殿下、それは私の妹です~間違えたと言われても困ります~
「じゃあ、右で」
その一言で、オリヴィアは第一王子アルベルトの婚約者に決まった。
おざなりな決め方とは裏腹に、アルベルトはよき婚約者として振舞っていた。
彼女の双子の妹とベッドを共にしているのを目撃されるまでは。
その一言で、オリヴィアは第一王子アルベルトの婚約者に決まった。
おざなりな決め方とは裏腹に、アルベルトはよき婚約者として振舞っていた。
彼女の双子の妹とベッドを共にしているのを目撃されるまでは。
あなたにおすすめの小説
病弱な妹に婚約者を奪われお城に居場所がなくなったので家出したら…結果、幸せになれました。
coco
恋愛
城に戻ってきた妹に、騎士兼婚約者を奪われた私。
やがて城に居場所がなくなった私は、ついに家出を決意して…?
貴方の傍に幸せがないのなら
なか
恋愛
「みすぼらしいな……」
戦地に向かった騎士でもある夫––ルーベル。
彼の帰りを待ち続けた私––ナディアだが、帰還した彼が発した言葉はその一言だった。
彼を支えるために、寝る間も惜しんで働き続けた三年。
望むままに支援金を送って、自らの生活さえ切り崩してでも支えてきたのは……また彼に会うためだったのに。
なのに、なのに貴方は……私を遠ざけるだけではなく。
妻帯者でありながら、この王国の姫と逢瀬を交わし、彼女を愛していた。
そこにはもう、私の居場所はない。
なら、それならば。
貴方の傍に幸せがないのなら、私の選択はただ一つだ。
◇◇◇◇◇◇
設定ゆるめです。
よろしければ、読んでくださると嬉しいです。
愛する彼には美しい愛人が居た…私と我が家を侮辱したからには、無事では済みませんよ?
coco
恋愛
私たちは仲の良い恋人同士。
そう思っていたのに、愛する彼には美しい愛人が…。
私と我が家を侮辱したからには、あなたは無事では済みませんよ─?
心から愛しているあなたから別れを告げられるのは悲しいですが、それどころではない事情がありまして。
ふまさ
恋愛
「……ごめん。ぼくは、きみではない人を愛してしまったんだ」
幼馴染みであり、婚約者でもあるミッチェルにそう告げられたエノーラは「はい」と返答した。その声色からは、悲しみとか、驚きとか、そういったものは一切感じられなかった。
──どころか。
「ミッチェルが愛する方と結婚できるよう、おじさまとお父様に、わたしからもお願いしてみます」
決意を宿した双眸で、エノーラはそう言った。
この作品は、小説家になろう様でも掲載しています。
【完結】白い結婚なのでさっさとこの家から出ていきます~私の人生本番は離婚から。しっかり稼ぎたいと思います~
Na20
恋愛
ヴァイオレットは十歳の時に両親を事故で亡くしたショックで前世を思い出した。次期マクスター伯爵であったヴァイオレットだが、まだ十歳ということで父の弟である叔父がヴァイオレットが十八歳になるまでの代理として爵位を継ぐことになる。しかし叔父はヴァイオレットが十七歳の時に縁談を取り付け家から追い出してしまう。その縁談の相手は平民の恋人がいる侯爵家の嫡男だった。
「俺はお前を愛することはない!」
初夜にそう宣言した旦那様にヴァイオレットは思った。
(この家も長くはもたないわね)
貴族同士の結婚は簡単には離婚することができない。だけど離婚できる方法はもちろんある。それが三年の白い結婚だ。
ヴァイオレットは結婚初日に白い結婚でさっさと離婚し、この家から出ていくと決めたのだった。
6話と7話の間が抜けてしまいました…
7*として投稿しましたのでよろしければご覧ください!
夫のかつての婚約者が現れて、離縁を求めて来ました──。
Nao*
恋愛
結婚し一年が経った頃……私、エリザベスの元を一人の女性が訪ねて来る。
彼女は夫ダミアンの元婚約者で、ミラージュと名乗った。
そして彼女は戸惑う私に対し、夫と別れるよう要求する。
この事を夫に話せば、彼女とはもう終わって居る……俺の妻はこの先もお前だけだと言ってくれるが、私の心は大きく乱れたままだった。
その後、この件で自身の身を案じた私は護衛を付ける事にするが……これによって夫と彼女、それぞれの思いを知る事となり──?
(1万字以上と少し長いので、短編集とは別にしてあります)
旦那様は離縁をお望みでしょうか
村上かおり
恋愛
ルーベンス子爵家の三女、バーバラはアルトワイス伯爵家の次男であるリカルドと22歳の時に結婚した。
けれど最初の顔合わせの時から、リカルドは不機嫌丸出しで、王都に来てもバーバラを家に一人残して帰ってくる事もなかった。
バーバラは行き遅れと言われていた自分との政略結婚が気に入らないだろうと思いつつも、いずれはリカルドともいい関係を築けるのではないかと待ち続けていたが。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
タイミングをほめていただけて嬉しいです。
自分もみなさんのコメントを楽しみにしていたので、たくさんいただけて嬉しいです。
うっかり口をすべらせてネタバレしないよう、完結まではお返事を控えていたのですが、芹香さんのコメントも楽しんで読ませていただいておりました。
最後までお読みいただきありがとうござます。
報告ありがとうございます。修正いたしました。
モヤモヤ感が残ってしまい申し訳ございません。
もしよろしければ、どのあたりが中途半端に感じたのが教えていただけると嬉しいです。まだこれといった考えはないのですが、もしかしたら後日談的に載せることができるかもしれません。
困ったことに、エミールは謝る気は……。
養子に関しては、さすがに存続させないといけないのでしかたないところではあったりします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
エミールはオリヴィアが「王太子妃」として注意されたことを自分も注意したりしていました。
本人的には二人は同じという意識が続いていたので……それが違うとわかってから、いろいろと歪んでしまったのでしょう。
彼が救われる日は……オリヴィアが許しを与えない限りこないかもしれません。
元婚約者と元妹が幽閉状態であるときに、一人だけ幸せを満喫……というのは、彼女の性格を考えるとシーンとして入れることが難しくなってしまいました。
ですが時間が流れれば、ふとした瞬間に幸せを感じ、噛みしめることでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
王様もだいぶ焦っていたのかもしれません。隠すためには、予定どおりに進めないと怪しまれるかも……!と。
普通はそこまで考えませんが、事実を知っているだけにどうすればばれないかに執心してしまったという可能性も。
なんにしても、当事者からしてみればたまったもんじゃありませんが。自業自得とはいえ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
感想ありがとうございます。
姉を取り戻したいというよりは、姉と自分が同じだったときを取り戻したいなので……。
あの方々は依存度どんなものだったか、だいぶあやふやな記憶になっていたり……でもさすがに、ここまではならないと思います。
憎んだ、とは本人は思っていないかもしれません。王太子妃になったオリヴィアになって満足していたので、それ以外のことは完全に視野に入っていませんでした。
それぞれが抱えた執着心に大人が気づいて適切な対応をしていれば……ではありますね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
困ったことに、自分ヒーローがどんな感じだったのかあまり覚えておらず……!
実際に自分の名前を訴えても誰も信じず、違う名前で呼ばれ続けるのは結構なストレスだと思います。この先どうなることやら……。
王太子は、さすがにやらかしたことがことなので、復権を狙う人はいますが実際に復権することはおそらくないでしょう。
二人はおそらくのほほんと平和に暮らしていくことでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
復讐とまで本人が考えていたかはわかりませんが……なんにしても本人が望んだ形にはなりませんでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
問題は、王太子が自ら進んでひゃっほいと向かってしまったことですね。
オリヴィアはこんなことしないと思っていれば、過ちが起きることはなかったので……。
自分が後悔に暮れる悪役(?)を好きなばかりに、残念な気持ちにさせてしまい申し訳ございません。
それでも最後までお読みいただきありがとうございます。
王太子は自分で選び取ったものは何一つ成し遂げられなかったので良かったのかどうかは……。
元々は交流し、そのうえで……の予定ではあったのですが、なんにしても二人同時に会わせる必要はなかったかもしれません。機会を平等に、といえば耳当たりはいいですが。
こちらこそ最後までお読みいただきありがとうございます。
問題は、騙した証拠がどこにもないことですね。
だとしてもことに至ったのは確かなので、公表し、どちらにも同じように罰を与えることはできたかもしれません。
そしてこの場における家臣はアルデルク候だけではありません。すべてなかったことにし、いずればれたときは……ほかの貴族や残る三候に対する示しはまず間違いなくつかないでしょう。
ちなみに、進言はしましたが聞き入れられることはありませんでした。そのためオリヴィアに王の決定を話すとき、苦々しい顔になっていました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
わかりやすいと言っていただけて嬉しいです。これで大丈夫だろうかと何度も書き直したりしていたので……!
正常なのに狂人扱いされ、部屋からも出れない状態ですので……。双子という関係に依存し、完全になりきろうとしていたのが正常かどうかは怪しいですが。
閑話についてはまだ予定はありませんが、希望していただけて嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
そういえば、そうですね。あれはウィルスが原因ではありましたが。
妹は完全に自業自得ですね。オリヴィアではないと言い張っても誰も聞いてくれません。
部屋から出られるぐらい元気になったら、王太子に会わせられるかもと思うと部屋から出ることすらできないかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
しっかりはっきりと、オリヴィアじゃないといやだと言っていれば何か変わっていたかもしれません。
ですが、完全に後手後手に回り……どうにもなりませんでした。
今度は失敗しないように一撃必殺を狙ってくるかもしれないので、怯え続けることになるでしょう。
面白かったと言っていただけて嬉しいです。
こちらこそ最後までお読みいただきありがとうございます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。