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2章 騎士学校

12.初めての狩りに行ってきます。

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 依頼を受けてみることにしました。
 なぜかって? 実践をやりたかったからだよ。
 というわけで、パーティーのみんなで、ギルドから依頼を持ってきました。

 「ホーンラビットの駆除(数指定なし)だね、最近増えすぎていろんな被害がでているらしいよ?」
 そう、俺の知る限りでは、ここ数年ホーンラビットが急に増えだしていて、農作物が荒らされたり、人がけがをしたりと、被害は年々増している。
 「そうなんだ!でどれくらいのレートなの?」とエミリーは聞いてくる。
 そんなに気になるんだ。
 「えっと、報酬金は1000ヲル、素材持ち帰りで追加報酬1羽200ヲルかな? 10羽以上で1羽250ヲルになるよ! 最大で30羽までは、依頼として買い取ってくれるらしい。 残りの分は、ギルドが買い取ってくれるけど、1羽50ヲルくらいだよ」
 「なるほど!頑張って狩っていつか装備の分のお金、返すね!」とユリア
 思うんだけどユリアは誠実で可愛いし、すごくいい子だと思う。
 「いいよ!返さなくて、今回は俺のためでもあるし」
 「え?」と困惑の表情を見せるが、「わかった!でも返させて!」
 といったので、受け取っておきましょうか。

 「そういえば今回の森って最近魔族のうわさがあるらしい気を付けないとね」
 とメル。
 そういう噂は聞いたことある。
 まだ魔族を見たことないし、どんな害があるかは知らないが、きっと大変なことになるんだろうと思う。
 「じゃあみんな気を付けて狩りをしよう!」
 「「「おう!」」」
 
 ということで、森につきました。
 何となく気配を感じる。
 だってそこにいるんだもの、大量のホーンラビットが・・・
 ホーンラビットは、俺らを認識すると角をこちらに向け突っ込んできた。
 ここは前衛の俺らで止めて、後衛の二人に範囲系の魔法と、スキルで倒していけば効率がいいかな?
 体が消え去っても、ギルドカードに記録されるから報酬は出る。
 さてと、いきますか!
 「せいや!」
 俺が剣を振り回すと衝撃波でホーンラビットは飛んでいく。
 威力やべぇ。それはともかく、それを的確に始末していく3人の技量も素晴らしいのかもしれない。
 そんなこんなで、群れが大きかったからか、100羽くらい狩ることができました。
 極端だと思うと思うが、それだけ群れがデカかった分苦労した。

 「おつかれ! じゃあそろそろ帰るか」
 「「「そうだね!」」」
 俺たちは帰ることにした。

 戦っているうちに森の結構深いとこまで来てしまったが、帰れるのか不安になったが、何とかなるでしょ。


 俺の嫌な予感フラグがびんびんなんですが。

 目の前で女の子がデカいのに襲われるんですけど・・・。
 
 見るからにどちらも魔族だがとりあえず助けに入ることにしました。

 「まてやぁあああああ!」
 そう声を上げるとあちらは気づいたようだ。
 「なんだお前らは! 俺様の邪魔をするのか!」
 と持っている武器をこちらに向けてきた。
 とりあえず戦うしかないのか、と俺らも武器を構える。
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お気に入り800人突破ありがとうございます!
批判も多いですが、どんとこいです!
引き続きお願いします!
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