あみdan

わらいしなみだし

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『編み物男子部』?ができるまで。

☆ターゲットは鳴海 2*

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 何処かでひっそり開催されてる
 秘密の秘密の……。

「おいおいおい!人数増えてないか?」
「俺たち四人だったよな?」
「こんな楽しいこと、俺たちも混ぜてくださいよ」
「どこから聞き付けてきたんだよ」
「三人も増えてる……」
「そんなこと、どこでもいいじゃないですか。で、話しましょうよ」
「鳴海か?」
「そうそうそれ!それを待ってたんですよ」
「俺も」
「俺もだ」
「俺たちを何だと思ってるんだ?おめーらは」
「『鳴海をめっちゃ愛でる会』じゃねーの?」
「ぶっ!」
「別名『鳴海親衛隊』とか?」
「まぁ、そんなようなものか」
「だろ?」
「早く鳴海愛を語ろーぜ」
「愛でよう愛でよう!」
「男なのにあの美貌で透明感のある肌でさー」
「そうそう!冷たい眼をしてるのに、『皇帝様』といる時は表情は割りと豊かで、あのエロさだよ」
「ホント、エロかったよな!」
「あれを拝ませてくれた『皇帝様』には感謝だよな!」
「俺たちがこんな欲望を持てるだなんて、知らなかったし」
「未知だよな!未知の世界だよな!」
「イケナイ世界に突入だよ」
「あ、でも俺は鳴海だったらイケナイ世界に溺れてもいい!」
「他のヤツでは想像できないよな!」
「あいつは俺たちにとって『お姫様』だよな」
「いやいや、男だろ?結構華奢に見えて引き締まった筋肉ついてるぜ」
「あ、俺もバッチリガン見した!」
「いつから鳴海を狙ってたんだよ、お前」
「あいつ、目につくからな」
「狙ってた訳じゃねーし」
「あの薄い唇がいいよな……」
「ああ、あの口にキスしてー!」
「舌絡めたらあの冷たい眼がとろんとするんだぜ、きっと」
「うわっ!え、エッロー!」
「やべっ!あーやりてー!」
「あの口で咥えられるとこ、想像しちまったじゃねーか!」
「そんなん、速イキだぜ……」
「ホント鳴海って、存在自体エロだよな!」
「女子生徒も結構狙ってるだろ?鳴海のこと」
「あ、知ってる!でも歯噛みしてんじゃねー?」
「『皇帝様』がめっちゃ鳴海をガードしてんもんな」
「誰も手出し出来ねーし。ま、だから俺たちの鳴海だからな」
「女子にはぜってーやれねえって!」
「女子には渡せないよな!」
「そうそう!俺たちの鳴海だよな!」
「また体育の授業前にアレ、してくんないかな?『皇帝様』」
「俺ももう一度見たい!スマホに撮りてー」
「俺も『皇帝様』みたいに鳴海の乳首弄りてー!」
「俺も舐めたい!」
「吸い付きたい!」
「感じてるのを我慢して頭を仰け反らせてるとこなんか、めっちゃソソルし」
「鳴海……って、ホント小悪魔だよな」
「俺たちを虜にしてるんだから」
「……」
「……」
「今晩も俺、鳴海がオカズだ……」
「あ、わかる……」
「情けないけどな」
「いやいやいや、情けなくねーよ。身近にいても手が届かないんだぜ!」
「違いない」
「想像だけでしか、楽しめないのか……」
「ま、それが現実ってもんだ」
「あーもっと鳴海のエロが見たい」
「鳴海の傍に行って匂い嗅いでみたい」
「お前もかなりのエロだな……」
「いい匂いしそうじゃね?」
「どうやったら、鳴海の傍に行けると思う?」
「……」
「……」
「あったら、俺、何でもする!」
「ないだろ?」
「ないと思うけど……」
「俺たち、鳴海にメロメロだよな」
「夢でも覚めたくないよな。鳴海の存在だけで高校生活薔薇色だぁ」
「『皇帝様』みたいに肩抱き寄せてー」
「触りたいよな」
「傍に行きてー」
「どうやったら行ける?」
「わかんねー」
「わかんねーけど、行けるなら行きたいよな」
「違う意味でもイキてー」
「やっぱ、そこに戻るよな」
「さすが俺たちだな!」

 まだまだ鳴海をオカズに盛り上がる秘密の会でありました。

 そして翌日…あのポスターを見つけてしまうのであった。
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