6 / 28
すきま
しおりを挟む
いえにかえってから
まーるちゃんはおかあさんにききました。
「なぜ、まーるはぴったりなれないの」
「ぴったりできるよ。ほら」
おかあさんがちかづきました。
「そうじゃないの。さんかっくーやしかっくーみたいにぴったりしたいの。うえーん」
まーるちゃんはまたなきはじめました。
「こまったわねえ」
そのひのよるは、おとうさんとおかあさんとできるだけちかづいてねました。
ぴったりとはなりませんが、すきまにはふしぎなかたちができました。
まーるちゃんはおかあさんにききました。
「なぜ、まーるはぴったりなれないの」
「ぴったりできるよ。ほら」
おかあさんがちかづきました。
「そうじゃないの。さんかっくーやしかっくーみたいにぴったりしたいの。うえーん」
まーるちゃんはまたなきはじめました。
「こまったわねえ」
そのひのよるは、おとうさんとおかあさんとできるだけちかづいてねました。
ぴったりとはなりませんが、すきまにはふしぎなかたちができました。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
凍ってしまった王女の心
奏多
絵本
ある日マリーナという美しい王女は、魔女から嫉妬されある魔法をかけられてしまった。そしてマリーナは、心が凍ってしまった。果たして、マリーナの凍ってしまった心を溶かせる人は、現れるのか
引き出しのモトちゃん
深瀬ミズ
絵本
子供が描いたような絵をイメージして作った緩い挿絵の絵本です。
アートに親しめるようにコラージュや、コンクリートポエトリー(眺める詩)も入れてます。
あらすじ:
主人公の女の子の机には秘密があった。女の子が最後に目にしたものとは…
子供の頃に現れるイマジナリーフレンドをテーマとした作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる