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62、英雄と呼ばれし者
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名前:ジュリア・ベルフォーゼン
種族:竜人(赤竜族)
レベル:レベル8275
職業:鍛冶竜戦士
力:21375
体力:23257
魔力:12278
速さ:15789
器用さ:17257
集中力:14176
幸運:13267
魔法:なし
物理スキル:剣技SSSランク、ナイフ技SSランク、斧技SSランク、槌技SSSランク
特殊魔法:ブレス
特殊スキル:肉体強化
生産スキル:鍛冶SSSランク
ユニークスキル:【竜化】
マスタースキル:【武具の真価】【ドラゴンハート】
覚醒スキル:【武具覚醒】【竜気覚醒】
称号:英雄と称えられし者
……これは。
俺も思わず息を呑む。
ナナが言うようにとんでもない強さだ。
すべての数値が俺を上回っている。
特に、力と体力の数値は2万を超えている。
剣技や槌技もSSSランクだ。
それだけじゃない。
レベルが8千を超えていることも驚きだけど、マスタースキルを持っているってことはカンストした経験があるということだ。
武具の真価とドラゴンハート、項目が二つあると言うことは二つの職を極めたということだろう。
覚醒スキルも幾つか持っている。
それに竜化ということはドラゴンの姿になれるということだろうか。
いずれにしてもとんでもない強さだ。
まさに英雄の名に相応しい。
ナナが、俺の服の裾を掴む。
「裕樹見たでしょう? 駄目よ! この女と戦っては駄目!!」
俺の事を心から心配してくれているのが分かる。
いつも勝気なナナが、こんなに不安そうにしているのは初めてだ。
レイラも俺に言う。
「ユウキ、本当にこいつと戦うの? 私も竜人を見たのは初めてよ。それに、ようやくこいつが誰だか分かったわ、赤竜姫ジュリア。伝承に伝えられた三英雄の一人よ」
「三英雄?」
「ええ、異世界からやってきた三人の勇者と戦ったこちら側の世界の英雄たち。三人ともとんでもない力を持っていたと聞くもの」
200年前の英雄たち。
三英雄の一人、赤竜姫ジュリア。
その名に相応しい、力の持主だ。
こちらを見下ろすジュリアの視線が俺を射抜いている。
「何をしたのかはしらないけど、どうやらあたしの力が分かるようだね。だけど、今更怖気づいたってのは通らないよ。あれだけ大口を叩いたんだ」
「……ええ、分かっています」
「裕樹!!」
ナナが俺の服を強く引っ張った。
どうせ、この相手からは逃げることが出来ない。
向こうはどうあっても戦う気でいるからな。
それに……
俺はジュリアを見上げた。
「それに、まだナナにしたことを謝ってもらってませんから」
ナナは俺の大事な仲間だ。
この世界に来て、死ぬかもしれないって時に俺の事を助けくれた。
だから、俺はこの世界で生きていく希望持つことが出来たんだ。
そして、元の世界に帰れるかもしれないという希望も。
少し勝気だけど、いつも元気なナナの笑顔が俺に力をくれた。
殺気に近い闘気がジュリアから放たれる。
「言うじゃないか、坊や。いい度胸だ。それが、本気なのか只の強がりなのかあたしが試してやるよ」
彼女はそう言うと鍛冶工房の入り口に向かって歩き始めた。
種族:竜人(赤竜族)
レベル:レベル8275
職業:鍛冶竜戦士
力:21375
体力:23257
魔力:12278
速さ:15789
器用さ:17257
集中力:14176
幸運:13267
魔法:なし
物理スキル:剣技SSSランク、ナイフ技SSランク、斧技SSランク、槌技SSSランク
特殊魔法:ブレス
特殊スキル:肉体強化
生産スキル:鍛冶SSSランク
ユニークスキル:【竜化】
マスタースキル:【武具の真価】【ドラゴンハート】
覚醒スキル:【武具覚醒】【竜気覚醒】
称号:英雄と称えられし者
……これは。
俺も思わず息を呑む。
ナナが言うようにとんでもない強さだ。
すべての数値が俺を上回っている。
特に、力と体力の数値は2万を超えている。
剣技や槌技もSSSランクだ。
それだけじゃない。
レベルが8千を超えていることも驚きだけど、マスタースキルを持っているってことはカンストした経験があるということだ。
武具の真価とドラゴンハート、項目が二つあると言うことは二つの職を極めたということだろう。
覚醒スキルも幾つか持っている。
それに竜化ということはドラゴンの姿になれるということだろうか。
いずれにしてもとんでもない強さだ。
まさに英雄の名に相応しい。
ナナが、俺の服の裾を掴む。
「裕樹見たでしょう? 駄目よ! この女と戦っては駄目!!」
俺の事を心から心配してくれているのが分かる。
いつも勝気なナナが、こんなに不安そうにしているのは初めてだ。
レイラも俺に言う。
「ユウキ、本当にこいつと戦うの? 私も竜人を見たのは初めてよ。それに、ようやくこいつが誰だか分かったわ、赤竜姫ジュリア。伝承に伝えられた三英雄の一人よ」
「三英雄?」
「ええ、異世界からやってきた三人の勇者と戦ったこちら側の世界の英雄たち。三人ともとんでもない力を持っていたと聞くもの」
200年前の英雄たち。
三英雄の一人、赤竜姫ジュリア。
その名に相応しい、力の持主だ。
こちらを見下ろすジュリアの視線が俺を射抜いている。
「何をしたのかはしらないけど、どうやらあたしの力が分かるようだね。だけど、今更怖気づいたってのは通らないよ。あれだけ大口を叩いたんだ」
「……ええ、分かっています」
「裕樹!!」
ナナが俺の服を強く引っ張った。
どうせ、この相手からは逃げることが出来ない。
向こうはどうあっても戦う気でいるからな。
それに……
俺はジュリアを見上げた。
「それに、まだナナにしたことを謝ってもらってませんから」
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この世界に来て、死ぬかもしれないって時に俺の事を助けくれた。
だから、俺はこの世界で生きていく希望持つことが出来たんだ。
そして、元の世界に帰れるかもしれないという希望も。
少し勝気だけど、いつも元気なナナの笑顔が俺に力をくれた。
殺気に近い闘気がジュリアから放たれる。
「言うじゃないか、坊や。いい度胸だ。それが、本気なのか只の強がりなのかあたしが試してやるよ」
彼女はそう言うと鍛冶工房の入り口に向かって歩き始めた。
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