小さな木の物語

昔、昔のお話です。

どこかの世界に、いつもいつも、悲しい思いをしながら生き抜く魂が居りました。

いつもつらい思いをしながらも生き、志半ばで死んでゆくその魂を、哀れに思った神様。

神様ですらその傷を癒すことは出来ず、とうとう神様は最後の手段に出ます。

どこかの世界で生きている、とても不思議な木のお話です。
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