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25.自己紹介
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「この感覚が番…?
間違いはないの……?」
「間違いじゃない!!
そんな事は あり得ない!」
「ふぅ~ん。」
美青年が少し悲しそうな顔をして…
「僕じゃ嫌だった?!」
青年の悲しそうな顔を見て、慌てて言葉を口にした。
「あっ!いやっ
そうじゃなくて……
私の生まれた星には、こういった感覚で番が見つかる訳ではなかったから、不思議な感じがするなって…」
「!……?!……君の生まれた星??
って その前に、僕ら自己紹介もしてなかったね。」
「!あっ!
そうですね……じゃあ 私から自己紹介します。
神野 望結…名は望結で、ファミリーネームが神野です。」
「ミユ…ミユ。うん。可愛い名前だね。
僕は エドラフェイルク・ド・イガリア だ。
エドって呼んで欲しい。」
「エドさん。
…………ん?イガリアってこの国の名前……?」
「呼び捨てで エドって呼んで!
僕この国の第3王子なんだ。
ミユって呼んで良いかな?」
「えぇっ!……王子様?!
王子様に愛称呼び捨てって…」
「大丈夫だから!!
ミユって呼んで良い?
それから 僕らは 番なんだから、誰にも文句なんて言わせないから!」
「はい…
あ…あの…
離して貰っても 良いですか?」
「離れたい?
僕は 放したくないんだけど。
ねぇ キスして良い?我慢出来ないんだ。」
「いやいや!駄目です!!
私達 初対面ですよね?!」
「えっ?駄目なの?!
番って 出会ったら 直後から一ヶ月は閨に入り浸るんだけど?」
「無理ー!」
「…… しょうがない…ミユに嫌われたくないし、少しの間だけ我慢する…」
『いやいや。
少しって…もっと待とうよ!』
漸く放してくれて、立ち上がらせて貰った。
エドを見上げると…
「うわぁ。
身長高いんですね。」
「そうかな?」
エドの頭は 私の頭の上、2つ分高かった。
ぐぅぅ~。
エドのお腹が鳴った。
「ええっと…
私の家 すぐそこだから、お昼ご飯作ろうか?
ちょっと話もしたいし……」
「えっ?!
良いの? 行くー♪」
「スキンシップは 程々にお願いしまーす。」
「えぇー!」
『いや まだ 私達 付き合ってもないし…
でも 何で エドを家に誘ったんだろう…
いつもの私なら、もっと警戒心出してて こんな事言わないのに……』
「……。」
「手を繋ぐくらいなら良いよね?」
言うが早いか 早速 指を絡めた、通称 恋人繋ぎをされてしまった。
10分程歩いたら 家が見えてくる。
家の前に着いていて 中に案内しようと思ったら…
「ここ 何かある?
何となく違和感……?」
「ここが 私の家だよ。
結界と防衛と隠匿の魔法を掛けてるの。」
「すごいね!
この僕が 気付けない魔法なんて、初めてだ!
ミユは 凄い魔法使いなんだね。」
『すみません…
昨日 初めて魔法が使えるようになった ぺーぺーです。』
心の中で謝った。
間違いはないの……?」
「間違いじゃない!!
そんな事は あり得ない!」
「ふぅ~ん。」
美青年が少し悲しそうな顔をして…
「僕じゃ嫌だった?!」
青年の悲しそうな顔を見て、慌てて言葉を口にした。
「あっ!いやっ
そうじゃなくて……
私の生まれた星には、こういった感覚で番が見つかる訳ではなかったから、不思議な感じがするなって…」
「!……?!……君の生まれた星??
って その前に、僕ら自己紹介もしてなかったね。」
「!あっ!
そうですね……じゃあ 私から自己紹介します。
神野 望結…名は望結で、ファミリーネームが神野です。」
「ミユ…ミユ。うん。可愛い名前だね。
僕は エドラフェイルク・ド・イガリア だ。
エドって呼んで欲しい。」
「エドさん。
…………ん?イガリアってこの国の名前……?」
「呼び捨てで エドって呼んで!
僕この国の第3王子なんだ。
ミユって呼んで良いかな?」
「えぇっ!……王子様?!
王子様に愛称呼び捨てって…」
「大丈夫だから!!
ミユって呼んで良い?
それから 僕らは 番なんだから、誰にも文句なんて言わせないから!」
「はい…
あ…あの…
離して貰っても 良いですか?」
「離れたい?
僕は 放したくないんだけど。
ねぇ キスして良い?我慢出来ないんだ。」
「いやいや!駄目です!!
私達 初対面ですよね?!」
「えっ?駄目なの?!
番って 出会ったら 直後から一ヶ月は閨に入り浸るんだけど?」
「無理ー!」
「…… しょうがない…ミユに嫌われたくないし、少しの間だけ我慢する…」
『いやいや。
少しって…もっと待とうよ!』
漸く放してくれて、立ち上がらせて貰った。
エドを見上げると…
「うわぁ。
身長高いんですね。」
「そうかな?」
エドの頭は 私の頭の上、2つ分高かった。
ぐぅぅ~。
エドのお腹が鳴った。
「ええっと…
私の家 すぐそこだから、お昼ご飯作ろうか?
ちょっと話もしたいし……」
「えっ?!
良いの? 行くー♪」
「スキンシップは 程々にお願いしまーす。」
「えぇー!」
『いや まだ 私達 付き合ってもないし…
でも 何で エドを家に誘ったんだろう…
いつもの私なら、もっと警戒心出してて こんな事言わないのに……』
「……。」
「手を繋ぐくらいなら良いよね?」
言うが早いか 早速 指を絡めた、通称 恋人繋ぎをされてしまった。
10分程歩いたら 家が見えてくる。
家の前に着いていて 中に案内しようと思ったら…
「ここ 何かある?
何となく違和感……?」
「ここが 私の家だよ。
結界と防衛と隠匿の魔法を掛けてるの。」
「すごいね!
この僕が 気付けない魔法なんて、初めてだ!
ミユは 凄い魔法使いなんだね。」
『すみません…
昨日 初めて魔法が使えるようになった ぺーぺーです。』
心の中で謝った。
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