上 下
7 / 10

お墓参りで願い事をして良いのか?してはいけないのか?について考える

しおりを挟む
お墓参りの時に、お墓に向かって(ご先祖様に対して)

、 

について、書いてみたいと思います。



この件については二つの説があります。


一つは、「 願い事をしても良い 」 という論と、


もう一つは、「 願い事はしてはいけない 」 という論です。


もう、そのまんまですね。


私も、これまでいろんな本を読んだり、

聞ける範囲のそういうことについて、自分の考えを持っている方達に

お話をうかがってみたのですが、

意見が真っ二つに分かれてしまっていて、

「 どちらが良いとかは無さそう 」に思えます。

どちらの意見も、もっともの事を言っているように思えるんですよね、




「 願い事をしても良い論 」 の方は、

ご先祖様は、子孫のことを常に思っているから、お墓や仏壇に向かって、

ハッキリと自分の望むことを言った方が良いし、

その方が自分の気持ちが伝わるので、

ご先祖様方も私達子孫のために動きやすい、

という意見です。



「 願い事をしてはいけない論 」 の方は、

そもそも、お墓や仏壇はご先祖様方を供養して死者の成仏を祈るもので、

願い事をする場所ではない、

それに、ご先祖様方は子孫の事はよくわかっていて、

お墓や仏壇の前でお願いをしなくても、

子孫の願いは出来る範囲で全力で手助けしようとしてくれている。

という意見です。



この記事を読んでくださっている方は、どちらを選んでもよいと思います。



グーグル検索を使ってもっといろんな意見や考え方を調べてみて、

参考にするのもいいと思います。



私が、なんでこんな言い方をするかというと、

自分でやってみて経験した方がいいこともあるからです。

お墓参りに行って、お願いをするか、しないか、を考える、ということは、

「  」

それ以上の事は、あまりガタガタと言いたくない、という気持ちがあります。



せっかく、お墓参りに行ってくれているわけだから、

それぐらいは多少は自分の好きにしてもいいんじゃないか?

ぐらいの感じです。

私としては「  」

行っているのであれば、あまりうるさいことは言いたくない気持ちがあります。




ちなみに、私の場合をちょっと書いておきますが、

私はいまは、お墓や仏壇の前でお願いはしていません。

ご先祖様とその関係者の一人残らずの成仏を祈っています。

いまは基本的に、願い事をするつもりはありません。

(でも、運命的にすごい困ったことが起こったらお願いをするかもしれません、
 自分の気持ちが弱いので、たぶんしてしまうと思います)



ずいぶん昔に、まだお墓参りや先祖供養や神社参りや開運法について

あまり知らなかった頃のことですが、

自分が本当に困った事態に直面した時に、

仏壇の前で、ご先祖様に願い事をしたことが2回ぐらいあります。

本当に困ると、人間は何にでもすがりたくなるのだなあ、といまでも思います。


それは人生における大きな出来事だったので、

叶わなくて当然のお願いだったのですが、

一度はなぜか叶いましたね。ものすごい不思議なのですが、



ただ、その後にだいぶ時間が過ぎてから、

そのことを何度も思い返して考えてみたのですが、

あれは、お願いしたから叶ったのではなくて、

「  」と

思うようになりました

こうなると、「 卵が先かニワトリが先か? 」的な感じになります。

つまり、そういう運命が近づいていたから、

自分の表面意識にそのようなお願いをしたい気持ちが

浮かび上がってきたのではないか?

と思うようになりました。



人生におけるとても大きな出来事は運命的に決めて生まれてくる説、がありますが、

この時は、それを強く感じさせるような出来事だったのでそう思いました。



開運法とか、占いとか、の勉強を続けていると、

開運法や占いの対処方で自分の願望が叶う限界みたいのがわかってきます。

また、そういうのは個人差が大きかったりするので、

ある人は、これは叶うけど、ある人はこれは叶わない、なんてこともあります。

人によって叶うことの範囲が違ったり、

叶うことの方向性に極端な差があったりします。

「 叶うことは叶う、叶わないことは叶わない 」という言葉がありますが、

それは強く感じますね。



ただ、一般の方とか、初心者の方はそういう難しいことまで考える必要は

無いと思うので、

定期的にお墓参りに行っておられるのであれば、

あんまり堅苦しいことは考えずに

本当に困った状態になったときは、ご先祖様にお願いしてもいいんじゃないか?

と思っています。



ですが、

私個人は、いま現在は「 お墓や仏壇はご先祖様の成仏を祈る場所 」と

思っていますので、お願い事はしていないです。



お墓参りする時に、ご先祖様に願い事をしても良いのか、

するべきでないのか、迷ったら、

この記事を参考にしていただいて、

自分でも少し考えてもらうといいかもしれません。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

ちょっとエッチな執事の体調管理

mm
ファンタジー
私は小川優。大学生になり上京して来て1ヶ月。今はバイトをしながら一人暮らしをしている。 住んでいるのはそこらへんのマンション。 変わりばえない生活に飽き飽きしている今日この頃である。 「はぁ…疲れた」 連勤のバイトを終え、独り言を呟きながらいつものようにマンションへ向かった。 (エレベーターのあるマンションに引っ越したい) そう思いながらやっとの思いで階段を上りきり、自分の部屋の方へ目を向けると、そこには見知らぬ男がいた。 「優様、おかえりなさいませ。本日付けで雇われた、優様の執事でございます。」 「はい?どちら様で…?」 「私、優様の執事の佐川と申します。この度はお嬢様体験プランご当選おめでとうございます」 (あぁ…!) 今の今まで忘れていたが、2ヶ月ほど前に「お嬢様体験プラン」というのに応募していた。それは無料で自分だけの執事がつき、身の回りの世話をしてくれるという画期的なプランだった。執事を雇用する会社はまだ新米の執事に実際にお嬢様をつけ、3ヶ月無料でご奉仕しながら執事業を学ばせるのが目的のようだった。 「え、私当たったの?この私が?」 「さようでございます。本日から3ヶ月間よろしくお願い致します。」 尿・便表現あり アダルトな表現あり

 翔龍記 =電子版=

落合涼太朗
エッセイ・ノンフィクション
落合涼太朗の演習ノートです。令和元年の葉月(8月)・長月(9月)・神無月(10月)・霜月(11月)・師走(12月)にちなんだコメントを公開中です。また令和二年の睦月(1月)・如月(2月)・弥生(3月)・卯月(4月)・皐月(5月)・水無月(6月)・文月(7月)・令和2年 葉月(8月)・長月(9月)・神無月(10月)・霜月(11月)・師走(12月)・令和3年 1月(睦月)・2月(如月)・3月(弥生)・4月(卯月)・5月(皐月)・6月(水無月)・7月(文月)・8月(葉月)・9月(長月)・10月(神無月)・11月(霜月)・12月(師走)・令和4年 1月(睦月)・2月(如月)・3月(弥生)・4月(卯月)・5月(皐月)・6月(水無月)・7月(文月)・8月(葉月)・9月(長月)・10月(神無月)・11月(霜月)・ 12月(師走)令和5年 1月(睦月)・2月(如月)・3月(弥生)・4月(卯月)・5月 (皐月)そして6月(水無月)の記事もあります。

お互いが歩み寄ればきっと世界は変わる

星名雪子
エッセイ・ノンフィクション
発達障害が判明してから約3ヶ月。行政や作業所、病院など色々な場所で色々な人達と関わり合い、今感じることを率直に綴ってみました。

子供って難解だ〜2児の母の笑える小話〜

珊瑚やよい(にん)
エッセイ・ノンフィクション
10秒で読める笑えるエッセイ集です。 2匹の怪獣さんの母です。11歳の娘と5歳の息子がいます。子供はネタの宝庫だと思います。クスッと笑えるエピソードをどうぞ。 毎日毎日ネタが絶えなくて更新しながら楽しんでいます(笑)

徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

千代に咲く
エッセイ・ノンフィクション
 はじめまして、兼業主婦のウサギと申します。  日々、フリフリ逃げる2歳と4歳の可愛い桃尻を追いかけています。 (8/9にチュー助3歳、9/1に犬助5歳になりました)  桃尻の持ち主は2才のチュー助、4才のイヌ助です。  子ども達の話がメインですが、夫のクマ太郎も登場します。  徒然ならないままに幼児二人のいる家族で過ごす日々を書き記してみようかと思いました。  落ち込んだ自分が読み返したときちょっと笑って、元気になれる内容を目指したいです。  正直な話し自己満足であり、それ以上ではないので、豆腐よりも柔らかいメンタルを削るような感想は辛いです。  以前、誹謗中傷のような感想を別サイトでもらって以来、筆をおいていました。  そのため、いい感想も悪い感想も貰わずに趣味の範囲で書きたいと思っています。  目標は毎日更新です。

意味がわかると怖い話

井見虎和
ホラー
意味がわかると怖い話 答えは下の方にあります。 あくまで私が考えた答えで、別の考え方があれば感想でどうぞ。

一ヶ月の入院~私の場合~

よしき
エッセイ・ノンフィクション
約2年半うつ病の治療をしていた私、ハゼミ。しかし、銀行からのローン返済についての葉書がある日やって来て・・・気がついたらICUに入院していた? さらにうつ病だと思っていたら、実は、『双極性障害』だったらしく。大病院から転院して、元々外来でお世話になった主治医『アラブの商人』のいる精神科へ転院。そして、閉鎖病棟に入院。さらにMRSA感染のため、今どき2週間の個室での施錠隔離。 てんこ盛りの『一ヶ月の入院生活』をノンフィクションでお届けします。

ピアノ教室~先輩の家のお尻たたき~

鞭尻
大衆娯楽
「お尻をたたかれたい」と想い続けてきた理沙。 ある日、憧れの先輩の家が家でお尻をたたかれていること、さらに先輩の家で開かれているピアノ教室では「お尻たたきのお仕置き」があることを知る。 早速、ピアノ教室に通い始めた理沙は、先輩の母親から念願のお尻たたきを受けたり同じくお尻をたたかれている先輩とお尻たたきの話をしたりと「お尻たたきのある日常」を満喫するようになって……

処理中です...