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男の子?の雨月はイチャイチャしたがる
136 朝の攻防戦!
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……。
この状況では会社には行けない。着替えなくちゃいけないし、朝御飯も食べたい。
それよりも……今はおしりの盛り上がったひとつの場所に頬刷り状態で心地よく眠ってるけど、起こし方が悪かったらって想像したくないんだけど。
でもジーッとしてたら時間は逼迫して困るのは私であって……。
その上体勢がとってもよろしくないのよね。
私は俯せ状態で男の子の雨月に手は届きはするがものの、如何せんこの状態で引っ剥がすことは不可能に近いのよね。
両足で私の身体をホールドしてるし……。何処までもヤバイ状態なんだけど。
あんな涙見ちゃったら叩き起こせないもんね……。
はぁああ。
そんなことを思いつつ。
身体を揺り動かしてベッドの方へ移動してもらうしかないっか……。
と、決意して自分の身体をフリフリと揺することにした。
が……。
男の子の雨月のからだは私の上に乗っていなかったんだけど、上半身半分くらいと頭が私の身体にあった筈なのに揺れたのが気になったのかギュッて力強く抱きついただけではなく、動かした雨月の顔が私のおしりの窪みへすっぽり嵌まり込んだ。
「や!や!いっちゃ、や!」
起きてしまった男の子の雨月は無意識に落ち着く場所を探したかのようで、でもそれは私が一番そうなって欲しくなかったことで……。
きゃぁあああ……!や、やめてぇえええ!
叫びたいけど……声が出ない。
そんなところで喋られたら、い、息がおしりの中央に直にかかって……
恥ずかしいどころじゃないんだから!
ひじょーに、とってもとっても、こ、困るんですけど……。
やだやだ……本当にお嫁にいけない。
こんなのって……無理無理無理ーーー!
「や!や!」
そういわれても、私も嫌なんですけど。
抱きついてる力は相変わらず子供の力じゃないし、イヤイヤする男の子の雨月は首を振るから頭が動いて私はそれどころじゃなくなって……
我慢出来なくなった私は思いっきり身体を左右に揺すって反動を使ってなんとか仰向けになっておしりから顔をずらすことに成功した、んだけど……?
この状態って……乗り上がってる状態、だ、よ、ね?
ははは。
もちろん男の子の雨月は……私の下敷きになりましたとさ……。
チャンチャン!
「んんんっ!」
呻き声が聞こえます。
小さい男の子を下敷きにするだなんて……虐待?
あははは。
し、知らなかったことに……
き、聞かなかったことにしよっと。
すぐ離れたらいいもんね……なんて言い訳を胸の中でしつつ。
ご、ごめんね、雨月……。
言い訳と同じように胸の中で謝罪しました。
こうして今日の朝……男の子の雨月との攻防は
まだまだ続くのです!
この状況では会社には行けない。着替えなくちゃいけないし、朝御飯も食べたい。
それよりも……今はおしりの盛り上がったひとつの場所に頬刷り状態で心地よく眠ってるけど、起こし方が悪かったらって想像したくないんだけど。
でもジーッとしてたら時間は逼迫して困るのは私であって……。
その上体勢がとってもよろしくないのよね。
私は俯せ状態で男の子の雨月に手は届きはするがものの、如何せんこの状態で引っ剥がすことは不可能に近いのよね。
両足で私の身体をホールドしてるし……。何処までもヤバイ状態なんだけど。
あんな涙見ちゃったら叩き起こせないもんね……。
はぁああ。
そんなことを思いつつ。
身体を揺り動かしてベッドの方へ移動してもらうしかないっか……。
と、決意して自分の身体をフリフリと揺することにした。
が……。
男の子の雨月のからだは私の上に乗っていなかったんだけど、上半身半分くらいと頭が私の身体にあった筈なのに揺れたのが気になったのかギュッて力強く抱きついただけではなく、動かした雨月の顔が私のおしりの窪みへすっぽり嵌まり込んだ。
「や!や!いっちゃ、や!」
起きてしまった男の子の雨月は無意識に落ち着く場所を探したかのようで、でもそれは私が一番そうなって欲しくなかったことで……。
きゃぁあああ……!や、やめてぇえええ!
叫びたいけど……声が出ない。
そんなところで喋られたら、い、息がおしりの中央に直にかかって……
恥ずかしいどころじゃないんだから!
ひじょーに、とってもとっても、こ、困るんですけど……。
やだやだ……本当にお嫁にいけない。
こんなのって……無理無理無理ーーー!
「や!や!」
そういわれても、私も嫌なんですけど。
抱きついてる力は相変わらず子供の力じゃないし、イヤイヤする男の子の雨月は首を振るから頭が動いて私はそれどころじゃなくなって……
我慢出来なくなった私は思いっきり身体を左右に揺すって反動を使ってなんとか仰向けになっておしりから顔をずらすことに成功した、んだけど……?
この状態って……乗り上がってる状態、だ、よ、ね?
ははは。
もちろん男の子の雨月は……私の下敷きになりましたとさ……。
チャンチャン!
「んんんっ!」
呻き声が聞こえます。
小さい男の子を下敷きにするだなんて……虐待?
あははは。
し、知らなかったことに……
き、聞かなかったことにしよっと。
すぐ離れたらいいもんね……なんて言い訳を胸の中でしつつ。
ご、ごめんね、雨月……。
言い訳と同じように胸の中で謝罪しました。
こうして今日の朝……男の子の雨月との攻防は
まだまだ続くのです!
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