:「もちろん、重要なこと覚えてますよ、エッヘン!」
マナブ:「さいですか~」
何かしらマナミのあいてをするマナブであるが・・・
マナミ:『もしもし、お兄ちゃん聞こえますか?』
マナブは、頭の中にマナミの声が聞こえた。すぐさま、マナミの方に顔を向けた。
マナブ:「マナミさん・・・いまのは、テレパスですか・・・?」
マナミ:「あっ、聞こえた?成功だね!」
マナブ:「えっ!いや、あの~はい、聞こえましたが、マナミさん使えたんですか?」
マナミ:「うん、使えるようになったというか・・・お兄ちゃんにあってから何か使えるかなと思って。」
マナブ:「授業で出て来た、なんらかのきっかけと思春期の年頃の能力成長のお題目にはまりますね。」
マナミ:「たしかに思い当たるふしがありありだね、あっ!双子特有の共鳴とか(笑)」
マナブ:「ハハハ~ないですね!あなたとは、まったくの赤の他人ですから、あっ、今は、母さんの仕事仲間の娘さんで家のお隣さんですか。」
マナミ:「そんニャ~(泣)」
マナブとマナミは、相変わらずの夫婦漫才をやっていた。
マナブ:『マナミさん、聞こえますか?』
マナミ:『はい~聞こえます。』
マナブ:『これなら、電話もこれですればタダですね。』
マナミ:『そうもいかないのです。昨日、クラスの人達になんとなくやってみたけど、誰も気づきませんでした。』
マナブ:『それなら、僕にもやったのですか?』
マナミ:『やろうかな~と思ったんだけど、ちょっと疲れたから、今日やったしだいであります。』
マナブ:『なるほど~で、いま、こんな感じになっているんですね。はあ~』
マナブは、こめかみを指で押さえて考えこんだ
マナミ:「これって、双子特有のテレパスだよね。」
マナブ:「双子特有じゃないです、ただたんに波長の合う人同士だったらつながりやすいだけです。ちなみに姉さんと父さんも使えます。色んな人に送ることができます。」
マナミは、それを聞いて驚いた。
マナブ:「ただ、僕の方からのテレパスは、2人には届きません。と言うかテレパスは使えないと思ってました。」
マナミ:「でも、私とは、使えたということですね。やはり、双子特有で(笑)」
マナブ:「相性が、残念ながら合っただけです。たんなる赤の他人同士で!」
マナミ:「しょんな~ (泣)」
マナブは、展望台から何気に駅周辺の街並みをなんとなく眺めながら考えこんだ。
マナブ:「テレパス・・・前にも使った覚えがあるような・・・姉さんも父さんもこんな感じでは、つながったことないはずだけど・・・うん」
マナミ:「あっ、お兄ちゃんもそれ感じた!私も前にどこかで使った感じがあるんだけど思い出せないのよね~」
二人とも海を眺めながら、悩み顔になっていた。
マナブ:「ま、べつにどうでもいいことです。思い出せないほどのことですから、べつにたいしたことでもないでしょう。」
マナミ:「そうだね、どうでもいいことなんだろうね。」
と、そのときであった。
?:『Hello.』
マナブは、頭の中に響く言葉にマナミに問いかけた。
マナブ:「Helloって、いきなり英語でなんですか?」
マナミ:「えっ、言ってないよ、て、お兄ちゃんがいったわけじゃないんだ・・・どういうこと?」
マナブは、なんとなくテレパスを使い語ってみた。
マナブ:『誰ですか?』
?:『daredesuka?・・・oh!Japanese!』
マナブ:『あの~Who is it?』
マナブは、なんとなく英語での応対をしてみた。
?:『その声は、サードなのか?いや、このテレコードのパターンは、サードのもの』
マナブ:『what?third?』
?:『あっ、日本語で大丈夫ですよ。』
マナミ:『Hey Brother!what will you do?』
?:『その声は、アルマか!テレコードのパターン、アルマ・・・よかった・・・』
マナミ:『aruma~no~my neme is manami!』
どこからかつながった見知らぬテレパス通信にマナブ達は、パニック状態になった。
さらに、それ以上のことがおこった
?:『あっ、映てるかな?こっちは、そっちの方、見えてるけど、やっぱりその姿はあの頃のサードにアルマだね。本当に会えてうれしいょ!』
マナブ:『えっ、金髪の僕・・・?』
マナミ:『えっ!金髪、青い目のお兄ちゃんがいる!どういうこと?』
マナブとマナミの頭の中に表れた映像にかたまった。
マナブ:『誰?』
?:『えっ!』
マナブ:『いや、もう、ドッペルさんは、マナミさんだけで充分なんでいりません。』
?:『ドッペル?』
話しがお互いにかみ合わなくなりだした。
?:『あの~僕のこと、覚えていませんか?』
マナブ:『いいえ、知りません。』
?:『ジョーダンですよね・・・』
マナブ:『いや、本当に知りません。誰ですか!』
マナブもさすがにイライラしはじめた。
マナミ:『それで、ドッペルさん、あなたは誰ですか?』
マナブ:『ドッペルさんて・・・あなたが言いますか。』
マナブ、マナミにツッコミを入れる。
?:『あの・・・そうですね、僕の名前は、ジーク・N・ベルディースです。それと生前は、フィースと呼ばれていました。』
マナブ:『ジーク・・・フィース・・・えっと・・・どう呼べばいいですか?』
?:『どちらでもいいですよ。』
マナブ:『どちらでもですか・・・それなら、ジーク君と呼びますか。』
ジーク:『えっ、昔ではなく生前みたいにフィースでもいいですょ。』
マナブ:『生前のことは、知りませんょ。で、もう切ってもいいですか?何か厄介ごとに関わりそうなので今日のことは、きれいさっぱりお互い忘れましょう。』
マナブの顔は、面倒くさいそうな表情に変わっていた。
?:『お兄様、お父様が呼んでます・・・このテレコードって、サードとアルマ、えっ!』
マナミ:『女の子の声?金髪の私?』
?:『アルマ・・・良かった、生きていた・・じゃなく、転生できたんだね・・・』
マナミ:『えっ!ちょっとまって!私は、マナミ、川井マナミ!アルマじゃないょ!人ちがいです。それに私は、あなたの事しりません。』
突如出て来た金髪のマナミ似の少女にマナミも驚いた。
?:『お兄様、どういうことですかこれは・・・』
ジーク:『あっ、サードとアルマは記憶、生前の記憶がないらしい・・・』
?:『えっ、それじゃ私たちのことも・・・そうですか・・・』
マナブ:『そちらは?』
ジーク:『ラーナ・N・ベルディース、僕の双子の妹だょ。で、生前は、僕の副将を務めていた、リースだ。も憶えていないか。(笑)』
マナブ:『はい、憶えていませんね。』
マナミ:『私も憶えてないね、ごめんなさい~』
ラーナ:『サード、アルマ・・・そうか、でもこのテレコードは、サード、アルマの回線だから・・・転生してくれただけでもよかったです。』
マナミ:『私、よくわからないけど、えっと、ラーナちゃんでいいのかな、本当に憶えてなくて・・・ごめんなさい。』
マナミもなにかしら、思い出そうとしたがなにも出なくて、少し悔しくなった。
ジーク:『それじゃ、サードとアルマは、双子で生まれ変わってよかったわけで』
マナブ:『ちょっと待ってください、マナミさんとは、双子じゃありません。』
ジーク:『双子じゃない?それは、血のつながりのない、赤の他人なのかい?でも、サードのことを「お兄ちゃん」と呼称していたが』
マナブ:『マナミさんは、親同士が仕事仲間の娘さんで家が御隣同士の赤の他人です。それと僕は、サードじゃなく山井マナブと言う名前があります。』
マナミ:『お兄ちゃん~しょんな~ひどい~』
マナブ:『ひどくないです、事実なんですから、兄と言ってるのは、勝手にマナミさんが言ってることなんで』
ジークは、何かしら考えているとラーナがタブレットを持ってなにやら話し出したがその会話は、マナブ達に聞こえなかった。
ジーク:『今、僕は、父親と一緒にアジア方面に商談と買付に廻ってる最中なんです。』
マナブ:『あっ、そうですか。ご苦労様です。』
ジーク:『サード・・・山井マナブ・・マナブは、日本の佐世保に住んでますね。』
マナブ:『えっ!どうして知ってるの?そこまで話してないはづ・・』
ジーク:『別に大した事でもないですよ、家業の関係で顧客や敵企業や他色々な情報収集は得意ですから、名前だけでだいたいわかりますよ。(笑)』
マナミ:『お兄ちゃん~(泣)』
マナブ:『お~マジか~く~。なにかシズカちゃんに似たようなニオイの人だな~』
ジーク:『うん?シズカ?佐世保は、たしか軍事関連の企業でモトマチ工業、モトマチ財閥グループの本拠地があるね、その当主一族の一人に才女と呼ばれている、シズカ元町がいたね。』
マナブ:『元町シズカ・・・知ってるの?』
ジーク:『ずいぶん昔に軍事企業関連の会合の昼食会で親に付いていた時、一度、少しあいさつを軽くしたていどですが会いましたよ。まさか、こんな運命とは、驚きですね。』
マナブ:『あ、そうですか。軍事企業関連の会合って・・・シズカちゃんらしさの物騒なことにかかわってるね~』
マナミ:『生徒会会長と知り合いなんだ・・・』
ジーク:『そこまで、顔見知りの仲でもないですが、親の方からも仕事を任せてもらいだしたので仕事で顔を合わせる機会もありますかね。』
マナブ:『そうですか・・・顔合わせ・・・ハァ~なんだか落ちが見えますね~』
マナミ:『えっ、オチ?』
ラーナ:『お兄様、コレを』
ジーク:『ありがとう、さすがに仕事が早いねラーナ、で今回は、僕たちは、日本の東京に向かい留学する予定だったんだが、変更して佐世保に留学地を変更するよ。』
マナブとマナミは、ジークの発言に頭を抱えた。
マナブ:『やっぱり、こうなると思いました。ハァ~』
マナミ:『お兄ちゃん~(泣)』
そのころ、別の場所では、ハクとコマチとシズカがとんでもないハプニングがひき起こされるのを今のマナブたちは、知らなかった。
マナミ:「はあ~はあ~空中飛行魔法キツ~はあ~」
マナブ:「えっ!そうですか、僕は、大丈夫ですが。」
マナブは、ブラックの缶コーヒーを自販機で買って飲んでいた。
マナミ:「あっ~ずるい~」
マナブ:「マナミさんは、オレンジでいいんですよね。もう、ありますんで、ずるくないでしょ。はい、どうぞ。」
マナミ:「えへへへ」
マナブ:「1本130円です。」
マナミ:「えっ!お金とるの~」
マナブ:「冗談です。いいですよ、勇者のお兄さんのもらいものです。」
マナミ:「あっ、お姉さんの彼氏さん~酒屋さんの跡取りさんだったけ~」
マナブ:「よく覚えてますね。」
マナミ:「もちろん、重要なこと覚えてますよ、エッヘン!」
マナブ:「さいですか~」
何かしらマナミのあいてをするマナブであるが・・・
マナミ:『もしもし、お兄ちゃん聞こえますか?』
マナブは、頭の中にマナミの声が聞こえた。すぐさま、マナミの方に顔を向けた。
マナブ:「マナミさん・・・いまのは、テレパスですか・・・?」
マナミ:「あっ、聞こえた?成功だね!」
マナブ:「えっ!いや、あの~はい、聞こえましたが、マナミさん使えたんですか?」
マナミ:「うん、使えるようになったというか・・・お兄ちゃんにあってから何か使えるかなと思って。」
マナブ:「授業で出て来た、なんらかのきっかけと思春期の年頃の能力成長のお題目にはまりますね。」
マナミ:「たしかに思い当たるふしがありありだね、あっ!双子特有の共鳴とか(笑)」
マナブ:「ハハハ~ないですね!あなたとは、まったくの赤の他人ですから、あっ、今は、母さんの仕事仲間の娘さんで家のお隣さんですか。」
マナミ:「そんニャ~(泣)」
マナブとマナミは、相変わらずの夫婦漫才をやっていた。
マナブ:『マナミさん、聞こえますか?』
マナミ:『はい~聞こえます。』
マナブ:『これなら、電話もこれですればタダですね。』
マナミ:『そうもいかないのです。昨日、クラスの人達になんとなくやってみたけど、誰も気づきませんでした。』
マナブ:『それなら、僕にもやったのですか?』
マナミ:『やろうかな~と思ったんだけど、ちょっと疲れたから、今日やったしだいであります。』
マナブ:『なるほど~で、いま、こんな感じになっているんですね。はあ~』
マナブは、こめかみを指で押さえて考えこんだ
マナミ:「これって、双子特有のテレパスだよね。」
マナブ:「双子特有じゃないです、ただたんに波長の合う人同士だったらつながりやすいだけです。ちなみに姉さんと父さんも使えます。色んな人に送ることができます。」
マナミは、それを聞いて驚いた。
マナブ:「ただ、僕の方からのテレパスは、2人には届きません。と言うかテレパスは使えないと思ってました。」
マナミ:「でも、私とは、使えたということですね。やはり、双子特有で(笑)」
マナブ:「相性が、残念ながら合っただけです。たんなる赤の他人同士で!」
マナミ:「しょんな~ (泣)」
マナブは、展望台から何気に駅周辺の街並みをなんとなく眺めながら考えこんだ。
マナブ:「テレパス・・・前にも使った覚えがあるような・・・姉さんも父さんもこんな感じでは、つながったことないはずだけど・・・うん」
マナミ:「あっ、お兄ちゃんもそれ感じた!私も前にどこかで使った感じがあるんだけど思い出せないのよね~」
二人とも海を眺めながら、悩み顔になっていた。
マナブ:「ま、べつにどうでもいいことです。思い出せないほどのことですから、べつにたいしたことでもないでしょう。」
マナミ:「そうだね、どうでもいいことなんだろうね。」
と、そのときであった。
?:『Hello.』
マナブは、頭の中に響く言葉にマナミに問いかけた。
マナブ:「Helloって、いきなり英語でなんですか?」
マナミ:「えっ、言ってないよ、て、お兄ちゃんがいったわけじゃないんだ・・・どういうこと?」
マナブは、なんとなくテレパスを使い語ってみた。
マナブ:『誰ですか?』
?:『daredesuka?・・・oh!Japanese!』
マナブ:『あの~Who is it?』
マナブは、なんとなく英語での応対をしてみた。
?:『その声は、サードなのか?いや、このテレコードのパターンは、サードのもの』
マナブ:『what?third?』
?:『あっ、日本語で大丈夫ですよ。』
マナミ:『Hey Brother!what will you do?』
?:『その声は、アルマか!テレコードのパターン、アルマ・・・よかった・・・』
マナミ:『aruma~no~my neme is manami!』
どこからかつながった見知らぬテレパス通信にマナブ達は、パニック状態になった。
さらに、それ以上のことがおこった
?:『あっ、映てるかな?こっちは、そっちの方、見えてるけど、やっぱりその姿はあの頃のサードにアルマだね。本当に会えてうれしいょ!』
マナブ:『えっ、金髪の僕・・・?』
マナミ:『えっ!金髪、青い目のお兄ちゃんがいる!どういうこと?』
マナブとマナミの頭の中に表れた映像にかたまった。
マナブ:『誰?』
?:『えっ!』
マナブ:『いや、もう、ドッペルさんは、マナミさんだけで充分なんでいりません。』
?:『ドッペル?』
話しがお互いにかみ合わなくなりだした。
?:『あの~僕のこと、覚えていませんか?』
マナブ:『いいえ、知りません。』
?:『ジョーダンですよね・・・』
マナブ:『いや、本当に知りません。誰ですか!』
マナブもさすがにイライラしはじめた。
マナミ:『それで、ドッペルさん、あなたは誰ですか?』
マナブ:『ドッペルさんて・・・あなたが言いますか。』
マナブ、マナミにツッコミを入れる。
?:『あの・・・そうですね、僕の名前は、ジーク・N・ベルディースです。それと生前は、フィースと呼ばれていました。』
マナブ:『ジーク・・・フィース・・・えっと・・・どう呼べばいいですか?』
?:『どちらでもいいですよ。』
マナブ:『どちらでもですか・・・それなら、ジーク君と呼びますか。』
ジーク:『えっ、昔ではなく生前みたいにフィースでもいいですょ。』
マナブ:『生前のことは、知りませんょ。で、もう切ってもいいですか?何か厄介ごとに関わりそうなので今日のことは、きれいさっぱりお互い忘れましょう。』
マナブの顔は、面倒くさいそうな表情に変わっていた。
?:『お兄様、お父様が呼んでます・・・このテレコードって、サードとアルマ、えっ!』
マナミ:『女の子の声?金髪の私?』
?:『アルマ・・・良かった、生きていた・・じゃなく、転生できたんだね・・・』
マナミ:『えっ!ちょっとまって!私は、マナミ、川井マナミ!アルマじゃないょ!人ちがいです。それに私は、あなたの事しりません。』
突如出て来た金髪のマナミ似の少女にマナミも驚いた。
?:『お兄様、どういうことですかこれは・・・』
ジーク:『あっ、サードとアルマは記憶、生前の記憶がないらしい・・・』
?:『えっ、それじゃ私たちのことも・・・そうですか・・・』
マナブ:『そちらは?』
ジーク:『ラーナ・N・ベルディース、僕の双子の妹だょ。で、生前は、僕の副将を務めていた、リースだ。も憶えていないか。(笑)』
マナブ:『はい、憶えていませんね。』
マナミ:『私も憶えてないね、ごめんなさい~』
ラーナ:『サード、アルマ・・・そうか、でもこのテレコードは、サード、アルマの回線だから・・・転生してくれただけでもよかったです。』
マナミ:『私、よくわからないけど、えっと、ラーナちゃんでいいのかな、本当に憶えてなくて・・・ごめんなさい。』
マナミもなにかしら、思い出そうとしたがなにも出なくて、少し悔しくなった。
ジーク:『それじゃ、サードとアルマは、双子で生まれ変わってよかったわけで』
マナブ:『ちょっと待ってください、マナミさんとは、双子じゃありません。』
ジーク:『双子じゃない?それは、血のつながりのない、赤の他人なのかい?でも、サードのことを「お兄ちゃん」と呼称していたが』
マナブ:『マナミさんは、親同士が仕事仲間の娘さんで家が御隣同士の赤の他人です。それと僕は、サードじゃなく山井マナブと言う名前があります。』
マナミ:『お兄ちゃん~しょんな~ひどい~』
マナブ:『ひどくないです、事実なんですから、兄と言ってるのは、勝手にマナミさんが言ってることなんで』
ジークは、何かしら考えているとラーナがタブレットを持ってなにやら話し出したがその会話は、マナブ達に聞こえなかった。
ジーク:『今、僕は、父親と一緒にアジア方面に商談と買付に廻ってる最中なんです。』
マナブ:『あっ、そうですか。ご苦労様です。』
ジーク:『サード・・・山井マナブ・・マナブは、日本の佐世保に住んでますね。』
マナブ:『えっ!どうして知ってるの?そこまで話してないはづ・・』
ジーク:『別に大した事でもないですよ、家業の関係で顧客や敵企業や他色々な情報収集は得意ですから、名前だけでだいたいわかりますよ。(笑)』
マナミ:『お兄ちゃん~(泣)』
マナブ:『お~マジか~く~。なにかシズカちゃんに似たようなニオイの人だな~』
ジーク:『うん?シズカ?佐世保は、たしか軍事関連の企業でモトマチ工業、モトマチ財閥グループの本拠地があるね、その当主一族の一人に才女と呼ばれている、シズカ元町がいたね。』
マナブ:『元町シズカ・・・知ってるの?』
ジーク:『ずいぶん昔に軍事企業関連の会合の昼食会で親に付いていた時、一度、少しあいさつを軽くしたていどですが会いましたよ。まさか、こんな運命とは、驚きですね。』
マナブ:『あ、そうですか。軍事企業関連の会合って・・・シズカちゃんらしさの物騒なことにかかわってるね~』
マナミ:『生徒会会長と知り合いなんだ・・・』
ジーク:『そこまで、顔見知りの仲でもないですが、親の方からも仕事を任せてもらいだしたので仕事で顔を合わせる機会もありますかね。』
マナブ:『そうですか・・・顔合わせ・・・ハァ~なんだか落ちが見えますね~』
マナミ:『えっ、オチ?』
ラーナ:『お兄様、コレを』
ジーク:『ありがとう、さすがに仕事が早いねラーナ、で今回は、僕たちは、日本の東京に向かい留学する予定だったんだが、変更して佐世保に留学地を変更するよ。』
マナブとマナミは、ジークの発言に頭を抱えた。
マナブ:『やっぱり、こうなると思いました。ハァ~』
マナミ:『お兄ちゃん~(泣)』
そのころ、別の場所では、ハクとコマチとシズカがとんでもないハプニングがひき起こされるのを今のマナブたちは、知らなかった。
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