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死闘
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そして任務の夜がやってきた。
テンカ達は喫茶店で時間が来るのを待っている。
ここの喫茶店は湯浅さんの息のかかったお店で喫茶店の店員も俺たちの事情を知っている。
それにヒナのバイト先でもある。
「そう言えば今日はやけに黒い服を着た人達が通りかかっていたねぇ。何かあるんじゃないかな?」
そう言うのは喫茶店の店長の奈菜美さんだ。
男勝りな性格だがとても美人な人で喫茶店を営みながら情報提供をしている。
「確かに上のパチンコ屋にもお偉いさんが沢山いたな…。こりゃあ何かあるな…」
上川は珍しく不安がっている。
そんな上川に奈菜美さんが言う。
「そんな不安な言い方やめなよ。先輩のあんたが不安がってちゃ、テンカ君やヒナちゃんも不安がるでしょ?」
「ああ、悪い悪い。でも任務は失敗しないよ。俺たち3人のメンツなら苦戦はしないだろう。」
そう言う上川にテンカが言う。
「そんなに俺たちって凄いのか?」
それに対して奈菜美さんが言う。
「戦いに対して簡単に言えばテンカ君は乱戦向き、これは大勢の敵と戦うことが得意ってことね。テンカくんみたいな子がいれば、テンカ君が騒ぎを起こしている間に建物に入って任務ができるの。」
次にヒナがいう。
「上川さんは拳銃や爆薬の扱いが上手いから今回見たいな任務には必ず居なきゃダメだよねー。」
最後に上川が言う。
「ヒナちゃんは万能タイプ。接近戦も強いし飛び道具、爆薬の扱いも難なくこなすから臨機応変に動ける。乱戦にも強いし。つまり俺達はバランスが取れた三人組なんだな。」
そしてしばらくして、時計を見ながら奈菜美さんが言う。
「もうすぐ12時来るけどそろそろ動いた方が良いんじゃない?」
奈菜美さんに言われて上川は言う。
「そうだな。しかし今回は敵さんがかなりお偉いさん達を呼んでいるみたいだ…。なので当初の作戦を変えようと思う。」
「俺たちの任務はサイボーグ研究所を破壊することで深夜2時に爆発させると言っていたが、恐らく2時間も敵地にいるのはキツいだろう。」
「俺が研究所中心地に時限爆弾を設置するから、それまでヒナちゃんとテンカは囮になってくれ。爆弾を設置したら合図をするから、逃げてくれ。」
「つまり短期戦にするんだねっ!あたし達に任せて!特に兄貴は囮が得意だから!」
ヒナが自信満々に言う。
俺は心の中で「いや別に囮とか得意じゃないし!」と叫んだ。
そして上川、テンカ、ヒナの3人は敵の研究所の中に入った。
まずは上川が研究所の中心部に走って行った。
任務は時限爆弾で研究所を破壊することだ。
上川は足が速く、走る音があまり聞こえない。
忍者みたいな感じで気配を消すこともできる。
上川が爆弾を設置する間にテンカとヒナは囮になる。
だが、研究所に入ってしばらくうろついても人に会わない。
テンカとヒナは何かおかしいと思い、一旦立ち止まった。
「もしかして…俺たちが研究所を爆発する計画がバレたんじゃ…。」
「兄貴!もしかしたら研究所の中心部に敵が待ち伏せしているかも知れないよっ!上川さんが危ない…!」
その時後ろから人の気配がした。
「やはり曲者が忍び込んでいたか。地下街の喫茶店が珍しく夜遅くまで店開いていたからな。あの店は色々な人と繋がっているし、研究所を破壊することも予測していたよ。」
そう言うのはどこかで見たことある人である。
テンカは言う。
「アンタ、もしかして真上にあるパチンコ屋の店長?」
「そうとも。君は確かうちの店でよく見る養分君じゃないか…。」
養分とはパチンコ屋に金を落としていく、パチンコ屋の中の負け組みたいなものである。
しかし養分が居なければパチンコ屋も儲けがない。養分とは居なくちゃいけない存在でもある。
店長はテンカを見るとだんだんと雰囲気が変わってきた。
そしてテンカに言う。
「毎日うちの店に打ちに来て…。典型的な社会のクズっ…!うちの店はお前みたいなクズニートを駆逐するためにあるんだよっ…!」
「貴様見てぇな能無しは見ていて腹が立つんだよっ!」
店長らしき人物はかなり興奮していて手にしている刀を振り回している。
「兄貴っ!こいつヤバイよっ!少し距離を取ろう!」
ヒナに言われ少し距離を取った。
店長はヒナを見て言う。
「ウヒヒっ…よく見たらとても可愛い女の子がいるじゃないか…。お持ち帰りしたい…。したいなぁ…。」
店長はヒナに言う。
「そこの娘…俺様の嫁にならないか?俺様は大企業『天命』の幹部候補だ。俺様と一緒になれば将来は安泰だ…。」
「誰がアンタの嫁になるかっ!あたしはあたしだけの物だ!」
そう言い、ヒナは店長に向かってピストルを撃った。
(パァーン)
弾は店長に腹に当たった。しかし、店長は全然効いていなかった。
「ふふっ…!私はサイボーグ手術で頭以外を強化しているんだよ…。私を倒したいのなら頭を狙うんだな。」
「もっとも華奢な君じゃ狙いは定まらないだろうが…。」
確かにその通り。
ヒナの華奢な体じゃピストルを撃った反動で軸が大きくぶれる。
その為、狙いが大きく反れる。
ヒナはセンスが有る為、なんとか体に命中させたが、ピンポイントに頭を狙うのはなかなか難しい。
しかし俺はとっさに思い付いた。
「ヒナっ!俺がピストルを打つ!そのピストルを貸せっ!」
「えっ?兄貴ピストル撃ったこと無いでしょ?」
テンカは言う。
「無いっ…!けど刀を振り回しているこいつには近寄りにくいっ!だからなんとか俺が頭に狙い撃ってやるっ!」
それを聞いてヒナはテンカにピストルを投げ渡した。
「あたしがアイツと戦うから、兄貴は…アイツの後ろに回り込んで撃って…!」
ヒナに言われ、テンカは暴れている店長に気付かれないよう後ろに回り込む様にした。
「オラァ!俺様に近寄れるもんなら寄ってみんかいぃっ…!」
暴れている店長にヒナは言った。
「アンタの相手はあたしだよ…!アンタ見たいな危ない奴はあたしが斬るっ…!」
そう言い、ヒナは刀を振り回している店長に斬りかかった。
(グサッ!)
斬りかかったヒナの一閃が店長の足に喰らった。
「グハッ…!痛いじゃないかこの小娘がぁ…!」
「(やっぱりサイボーグ手術した部分には効かないか…。でも痛覚は有るみたいだねっ)」
ヒナは続けて斬りかかる。
(グサッ…!ザクッ…!)
「(クソっ…滅茶苦茶痛てぇっ…!しかしどういう事だっ…!これだけ刀を振り回しているのに奴の刀が俺の刀に当たらないのは…!)」
店長の心の中を読んだのかヒナが言う。
「単純にあたしの刀があんたの刀より速いって事よ…!」
「あたし達の家は剣術家だからね…。小さい頃から馬鹿みたいに刀を振り回していたの。そりゃ刀のスイングが速くもなりますわ…」
(グサッ…)
ヒナの連撃を喰らい店長はかなり痛がる。
「(うっ…痛い…。サイボーグ化した場所を攻撃されても死に影響が無いみたいだけど…痛覚が無くならないのが嫌だ…。)」
店長の動きが止まったのを見てテンカが店長に向かって走り出した。
テンカは店長の頭をピストルの銃口に当てた。
「これなら外さないだろう…。ゼロ距離射撃…!」
「ひぃぃっ!やめてくれ!頼む…おねがっ…」
「バーン」という銃声が鳴り響いた。
「ヒナ、何とか成功したよ。」
テンカは酷く疲れた声で言った。
「兄貴、お疲れ様!兄貴が撃ってくれなかったら永遠と戦いが終わらず、あたしが疲れ果ててやられていたところだよ!」
ヒナはテンカに笑顔で言った。
「しかし…返り血で体が凄い血まみれでな…。お兄ちゃん、気持ち悪いわ…」
テンカは少し吐き気がした。
「兄貴!入り口付近で休憩しておく?あたしが上川さんの救助に行くから」
「ああ…俺も体調良くなったら行くわ…。」
そう言ったらヒナは走っていった。
テンカはこんな血塗れは初めてである。
男性は大量の血を見たら気を失うと言うがアレは本当なんだなとテンカは思った。
テンカは小さい声で独り言をいう。
「正直、俺も気を失う一歩手前だ…。しかし、何はともあれ…、初めてヒナの役に立った気がする。」
テンカ達は喫茶店で時間が来るのを待っている。
ここの喫茶店は湯浅さんの息のかかったお店で喫茶店の店員も俺たちの事情を知っている。
それにヒナのバイト先でもある。
「そう言えば今日はやけに黒い服を着た人達が通りかかっていたねぇ。何かあるんじゃないかな?」
そう言うのは喫茶店の店長の奈菜美さんだ。
男勝りな性格だがとても美人な人で喫茶店を営みながら情報提供をしている。
「確かに上のパチンコ屋にもお偉いさんが沢山いたな…。こりゃあ何かあるな…」
上川は珍しく不安がっている。
そんな上川に奈菜美さんが言う。
「そんな不安な言い方やめなよ。先輩のあんたが不安がってちゃ、テンカ君やヒナちゃんも不安がるでしょ?」
「ああ、悪い悪い。でも任務は失敗しないよ。俺たち3人のメンツなら苦戦はしないだろう。」
そう言う上川にテンカが言う。
「そんなに俺たちって凄いのか?」
それに対して奈菜美さんが言う。
「戦いに対して簡単に言えばテンカ君は乱戦向き、これは大勢の敵と戦うことが得意ってことね。テンカくんみたいな子がいれば、テンカ君が騒ぎを起こしている間に建物に入って任務ができるの。」
次にヒナがいう。
「上川さんは拳銃や爆薬の扱いが上手いから今回見たいな任務には必ず居なきゃダメだよねー。」
最後に上川が言う。
「ヒナちゃんは万能タイプ。接近戦も強いし飛び道具、爆薬の扱いも難なくこなすから臨機応変に動ける。乱戦にも強いし。つまり俺達はバランスが取れた三人組なんだな。」
そしてしばらくして、時計を見ながら奈菜美さんが言う。
「もうすぐ12時来るけどそろそろ動いた方が良いんじゃない?」
奈菜美さんに言われて上川は言う。
「そうだな。しかし今回は敵さんがかなりお偉いさん達を呼んでいるみたいだ…。なので当初の作戦を変えようと思う。」
「俺たちの任務はサイボーグ研究所を破壊することで深夜2時に爆発させると言っていたが、恐らく2時間も敵地にいるのはキツいだろう。」
「俺が研究所中心地に時限爆弾を設置するから、それまでヒナちゃんとテンカは囮になってくれ。爆弾を設置したら合図をするから、逃げてくれ。」
「つまり短期戦にするんだねっ!あたし達に任せて!特に兄貴は囮が得意だから!」
ヒナが自信満々に言う。
俺は心の中で「いや別に囮とか得意じゃないし!」と叫んだ。
そして上川、テンカ、ヒナの3人は敵の研究所の中に入った。
まずは上川が研究所の中心部に走って行った。
任務は時限爆弾で研究所を破壊することだ。
上川は足が速く、走る音があまり聞こえない。
忍者みたいな感じで気配を消すこともできる。
上川が爆弾を設置する間にテンカとヒナは囮になる。
だが、研究所に入ってしばらくうろついても人に会わない。
テンカとヒナは何かおかしいと思い、一旦立ち止まった。
「もしかして…俺たちが研究所を爆発する計画がバレたんじゃ…。」
「兄貴!もしかしたら研究所の中心部に敵が待ち伏せしているかも知れないよっ!上川さんが危ない…!」
その時後ろから人の気配がした。
「やはり曲者が忍び込んでいたか。地下街の喫茶店が珍しく夜遅くまで店開いていたからな。あの店は色々な人と繋がっているし、研究所を破壊することも予測していたよ。」
そう言うのはどこかで見たことある人である。
テンカは言う。
「アンタ、もしかして真上にあるパチンコ屋の店長?」
「そうとも。君は確かうちの店でよく見る養分君じゃないか…。」
養分とはパチンコ屋に金を落としていく、パチンコ屋の中の負け組みたいなものである。
しかし養分が居なければパチンコ屋も儲けがない。養分とは居なくちゃいけない存在でもある。
店長はテンカを見るとだんだんと雰囲気が変わってきた。
そしてテンカに言う。
「毎日うちの店に打ちに来て…。典型的な社会のクズっ…!うちの店はお前みたいなクズニートを駆逐するためにあるんだよっ…!」
「貴様見てぇな能無しは見ていて腹が立つんだよっ!」
店長らしき人物はかなり興奮していて手にしている刀を振り回している。
「兄貴っ!こいつヤバイよっ!少し距離を取ろう!」
ヒナに言われ少し距離を取った。
店長はヒナを見て言う。
「ウヒヒっ…よく見たらとても可愛い女の子がいるじゃないか…。お持ち帰りしたい…。したいなぁ…。」
店長はヒナに言う。
「そこの娘…俺様の嫁にならないか?俺様は大企業『天命』の幹部候補だ。俺様と一緒になれば将来は安泰だ…。」
「誰がアンタの嫁になるかっ!あたしはあたしだけの物だ!」
そう言い、ヒナは店長に向かってピストルを撃った。
(パァーン)
弾は店長に腹に当たった。しかし、店長は全然効いていなかった。
「ふふっ…!私はサイボーグ手術で頭以外を強化しているんだよ…。私を倒したいのなら頭を狙うんだな。」
「もっとも華奢な君じゃ狙いは定まらないだろうが…。」
確かにその通り。
ヒナの華奢な体じゃピストルを撃った反動で軸が大きくぶれる。
その為、狙いが大きく反れる。
ヒナはセンスが有る為、なんとか体に命中させたが、ピンポイントに頭を狙うのはなかなか難しい。
しかし俺はとっさに思い付いた。
「ヒナっ!俺がピストルを打つ!そのピストルを貸せっ!」
「えっ?兄貴ピストル撃ったこと無いでしょ?」
テンカは言う。
「無いっ…!けど刀を振り回しているこいつには近寄りにくいっ!だからなんとか俺が頭に狙い撃ってやるっ!」
それを聞いてヒナはテンカにピストルを投げ渡した。
「あたしがアイツと戦うから、兄貴は…アイツの後ろに回り込んで撃って…!」
ヒナに言われ、テンカは暴れている店長に気付かれないよう後ろに回り込む様にした。
「オラァ!俺様に近寄れるもんなら寄ってみんかいぃっ…!」
暴れている店長にヒナは言った。
「アンタの相手はあたしだよ…!アンタ見たいな危ない奴はあたしが斬るっ…!」
そう言い、ヒナは刀を振り回している店長に斬りかかった。
(グサッ!)
斬りかかったヒナの一閃が店長の足に喰らった。
「グハッ…!痛いじゃないかこの小娘がぁ…!」
「(やっぱりサイボーグ手術した部分には効かないか…。でも痛覚は有るみたいだねっ)」
ヒナは続けて斬りかかる。
(グサッ…!ザクッ…!)
「(クソっ…滅茶苦茶痛てぇっ…!しかしどういう事だっ…!これだけ刀を振り回しているのに奴の刀が俺の刀に当たらないのは…!)」
店長の心の中を読んだのかヒナが言う。
「単純にあたしの刀があんたの刀より速いって事よ…!」
「あたし達の家は剣術家だからね…。小さい頃から馬鹿みたいに刀を振り回していたの。そりゃ刀のスイングが速くもなりますわ…」
(グサッ…)
ヒナの連撃を喰らい店長はかなり痛がる。
「(うっ…痛い…。サイボーグ化した場所を攻撃されても死に影響が無いみたいだけど…痛覚が無くならないのが嫌だ…。)」
店長の動きが止まったのを見てテンカが店長に向かって走り出した。
テンカは店長の頭をピストルの銃口に当てた。
「これなら外さないだろう…。ゼロ距離射撃…!」
「ひぃぃっ!やめてくれ!頼む…おねがっ…」
「バーン」という銃声が鳴り響いた。
「ヒナ、何とか成功したよ。」
テンカは酷く疲れた声で言った。
「兄貴、お疲れ様!兄貴が撃ってくれなかったら永遠と戦いが終わらず、あたしが疲れ果ててやられていたところだよ!」
ヒナはテンカに笑顔で言った。
「しかし…返り血で体が凄い血まみれでな…。お兄ちゃん、気持ち悪いわ…」
テンカは少し吐き気がした。
「兄貴!入り口付近で休憩しておく?あたしが上川さんの救助に行くから」
「ああ…俺も体調良くなったら行くわ…。」
そう言ったらヒナは走っていった。
テンカはこんな血塗れは初めてである。
男性は大量の血を見たら気を失うと言うがアレは本当なんだなとテンカは思った。
テンカは小さい声で独り言をいう。
「正直、俺も気を失う一歩手前だ…。しかし、何はともあれ…、初めてヒナの役に立った気がする。」
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