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第五十七章『パレット部への質問大無田裕子編』
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放課後、パレット部室でパレット部員達はみんなのプロフィールを作成するためにくじ引き順に質問をしていた、今回は大無田裕子からの質問をお届けします。
希美「のぞのぞは終わったから」
裕子「次は私だ!」
希美「こうゆ~よろしくなの~」
えり菜「希美がやってることは無茶振りだから」
映美「そうだが、本人に言わない方が身のためだ」
えり菜「う……」
裕子「じゃあ! 好きな色は!?」
裕子の質問は予想通りだったようで。
映美「裕子らしくていいじゃないか?」
一歌「言うだろうと思ってとっといたわよ!」
裕子「みんな、ありがとう! 最初は千晶ちゃんから」
千晶「ん~朱色」
裕子「どうして?」
裕子は千晶の顔を近づける。
千晶「分かったから近いって! 髪色も朱色だし、私にとって使いやすい色だからかな」
裕子「そうなんだ!」
裕子は千晶の好きな色をノートに記す。
千晶「どんだけ色が好きだし」
裕子「次はみのり先輩」
みのり「私は黄色が好きです」
裕子「どうして?」
みのり「美味しい色だからかな? 黄色を入るととても美味しそうです」
裕子「そうなんだ!」
裕子はみのりの好きな色をノートに記す。
みのり「勉強熱心ですね!」
千晶「いやいや違うから」
裕子「次は姫乃先輩」
姫乃「私は黄緑が好きですわ」
裕子「どうして?」
姫乃「興味津々に聞いてくださるのね、考えたことがありませんが、植物の色が基本黄緑なのでそれも含めて眺めるのは癒しになります」
裕子「そうなんだ!」
裕子は姫乃の好きな色をノートに記す。
姫乃「興味津々すぎるのも困りますね」
千晶「それって笑顔で言う?」
裕子「次は奈々央先輩」
奈々央「私はオレンジが好きだな」
裕子「どうして?」
奈々央「どうしてって……明るい色だからかな? 自分のジャージもオレンジだし」
裕子「そうなんだ!」
裕子は奈々央の好きな色をノートに記す。
奈々央「成績はいいの?」
裕子「普通かな?」
奈々央「羨ましい、私より頭いいじゃん」
千晶「だったら奈々央先輩も勉強しろ!」
裕子「次は映美先生」
映美「ワインレッドが好きだ」
裕子「どうして?」
映美「絵を描く時、よく使う色だからだ」
千晶「それ理由?」
裕子「そうなんだ!」
裕子は映美先生の好きな色をノートに記す。
映美「色の事だけが熱心だよな、他のことも熱心して欲しいんだが……」
千晶「確かに」
裕子「次は咲子先輩」
咲子「私は赤が好きですね」
裕子「どうして?」
咲子「赤が目に行くんですよ、かっこよくて」
裕子「そうなんだ!」
裕子は咲子の好きな色をノートに記す。
咲子「ノートに書くほど色が好きなんですね」
千晶「咲子先輩若干引いてんし」
裕子「次は凛先輩」
凛「私は青が好きだわ」
裕子「どうして?」
凛「ふふふ……私にとても似合う色だからよ」
裕子「そうなんだ!」
裕子は凛の好きな色をノートに記す。
凛「ふふふ……裕子さん、興味深いわ……」
千晶「なんだかどっちもつっこみたい」
裕子「次は一歌先輩」
一歌「私は全部が好きだわ」
裕子「どうしてどうして!?」
裕子が一歌の嘘に飛びついた、一歌は裕子の飛びつき具合がすごいのか焦ったようだ。
一歌「分かったから分かったから嘘だから嘘!」
裕子「じゃあ、一番好きな色は?」
一歌「茶色よ」
裕子「どうして?」
一歌「どうしてって? よく使う色だからよ」
裕子「そうなんだ!」
裕子は一歌の好きな色をノートに記す。
一歌「嘘なのにこんなに飛びつくとは……」
千晶「嘘つき一歌も参ってるし」
裕子「次は万紀」
万紀「あたしは黒が好きだ」
裕子「どうして?」
万紀「あぁ、シンプルだからかな?」
裕子「そうなんだ!」
裕子は万紀の好きな色をノートに記す。
万紀「簡単な理由でいいのかよ」
千晶「例え好きな色で簡単な理由でも容赦無いのが裕子なんだよね」
裕子「次は亜弥先輩」
亜弥「私は藤色が好きだよ」
裕子「どうして?」
亜弥「藤色ってキラキラつけやすいだよね」
裕子「そうなんだ!」
裕子は亜弥の好きな色をノートに記す。
亜弥「藤色っていいよね~」
裕子「うんうん! いい色だよ!」
千晶「キラキラってさ、色が合えば何でもいいよね」
裕子「次は伶奈ちゃん」
伶奈「私は紅が好きだ」
裕子「どうして?」
伶奈「ロックだろう?」
千晶「それ理由?」
裕子「そうなんだ!」
裕子は伶奈の好きな色をノートに記す。
伶奈「私も好きな音楽でノートに記したいぜ」
千晶「やんなくていいから」
裕子「次は史先輩」
史「……灰色がいいかしら?」
裕子「どうして?」
史「灰色の服を着ると落ち着くのよ」
裕子「そうなんだ!」
裕子は史の好きな色をノートで記す。
史「そんなに食いつく?」
千晶「それが裕子だから」
裕子「次は七美先輩」
七美「私は紺色が好きですね」
裕子「どうして?」
七美「絵を描く時、私にとって使いやすい色だからです」
千晶「映美先生と同じ理由かよ」
裕子「そうなんだ!」
裕子は七美の好きな色をノートに記す。
七美「ふえ~よく書きますね」
千晶「だからそれが裕子なんだって!」
裕子「次は早織ちゃん」
早織「私は藍色が好き」
裕子「どうして?」
早織「名前の響きがいいし、可愛い色だから」
裕子「そうなんだ!」
裕子は早織の好きな色をノートに記す。
早織「えへへ……素敵な色だよね」
裕子「そうだね」
千晶「なんかつっこみづらい」
裕子「次はえり菜先輩」
えり菜「私は水色が好きですね」
裕子「どうして?」
えり菜「それは、集中できるからです!」
千晶「はぁ? ほんと」
裕子「そうなんだ!」
裕子はえり菜の好きな色をノートに記す。
裕子「水色を含んだ青色系は集中力を高めるんです!」
千晶「へぇ~頭がいいえり……」
えり菜「知らなかったです」
千晶「嘘でしょ……」
えり菜「勉強になります」
千晶「とにかく頭の隅っこに入ればいいね」
裕子「次は久乃先輩」
久乃「私は緑がいいわ」
裕子「どうして?」
久乃「緑の本が夢中にさせるの」
裕子「そうなんだ!」
裕子は久乃の好きな色をノートに記す。
久乃「勉強熱心ね」
千晶「どっかで聞いたことがあるような……」
裕子「次は優梨子ちゃん」
優梨子「あの……その……」
裕子「優梨子ちゃん?」
優梨子「ピンクが好きです」
裕子「どうして?」
優梨子「私にとって馴染みある色だからかな?」
裕子「そうなんだ!」
裕子は優梨子の好きな色をノートに記す。
優梨子「はひ~」
千晶「そりゃ驚くのも無理ないし」
裕子「次は三保先輩」
三保「私は紫かしら?」
裕子「どうして?」
三保「どうしてって……鮮やかな色だからよ」
裕子「そうなんだ!」
裕子は三保の好きな色をノートに記す。
三保「書くの間違いじゃないの?」
千晶「つっこむ所そっち!?」
裕子「次は希美先輩」
希美「のぞのぞは白が好きなの~」
裕子「どうして?」
希美「基本的な色でもあり、純粋で綺麗だからなの~」
千晶「意外と答えがしっかりしてた」
裕子「そうなんだ!」
裕子は希美の好きな色をノートに記す。
希美「のぞのぞも書きたいの~」
千晶「後でお好きに自分のノートで書いてくれ」
裕子「最後は私はだ! 私はね」
千晶「まさか……」
裕子「全色好き!」
千晶「やっぱり!」
裕子「紅も赤も朱色も橙も黄色も若葉色も緑も水色も青も藍色も紺色も紫も藤色もピンクも茶色も白も灰色も黒も全部ぜーーんぶ好き!」
色の事について語る裕子の姿に他の部員達は……。
千晶「これが裕子、これが裕子だ」
みのり「ふぇ~かなりマニアックです~」
姫乃「かなり面白い方ですわ」
奈々央「色マニア初めてみたぜ」
映美「裕子らしいっちゃ裕子らしい」
咲子「裕子さんはこんな人だなんて……」
凛「裕子さん、やっぱり興味深いわ~」
一歌「気持ち悪いわよ!」
万紀「ありったけの色を語り尽くすなんて……裕子ヤベー奴だぜ」
亜弥「……やばすぎる」
伶奈「大体のマニアは変な人が多いよな」
史「……関わってよかったわ」
七美「ふえ~私には分からなすぎてちんぷんかんぷんです」
早織「裕子ちゃん、ごめん、すごいしか言えない」
えり菜「これだけ取り組んでいるとは……」
久乃「勉強熱心なのはいいことだけど」
優梨子「流石にやりすぎます」
三保「夢中になるのはいいことね」
希美「のぞのぞはあんな風になりたくないの~」
やはりほぼ全員引いていた、以上大無田裕子からの質問だった、次は学園長からの質問をお届けいたします……!?が……学園長!?
希美「のぞのぞは終わったから」
裕子「次は私だ!」
希美「こうゆ~よろしくなの~」
えり菜「希美がやってることは無茶振りだから」
映美「そうだが、本人に言わない方が身のためだ」
えり菜「う……」
裕子「じゃあ! 好きな色は!?」
裕子の質問は予想通りだったようで。
映美「裕子らしくていいじゃないか?」
一歌「言うだろうと思ってとっといたわよ!」
裕子「みんな、ありがとう! 最初は千晶ちゃんから」
千晶「ん~朱色」
裕子「どうして?」
裕子は千晶の顔を近づける。
千晶「分かったから近いって! 髪色も朱色だし、私にとって使いやすい色だからかな」
裕子「そうなんだ!」
裕子は千晶の好きな色をノートに記す。
千晶「どんだけ色が好きだし」
裕子「次はみのり先輩」
みのり「私は黄色が好きです」
裕子「どうして?」
みのり「美味しい色だからかな? 黄色を入るととても美味しそうです」
裕子「そうなんだ!」
裕子はみのりの好きな色をノートに記す。
みのり「勉強熱心ですね!」
千晶「いやいや違うから」
裕子「次は姫乃先輩」
姫乃「私は黄緑が好きですわ」
裕子「どうして?」
姫乃「興味津々に聞いてくださるのね、考えたことがありませんが、植物の色が基本黄緑なのでそれも含めて眺めるのは癒しになります」
裕子「そうなんだ!」
裕子は姫乃の好きな色をノートに記す。
姫乃「興味津々すぎるのも困りますね」
千晶「それって笑顔で言う?」
裕子「次は奈々央先輩」
奈々央「私はオレンジが好きだな」
裕子「どうして?」
奈々央「どうしてって……明るい色だからかな? 自分のジャージもオレンジだし」
裕子「そうなんだ!」
裕子は奈々央の好きな色をノートに記す。
奈々央「成績はいいの?」
裕子「普通かな?」
奈々央「羨ましい、私より頭いいじゃん」
千晶「だったら奈々央先輩も勉強しろ!」
裕子「次は映美先生」
映美「ワインレッドが好きだ」
裕子「どうして?」
映美「絵を描く時、よく使う色だからだ」
千晶「それ理由?」
裕子「そうなんだ!」
裕子は映美先生の好きな色をノートに記す。
映美「色の事だけが熱心だよな、他のことも熱心して欲しいんだが……」
千晶「確かに」
裕子「次は咲子先輩」
咲子「私は赤が好きですね」
裕子「どうして?」
咲子「赤が目に行くんですよ、かっこよくて」
裕子「そうなんだ!」
裕子は咲子の好きな色をノートに記す。
咲子「ノートに書くほど色が好きなんですね」
千晶「咲子先輩若干引いてんし」
裕子「次は凛先輩」
凛「私は青が好きだわ」
裕子「どうして?」
凛「ふふふ……私にとても似合う色だからよ」
裕子「そうなんだ!」
裕子は凛の好きな色をノートに記す。
凛「ふふふ……裕子さん、興味深いわ……」
千晶「なんだかどっちもつっこみたい」
裕子「次は一歌先輩」
一歌「私は全部が好きだわ」
裕子「どうしてどうして!?」
裕子が一歌の嘘に飛びついた、一歌は裕子の飛びつき具合がすごいのか焦ったようだ。
一歌「分かったから分かったから嘘だから嘘!」
裕子「じゃあ、一番好きな色は?」
一歌「茶色よ」
裕子「どうして?」
一歌「どうしてって? よく使う色だからよ」
裕子「そうなんだ!」
裕子は一歌の好きな色をノートに記す。
一歌「嘘なのにこんなに飛びつくとは……」
千晶「嘘つき一歌も参ってるし」
裕子「次は万紀」
万紀「あたしは黒が好きだ」
裕子「どうして?」
万紀「あぁ、シンプルだからかな?」
裕子「そうなんだ!」
裕子は万紀の好きな色をノートに記す。
万紀「簡単な理由でいいのかよ」
千晶「例え好きな色で簡単な理由でも容赦無いのが裕子なんだよね」
裕子「次は亜弥先輩」
亜弥「私は藤色が好きだよ」
裕子「どうして?」
亜弥「藤色ってキラキラつけやすいだよね」
裕子「そうなんだ!」
裕子は亜弥の好きな色をノートに記す。
亜弥「藤色っていいよね~」
裕子「うんうん! いい色だよ!」
千晶「キラキラってさ、色が合えば何でもいいよね」
裕子「次は伶奈ちゃん」
伶奈「私は紅が好きだ」
裕子「どうして?」
伶奈「ロックだろう?」
千晶「それ理由?」
裕子「そうなんだ!」
裕子は伶奈の好きな色をノートに記す。
伶奈「私も好きな音楽でノートに記したいぜ」
千晶「やんなくていいから」
裕子「次は史先輩」
史「……灰色がいいかしら?」
裕子「どうして?」
史「灰色の服を着ると落ち着くのよ」
裕子「そうなんだ!」
裕子は史の好きな色をノートで記す。
史「そんなに食いつく?」
千晶「それが裕子だから」
裕子「次は七美先輩」
七美「私は紺色が好きですね」
裕子「どうして?」
七美「絵を描く時、私にとって使いやすい色だからです」
千晶「映美先生と同じ理由かよ」
裕子「そうなんだ!」
裕子は七美の好きな色をノートに記す。
七美「ふえ~よく書きますね」
千晶「だからそれが裕子なんだって!」
裕子「次は早織ちゃん」
早織「私は藍色が好き」
裕子「どうして?」
早織「名前の響きがいいし、可愛い色だから」
裕子「そうなんだ!」
裕子は早織の好きな色をノートに記す。
早織「えへへ……素敵な色だよね」
裕子「そうだね」
千晶「なんかつっこみづらい」
裕子「次はえり菜先輩」
えり菜「私は水色が好きですね」
裕子「どうして?」
えり菜「それは、集中できるからです!」
千晶「はぁ? ほんと」
裕子「そうなんだ!」
裕子はえり菜の好きな色をノートに記す。
裕子「水色を含んだ青色系は集中力を高めるんです!」
千晶「へぇ~頭がいいえり……」
えり菜「知らなかったです」
千晶「嘘でしょ……」
えり菜「勉強になります」
千晶「とにかく頭の隅っこに入ればいいね」
裕子「次は久乃先輩」
久乃「私は緑がいいわ」
裕子「どうして?」
久乃「緑の本が夢中にさせるの」
裕子「そうなんだ!」
裕子は久乃の好きな色をノートに記す。
久乃「勉強熱心ね」
千晶「どっかで聞いたことがあるような……」
裕子「次は優梨子ちゃん」
優梨子「あの……その……」
裕子「優梨子ちゃん?」
優梨子「ピンクが好きです」
裕子「どうして?」
優梨子「私にとって馴染みある色だからかな?」
裕子「そうなんだ!」
裕子は優梨子の好きな色をノートに記す。
優梨子「はひ~」
千晶「そりゃ驚くのも無理ないし」
裕子「次は三保先輩」
三保「私は紫かしら?」
裕子「どうして?」
三保「どうしてって……鮮やかな色だからよ」
裕子「そうなんだ!」
裕子は三保の好きな色をノートに記す。
三保「書くの間違いじゃないの?」
千晶「つっこむ所そっち!?」
裕子「次は希美先輩」
希美「のぞのぞは白が好きなの~」
裕子「どうして?」
希美「基本的な色でもあり、純粋で綺麗だからなの~」
千晶「意外と答えがしっかりしてた」
裕子「そうなんだ!」
裕子は希美の好きな色をノートに記す。
希美「のぞのぞも書きたいの~」
千晶「後でお好きに自分のノートで書いてくれ」
裕子「最後は私はだ! 私はね」
千晶「まさか……」
裕子「全色好き!」
千晶「やっぱり!」
裕子「紅も赤も朱色も橙も黄色も若葉色も緑も水色も青も藍色も紺色も紫も藤色もピンクも茶色も白も灰色も黒も全部ぜーーんぶ好き!」
色の事について語る裕子の姿に他の部員達は……。
千晶「これが裕子、これが裕子だ」
みのり「ふぇ~かなりマニアックです~」
姫乃「かなり面白い方ですわ」
奈々央「色マニア初めてみたぜ」
映美「裕子らしいっちゃ裕子らしい」
咲子「裕子さんはこんな人だなんて……」
凛「裕子さん、やっぱり興味深いわ~」
一歌「気持ち悪いわよ!」
万紀「ありったけの色を語り尽くすなんて……裕子ヤベー奴だぜ」
亜弥「……やばすぎる」
伶奈「大体のマニアは変な人が多いよな」
史「……関わってよかったわ」
七美「ふえ~私には分からなすぎてちんぷんかんぷんです」
早織「裕子ちゃん、ごめん、すごいしか言えない」
えり菜「これだけ取り組んでいるとは……」
久乃「勉強熱心なのはいいことだけど」
優梨子「流石にやりすぎます」
三保「夢中になるのはいいことね」
希美「のぞのぞはあんな風になりたくないの~」
やはりほぼ全員引いていた、以上大無田裕子からの質問だった、次は学園長からの質問をお届けいたします……!?が……学園長!?
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