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63.武装
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エドはそう言うなり 急降下しだした…
「ん"ぎゃーーーーーーー!!」
『ぎゃーーーー!!死ぬーー!!
ジェットコースターより遥かに高い場所から急降下すなーー!!
殺す気かぁーーーーー!!!』
バサァァ! バサァァ!バサァァ!
ダァァァァァァァァァァン!!!!!
会った時と同じように着地したエドは、球体の結界を優しく下ろし 自身は人の形をとる。
すぐに球体の結界に近付き中を見ると、ミユがぐったりしている…
「ミユっ!?
ど…どうしたのっ?!大丈夫??
この結界を解除してっ!!」
「…解除……」
『馬鹿エドーー!
大丈夫??じゃない!!
死ぬかと思ったわぁー!』
「ごめん ミユ…
今度からは 下り方 もっと考えるから…
許して?」
エドは そう言いながら ミユの背中と膝裏に腕を入れて、お姫様抱っこで抱き上げる。
そこへ_____
何人ものバタバタと走ってくる足音がする…
走って来てそこに現れたのは…
胸から股下 迄の銀色の武装を身に付け、腰には帯剣した10人程の青年達だった。
その中の1番前に立つ青年が、歩み寄り…
「エドラフェイルク様っ!!
お戻りになられましたか! !この1ヶ月以上はどちらへ……?!
…?!!……その少女は……エドラフェイルク様の匂い…!
番様を見つけられましたかっ?!!」
捲し立てる様に喋る青年にエドが…
「ザナートっ!煩い!!
大きな声で喋るな! ミユが怖がるっ!」
この人 誰‥?ってぐらい 表情の抜け落ちたエドが、目の前の青年を睨んで怒鳴る。
「はっ! 申し訳ありません!
ご無事のご帰還 と番様を得られた事 お喜び申し上げます。」
恐い顔をしているエドの胸の辺りを、トントンッと叩いてみると、いつも通りのエドの優しい笑顔を向けられ ホッとした。
私がホッとしていると…
回りに10人程 居た人達が、どよどよっっとザワつく。
またも表情の抜け落ちたエドが、その人達に向けて冷たい目を向けると、皆 揃ってビシッっと整列した。
「国王に謁見したい。
謁見場所に王妃以下 兄達の子供達も含む、全員を集めてくれ。」
「はっ!畏まりました。
すぐにお伝えし場所を整えます。」
「分かった。整い次第 僕の部屋に連絡を寄越せ。
ああ。それから 飲食出来る様に、机も用意しろ!」
「はっ!畏まりました。」
エドが 言葉を交わした 青年を避け建物に入ろうとするので…
「エド‥? 私はさっきの人達に挨拶しなくて良いの??!」
「先ずは 国王とそれ以外の家族に挨拶してからで良いいよ。
さっきのは 僕の部下達の一部なんだ。
だからまた会えるよ。
会わせるの勿体ないけど…ボソッ……」
エドの最後ら辺の言葉は望結の耳には届かなかった…
「ん"ぎゃーーーーーーー!!」
『ぎゃーーーー!!死ぬーー!!
ジェットコースターより遥かに高い場所から急降下すなーー!!
殺す気かぁーーーーー!!!』
バサァァ! バサァァ!バサァァ!
ダァァァァァァァァァァン!!!!!
会った時と同じように着地したエドは、球体の結界を優しく下ろし 自身は人の形をとる。
すぐに球体の結界に近付き中を見ると、ミユがぐったりしている…
「ミユっ!?
ど…どうしたのっ?!大丈夫??
この結界を解除してっ!!」
「…解除……」
『馬鹿エドーー!
大丈夫??じゃない!!
死ぬかと思ったわぁー!』
「ごめん ミユ…
今度からは 下り方 もっと考えるから…
許して?」
エドは そう言いながら ミユの背中と膝裏に腕を入れて、お姫様抱っこで抱き上げる。
そこへ_____
何人ものバタバタと走ってくる足音がする…
走って来てそこに現れたのは…
胸から股下 迄の銀色の武装を身に付け、腰には帯剣した10人程の青年達だった。
その中の1番前に立つ青年が、歩み寄り…
「エドラフェイルク様っ!!
お戻りになられましたか! !この1ヶ月以上はどちらへ……?!
…?!!……その少女は……エドラフェイルク様の匂い…!
番様を見つけられましたかっ?!!」
捲し立てる様に喋る青年にエドが…
「ザナートっ!煩い!!
大きな声で喋るな! ミユが怖がるっ!」
この人 誰‥?ってぐらい 表情の抜け落ちたエドが、目の前の青年を睨んで怒鳴る。
「はっ! 申し訳ありません!
ご無事のご帰還 と番様を得られた事 お喜び申し上げます。」
恐い顔をしているエドの胸の辺りを、トントンッと叩いてみると、いつも通りのエドの優しい笑顔を向けられ ホッとした。
私がホッとしていると…
回りに10人程 居た人達が、どよどよっっとザワつく。
またも表情の抜け落ちたエドが、その人達に向けて冷たい目を向けると、皆 揃ってビシッっと整列した。
「国王に謁見したい。
謁見場所に王妃以下 兄達の子供達も含む、全員を集めてくれ。」
「はっ!畏まりました。
すぐにお伝えし場所を整えます。」
「分かった。整い次第 僕の部屋に連絡を寄越せ。
ああ。それから 飲食出来る様に、机も用意しろ!」
「はっ!畏まりました。」
エドが 言葉を交わした 青年を避け建物に入ろうとするので…
「エド‥? 私はさっきの人達に挨拶しなくて良いの??!」
「先ずは 国王とそれ以外の家族に挨拶してからで良いいよ。
さっきのは 僕の部下達の一部なんだ。
だからまた会えるよ。
会わせるの勿体ないけど…ボソッ……」
エドの最後ら辺の言葉は望結の耳には届かなかった…
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