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初等部編
人質救出作戦
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非常にまずい展開だよ。
兎君はケイトちゃん救出の為に、衛兵隊の人達と打ち合わせをしてから、天井裏に戻って行った。
僕の携帯電話を持たせたから、衛兵隊と連絡は取れる。
タイミングを見計らって、突入すればきっとケイトちゃん達を助けられるよね!
最近、リョウ兄さんが開発した、閃光弾も衛兵隊に配備されてるし。
大丈夫だよね…………
銀行の周囲は立ち入り禁止になっているから、魔道燈を消せば辺りはもうすぐ真っ暗。
危険なので僕は外でエリーちゃん達と、待っている様に言われた。
それなのに『お花摘みに行って来ます。』と言って、銀行の中に入ろうとしてたんだよ!
クリス君と2人で、そりゃあもう必死で止めた。
『ケイトが心配で!』
とか言ってるけど、絶対嘘だ!
だってそんなに目を輝かしてるんだもん!
『小説のネタになる。』
とでも、考えてるに違いない。
危ないし、衛兵隊の邪魔!
暫くして銀行の中が騒がしくなり、表の方から……
『犯人確保!!人質救出!!』
という声が聞こえて来た。
「アアッ!!もう~クリスとタークちゃんが、邪魔するから一番良いところを見逃してしまいましたわ!」
あ、やっぱりそういうつもりだったんだね……
ケイトちゃん無事だと良いけど。
無事でした!良かったぁ~(泣)
僕達3人は抱き合って喜んだ。
その際、2歳年下のケイトちゃんの身長が僕よりちょっとだけ高くなっていた事に気付いた。
余計に涙が出る(泣)
兎君はケイトちゃん救出の為に、衛兵隊の人達と打ち合わせをしてから、天井裏に戻って行った。
僕の携帯電話を持たせたから、衛兵隊と連絡は取れる。
タイミングを見計らって、突入すればきっとケイトちゃん達を助けられるよね!
最近、リョウ兄さんが開発した、閃光弾も衛兵隊に配備されてるし。
大丈夫だよね…………
銀行の周囲は立ち入り禁止になっているから、魔道燈を消せば辺りはもうすぐ真っ暗。
危険なので僕は外でエリーちゃん達と、待っている様に言われた。
それなのに『お花摘みに行って来ます。』と言って、銀行の中に入ろうとしてたんだよ!
クリス君と2人で、そりゃあもう必死で止めた。
『ケイトが心配で!』
とか言ってるけど、絶対嘘だ!
だってそんなに目を輝かしてるんだもん!
『小説のネタになる。』
とでも、考えてるに違いない。
危ないし、衛兵隊の邪魔!
暫くして銀行の中が騒がしくなり、表の方から……
『犯人確保!!人質救出!!』
という声が聞こえて来た。
「アアッ!!もう~クリスとタークちゃんが、邪魔するから一番良いところを見逃してしまいましたわ!」
あ、やっぱりそういうつもりだったんだね……
ケイトちゃん無事だと良いけど。
無事でした!良かったぁ~(泣)
僕達3人は抱き合って喜んだ。
その際、2歳年下のケイトちゃんの身長が僕よりちょっとだけ高くなっていた事に気付いた。
余計に涙が出る(泣)
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