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人物紹介:むちゃくちゃ真面目に書いたら殺伐とした雰囲気になりました。

孫武さんの話には出てこないけど、孫子兵法とは深い関わりのある人物には、こんな人がいます。

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曹操そうそう孟徳もうとく
永寿元年(155年)~建安25年1月23日(220年3月15日)
後漢の政治家・武将・兵法家・詩人。
諡号しごうは武皇帝。の武帝。

三国志でおなじみ、後漢最後の皇帝である献帝けんてい丞相じょうしょう閣下。
現在残っている「孫子兵法」は曹操が注釈を付けたものだといわれ、このことから「魏武注孫子」とも呼ばれる。
過去には「孫子兵法は曹操が『孫子』に仮託して書いた物」説があったが、前漢時代(曹操が生まれる前)の墳墓から「孫子兵法」が出土したため、この説は否定された。
「魏武注孫子」の他に「続孫子兵法」「太公陰謀」「兵書接要」「兵書論要」といった兵法書を書いたそうだが、残念ながら散逸してしまった。




孫臏そんぴん
生没年不詳。
紀元前4世紀頃、中国戦国時代の斉の軍人・思想家・兵法家。

本名不明。ぴん膝蓋骨しつがいこつ(膝の皿)の意で、転じて脚を切断する身体刑のこと。
つまり「足切り刑に処された孫さん」位の意味。
孫武の子孫だとされており、彼自身も「孫子」と呼ばれる。
一時期「孫子兵法(呉孫子)」は孫臏の作であるという説があったが、近年(1972年)になって寛大の墳墓から「孫子兵法」と異なる内容の兵法書(斉孫子。後に「孫臏兵法」と呼ばれる)が発掘されたことから、否定された。

|孫臏と同窓の龐涓ほうけん(中国戦国時代の魏の武将)は、自分よりも孫臏の方が優秀である事を自覚しており、自分の地位が脅かされることを恐れていた。
そこで、孫臏を魏へおびき寄せて捕縛。濡れ衣を着せて、|臏刑と額への黥刑イレズミに処した上で、軟禁した。
その後、せいの将軍田忌でんきの協力を得て脱出。
田忌の客将となって活躍。魏との戦争(馬陵の戦い。紀元前342年)で、龐涓の裏をかいた策略を仕掛け、きっちり仕返しをしている。




みなもとの晴信はるのぶ
大永元年11月3日(1521年12月1日)~元亀4年4月12日(1573年5月13日)
日本の戦国時代の武将。甲斐の守護大名・戦国大名。
甲斐武田家第19代当主。つまり武田たけだ信玄しんげん公。

「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」と記した旗指物(「孫子四如の旗」「孫子の旗」)を作らせた。

なお、信玄公がこの部分を「中途半端に」抜き出して用いた理由は不明。
また、いわゆる「風林火山」という語は、古い史料には登場しない。
(井上靖の歴史小説『風林火山』が初出という説が濃厚)
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