アサノっち的戦隊シリーズスペシャル・地下鉄戦隊メトロレンジャー～ギャングスターの最期～

札幌戦隊の怒り

 一方、札幌の街では、イエローギャング・黄島が仕切って、既に攻撃が始まっていた。
「やっぱり、北の街は寒いんだな。よし、早いとこ、征服しちまおう。」
イエローギャングは、余裕な言葉を口にして、攻撃を楽しんでいた。

 その頃、ジンギスカンの店で様子を見ていた函館と東が、怒りを露にして向かっていった。
「札幌の街が。許さない！カムイ転生！」
二人は、転生してライラックレンジャーとトウザイレンジャーになった。そして、カムイレンジャーの残りの三人も、既に札幌の街に来ていて、ライラックレンジャーたちと合流した。
「そこまでだ！」
ライラックレンジャーは、イエローギャングに戦いを挑んだ。
「炎の力！ライラックレンジャー！」
「嵐の力！ナンボクレンジャー！」
「水の力！トウホウレンジャー！」
「雷の力！トウザイレンジャー！」
「花の力！スズランレンジャー！」
「聖なる力で戦う！札幌戦隊カムイレンジャー！」
 イエローギャングは、
「手下ども、かかれ！」
カムイレンジャーの登場に戸惑ったが、すぐに攻撃にかかった。カムイレンジャーは、戦闘兵を次々と倒し、イエローギャングを追い込んだ。
「いくぞ！カムイアタック！」
カムイレンジャーは、体当たり攻撃で、イエローギャングにダメージを食らわした。
「おのれ、引き上げだ！」
イエローギャングは引き上げたが、カムイレンジャーは、巨大獣に乗り込み、東京のアジトヘ後を追った。