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第十五章『恐ろしい色』
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いつもワイワイと盛り上がってたパレット部が空気変わった。史がネガティブな人をパレット部室に連れて状況を説明し始めていた。
史「みんな大変よ、彼女が助けを求めたの」
万紀「どいうこったよ!?」
優梨子「え……事件ですか?」
千晶「めんどくさいのがやってきたのか」
早織「やだ怖いよ……」
姫乃「大丈夫よ、藍原さん、私がいるわ」
亜弥「あわわわわ……」
裕子「そんな……」
映美「問題を引き起こすことか?」
何かあったかほとんど怖がるパレット部員達。
史「貴方、何かあったか説明して」
???「はい……」
するとネガティブな人は説明した。
???「実は美術室に忘れ物をしたので取りに行こうとしたら狐みたいな人がパレット部室の前で何かを企んでたんです」
史「何を企んでたの?」
???「パレット部を悪戯したり嘘をつこうとしたのです」
万紀「マジかよ!?」
優梨子「なんだか嫌です」
???「狐みたいな人の独り言を聞いたら気づかれちゃって、三年一組に入って掃除ロッカーの中に隠れてたんです」
千晶「あっきれた!」
早織「狙われたなんて……」
???「しばらくしたら狐みたいな人が帰りました、ので掃除ロッカーに出たら丁度助けを求められる人がいました」
姫乃「それが灰谷先輩だったんですね」
亜弥「よかったね」
???「そうです、私、狐みたいな人にやられたことがあるのでしかも私のクラスに知られてしまって、またやられるかと……」
裕子「苦労してるね」
映美「狐みたいな人の被害者がいたとはな」
???「以上です」
ネガティブな人の説明を聞いたパレット部員達は。
裕子「狐みたいな人の嘘を止めないと」
史「そうね、パレット部を壊滅させられたら困ったもんよ」
亜弥「もう! 許さない!」
万紀「いっちょうぶん殴ってやりてぇ気分だぜ」
優梨子「怖いけどやるしかない」
千晶「めんどくさー、でも大ごとになったらさらにめんどくさー」
早織「このままパレット部が壊滅されたら嫌だよ!」
姫乃「私だってほっとけない!」
映美「全会一致したな、よし! 狐みたいな人の企みを止めに行くぞ!」
全員「おー!」
パレット部員達と顧問の先生が一致団結して狐みたいな人の企みを止めに入ることになった、その様子を見たネガティブな人は。
???「あの! 私も協力させて下さい!」
史「分かった、いいよね? 裕子」
裕子「勿論だよ!」
???「ありがとうございます!」
ネガティブな人も加わり、パレット部が大ごとになる前に対策を考えていた、こんなに恐ろしい色に変えてしまうなんて裕子にとって初めての感覚だ。
学校帰り、姫乃もネガティブな人も途中まで同じ道なので一緒に帰っていた。
七美「あ、私、三年二組の紺屋七美(こんやななみ)と言います。覚えづらいと思いますがよろしくお願いします」
史「どこが覚えづらいのよ? 七美、可愛らしい名前じゃない」
七美「可愛らしい名前なんてそんな……」
史「しかもこれで目が見えるの?」
そう、七美の特徴は黒髪に前髪で目を隠してる。
七美「はい、こう見えて目がいいので」
史「ならいいけど、三年一組灰谷史」
七美「史さんと喋るなんて初めてです」
史「私だって七美と喋るのが初めてなんだけど」
七美「だって、一年生の時、私と同じクラスだったんですけど、喋るなというオーラが出てたので喋らなかったです」
史「それはよく思われるから気にしないで、喋れば良かったのに」
七美「すみません」
ペラペラ喋る三年生同士に他のパレット部員は。
亜弥「ちょっと! 私たちのこと忘れないでよ!?」
七美「はい! すいません!」
史「別にいいじゃない」
亜弥「良くないよ! 私たちの名前を覚えてもらわないと七美も困るでしょ!?」
七美「確かに」
亜弥「って事で二年三組の藤本亜弥でーす!よっろしくー!」
姫乃「私は二年一組の若葉姫乃と申します」
優梨子「私は一年三組の桃井優梨子です」
万紀「一年三組の黒沼万紀だ」
早織「私は一年三組の藍原早織です!」
千晶「一年三組、朱宮千晶」
裕子「一年三組の大無田裕子です、よろしくね、七美先輩」
七美「皆さん、よろしくお願いします」
みんなの自己紹介を終えた全員はたわいのない会話をしながら帰ったのだった……
史「みんな大変よ、彼女が助けを求めたの」
万紀「どいうこったよ!?」
優梨子「え……事件ですか?」
千晶「めんどくさいのがやってきたのか」
早織「やだ怖いよ……」
姫乃「大丈夫よ、藍原さん、私がいるわ」
亜弥「あわわわわ……」
裕子「そんな……」
映美「問題を引き起こすことか?」
何かあったかほとんど怖がるパレット部員達。
史「貴方、何かあったか説明して」
???「はい……」
するとネガティブな人は説明した。
???「実は美術室に忘れ物をしたので取りに行こうとしたら狐みたいな人がパレット部室の前で何かを企んでたんです」
史「何を企んでたの?」
???「パレット部を悪戯したり嘘をつこうとしたのです」
万紀「マジかよ!?」
優梨子「なんだか嫌です」
???「狐みたいな人の独り言を聞いたら気づかれちゃって、三年一組に入って掃除ロッカーの中に隠れてたんです」
千晶「あっきれた!」
早織「狙われたなんて……」
???「しばらくしたら狐みたいな人が帰りました、ので掃除ロッカーに出たら丁度助けを求められる人がいました」
姫乃「それが灰谷先輩だったんですね」
亜弥「よかったね」
???「そうです、私、狐みたいな人にやられたことがあるのでしかも私のクラスに知られてしまって、またやられるかと……」
裕子「苦労してるね」
映美「狐みたいな人の被害者がいたとはな」
???「以上です」
ネガティブな人の説明を聞いたパレット部員達は。
裕子「狐みたいな人の嘘を止めないと」
史「そうね、パレット部を壊滅させられたら困ったもんよ」
亜弥「もう! 許さない!」
万紀「いっちょうぶん殴ってやりてぇ気分だぜ」
優梨子「怖いけどやるしかない」
千晶「めんどくさー、でも大ごとになったらさらにめんどくさー」
早織「このままパレット部が壊滅されたら嫌だよ!」
姫乃「私だってほっとけない!」
映美「全会一致したな、よし! 狐みたいな人の企みを止めに行くぞ!」
全員「おー!」
パレット部員達と顧問の先生が一致団結して狐みたいな人の企みを止めに入ることになった、その様子を見たネガティブな人は。
???「あの! 私も協力させて下さい!」
史「分かった、いいよね? 裕子」
裕子「勿論だよ!」
???「ありがとうございます!」
ネガティブな人も加わり、パレット部が大ごとになる前に対策を考えていた、こんなに恐ろしい色に変えてしまうなんて裕子にとって初めての感覚だ。
学校帰り、姫乃もネガティブな人も途中まで同じ道なので一緒に帰っていた。
七美「あ、私、三年二組の紺屋七美(こんやななみ)と言います。覚えづらいと思いますがよろしくお願いします」
史「どこが覚えづらいのよ? 七美、可愛らしい名前じゃない」
七美「可愛らしい名前なんてそんな……」
史「しかもこれで目が見えるの?」
そう、七美の特徴は黒髪に前髪で目を隠してる。
七美「はい、こう見えて目がいいので」
史「ならいいけど、三年一組灰谷史」
七美「史さんと喋るなんて初めてです」
史「私だって七美と喋るのが初めてなんだけど」
七美「だって、一年生の時、私と同じクラスだったんですけど、喋るなというオーラが出てたので喋らなかったです」
史「それはよく思われるから気にしないで、喋れば良かったのに」
七美「すみません」
ペラペラ喋る三年生同士に他のパレット部員は。
亜弥「ちょっと! 私たちのこと忘れないでよ!?」
七美「はい! すいません!」
史「別にいいじゃない」
亜弥「良くないよ! 私たちの名前を覚えてもらわないと七美も困るでしょ!?」
七美「確かに」
亜弥「って事で二年三組の藤本亜弥でーす!よっろしくー!」
姫乃「私は二年一組の若葉姫乃と申します」
優梨子「私は一年三組の桃井優梨子です」
万紀「一年三組の黒沼万紀だ」
早織「私は一年三組の藍原早織です!」
千晶「一年三組、朱宮千晶」
裕子「一年三組の大無田裕子です、よろしくね、七美先輩」
七美「皆さん、よろしくお願いします」
みんなの自己紹介を終えた全員はたわいのない会話をしながら帰ったのだった……
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