31 / 84
第二十五章『パレット部ソング?』
しおりを挟む
色彩学園の放課後、パレット部員達は新しく迎えた二人の部員を自己紹介してた。
咲子「初めまして! 二年三組の赤木咲子です!」
希美「わーい、今日からさきーと呼ぶね」
咲子「さ……さき?」
えり菜「ごめん、希美はあだ名で呼ぶのは容赦ないから」
咲子「分かりました! なんなら許します!」
伶奈「そこは許すんだ……っと一年三組の紅林伶奈だ! よろしくな!」
希美「わーい、今日かられいーと呼ぶね」
伶奈「は……はい、お好きにどうぞ」
映美「伶奈、もう無断演奏はしないよな?」
伶奈「はい、映美先生、すみませんでした、あの時は曲作りで詰まってて……」
映美「曲を作るのはいいが、迷惑にならない程度でやってくれ」
伶奈「はい……分かりました」
映美の指摘に伶奈はショックを受ける、それでも自己紹介を続けた。
希美「二年一組の白鳥希美です~」
えり菜「私は二年一組の清水えり菜です」
姫乃「私は二年一組の若葉姫乃と申します」
一歌「私は二年二組の茶園一歌よ!」
亜弥「私は二年三組の藤本亜弥でーす! よっろしくー!」
咲子「亜弥さんとは初めて話します!」
亜弥「そうだよね……二年生で初めて同じクラスになったけど……いつも二年三組で昼休みにいないもん」
咲子「すみません! 私は応援の練習をしていまして、今は一人ですから部活は作れないのですが、中学時代までは一人で応援していました」
亜弥「大変だねー今度その話聞かせてよ」
咲子「いいですよ? 後で話しましょう!」
史「……三年一組灰谷史」
史が伶奈を睨みつけながら自己紹介をしてる。気まずかったのか……
伶奈「史先輩、すいませんでした……」
と反省をして謝った、それを理解した史は。
史「分かってればいいのよ、だからと言ってやんないでとは言ってないから」
伶奈「分かりました、気をつけます」
七美「私は三年二組の紺屋七美です、覚えづらいと思いますが、よろしくお願いします」
伶奈「だったら覚えやすくするために歌を作るか?」
七美「き……気持ちだけ頂きます」
早織「私は一年三組の藍原早織です!」
万紀「あたしは一年三組黒沼万紀」
優梨子「私は一年三組の桃井優梨子です」
千晶「一年三組、朱宮千晶」
裕子「私は一年三組の大無田裕子です、よろしくね」
映美「私は一年三組の担任、一色映美だ」
自己紹介を終えたパレット部員達は伶奈が歌詞を書いてきたらしい。
伶奈「そうだ! せっかくだから歌詞を書いてきた! 見てくれないか?」
映美「どれ? 私が見よう、ふむふむ……」
「colorful
サビ(※繰り返し)
色んな色を染めて世界を埋め尽くすように
colorfulな世界が人々を励ましてくれる
一人一人の色が違ってもいいんだ
colorfulに染まればいいのさ
一
藍色は素敵な色だよ自然に欠かせない色なんだ
藍色の花が野原に咲く模様早く織ってる楽しみだ
二
青色は基本の色だよ自然に欠かせない色なんだ
青い葉っぱに見えていたんだそれはとても凛としてた
三
赤色は基本の色だよ自然に欠かせない色なんだ
赤い木のみがなる前の花が咲く子供
四
黄色は基本の色だよ自然に欠かせない色なんだ
黄金の川に田んぼが実ってる有り難い
五
黒色は基本の色だよ自然に欠かせない色なんだ
黒い沼の底にあるのは何万年紀の宝物
※繰り返し
六
紺色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
紺の屋根に隠された七つの美術品
七
朱色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
朱雀の宮殿の中には千の結晶が飾られてた
八
白は基本の色だよ自然に欠かせない色なんだ
白い鳥が希を持って美しく飛びだった
九
橙は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
橙のお山に奈々は中央に立ちました
十
茶色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
茶の園に幸せな一つの歌がありました
※繰り返し
十一
藤色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
藤の本が亜麻畑に弥生の歴史が綴られた
十二
紅は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
紅い林の中伶人は奈を歌い上げた
十三
水色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
清められた水のエリアに菜園がみずみずしく育てていた
十四
緑は基本の色だよ自然に欠かせない色なんだ
永遠に緑が続くのは久々と乃ちだ
十五
紫は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
紫の垣間に三つの宝が保った
※繰り返し
十六
桃色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
桃が井戸に落ちたら優しい梨を子供にくれた
十七
若葉は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
若い葉を見ていた姫は乃ち唄を作り上げた
十八
灰色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
灰の山の谷底に歴史が残ってた
十九
無色は何もない色自分の色にこれから染まる
大きな無害の田舎には裕福な子に育てられた
二十
一色は自分の色をこれから染めて
一つの色の映像が美しく見えた
(サビ)
色んな色があってもおかしくない
一人一つの色が世界を染め上げる
colorfulな世界が人々を笑顔にする
私達が未来を繋げよう
私達が未来を繋げよう」
映美「面白いな」
伶奈「本当ですか!? 結構徹夜してたんですよ!」
裕子「どれどれ見せて!」
今日も賑やかなパレット部員達は新しい仲間とともにボランティア活動に励むのだった……
咲子「初めまして! 二年三組の赤木咲子です!」
希美「わーい、今日からさきーと呼ぶね」
咲子「さ……さき?」
えり菜「ごめん、希美はあだ名で呼ぶのは容赦ないから」
咲子「分かりました! なんなら許します!」
伶奈「そこは許すんだ……っと一年三組の紅林伶奈だ! よろしくな!」
希美「わーい、今日かられいーと呼ぶね」
伶奈「は……はい、お好きにどうぞ」
映美「伶奈、もう無断演奏はしないよな?」
伶奈「はい、映美先生、すみませんでした、あの時は曲作りで詰まってて……」
映美「曲を作るのはいいが、迷惑にならない程度でやってくれ」
伶奈「はい……分かりました」
映美の指摘に伶奈はショックを受ける、それでも自己紹介を続けた。
希美「二年一組の白鳥希美です~」
えり菜「私は二年一組の清水えり菜です」
姫乃「私は二年一組の若葉姫乃と申します」
一歌「私は二年二組の茶園一歌よ!」
亜弥「私は二年三組の藤本亜弥でーす! よっろしくー!」
咲子「亜弥さんとは初めて話します!」
亜弥「そうだよね……二年生で初めて同じクラスになったけど……いつも二年三組で昼休みにいないもん」
咲子「すみません! 私は応援の練習をしていまして、今は一人ですから部活は作れないのですが、中学時代までは一人で応援していました」
亜弥「大変だねー今度その話聞かせてよ」
咲子「いいですよ? 後で話しましょう!」
史「……三年一組灰谷史」
史が伶奈を睨みつけながら自己紹介をしてる。気まずかったのか……
伶奈「史先輩、すいませんでした……」
と反省をして謝った、それを理解した史は。
史「分かってればいいのよ、だからと言ってやんないでとは言ってないから」
伶奈「分かりました、気をつけます」
七美「私は三年二組の紺屋七美です、覚えづらいと思いますが、よろしくお願いします」
伶奈「だったら覚えやすくするために歌を作るか?」
七美「き……気持ちだけ頂きます」
早織「私は一年三組の藍原早織です!」
万紀「あたしは一年三組黒沼万紀」
優梨子「私は一年三組の桃井優梨子です」
千晶「一年三組、朱宮千晶」
裕子「私は一年三組の大無田裕子です、よろしくね」
映美「私は一年三組の担任、一色映美だ」
自己紹介を終えたパレット部員達は伶奈が歌詞を書いてきたらしい。
伶奈「そうだ! せっかくだから歌詞を書いてきた! 見てくれないか?」
映美「どれ? 私が見よう、ふむふむ……」
「colorful
サビ(※繰り返し)
色んな色を染めて世界を埋め尽くすように
colorfulな世界が人々を励ましてくれる
一人一人の色が違ってもいいんだ
colorfulに染まればいいのさ
一
藍色は素敵な色だよ自然に欠かせない色なんだ
藍色の花が野原に咲く模様早く織ってる楽しみだ
二
青色は基本の色だよ自然に欠かせない色なんだ
青い葉っぱに見えていたんだそれはとても凛としてた
三
赤色は基本の色だよ自然に欠かせない色なんだ
赤い木のみがなる前の花が咲く子供
四
黄色は基本の色だよ自然に欠かせない色なんだ
黄金の川に田んぼが実ってる有り難い
五
黒色は基本の色だよ自然に欠かせない色なんだ
黒い沼の底にあるのは何万年紀の宝物
※繰り返し
六
紺色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
紺の屋根に隠された七つの美術品
七
朱色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
朱雀の宮殿の中には千の結晶が飾られてた
八
白は基本の色だよ自然に欠かせない色なんだ
白い鳥が希を持って美しく飛びだった
九
橙は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
橙のお山に奈々は中央に立ちました
十
茶色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
茶の園に幸せな一つの歌がありました
※繰り返し
十一
藤色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
藤の本が亜麻畑に弥生の歴史が綴られた
十二
紅は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
紅い林の中伶人は奈を歌い上げた
十三
水色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
清められた水のエリアに菜園がみずみずしく育てていた
十四
緑は基本の色だよ自然に欠かせない色なんだ
永遠に緑が続くのは久々と乃ちだ
十五
紫は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
紫の垣間に三つの宝が保った
※繰り返し
十六
桃色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
桃が井戸に落ちたら優しい梨を子供にくれた
十七
若葉は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
若い葉を見ていた姫は乃ち唄を作り上げた
十八
灰色は素敵な色だ自然に欠かせない色なんだ
灰の山の谷底に歴史が残ってた
十九
無色は何もない色自分の色にこれから染まる
大きな無害の田舎には裕福な子に育てられた
二十
一色は自分の色をこれから染めて
一つの色の映像が美しく見えた
(サビ)
色んな色があってもおかしくない
一人一つの色が世界を染め上げる
colorfulな世界が人々を笑顔にする
私達が未来を繋げよう
私達が未来を繋げよう」
映美「面白いな」
伶奈「本当ですか!? 結構徹夜してたんですよ!」
裕子「どれどれ見せて!」
今日も賑やかなパレット部員達は新しい仲間とともにボランティア活動に励むのだった……
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
百合系サキュバスにモテてしまっていると言う話
釧路太郎
キャラ文芸
名門零楼館高校はもともと女子高であったのだが、様々な要因で共学になって数年が経つ。
文武両道を掲げる零楼館高校はスポーツ分野だけではなく進学実績も全国レベルで見ても上位に食い込んでいるのであった。
そんな零楼館高校の歴史において今まで誰一人として選ばれたことのない“特別指名推薦”に選ばれたのが工藤珠希なのである。
工藤珠希は身長こそ平均を超えていたが、運動や学力はいたって平均クラスであり性格の良さはあるものの特筆すべき才能も無いように見られていた。
むしろ、彼女の幼馴染である工藤太郎は様々な部活の助っ人として活躍し、中学生でありながら様々な競技のプロ団体からスカウトが来るほどであった。更に、学力面においても優秀であり国内のみならず海外への進学も不可能ではないと言われるほどであった。
“特別指名推薦”の話が学校に来た時は誰もが相手を間違えているのではないかと疑ったほどであったが、零楼館高校関係者は工藤珠希で間違いないという。
工藤珠希と工藤太郎は血縁関係はなく、複雑な家庭環境であった工藤太郎が幼いころに両親を亡くしたこともあって彼は工藤家の養子として迎えられていた。
兄妹同然に育った二人ではあったが、お互いが相手の事を守ろうとする良き関係であり、恋人ではないがそれ以上に信頼しあっている。二人の関係性は苗字が同じという事もあって夫婦と揶揄されることも多々あったのだ。
工藤太郎は県外にあるスポーツ名門校からの推薦も来ていてほぼ内定していたのだが、工藤珠希が零楼館高校に入学することを決めたことを受けて彼も零楼館高校を受験することとなった。
スポーツ分野でも名をはせている零楼館高校に工藤太郎が入学すること自体は何の違和感もないのだが、本来入学する予定であった高校関係者は落胆の声をあげていたのだ。だが、彼の出自も相まって彼の意志を否定する者は誰もいなかったのである。
二人が入学する零楼館高校には外に出ていない秘密があるのだ。
零楼館高校に通う生徒のみならず、教員職員運営者の多くがサキュバスでありそのサキュバスも一般的に知られているサキュバスと違い女性を対象とした変異種なのである。
かつては“秘密の花園”と呼ばれた零楼館女子高等学校もそういった意味を持っていたのだった。
ちなみに、工藤珠希は工藤太郎の事を好きなのだが、それは誰にも言えない秘密なのである。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」「ノベルバ」「ノベルピア」にも掲載しております。
しゅうきゅうみっか!-女子サッカー部の高校生監督 片桐修人の苦難-
橋暮 梵人
青春
幼少の頃から日本サッカー界の至宝と言われ、各年代別日本代表のエースとして活躍し続けてきた片桐修人(かたぎり しゅうと)。
順風満帆だった彼の人生は高校一年の時、とある試合で大きく変わってしまう。
悪質なファウルでの大怪我によりピッチ上で輝くことが出来なくなった天才は、サッカー漬けだった日々と決別し人並みの青春を送ることに全力を注ぐようになる。
高校サッカーの強豪校から普通の私立高校に転入した片桐は、サッカーとは無縁の新しい高校生活に思いを馳せる。
しかしそんな片桐の前に、弱小女子サッカー部のキャプテン、鞍月光華(くらつき みつか)が現れる。
「どう、うちのサッカー部の監督、やってみない?」
これは高校生監督、片桐修人と弱小女子サッカー部の奮闘の記録である。
呂色高校対ゾン部!
益巣ハリ
キャラ文芸
この物語の主人公、風綿絹人は平凡な高校生。だが彼の片思いの相手、梔倉天は何もかも異次元なチート美少女だ。ある日2人は高校で、顔を失くした化け物たちに襲われる。逃げる2人の前に国語教師が現れ、告げる。「あいつらは、ゾンビだ」
その日から絹人の日常は一変する。実は中二病すぎる梔倉、多重人格メルヘン少女、ストーカー美少女に謎のおっさんまで、ありとあらゆる奇人変人が絹人の常識をぶち壊していく。
常識外れ、なんでもありの異能力バトル、ここに開幕!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
戒め
ムービーマスター
キャラ文芸
悪魔サタン=ルシファーの涙ほどの正義の意志から生まれたメイと、神が微かに抱いた悪意から生まれた天使・シンが出会う現世は、世界の滅びる時代なのか、地球上の人間や動物に次々と未知のウイルスが襲いかかり、ダークヒロイン・メイの不思議な超能力「戒め」も発動され、更なる混乱と恐怖が押し寄せる・・・
全力でおせっかいさせていただきます。―私はツンで美形な先輩の食事係―
入海月子
青春
佐伯優は高校1年生。カメラが趣味。ある日、高校の屋上で出会った超美形の先輩、久住遥斗にモデルになってもらうかわりに、彼の昼食を用意する約束をした。
遥斗はなぜか学校に住みついていて、衣食は女生徒からもらったものでまかなっていた。その報酬とは遥斗に抱いてもらえるというもの。
本当なの?遥斗が気になって仕方ない優は――。
優が薄幸の遥斗を笑顔にしようと頑張る話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる