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フェラチオ

フェラチオ4

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神田桐子がBARで酒を飲んでいると、小太りの中年男性が近づいてきた。

「よかったら10万円でどう?」
腕には一目見て高級と分かる腕時計をしていた。

桐子は首を横に振る。
安売りはしない。
自分なら相場はもっと上だ。

「じゃあ20万ではどう?」
簡単に金額が二倍に増えた。

ここで首を横にふればまだまだ金額は上がりそうだが、そんなやり取りは必要ない。
桐子は首を縦に傾けた。

太った男はIT企業の社長で会社で運営している横澤と言い、課金ゲームであぶくのように金が入ってくる。

手にした金で全ての欲望を自由気ままに満たす事が趣味のような男であった。

桐子はこんな男こそ制裁を加えねばならぬと心底思っている。

用意されていたのは高級ホテルの屋上であった。
いつもの安いラブホテルのようには行かないだろう。足がつかないように用心には用心を重ねなければならない。

いつものようにシャワーを浴びると相澤はベッドの上で手錠を持っていた。

桐子は一瞬ドキリとした。
もしかして刑事かもしれない。
とうとう捕まってしまうのか。


「桐子ちゃん、この手錠かけていい?プラス10万払うからさあ」と相澤がいう。

「私、拘束プレイは嫌なの」
と桐子は断る。

横澤は明らかに不満そうな顔をした。
金になびかない桐子が面白くないのだ。
どうにかして桐子を自分の思い通りにさせたい。

「じゃ、じゃあ、ノーマルプレイでしようか。もしその気になったらいつでもこの手錠を使ってもいいから」

そう言って横澤は枕元に手錠を置いた。

誰がそんなものを使うか。
今にその欲望の塊をかみ切ってやる。
桐子は内心思った。

「その代わり、あなたのものをたっぷり舐めさせて」
桐子がそう言うと横澤は手招きした。

桐子がいつものように下半身へと体を近づけようとした時、カシャリという音と共に首にヒヤリとした感触があった。

「冷たい」と思い体を動かそうとするが、首が自由に動かなくなっていた。

鉄の首輪のようなものをはめられていた。
首輪には鎖がついていてその先には鉄の重りがついていた。

相澤は桐子の腕をねじりあげて先程の手錠を後ろ手にかけた。

桐子は身動きできなくなっていた。


うっ!

それから一時間以上桐子は体を相澤にもて遊ばれた。

桐子には耐え難い屈辱の時間となった。

「さあ舐めろ」
相澤が一度果ててしぼんだ性器を桐子の口に押し当てた。

精液臭い。
しかし、またとないチャンスだ。
桐子は相澤の性器をゆっくりと愛撫して大きく立たせた。

こうしないと海綿体に血液が充満していないのでダメージが小さい。

とことんまで大きくした性器の一番根元の部分に憎しみを込めて歯を立てた。

このまま噛み切れば逃げようがない。
おそらく捕まってしまうだろう。

それと引き換えにしても受け入れらないような屈辱を受けている。

キリキリ歯を思いっきり立て、顎の力をめいっぱい絞り出す。

桐子は普段からスルメイカを食べて顎の筋肉を鍛えている。

「あいてててて。く、くそ!何するんだ」

相澤は股間を引き抜こうとするが抜けない。

ブチブチと性器の繊維が切れていくような音がして桐子の口から血が溢れ出た。

股間からじわじわと血があるれ出す。

相澤は殴り倒されたボクサーのように這いずりながら電話を手にしてフロントに助けを呼んだ。

「ただじゃおかなえぞ!」
と相澤は甲高い声で叫んだ。

しばらくして救急車とパトカーがホテルに到着して辺りは騒然となった。
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