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74、裕樹の選択
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すると、俺が選んだ上級職の点滅が止まって代わりにもう一つの職業の表示が消える。
それを見てナナは言った。
「選んだのは鍛冶の求道者ね!」
「ああ、ナナ! あの森で一緒に話したもんな、俺たちで自分の武器が作れたらってさ。それが、俺たちの夢の一つだったし。それに、ジュリアみたいな凄い鍛冶師に鍛冶を教わることが出来るなんて凄いチャンスだ。だったら、今はこちらを選ぶべきなんじゃないかって思ってさ」
「そうね! 裕樹がそう思うなら私は賛成よ。きっと役に立つわよ!」
本当は少しソードマスターにもなってみたかったけど、ナナにそう言われるとそんな気がしてくる。
その明るい笑顔が俺に勇気をくれる。
ナナのこういうところが好きなんだよな。
「ああ!」
俺は、ぐっと胸張ってそう答えた。
白狼丸は凄い刀だった。
もし、あんな刀や武器が自分で作れるようになったらと思うとワクワクするもんな。
「さてと、早速、鍛冶の求道者になってみるか。マスタージョブはシーカーでいいよな」
俺は職業を変更してメインの職業を鍛冶の求道者にすると、いつものように2回レベルダウンを使う。
そして、ステータスを確認した。
名前:佐倉木裕樹
種族:人間
レベル:レベル9999
職業:鍛冶の求道者
マスタージョブ:シーカー
力:12511
体力:13578
魔力:8781
速さ:11576
器用さ:15234
集中力:13287
幸運:9275
魔法:なし
物理スキル:剣技Sランク、ナイフ技SSランク、弓技SSランク、槌技SSランク
特殊魔法:なし
特殊スキル:探知、鉱脈探索
生産スキル:鍛冶SSランク
ユニークスキル:【自分のレベルを一つ下げる(使用制限78回)】【ブレイブハート】
マスタースキル:【鑑定眼】【伐採の極み】【一刀両断】【木材加工】【聖なる結界】【罠作成】【金の匙】【収納】【簡易厨房】【武具の真価】【鋼の心】
覚醒スキル:【一刀獣断】【滋養強壮】【武具覚醒】
称号:召喚されし勇者
ステータスは器用さと集中力、それに魔力や幸運もシーカーよりも高いようだ。
「それに、槌技や鍛冶のスキルもSランクからSSランクになってるな!」
「そうね、裕樹! やったじゃない」
「ああ!!」
ジュリアはそのどちらもSSSランクだったことを考えると、彼女の凄さが改めて分かる。
竜人族の特性なのかもしれないけど、あの戦闘能力も含めジュリア自身が余程才能があるってことだよな。
英雄と呼ばれているのもよく分かる。
そして、俺はステータスを眺めながら新しい項目が二つ増えていることに気が付いた。
「特殊スキルの鉱脈探索か、これはなんとなく分かるな」
「ええ、裕樹。これは一定範囲内の鉱脈を探知する力よ。珍しい金属を探す時にいいかもね」
「ああ、便利そうだ!」
いかにも鍛冶の求道者らしいスキルだな。
ただ、鍛冶をするだけじゃなくてその素材を探し求める為の力もあるなんてさ。
それに、珍しい金属か。
この世界にどんな金属があるのか分からないけど、前の世界にはなかったようなものもあるかもしれないよな。
素材を探し求める冒険なんていうのも楽しそうだよな。
冒険者になったら色々なところに行くだろうし、そこで新しい鉱脈が見つかるかもしれない。
そう思うと今からワクワクしてくる。
そんなことを考えながら、俺はステータスパネルをもう一度眺める。
もう一つ新しい力が表示されているからだ。
こちらは、見ただけではその力がよく分からない。
「それに、もう一つはマスタースキルの鋼の心か……これはなんだろう?」
俺は首を傾げながらナナにそのスキルの力を尋ねた。
それを見てナナは言った。
「選んだのは鍛冶の求道者ね!」
「ああ、ナナ! あの森で一緒に話したもんな、俺たちで自分の武器が作れたらってさ。それが、俺たちの夢の一つだったし。それに、ジュリアみたいな凄い鍛冶師に鍛冶を教わることが出来るなんて凄いチャンスだ。だったら、今はこちらを選ぶべきなんじゃないかって思ってさ」
「そうね! 裕樹がそう思うなら私は賛成よ。きっと役に立つわよ!」
本当は少しソードマスターにもなってみたかったけど、ナナにそう言われるとそんな気がしてくる。
その明るい笑顔が俺に勇気をくれる。
ナナのこういうところが好きなんだよな。
「ああ!」
俺は、ぐっと胸張ってそう答えた。
白狼丸は凄い刀だった。
もし、あんな刀や武器が自分で作れるようになったらと思うとワクワクするもんな。
「さてと、早速、鍛冶の求道者になってみるか。マスタージョブはシーカーでいいよな」
俺は職業を変更してメインの職業を鍛冶の求道者にすると、いつものように2回レベルダウンを使う。
そして、ステータスを確認した。
名前:佐倉木裕樹
種族:人間
レベル:レベル9999
職業:鍛冶の求道者
マスタージョブ:シーカー
力:12511
体力:13578
魔力:8781
速さ:11576
器用さ:15234
集中力:13287
幸運:9275
魔法:なし
物理スキル:剣技Sランク、ナイフ技SSランク、弓技SSランク、槌技SSランク
特殊魔法:なし
特殊スキル:探知、鉱脈探索
生産スキル:鍛冶SSランク
ユニークスキル:【自分のレベルを一つ下げる(使用制限78回)】【ブレイブハート】
マスタースキル:【鑑定眼】【伐採の極み】【一刀両断】【木材加工】【聖なる結界】【罠作成】【金の匙】【収納】【簡易厨房】【武具の真価】【鋼の心】
覚醒スキル:【一刀獣断】【滋養強壮】【武具覚醒】
称号:召喚されし勇者
ステータスは器用さと集中力、それに魔力や幸運もシーカーよりも高いようだ。
「それに、槌技や鍛冶のスキルもSランクからSSランクになってるな!」
「そうね、裕樹! やったじゃない」
「ああ!!」
ジュリアはそのどちらもSSSランクだったことを考えると、彼女の凄さが改めて分かる。
竜人族の特性なのかもしれないけど、あの戦闘能力も含めジュリア自身が余程才能があるってことだよな。
英雄と呼ばれているのもよく分かる。
そして、俺はステータスを眺めながら新しい項目が二つ増えていることに気が付いた。
「特殊スキルの鉱脈探索か、これはなんとなく分かるな」
「ええ、裕樹。これは一定範囲内の鉱脈を探知する力よ。珍しい金属を探す時にいいかもね」
「ああ、便利そうだ!」
いかにも鍛冶の求道者らしいスキルだな。
ただ、鍛冶をするだけじゃなくてその素材を探し求める為の力もあるなんてさ。
それに、珍しい金属か。
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そう思うと今からワクワクしてくる。
そんなことを考えながら、俺はステータスパネルをもう一度眺める。
もう一つ新しい力が表示されているからだ。
こちらは、見ただけではその力がよく分からない。
「それに、もう一つはマスタースキルの鋼の心か……これはなんだろう?」
俺は首を傾げながらナナにそのスキルの力を尋ねた。
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