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5章 迷宮編
27.迷宮を発見しました
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俺らはゴブリンを討伐しおわり村を探索しているとそこには階段があり、そこを下りてみた。
そこには見たことのないような模様が描かれた壁と大きな扉があった。
その扉を開いてみると、奥には迷宮が広がっており、外では見たことがない神秘的な光景だった。
真っ白な壁に見たことがない文字が描かれている。
俺らはこんなところに迷宮があるとは知らなかったので驚いた。
まず今回の依頼を報告することにし、ついでに迷宮に入るための書類を提出する。
1時間半ぐらい歩き、ギルドにつく。
受付に行き依頼の報告をし、報酬を受け取ると迷宮の話を始める。
「ゴブリンを探索していたら迷宮を見つけたので、その迷宮に行く許可と騎士学校への報告をお願いします」
「了解いたしました。ですがそのあたりに迷宮はなかったと思いますが…」
「そうなんですか、迷宮に行ったことがないのでわからいのですが、真っ白な壁の大規模な迷宮だったと思います」
「なるほど、新しい迷宮かもしれませんね、そういった迷宮に入る場合、後日報告書を提出していただきますがよろしいですか?」
「はい、わかりました」
そういい渡された書類に記入しいったん帰宅する。
そして迷宮に必要なものをそろえた。
でも問題は食料をどうするかだ。
明日用意すればいいが、10日以上滞在する可能性もあるわけで、その間腐ったりしないかが不安だった。
そのとき久しぶりに脳内に無機質な声が響く。
『スキル;無限領域を取得しました』
これこそ異世界ファンタジーものによくある便利機能インベントリ!
ずっとほしかったものだ。
詳細を見ると、独自の空間を作り出しそこに物を収納する。
その空間内の時間は停止する。
今まで荷物を詰め込んでいた背負いカバンの中身をインベントリにしまう。
ちなみにインベントリ内は時間が止まっているようだ。
準備が完了し就寝した。
次の日、また先日と同じ場所に集合し、街に向かって食料をそろえた。
そして迷宮に向かう。
再び大きな扉を開き、白い道を歩く。
迷宮内は一定の明るさに保たれており遠くまで見渡せる。
「まっしろだね」
エミリーは言う。
「普通ではないな」
通常迷宮は翡翠色の壁をしていると聞いたことがある。
真っ白すぎて若干目が痛い。
しばらく歩いていると魔物が出てくる。
ゴブリンだ。
おそらく、ゴブリンの巣にいたやつらはここからあふれてきたのだろう。
「めんどくさいなぁ」
といい、俺は無詠唱で闇魔法の重力操作を放つ。
俺が普通に放つとゴブリンたちは押しつぶされる。
迷宮内にいる魔物は死んだ際灰になり、ドロップアイテムと魔石のみ残る。
普段俺は本気を出していない。
なぜならほかのパーティーメンバーのためにならないからだ。
だが迷宮が楽しみすぎてやってしまった。
驚愕の表情をするみんなに一言謝り、魔石とアイテムを回収し先に進む。
とても楽しみだ。
そこには見たことのないような模様が描かれた壁と大きな扉があった。
その扉を開いてみると、奥には迷宮が広がっており、外では見たことがない神秘的な光景だった。
真っ白な壁に見たことがない文字が描かれている。
俺らはこんなところに迷宮があるとは知らなかったので驚いた。
まず今回の依頼を報告することにし、ついでに迷宮に入るための書類を提出する。
1時間半ぐらい歩き、ギルドにつく。
受付に行き依頼の報告をし、報酬を受け取ると迷宮の話を始める。
「ゴブリンを探索していたら迷宮を見つけたので、その迷宮に行く許可と騎士学校への報告をお願いします」
「了解いたしました。ですがそのあたりに迷宮はなかったと思いますが…」
「そうなんですか、迷宮に行ったことがないのでわからいのですが、真っ白な壁の大規模な迷宮だったと思います」
「なるほど、新しい迷宮かもしれませんね、そういった迷宮に入る場合、後日報告書を提出していただきますがよろしいですか?」
「はい、わかりました」
そういい渡された書類に記入しいったん帰宅する。
そして迷宮に必要なものをそろえた。
でも問題は食料をどうするかだ。
明日用意すればいいが、10日以上滞在する可能性もあるわけで、その間腐ったりしないかが不安だった。
そのとき久しぶりに脳内に無機質な声が響く。
『スキル;無限領域を取得しました』
これこそ異世界ファンタジーものによくある便利機能インベントリ!
ずっとほしかったものだ。
詳細を見ると、独自の空間を作り出しそこに物を収納する。
その空間内の時間は停止する。
今まで荷物を詰め込んでいた背負いカバンの中身をインベントリにしまう。
ちなみにインベントリ内は時間が止まっているようだ。
準備が完了し就寝した。
次の日、また先日と同じ場所に集合し、街に向かって食料をそろえた。
そして迷宮に向かう。
再び大きな扉を開き、白い道を歩く。
迷宮内は一定の明るさに保たれており遠くまで見渡せる。
「まっしろだね」
エミリーは言う。
「普通ではないな」
通常迷宮は翡翠色の壁をしていると聞いたことがある。
真っ白すぎて若干目が痛い。
しばらく歩いていると魔物が出てくる。
ゴブリンだ。
おそらく、ゴブリンの巣にいたやつらはここからあふれてきたのだろう。
「めんどくさいなぁ」
といい、俺は無詠唱で闇魔法の重力操作を放つ。
俺が普通に放つとゴブリンたちは押しつぶされる。
迷宮内にいる魔物は死んだ際灰になり、ドロップアイテムと魔石のみ残る。
普段俺は本気を出していない。
なぜならほかのパーティーメンバーのためにならないからだ。
だが迷宮が楽しみすぎてやってしまった。
驚愕の表情をするみんなに一言謝り、魔石とアイテムを回収し先に進む。
とても楽しみだ。
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