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第1章 誘拐事件編

26話 2度目の生徒会室

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  生徒会室の前に着いた俺は扉叩いた。中から「どうぞ。お入りください」と透き通った綺麗な女性の声が聞こえたので、「失礼します」と言い入った。中には椅子に向かって何か作業をしている山崎と飛鳥ちゃんがいた。俺が「おはようございます」と声をかけても反応が2人とも無かったので、近くに行き、もう1度声をかけると気が付いて「おはよう羽島君」「おはようございます。」と山崎と飛鳥ちゃんが反応した。一体何の作業をしていたのかを聞いてみると、文化祭に向けた全校生徒に向けた集会についての準備だったらしい。山崎は「今日はどうして、昔の新聞を調べようと思ったんだい?」と聞いてきたので、昨日山崎が言っていた誘拐殺人事件が気になり調べたら、今回の事件と似たような事件が過去に4回あったこと、事件の日時が書いてあったことと被害者の名前や事件が起きた場所はネットには載ってなかったからもしかしたら新聞には載っているかも知れないと思ったと山崎に伝えた。すると、山崎も「確かに今までの事件とは全く関係ないとは言いきれないね。」といい、「満足するまで、調べたら良いよ。」と良い、資料室の鍵を貸してくれた。資料を調べながら俺は前から疑問になっていた授業について山崎達は出なくても良いのかを聞いてみた。どうやら、生徒会に入った場合春休みの15日間で高校の勉強を全て教わるらしい。山崎も飛鳥ちゃんも2度とあんな辛い勉強合宿はしたくないと口を揃えて言っていた。その後は調べる事に夢中になり時間を気にしないで調べていた。いきなり飛鳥ちゃんに「もうお昼休みですけど、お昼ご飯食べなくて大丈夫?」と声をかけられ初めて昼休みに入った事を知った。俺は2人にお礼を言い、また午後からも調べるから戻ってきますとだけ伝えて教室に戻った。
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