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39.嫉妬
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「ありがとう。もっと飲みたいな。」
「はい どうぞ。」
新たにコップに水を注いでくれ、飲ませてくれる。
「はぁ…ありがとう…
殺されるかと思った…ボソッ」
「っっ…!ごっ ごめんねっ!!
箍が外れちゃって…
990年 生きて来て、こんなに盛る事も、1度出しても収まらないなんて事も、今までは無かったんだけど……」
『やっぱり…エドは…私が初めてって訳じゃないよね……
990歳だし…
私だって 向こうでは初めてじゃ無かったんだし…』
そうは思っても 心の中までは誤魔化せなくて……
ぽろぽろっ……
涙が零れてきてしまう。
「えっっ?!!
ミユ??!!ど…どうしたの?!
何で泣いてるの???!」
動かない身体に鞭打って、寄り掛かるエドから身を起こして コロリとベットに横になり、エドに背を向けた。
『面倒な女だな…私…』
「何でもない……」
「いやっ!泣いてるし…
何でもなくないよねっ??!
ちゃんと話して!
どんな事でも、ミユの事なら聞きたい!」
「…エドは…沢山の経験が…おありなんでしょうねっ!」
『こんな事が言いたいんじゃ無いのに…
いつも通りに良い子の私じゃないと、誰も必要としてくれないのに…』
「うっっ!ごっごめん。
でも…でもっ!!
これから先は、ミユだけだよ!
絶対に浮気はしないし!ってか出来ないし…
今までの経験は、ミユを喜ばせる為の練習 だったって事だよっ!!!」
「??!
エド…嫌いにならないの…?
私なんかが嫉妬するんじゃないって怒らないの??!」
「っ…?!
ミユには 僕を縛る権利があるよ。
それに 僕の過去に嫉妬したって事は、僕を好いててくれるからでしょう?」
「えっ…? …うん…
それはそうなんどけど…」
「勿論 僕には、これからのミユを縛る事も、ミユの過去の男達に嫉妬する権利もあるんだ。」
「…うん……
浮気は出来ないってどおいう事?」
「えっと 分かりやすく言えば、番 以外には立たなくなるんだ…
後は 種族の特性なんだけど、竜人族は 自分の半身を見つけたら、他に気を向けろって方が 不可能なんだ。
だから ミユ 安心して。
これから先は、ミユ 唯 一人だけ。」
安心した。
安心したら…
ぐぅぅぅぅ…きゅるる…
私のお腹が鳴った……
「ははっ。 お腹が空いたよね。
ごめんね… 寝室に入ってから、丸2日くらいは経ってて…」
エドが 申し訳無さそうに、眉を八の字にして謝る。
『えっっ?! 丸2日??!!!
そりゃ 喉も渇くし お腹も減るわっ!』
「えっ?ずっと 寝室で、いたしてたって事?!!」
「う…うん…」
「はぁぁ…
ごはん食べようか…」
「うんっ!僕もお腹空いちゃった♪」
「はい どうぞ。」
新たにコップに水を注いでくれ、飲ませてくれる。
「はぁ…ありがとう…
殺されるかと思った…ボソッ」
「っっ…!ごっ ごめんねっ!!
箍が外れちゃって…
990年 生きて来て、こんなに盛る事も、1度出しても収まらないなんて事も、今までは無かったんだけど……」
『やっぱり…エドは…私が初めてって訳じゃないよね……
990歳だし…
私だって 向こうでは初めてじゃ無かったんだし…』
そうは思っても 心の中までは誤魔化せなくて……
ぽろぽろっ……
涙が零れてきてしまう。
「えっっ?!!
ミユ??!!ど…どうしたの?!
何で泣いてるの???!」
動かない身体に鞭打って、寄り掛かるエドから身を起こして コロリとベットに横になり、エドに背を向けた。
『面倒な女だな…私…』
「何でもない……」
「いやっ!泣いてるし…
何でもなくないよねっ??!
ちゃんと話して!
どんな事でも、ミユの事なら聞きたい!」
「…エドは…沢山の経験が…おありなんでしょうねっ!」
『こんな事が言いたいんじゃ無いのに…
いつも通りに良い子の私じゃないと、誰も必要としてくれないのに…』
「うっっ!ごっごめん。
でも…でもっ!!
これから先は、ミユだけだよ!
絶対に浮気はしないし!ってか出来ないし…
今までの経験は、ミユを喜ばせる為の練習 だったって事だよっ!!!」
「??!
エド…嫌いにならないの…?
私なんかが嫉妬するんじゃないって怒らないの??!」
「っ…?!
ミユには 僕を縛る権利があるよ。
それに 僕の過去に嫉妬したって事は、僕を好いててくれるからでしょう?」
「えっ…? …うん…
それはそうなんどけど…」
「勿論 僕には、これからのミユを縛る事も、ミユの過去の男達に嫉妬する権利もあるんだ。」
「…うん……
浮気は出来ないってどおいう事?」
「えっと 分かりやすく言えば、番 以外には立たなくなるんだ…
後は 種族の特性なんだけど、竜人族は 自分の半身を見つけたら、他に気を向けろって方が 不可能なんだ。
だから ミユ 安心して。
これから先は、ミユ 唯 一人だけ。」
安心した。
安心したら…
ぐぅぅぅぅ…きゅるる…
私のお腹が鳴った……
「ははっ。 お腹が空いたよね。
ごめんね… 寝室に入ってから、丸2日くらいは経ってて…」
エドが 申し訳無さそうに、眉を八の字にして謝る。
『えっっ?! 丸2日??!!!
そりゃ 喉も渇くし お腹も減るわっ!』
「えっ?ずっと 寝室で、いたしてたって事?!!」
「う…うん…」
「はぁぁ…
ごはん食べようか…」
「うんっ!僕もお腹空いちゃった♪」
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