271 / 287
270.エドの専属執事
しおりを挟む
それに 望結から伝わる感情から触られはしても、ドミニクとの粘膜の接触は無いと分かったとか……
でも 建物の上階を吹き飛ばした直後、目に入った光景が……
肌を触られる望結を目にしたと。
その瞬間に、頭が沸騰して我を忘れたらしい……
愛されてます……私……
エドからの番の契約後の出来事を、あらかた聞き終わったと思えば……
タイミング良く石牢の鉄格子のあった向こう側の通路から、足音と何か重い物を引きずる様な音が聞こえて来ました。
暫くその音がこちらへ近付くのを聞いていると、1人の青年がこの部屋へやって来た。
そしてその青年の足元には、太い縄で簀巻きにされた、テレシアが気を失って転がって居たのです。
「エドラフェイルク様っ!
お待たせしましたぁ!
しっかり拘束して、テレシアを捕えて参りましたぁ~!!」
何とも緊張感の無い、言葉遣いの人だった………
エドがその青年の近くへ寄り、ポンポンッと肩を叩いて、私の方を向き言った……
「ミユ。コイツがさっき言って居た、僕の専属執事で名前がシオンだ。
ちょっと抜けてる様な喋り方をする奴だが、それ以外の仕事は丁寧だし、僕に忠実なので 言葉遣いだけ多目にみてやってくれ。
そして…シオン。
あの子が僕の番の”望結”だ。
僕 同様…嫌っ! 僕よりも大切に精一杯 勤めてくれ。」
「了解でーす!
あっ! ミユ様~
初めましてぇ~♪
ようやくお会い出来ましたぁ♪
オレ シオンって言いまぁす♪
これから長い付き合いになりますが、ヨロシクでーす!」
「あっ!…は…はいっ!
ミユです。こちらこそ宜しくお願いしますね。」
「エドラフェイルク様。
ちっちゃくて何とも可愛い方ですねぇ~♪」
「僕のだから、お前はあんまり見んなっ!
ミユが減るっ!!」
『いやいや……減りませんよ……エドさん……』
シオンさんは、見た目30歳前半に見える豹の獣人さんらしい。
サラサラの紫色の髪の毛で少し長目の短髪・黒色の丸い耳と細長いしっぽ・柳眉・ピンクトルマリンの様な少し紫掛かったピンク色の瞳・やや垂れ目・スッと伸びた鼻筋に形の良い鼻・厚くも薄くもないちょうど良い唇・輪郭はシャープで、身長はエドよりやや高い・肌の色は薄い褐色・体型は、細マッチョ。
言葉遣いからしてちょっとチャラ男に見える人だなと思った。
「はいはい…わっかりましたぁ~!
あっ! この子捕まえましたけどぉ~
どぉされますぅ~?!
城へ連れ帰るのかぁ ココで処分かぁ、教えて欲しいっす♪」
チャラい言葉に似合わない、なにやら不穏な言葉が聞こえた気がする……
でも 建物の上階を吹き飛ばした直後、目に入った光景が……
肌を触られる望結を目にしたと。
その瞬間に、頭が沸騰して我を忘れたらしい……
愛されてます……私……
エドからの番の契約後の出来事を、あらかた聞き終わったと思えば……
タイミング良く石牢の鉄格子のあった向こう側の通路から、足音と何か重い物を引きずる様な音が聞こえて来ました。
暫くその音がこちらへ近付くのを聞いていると、1人の青年がこの部屋へやって来た。
そしてその青年の足元には、太い縄で簀巻きにされた、テレシアが気を失って転がって居たのです。
「エドラフェイルク様っ!
お待たせしましたぁ!
しっかり拘束して、テレシアを捕えて参りましたぁ~!!」
何とも緊張感の無い、言葉遣いの人だった………
エドがその青年の近くへ寄り、ポンポンッと肩を叩いて、私の方を向き言った……
「ミユ。コイツがさっき言って居た、僕の専属執事で名前がシオンだ。
ちょっと抜けてる様な喋り方をする奴だが、それ以外の仕事は丁寧だし、僕に忠実なので 言葉遣いだけ多目にみてやってくれ。
そして…シオン。
あの子が僕の番の”望結”だ。
僕 同様…嫌っ! 僕よりも大切に精一杯 勤めてくれ。」
「了解でーす!
あっ! ミユ様~
初めましてぇ~♪
ようやくお会い出来ましたぁ♪
オレ シオンって言いまぁす♪
これから長い付き合いになりますが、ヨロシクでーす!」
「あっ!…は…はいっ!
ミユです。こちらこそ宜しくお願いしますね。」
「エドラフェイルク様。
ちっちゃくて何とも可愛い方ですねぇ~♪」
「僕のだから、お前はあんまり見んなっ!
ミユが減るっ!!」
『いやいや……減りませんよ……エドさん……』
シオンさんは、見た目30歳前半に見える豹の獣人さんらしい。
サラサラの紫色の髪の毛で少し長目の短髪・黒色の丸い耳と細長いしっぽ・柳眉・ピンクトルマリンの様な少し紫掛かったピンク色の瞳・やや垂れ目・スッと伸びた鼻筋に形の良い鼻・厚くも薄くもないちょうど良い唇・輪郭はシャープで、身長はエドよりやや高い・肌の色は薄い褐色・体型は、細マッチョ。
言葉遣いからしてちょっとチャラ男に見える人だなと思った。
「はいはい…わっかりましたぁ~!
あっ! この子捕まえましたけどぉ~
どぉされますぅ~?!
城へ連れ帰るのかぁ ココで処分かぁ、教えて欲しいっす♪」
チャラい言葉に似合わない、なにやら不穏な言葉が聞こえた気がする……
0
お気に入りに追加
737
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
前世変態学生が転生し美麗令嬢に~4人の王族兄弟に淫乱メス化させられる
KUMA
恋愛
変態学生の立花律は交通事故にあい気付くと幼女になっていた。
城からは逃げ出せず次々と自分の事が好きだと言う王太子と王子達の4人兄弟に襲われ続け次第に男だった律は女の子の快感にはまる。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる