24 / 70
城内侵入
セペダ撃破
しおりを挟む
宗之は前にいた世界・・・日本の戦国時代で数えきれない猛者と戦った。
山中鹿之助、加藤清正、福島正則、仙石秀久、山上道及などの猛者と戦ってきた。いずれも討ち取ることは出来なかったが、このセペダとかいう自称天下無双より強かったのは確かである。
「セペダ、おめぇの攻撃・・・一撃は重いけど骨まで響かねぇんだ。」
「う、うるせぇ!骨まで響かせる必要など無し!俺は敵をねじ伏せて殺してぇんだ!殺して強さを証明してぇんだっ・・・!」
大剣を振りかぶるセペダに宗之は好機を感じた。
「もう少し刀で語り合いたかったけど時間が無いから、ここらで死んでもらおうか」
「死ぬのはてめぇだぁっっ!!」
その瞬間、セペダが大剣を振り下ろす前に宗之はセペダの首を一閃。
セペダは悲鳴を上げる事も出来ず、死んだことにも気付かずに首は宙を舞う。
「自称最強とか天下無双とかほざく奴に半端者は多いな。」
「そらそうよ相棒。そう言う奴らは『世界』を見てきてないからな。井の中の蛙、大海を知らずってやつだ」
宗之はセペダを殺して、少し一息ついて改めて手応えが無さすぎると感じた。
「それにしても、あっけなさ過ぎるだろ・・・。姫、ゲレーロの奴は他に用心棒とかいるのか?」
ふと振り向くとサトミ女王は宗之達より遥か後方にいた。
「なんだあの姫さん、相棒が命を賭けて戦っかてんのに自分だけ馬鹿みたい離れて隠れてやがる。」
また1つ月光に不満が溜まった。月光はサトミ女王に対して不満が蓄積中だ。
「なんて言いましたかー?」
「うん?あぁ、いや何でもない。後はこの先真っ直ぐ進むだけなんだろ?」
「そうです。この先、真っ直ぐ進めば王の間に行けます。そこで私がゲレーロに止めを刺します。それこそがこの国の覇王である私の役目!」
「こんな奴が王で良いのかよ・・・」
月光は小声で悪態ついていた。
「月光、そんなこと言うのは止めろ。今の俺たちは姫だけが頼りなんだからな」
そうだ、この戦いの後の報酬さえ貰えば・・・土地さえ貰えば自分の私兵を持つことが出来る。
そうすれば、この世界で戦って生きていくことが出来るのだから。
山中鹿之助、加藤清正、福島正則、仙石秀久、山上道及などの猛者と戦ってきた。いずれも討ち取ることは出来なかったが、このセペダとかいう自称天下無双より強かったのは確かである。
「セペダ、おめぇの攻撃・・・一撃は重いけど骨まで響かねぇんだ。」
「う、うるせぇ!骨まで響かせる必要など無し!俺は敵をねじ伏せて殺してぇんだ!殺して強さを証明してぇんだっ・・・!」
大剣を振りかぶるセペダに宗之は好機を感じた。
「もう少し刀で語り合いたかったけど時間が無いから、ここらで死んでもらおうか」
「死ぬのはてめぇだぁっっ!!」
その瞬間、セペダが大剣を振り下ろす前に宗之はセペダの首を一閃。
セペダは悲鳴を上げる事も出来ず、死んだことにも気付かずに首は宙を舞う。
「自称最強とか天下無双とかほざく奴に半端者は多いな。」
「そらそうよ相棒。そう言う奴らは『世界』を見てきてないからな。井の中の蛙、大海を知らずってやつだ」
宗之はセペダを殺して、少し一息ついて改めて手応えが無さすぎると感じた。
「それにしても、あっけなさ過ぎるだろ・・・。姫、ゲレーロの奴は他に用心棒とかいるのか?」
ふと振り向くとサトミ女王は宗之達より遥か後方にいた。
「なんだあの姫さん、相棒が命を賭けて戦っかてんのに自分だけ馬鹿みたい離れて隠れてやがる。」
また1つ月光に不満が溜まった。月光はサトミ女王に対して不満が蓄積中だ。
「なんて言いましたかー?」
「うん?あぁ、いや何でもない。後はこの先真っ直ぐ進むだけなんだろ?」
「そうです。この先、真っ直ぐ進めば王の間に行けます。そこで私がゲレーロに止めを刺します。それこそがこの国の覇王である私の役目!」
「こんな奴が王で良いのかよ・・・」
月光は小声で悪態ついていた。
「月光、そんなこと言うのは止めろ。今の俺たちは姫だけが頼りなんだからな」
そうだ、この戦いの後の報酬さえ貰えば・・・土地さえ貰えば自分の私兵を持つことが出来る。
そうすれば、この世界で戦って生きていくことが出来るのだから。
0
お気に入りに追加
57
あなたにおすすめの小説
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
世界最強の勇者は伯爵家の三男に転生し、落ちこぼれと疎まれるが、無自覚に無双する
平山和人
ファンタジー
世界最強の勇者と称えられる勇者アベルは、新たな人生を歩むべく今の人生を捨て、伯爵家の三男に転生する。
しかしアベルは忌み子と疎まれており、優秀な双子の兄たちと比べられ、学校や屋敷の人たちからは落ちこぼれと蔑まれる散々な日々を送っていた。
だが、彼らは知らなかったアベルが最強の勇者であり、自分たちとは遥かにレベルが違うから真の実力がわからないことに。
そんなことも知らずにアベルは自覚なく最強の力を振るい、世界中を驚かせるのであった。
元34才独身営業マンの転生日記 〜もらい物のチートスキルと鍛え抜いた処世術が大いに役立ちそうです〜
ちゃぶ台
ファンタジー
彼女いない歴=年齢=34年の近藤涼介は、プライベートでは超奥手だが、ビジネスの世界では無類の強さを発揮するスーパーセールスマンだった。
社内の人間からも取引先の人間からも一目置かれる彼だったが、不運な事故に巻き込まれあっけなく死亡してしまう。
せめて「男」になって死にたかった……
そんなあまりに不憫な近藤に神様らしき男が手を差し伸べ、近藤は異世界にて人生をやり直すことになった!
もらい物のチートスキルと持ち前のビジネスセンスで仲間を増やし、今度こそ彼女を作って幸せな人生を送ることを目指した一人の男の挑戦の日々を綴ったお話です!
神様のミスで女に転生したようです
結城はる
ファンタジー
34歳独身の秋本修弥はごく普通の中小企業に勤めるサラリーマンであった。
いつも通り起床し朝食を食べ、会社へ通勤中だったがマンションの上から人が落下してきて下敷きとなってしまった……。
目が覚めると、目の前には絶世の美女が立っていた。
美女の話を聞くと、どうやら目の前にいる美女は神様であり私は死んでしまったということらしい
死んだことにより私の魂は地球とは別の世界に迷い込んだみたいなので、こっちの世界に転生させてくれるそうだ。
気がついたら、洞窟の中にいて転生されたことを確認する。
ん……、なんか違和感がある。股を触ってみるとあるべきものがない。
え……。
神様、私女になってるんですけどーーーー!!!
小説家になろうでも掲載しています。
URLはこちら→「https://ncode.syosetu.com/n7001ht/」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる