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19 不器用でも失敗しないケーキ(写真あり)
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今回は、ただいま開催中の第13回恋愛小説大賞にエントリーしている「婚約内定を白紙撤回された公爵令嬢と堅物辺境伯のマスカレード」の中で登場したケーキのレシピを紹介したいと思う。
レシピ自体は他サイトで発表したエントリー作品のおまけとして書かれた部分(「おまけ 本編登場のお菓子について」)とほぼ同じである。
今回紹介するケーキは、わりと作りやすいと思う。
というのは、ほとんど失敗したことがないからである。
実は、などと書くと大げさだが、私は不器用である。
どのくらい不器用かというと、高校を卒業する頃まで、缶詰を開けられなかったくらいである。
現在の缶詰の大半は缶切りがいらないプルタブタイプで非常にありがたいのだが、当時はまだそのタイプは普及していなかった。てこ式の缶切りを使って開ける必要があった。私は缶切りの使い方が下手で開けられなかったのだ。
今は缶切りが使えるようになったが、缶切りと缶の角度が正しくないらしく、よくこれで開けられるものだと、親には不思議がられている。
他にも蝶々結びが中学校の頃までできなかったり(今も油断すると縦結びになる)、万年筆の持ち方のせいなのか、ペン先がすぐに傾いてしまったり、毛糸を力を入れて持ち過ぎるせいで編み物の編み目がきちきちになったり。
化粧もあまり上手にできない。当然のことながら、髪を三つ編みやポニーテールなどにできないから、髪の毛を伸ばしたことはほとんどない。
コンタクトレンズも入れられない。一度試したが、目だけでなく口まで開けてしまう。やっとのことで片目に入れたが、三十分かかった。両目に入れるために一時間早く起きねばならなくなり、睡眠不足になったので断念した。
そんな不器用な私が失敗なく作れるのだから、たいていの人はもっと上手にきれいにおいしそうに作ることができるのではないかと思う。
☆城主夫人のフルーツケーキ(オーブン使用の場合)
本編のラム酒漬け果物入りの焼き菓子。
「17 見るだけのお菓子」で紹介した「貴婦人が愛したお菓子」のクィーン・エリザベス・ケーキを参考にしている。
クイーン・エリザベス・ケーキは小麦粉は薄力粉と強力粉を合わせて使用しているが、こちらは薄力粉だけ使用。
ベーキングパウダーが入っていなかったので、こちらは入れている。また本来はカラメルが小さじ1入るが、私はカラメル作りが苦手で砂糖を焦がし過ぎて鍋を駄目にしたことがあるので、入れていない。
というわけで参考にはしたが、本のレシピとはかなり違ったものになっている。パウンドケーキやカトル・カールと一緒になってしまった。
まず材料から。我が家の21センチほどあるパウンドケーキ型で作っている分量。
無塩バター 100グラム
砂糖 100グラム(グラニュー糖・三温糖でも)
卵 2個(大小があるので、卵が大きい場合は他の材料の量を少し増やす)
薄力粉 100グラム
ベーキングパウダー 2グラム
ラム酒漬けのドライフルーツ お好みで。100グラムくらいが無難。
胡桃 これもお好みで。フルーツより少ないほうがいい。
これらの材料の中でバター、砂糖、薄力粉、ベーキングパウダーは特に計量をしっかりと。
1 まず冷蔵庫に入っている材料を外に出して室温に。
2 バターを薄く切っておく。
3 オーブンシートを型に合わせて切り、敷く。
4 薄力粉とベーキングパウダーを一緒にふるう。
5 ドライフルーツや胡桃に4の薄力粉の一部をまぶしておく。
6 オーブンを180度に設定。
7 バターが柔らかくなったら、泡立て器でクリーム状になるまで練る(電動泡立て器が楽)。
8 砂糖をそこへ数度に分けて入れてよく混ぜる。白っぽくふんわりとなるまで混ぜる。
9 卵を溶いて数度に分けてよく混ぜる。バターが分離してきたら湯せんで少し温めるといい。熱いとバターが溶けてしまって膨らみが悪くなる。
10 4でふるっておいた粉を7に半量入れる。ゴムべらで切るように混ぜる。
11 8に5のドライフルーツを混ぜる。練ってしまわないように。
12 残りの粉を入れて切るように混ぜる。
13 3の型に12を入れる。真ん中を少し窪ませる。
14 型を数センチ上からトントンと落として生地を落ち着かせる。
15 オーブンが温まったら中へ。15分ほど焼いて上面に焼き色がついたら160度に下げる。そこから30分ほど焼く。
この工程は焼き型の大きさやオーブンによって違うので、加減する。
最近のレシピを見ると途中で取り出して、生地の上にナイフで中央に一本筋を引くようにしているのもあるので、それはお好みで。
16 真ん中に串を通して何もついていなければ、できあがり。
敷いた紙ごと型から出して、そのまま金網の上で冷ます。
焼き上がりの画像
今回これを書くにあたり、久しぶりにオーブンで作ったら、なんとか食べられるものができた(昨年2019年10月末)。
お酒の好きな方は焼き上がったらすぐにラム酒等をかけてしみ込ませるといいかもしれない。大人の味になる。
結構なカロリーがあるので一切れずつカットして冷凍保存してお好きな時にどうぞ。自然解凍で食べられる。レンジで温めてもおいしい。
常温保存はお勧めしない。
なお、ホームベーカリーのケーキコースでも似たようなケーキが作れる。
材料をパンケースに入れるだけなので洗い物が少なく楽。
残念ながら、ネット上にあったレシピなので、ここに書くわけにはいかない。興味のある方は検索を。
ホームベーカリーの場合は生地を攪拌するパン羽根があるので底に穴ができる。焼きに入る前にパン羽根を外す人もいるが、私は不器用なので生地をパンケースの外にこぼしてしまった。出来はさほど変わらないので、自宅用に作る分にはパン羽根をそのままにして焼いても問題ないと思う。
ラム酒漬けのドライフルーツは秋の頃に作っておくとクリスマスのシュトーレンやパネトーネを作るのに使える。市販のバニラアイスに混ぜてもおいしい。
ラム酒漬けフルーツを作れるセットをネットで購入したことがある。ノーワックスのドライフルーツだったので下処理不要で簡単。それを使うという手も。
それがなくても自分で好みのドライフルーツとラム酒やブランデー、スパイスを買ってくれば作れる。熱湯消毒(もしくはアルコール消毒)した瓶を用いて冷暗所で保存を。一週間も漬け込めばそれなりにおいしいものができる。
勿論、市販のラム酒漬けフルーツでも。手軽に風味のあるお菓子が作れる。
不器用な私にとって、このケーキを作る上での最大の難関は、焼き型に敷く紙を作って敷くことである。
クッキングペーパーを型の大きさに合わせて切ればいいのだが、きれいに切れない。大き過ぎたり、小さ過ぎたり。それでもクッキングペーパーがない頃に比べたら、ずっと楽になっているのだが。
幸いにも現在は敷紙のいらないシリコン製の型もあるようなので、この難関はわりと簡単に乗り越えられるようになっている。
私の場合、今使っているステンレス製の型は20世紀に購入してすでに30年近く使っているが、さびもせず壊れもしないので、たぶんシリコン製を買ってまで使わないと思う。
そういえば秤も焼き型同様30年近く使っているが、まったく壊れない。2キログラムまで量れて最小目盛りは10グラム。1グラム、2グラムはデジタル秤や計量スプーンを使うので、ふだんの計量には全く問題ない。
さほど高い値段でもなかった焼き型と秤だが、使い続けていると慣れてきて不器用でもなんとか使いこなせるようになるものらしい。
さて、バレンタインデーも近いので、最後にブラウニー風のケーキのレシピを。
といっても、一部を除いて上記のケーキと分量も作り方も同じである。
材料にココア20グラムを加え、ラム酒漬けのドライフルーツを使わずに胡桃のみに。お好みで他のナッツ類やレーズンを入れてもいいかもしれない。
手順の4で小麦粉とベーキングパウダーにココアを加えて一緒にふるい、11で胡桃を加える。ただそれだけ。
ちなみにココアは砂糖やミルクの混じったものでないほうがいい。生地に砂糖が入っているので砂糖入りだと甘くなり過ぎてしまう。
粉の量が増えるので、生地が少し固い感じになる。型に入れる時は要注意。
こちらの焼き上がりはこんな感じ(本日2月8日焼き上げ)。
ココアが20グラムでもこれだけの色になるので、量を少なくしてもいいかもしれない。なおこの写真のケーキは砂糖は三温糖を使って、中には残り物の胡桃とラム酒漬けレーズンを入れている。
以上、不器用でも失敗しないケーキについて。
おいしいバレンタインデーを!
レシピ自体は他サイトで発表したエントリー作品のおまけとして書かれた部分(「おまけ 本編登場のお菓子について」)とほぼ同じである。
今回紹介するケーキは、わりと作りやすいと思う。
というのは、ほとんど失敗したことがないからである。
実は、などと書くと大げさだが、私は不器用である。
どのくらい不器用かというと、高校を卒業する頃まで、缶詰を開けられなかったくらいである。
現在の缶詰の大半は缶切りがいらないプルタブタイプで非常にありがたいのだが、当時はまだそのタイプは普及していなかった。てこ式の缶切りを使って開ける必要があった。私は缶切りの使い方が下手で開けられなかったのだ。
今は缶切りが使えるようになったが、缶切りと缶の角度が正しくないらしく、よくこれで開けられるものだと、親には不思議がられている。
他にも蝶々結びが中学校の頃までできなかったり(今も油断すると縦結びになる)、万年筆の持ち方のせいなのか、ペン先がすぐに傾いてしまったり、毛糸を力を入れて持ち過ぎるせいで編み物の編み目がきちきちになったり。
化粧もあまり上手にできない。当然のことながら、髪を三つ編みやポニーテールなどにできないから、髪の毛を伸ばしたことはほとんどない。
コンタクトレンズも入れられない。一度試したが、目だけでなく口まで開けてしまう。やっとのことで片目に入れたが、三十分かかった。両目に入れるために一時間早く起きねばならなくなり、睡眠不足になったので断念した。
そんな不器用な私が失敗なく作れるのだから、たいていの人はもっと上手にきれいにおいしそうに作ることができるのではないかと思う。
☆城主夫人のフルーツケーキ(オーブン使用の場合)
本編のラム酒漬け果物入りの焼き菓子。
「17 見るだけのお菓子」で紹介した「貴婦人が愛したお菓子」のクィーン・エリザベス・ケーキを参考にしている。
クイーン・エリザベス・ケーキは小麦粉は薄力粉と強力粉を合わせて使用しているが、こちらは薄力粉だけ使用。
ベーキングパウダーが入っていなかったので、こちらは入れている。また本来はカラメルが小さじ1入るが、私はカラメル作りが苦手で砂糖を焦がし過ぎて鍋を駄目にしたことがあるので、入れていない。
というわけで参考にはしたが、本のレシピとはかなり違ったものになっている。パウンドケーキやカトル・カールと一緒になってしまった。
まず材料から。我が家の21センチほどあるパウンドケーキ型で作っている分量。
無塩バター 100グラム
砂糖 100グラム(グラニュー糖・三温糖でも)
卵 2個(大小があるので、卵が大きい場合は他の材料の量を少し増やす)
薄力粉 100グラム
ベーキングパウダー 2グラム
ラム酒漬けのドライフルーツ お好みで。100グラムくらいが無難。
胡桃 これもお好みで。フルーツより少ないほうがいい。
これらの材料の中でバター、砂糖、薄力粉、ベーキングパウダーは特に計量をしっかりと。
1 まず冷蔵庫に入っている材料を外に出して室温に。
2 バターを薄く切っておく。
3 オーブンシートを型に合わせて切り、敷く。
4 薄力粉とベーキングパウダーを一緒にふるう。
5 ドライフルーツや胡桃に4の薄力粉の一部をまぶしておく。
6 オーブンを180度に設定。
7 バターが柔らかくなったら、泡立て器でクリーム状になるまで練る(電動泡立て器が楽)。
8 砂糖をそこへ数度に分けて入れてよく混ぜる。白っぽくふんわりとなるまで混ぜる。
9 卵を溶いて数度に分けてよく混ぜる。バターが分離してきたら湯せんで少し温めるといい。熱いとバターが溶けてしまって膨らみが悪くなる。
10 4でふるっておいた粉を7に半量入れる。ゴムべらで切るように混ぜる。
11 8に5のドライフルーツを混ぜる。練ってしまわないように。
12 残りの粉を入れて切るように混ぜる。
13 3の型に12を入れる。真ん中を少し窪ませる。
14 型を数センチ上からトントンと落として生地を落ち着かせる。
15 オーブンが温まったら中へ。15分ほど焼いて上面に焼き色がついたら160度に下げる。そこから30分ほど焼く。
この工程は焼き型の大きさやオーブンによって違うので、加減する。
最近のレシピを見ると途中で取り出して、生地の上にナイフで中央に一本筋を引くようにしているのもあるので、それはお好みで。
16 真ん中に串を通して何もついていなければ、できあがり。
敷いた紙ごと型から出して、そのまま金網の上で冷ます。
焼き上がりの画像
今回これを書くにあたり、久しぶりにオーブンで作ったら、なんとか食べられるものができた(昨年2019年10月末)。
お酒の好きな方は焼き上がったらすぐにラム酒等をかけてしみ込ませるといいかもしれない。大人の味になる。
結構なカロリーがあるので一切れずつカットして冷凍保存してお好きな時にどうぞ。自然解凍で食べられる。レンジで温めてもおいしい。
常温保存はお勧めしない。
なお、ホームベーカリーのケーキコースでも似たようなケーキが作れる。
材料をパンケースに入れるだけなので洗い物が少なく楽。
残念ながら、ネット上にあったレシピなので、ここに書くわけにはいかない。興味のある方は検索を。
ホームベーカリーの場合は生地を攪拌するパン羽根があるので底に穴ができる。焼きに入る前にパン羽根を外す人もいるが、私は不器用なので生地をパンケースの外にこぼしてしまった。出来はさほど変わらないので、自宅用に作る分にはパン羽根をそのままにして焼いても問題ないと思う。
ラム酒漬けのドライフルーツは秋の頃に作っておくとクリスマスのシュトーレンやパネトーネを作るのに使える。市販のバニラアイスに混ぜてもおいしい。
ラム酒漬けフルーツを作れるセットをネットで購入したことがある。ノーワックスのドライフルーツだったので下処理不要で簡単。それを使うという手も。
それがなくても自分で好みのドライフルーツとラム酒やブランデー、スパイスを買ってくれば作れる。熱湯消毒(もしくはアルコール消毒)した瓶を用いて冷暗所で保存を。一週間も漬け込めばそれなりにおいしいものができる。
勿論、市販のラム酒漬けフルーツでも。手軽に風味のあるお菓子が作れる。
不器用な私にとって、このケーキを作る上での最大の難関は、焼き型に敷く紙を作って敷くことである。
クッキングペーパーを型の大きさに合わせて切ればいいのだが、きれいに切れない。大き過ぎたり、小さ過ぎたり。それでもクッキングペーパーがない頃に比べたら、ずっと楽になっているのだが。
幸いにも現在は敷紙のいらないシリコン製の型もあるようなので、この難関はわりと簡単に乗り越えられるようになっている。
私の場合、今使っているステンレス製の型は20世紀に購入してすでに30年近く使っているが、さびもせず壊れもしないので、たぶんシリコン製を買ってまで使わないと思う。
そういえば秤も焼き型同様30年近く使っているが、まったく壊れない。2キログラムまで量れて最小目盛りは10グラム。1グラム、2グラムはデジタル秤や計量スプーンを使うので、ふだんの計量には全く問題ない。
さほど高い値段でもなかった焼き型と秤だが、使い続けていると慣れてきて不器用でもなんとか使いこなせるようになるものらしい。
さて、バレンタインデーも近いので、最後にブラウニー風のケーキのレシピを。
といっても、一部を除いて上記のケーキと分量も作り方も同じである。
材料にココア20グラムを加え、ラム酒漬けのドライフルーツを使わずに胡桃のみに。お好みで他のナッツ類やレーズンを入れてもいいかもしれない。
手順の4で小麦粉とベーキングパウダーにココアを加えて一緒にふるい、11で胡桃を加える。ただそれだけ。
ちなみにココアは砂糖やミルクの混じったものでないほうがいい。生地に砂糖が入っているので砂糖入りだと甘くなり過ぎてしまう。
粉の量が増えるので、生地が少し固い感じになる。型に入れる時は要注意。
こちらの焼き上がりはこんな感じ(本日2月8日焼き上げ)。
ココアが20グラムでもこれだけの色になるので、量を少なくしてもいいかもしれない。なおこの写真のケーキは砂糖は三温糖を使って、中には残り物の胡桃とラム酒漬けレーズンを入れている。
以上、不器用でも失敗しないケーキについて。
おいしいバレンタインデーを!
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