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ただいま
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「駿!」
ママの声だ!
階段を上りきると、廊下の奥がぼんやり明るい。あ、ぼくが寝ていた部屋のドアが開いているぞ。そこには……
パパがニカニカした顔で腕を組んで立っている。
ママがニコニコした顔で両手を広げてしゃがみ込んでいる。
「うわああああああん!!」
堪えていた涙が洪水のように溢れ出したぼくは、風呂敷マントをはためかせ、全速力でママの胸に飛び込んだ。
「駿、一人でトイレに行ったの? 凄いねぇ」
ママの柔らかい声に、ぼくは泣きながら何度も頷いた。
「本当に凄いな。偉いぞ、駿」
パパの低くて温かい声に、ぼくは泣きながら「ヘヘッ」って笑った。
ママの声だ!
階段を上りきると、廊下の奥がぼんやり明るい。あ、ぼくが寝ていた部屋のドアが開いているぞ。そこには……
パパがニカニカした顔で腕を組んで立っている。
ママがニコニコした顔で両手を広げてしゃがみ込んでいる。
「うわああああああん!!」
堪えていた涙が洪水のように溢れ出したぼくは、風呂敷マントをはためかせ、全速力でママの胸に飛び込んだ。
「駿、一人でトイレに行ったの? 凄いねぇ」
ママの柔らかい声に、ぼくは泣きながら何度も頷いた。
「本当に凄いな。偉いぞ、駿」
パパの低くて温かい声に、ぼくは泣きながら「ヘヘッ」って笑った。
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