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第1章 誘拐事件編
8話 ゲーム開始 残り66時間
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俺は目が覚めて周りをよく見ると机の周りが散乱していた。状況がよく分からなかったが、机に伏せて寝ていたらしく慌てて机の上を整理することにした。俺は片付けながら、なんで机に伏せて寝ていたのかを考えていたら、1枚のメモを発見した。メモの内容は「建物の中が木造である一覧表」だった。そのメモを見た瞬間に俺は昨日の出来事を思い出し時計を見ると時計は6:00を指していた。ヤバいな、まだ方向性も決めてないのに残り66時間か。俺は5分で机の整理を終わらせた後、スマホを使ってメモに書かれていた建物の位置を調べて位置関係をまとめた。俺が書いたメモには「中が木造である建物はスポーツセンター、図書館、総合体育館、記念博物館」と書かれていたのだ。位置関係をまとめてみると、重大な欠陥を発見したのだ。俺は「全部、公共の施設じゃないか。いや、しかし犯人は従業員か?それだと、隠れるスペースが少ない。仮に隠れる事が出来ても明るいときにみつかるリスクがあるから、さすがにいないだろ。」と呟いて「ああ~もう。1人で全部施設に行っていたら時間が足りないけど誰かと協力したら玲奈の命が。また、1から考え直しか。どうすればいいんだよ。」と叫びながら机を殴った。机は「ドン」と鈍い音を鳴らした。すると、母さんが俺の部屋にやってきて「大丈夫?さっきから叫び声と変な音が聞こえるけど?」と聞いてきたので、俺は「大丈夫。変な夢を見てベッドから落ちただけだから」と答えたら、母さんも「そう。体は痛めていない?」と心配してくれたあと、「朝ごはん出来たから食べなさい」と優しく言ってくれた。そして、時計を見ると7:00を指していたから慌てて階段を降りて朝ごはんを食べることにした。今日の朝ごはんは白米と味噌汁、ベーコンに目玉焼きだ。朝ごはんを食べて歯磨きをして家を出る用意を済ませ家を出た。
時計は7時30分を指していた。
時計は7時30分を指していた。
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