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魔王様には逆らえない1

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奏をベッドに運んでは、「我慢できない。」と奏に覆い被さる。奏は「蘭くん…ずっと妬いてたん、?」と蘭に問いかけた。蘭は「嗚呼。それなりに」と応える。「俺は離れたりせぇへんよ」と笑顔で伝える奏。「無条件で信じていいのかそれは」と奏に問うと、奏は「当たり前や」と自ら口付けを落とした。奏の唇に深いキスを落とす。奏の腕が自分の背中に回される。悪意のない世界で、こうしてずっと抱き締め会えたならどれほど良かったんだろうか。唇が離れる。「座れ」と蘭が命じれば、女の子座りをし、上目遣いで蘭を見上げる。「なんでもしてや」と呟く奏に蘭は「この間、御前俺に媚薬を仕込んだからな」と口角を上げながら言った。奏は察したのか、目をそらす。「蘭くんそれはあか………」と涙目になる奏に、「なんでもしていいんじゃなかったのか」と相手が言った言葉を強調させる。奏は「せ、せやけど…!せやけど……」と言いながら目を逸らした。顎クイし、こちらに視線を合わせ、口移しで媚薬を奏に飲ませる。「ん゙んむッ…んぅ…」媚薬を盛られた奏は、じわじわと身体を熱くさせていく。「熱い……」目を蕩けさせながら、奏は上着を1枚脱いだ。「蘭くん」呟く奏。蘭は「上の服を胸の上まで捲れ」と偉そうに奏を見下しながら言う。「……これでええんか、?」乳首をさらし、ぺろん、と鍛え上げられた腹筋を露わにする奏。蘭は「嗚呼」と応えた後、弾くように奏の乳首を刺激していく。「ッひッぅ、!!なんやこれ、あかんあかんあかんあかん!!」高い声を出したあと、さささっと後退り体勢を崩す奏。「体勢直せ」蘭は冷たい視線を奏に向ける。「無理や言うてんねん!」抵抗する奏に舌打ちをした後、蘭は奏の手足を真っ直ぐにさせ、ロープで縛った。「これを使う」と言って取り出したのは、ローターだ。「あかん!!!ばか!!」と訳の分からない身体の熱さと、先程の刺激で既に盛り上がっている下半身。奏の余裕はもうマイナス地点も同然だ。蘭はローターを縛った奏の男性器の先端で転がす。「びゅぅんッ……♡」奏は身体をピクピクと痙攣させた。身体が縛られて抵抗できない。「ッ蘭くんッあかッんッ、」ローターが奏の全身を這うように震える。いい場所に刺激が当たる度に奏は、「あ゙ッ…あ゙ぁ…」と声を零す。いつもより敏感な自分の身体から目を逸らす。蘭はまだ物足りないのか、欲張りな顔を浮かべながら、奏にひたすら刺激を与えていく。
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