まーるさんかくしかく

なかなおり

つぎのあさ、まーるちゃんはこうかいしました。

なぜならおとうとがげんきなかったからです。

きっときのうまーるちゃんがとてもおこったのがげんいんです。

まーるちゃんはおとうととなかなおりしたくなりました。

だけど、どうしていいかわかりませんでした。

「まーるくんどうしたの？」
おかあさんがおとうとにきいています。

「げんきないね」
おとうさんがしんぱいしています。

まーるちゃんはだまっていました。


まーるちゃんはほいくえんにいってもいちにちじゅうおとうとのことがきになっていました。


いえにかえるとおとうとはまだしょんぼりしていました。

まーるちゃんはおとうとにむかっていいました。

「もういいよ」

「ほんと？」

「こんどからかってにさわらないでね」

「うん。ごめんなさい」

「いっしょにあそぼうか」

「うん」

おとうとはとてもげんきになりました。

まーるちゃんはなかなおりできてよかったとおもいました。