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第六十章『色彩部長』
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放課後、パレット部室で部員達は会議を行っていたが……。
映美「すまない、私から言いたい事がある」
裕子「何ですか?」
映美先生が真剣な表情で部員達に告げる。
映美「部活で大事な事を忘れてないか?」
裕子「部活で大事な事?」
早織「もしかして部長がいないの?」
映美「その通りだ」
早織の言う通り、パレット部はしばらく部長が決まってなかったのです。
映美「そもそも部活に部長がいないと始まらない」
千晶「確かに」
えり菜「誰が部長になるのか話し合うって事?」
映美「そういう事になる」
裕子「誰が部長になるか話し合いましょう!」
映美「そうだな」
こうしてパレット部長の話し合いが始まった。
裕子「まず誰がやりたいかですよね?」
映美「そうなるな」
史「……私はパス」
裕子「どうしてですか?」
史「私がやると嫌われるだけだから」
映美「史がやると大体きついだよな」
史は映美先生に睨んで言った。
史「それは言わない約束」
映美「すまん」
亜弥「はいはいはーい! 私がやりたいでーす!」
亜弥はやる気満々に候補に出るが。
えり菜「却下」
えり菜にあっさり却下された。
亜弥「なんでぇ!」
えり菜「亜弥がやるとまとまらないから却下」
亜弥「ええ!」
映美「万紀はどうだ?」
万紀「悪い、あたしはパスで」
優梨子「私もです」
映美先生は万紀に指定するも断られ、さらに言う前に優梨子も断られた。
映美「なんでだ? 優梨子は私に聞く前から言ってるし」
万紀「あたしはやっても怖がるだけだから」
優梨子「私は自信がないです」
嫌がる万紀に自信がない優梨子、それを聞いた映美先生は。
映美「分かった、無理を言ってすまなかった」
万紀「ああ」
優梨子「うん」
部長を誰にするか振り出しに戻った。
裕子「千晶ちゃんは?」
千晶「私の得意分野じゃないからパス」
裕子「早織ちゃんは?」
早織「ごめん、私は自信ないから」
裕子「姫乃先輩はまとめられそうですけど」
姫乃「ごめんなさい、皆さんに譲りますわ」
裕子は千晶、早織、姫乃に声をかけるも断られた。
映美「一歌はやらかしそうだから却下だな」
一歌「ちょっと!? 何も言ってないのに決めつけないでよ!?」
一歌は決めつけられた映美先生に激怒する。
映美「もし候補に出るとすれば嘘でやらかすからな」
一歌「私はやる! って言ってないわよ!」
映美「やらないのか?」
一歌「やらないわよ! 面倒くさい!」
一歌にも断られた。
史「七美」
七美「ふえ~私がやると言われるから無理です」
史「言われる間も無く断られた」
史が七美に誘う前に断られた。
姫乃「お二人さんは?」
姫乃は希美とえり菜に部長になるか声をかけてみるが。
希美「パスなの~」
えり菜「すいません、掛け持ちしてるので難しいです」
希美とえり菜に断られた。
姫乃「どうしてですの? ぴったりなのに?」
希美「ひめーに誘われるのはありがたいけど、ペースを崩されるからやなの~」
えり菜「私がやっても意味がありませんから他の人に回してください」
姫乃「なら、仕方がありませんわ」
裕子「伶奈ちゃんは?」
伶奈「悪い、私の得意分野じゃねぇ」
裕子「咲子先輩は?」
咲子「私もパスで」
裕子は伶奈、咲子に声をかけるも断られた。
映美「久乃はどうだ?」
久乃「ごめんなさい、お断りします」
映美「奈々央はどうだ?」
奈々央「頭悪いから無理」
映美先生は久乃、奈々央に誘うも断られた。
裕子「残りは三保先輩、凛先輩、みのり先輩ですね」
映美「もうか、あっという間だな」
裕子と映美先生が三人を誘うとしたら。
みのり「ごめんなさい、自信がないです」
凛「興味ないわ」
三保「他の人がやれば?」
みのり、凛、三保にも断られた。
映美「どうしてだ?」
みのり「私がやると大変なことになるから」
凛「私が部長になるなんて興味ないわ」
三保「そもそも私に部長は似合わないわ」
裕子「やっぱり……」
すると三保がある言葉に口にする。
三保「だったら裕子さんがやれば?」
裕子「え?」
映美「そういや、裕子に言うのを忘れてしまったな」
三保は裕子に部長をやるか提案する。
裕子「ちょっとまって! 私は無理だよ!」
映美「でもパレット部を立てたのは裕子だ、裕子が部長をやるのは異論はない」
早織「私も裕子ちゃんがいい」
万紀「いいじゃねえか?」
優梨子「私は賛成です」
千晶「裕子がいい」
伶奈「裕子の方がしっくりくる」
姫乃「私もその方がいいわ」
希美「のぞのぞは賛成なの~」
えり菜「分かりやすいです」
一歌「ふーん、いいんじゃない」
咲子「納得です!」
亜弥「悔しいけど裕子の方が似合うよ」
史「……いいね」
七美「私も賛成です」
みのり「私もです」
久乃「裕子さんがいるからまとまるわ」
奈々央「うんうん!」
凛「裕子さんがやった方が興味深いわ」
三保「責任は裕子さんにあるから」
映美「みんなが言ってるぞ、どうだ?」
みんなが裕子に部長をやった方がいいと言ってる、考え込むが……そして。
裕子「分かった! 私がやります!」
映美「それが裕子だ」
裕子がパレット部長に決まった、パレット部はまだまだ始まったばかり、これからどう進むのか楽しみだ。
映美「すまない、私から言いたい事がある」
裕子「何ですか?」
映美先生が真剣な表情で部員達に告げる。
映美「部活で大事な事を忘れてないか?」
裕子「部活で大事な事?」
早織「もしかして部長がいないの?」
映美「その通りだ」
早織の言う通り、パレット部はしばらく部長が決まってなかったのです。
映美「そもそも部活に部長がいないと始まらない」
千晶「確かに」
えり菜「誰が部長になるのか話し合うって事?」
映美「そういう事になる」
裕子「誰が部長になるか話し合いましょう!」
映美「そうだな」
こうしてパレット部長の話し合いが始まった。
裕子「まず誰がやりたいかですよね?」
映美「そうなるな」
史「……私はパス」
裕子「どうしてですか?」
史「私がやると嫌われるだけだから」
映美「史がやると大体きついだよな」
史は映美先生に睨んで言った。
史「それは言わない約束」
映美「すまん」
亜弥「はいはいはーい! 私がやりたいでーす!」
亜弥はやる気満々に候補に出るが。
えり菜「却下」
えり菜にあっさり却下された。
亜弥「なんでぇ!」
えり菜「亜弥がやるとまとまらないから却下」
亜弥「ええ!」
映美「万紀はどうだ?」
万紀「悪い、あたしはパスで」
優梨子「私もです」
映美先生は万紀に指定するも断られ、さらに言う前に優梨子も断られた。
映美「なんでだ? 優梨子は私に聞く前から言ってるし」
万紀「あたしはやっても怖がるだけだから」
優梨子「私は自信がないです」
嫌がる万紀に自信がない優梨子、それを聞いた映美先生は。
映美「分かった、無理を言ってすまなかった」
万紀「ああ」
優梨子「うん」
部長を誰にするか振り出しに戻った。
裕子「千晶ちゃんは?」
千晶「私の得意分野じゃないからパス」
裕子「早織ちゃんは?」
早織「ごめん、私は自信ないから」
裕子「姫乃先輩はまとめられそうですけど」
姫乃「ごめんなさい、皆さんに譲りますわ」
裕子は千晶、早織、姫乃に声をかけるも断られた。
映美「一歌はやらかしそうだから却下だな」
一歌「ちょっと!? 何も言ってないのに決めつけないでよ!?」
一歌は決めつけられた映美先生に激怒する。
映美「もし候補に出るとすれば嘘でやらかすからな」
一歌「私はやる! って言ってないわよ!」
映美「やらないのか?」
一歌「やらないわよ! 面倒くさい!」
一歌にも断られた。
史「七美」
七美「ふえ~私がやると言われるから無理です」
史「言われる間も無く断られた」
史が七美に誘う前に断られた。
姫乃「お二人さんは?」
姫乃は希美とえり菜に部長になるか声をかけてみるが。
希美「パスなの~」
えり菜「すいません、掛け持ちしてるので難しいです」
希美とえり菜に断られた。
姫乃「どうしてですの? ぴったりなのに?」
希美「ひめーに誘われるのはありがたいけど、ペースを崩されるからやなの~」
えり菜「私がやっても意味がありませんから他の人に回してください」
姫乃「なら、仕方がありませんわ」
裕子「伶奈ちゃんは?」
伶奈「悪い、私の得意分野じゃねぇ」
裕子「咲子先輩は?」
咲子「私もパスで」
裕子は伶奈、咲子に声をかけるも断られた。
映美「久乃はどうだ?」
久乃「ごめんなさい、お断りします」
映美「奈々央はどうだ?」
奈々央「頭悪いから無理」
映美先生は久乃、奈々央に誘うも断られた。
裕子「残りは三保先輩、凛先輩、みのり先輩ですね」
映美「もうか、あっという間だな」
裕子と映美先生が三人を誘うとしたら。
みのり「ごめんなさい、自信がないです」
凛「興味ないわ」
三保「他の人がやれば?」
みのり、凛、三保にも断られた。
映美「どうしてだ?」
みのり「私がやると大変なことになるから」
凛「私が部長になるなんて興味ないわ」
三保「そもそも私に部長は似合わないわ」
裕子「やっぱり……」
すると三保がある言葉に口にする。
三保「だったら裕子さんがやれば?」
裕子「え?」
映美「そういや、裕子に言うのを忘れてしまったな」
三保は裕子に部長をやるか提案する。
裕子「ちょっとまって! 私は無理だよ!」
映美「でもパレット部を立てたのは裕子だ、裕子が部長をやるのは異論はない」
早織「私も裕子ちゃんがいい」
万紀「いいじゃねえか?」
優梨子「私は賛成です」
千晶「裕子がいい」
伶奈「裕子の方がしっくりくる」
姫乃「私もその方がいいわ」
希美「のぞのぞは賛成なの~」
えり菜「分かりやすいです」
一歌「ふーん、いいんじゃない」
咲子「納得です!」
亜弥「悔しいけど裕子の方が似合うよ」
史「……いいね」
七美「私も賛成です」
みのり「私もです」
久乃「裕子さんがいるからまとまるわ」
奈々央「うんうん!」
凛「裕子さんがやった方が興味深いわ」
三保「責任は裕子さんにあるから」
映美「みんなが言ってるぞ、どうだ?」
みんなが裕子に部長をやった方がいいと言ってる、考え込むが……そして。
裕子「分かった! 私がやります!」
映美「それが裕子だ」
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