私の理想の異世界チート

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81.高級等ポーション

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空いている窓口へ向かい受付の猫獣人の女性に声を掛ける。

「お姉さん すいません。
冒険者登録とかは、していないんですけど、依頼書にある物とかって売ったり出来ますか?」

「こんにちは。冒険者組合にようこそ!
冒険者登録をされて居ない方でも、少し手数料が高くなりますが、買い取りさせて頂いて居ります。
売る品物がありましたら、あちらの買い取り窓口にお出し下さい。」

「はい!ありがとうございます。 行ってみます。」

でもそこで望結は思った!
まだ エドの番と招き人の公布もされていないから、受付でいきなり薬瓶を造り出したり、ポーションを薬瓶に注いだら、怪しさ満点だよねと…

もう一度 受付のお姉さんに向き直り…

「お姉さん度々すいません…
おトイレってお借り出来ますか?」

「はい。勿論ですよ。
階段の向こう側にトイレが有りますので、お使い下さい。」

「ありがとうございます。」

望結はいそいそと トイレに向かい、トイレの個室に入り鍵を閉める。
飾り棚があったので、そこに指を向け 土魔法で薬瓶を6本とコルク栓を6個 造った。
そして心の中で…

『高級等ポーションって言ったら、やっぱり回復ポーションと魔力回復ポーションが定番だよね?!多分……

高級等ポーションの回復ポーションを3本分・高級等ポーションの魔力回復ポーションを3本分 出ろ!』

作った薬の瓶をコルク栓で閉める。

『手で持って歩くと不振だよね…
んー?……
あっ!空間収納に、神様が入れてくれてたバックあったよね?!』

と思えば 目の前に半透明の灰色の板が現れた。
その中の『バックを取り出す』と思えば、ふよふよ浮かんで肩掛けバックが出て来た。

早速 そのバックに、先程のポーションを6本しまい、トイレの個室を後にした。

受付のお姉さんに聞いていた、買い取り窓口へと向かう。

こちらは受付の窓口と違い、犬獣人の男性の職員の方が対応していて、2つある窓口の1つは閉まって居た。

1つだけ空いた窓口では、冒険者達の宴会の時間からして、今日の買い取り時間が終わって、当番でそこに居なくてはいけないのか、その男性職員はダルそうだ……

見た目は少女だが中身はおばさんの望結は、その態度を気にせずに窓口へ向かった。

「すいません。
冒険者登録はしていないのですが、買い取りして頂けると聞いたので伺いました。」

「あっ!はい♪

……チッ……なんだ 番持ちかっ!…ボソッ…

はぁー。 はいはい こちらにどうぞ。」

初めは望結の容姿に、いい返事をした窓口の男性職員は、望結から香る番の男の臭いに気付き、小声で悪態をついて 隠しもしないため息を着き、面倒臭そうに対応した……


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